ゲヘナ最強の双子の姉 作:ロリコンではない。好きな子がロリなんだ。
ハナコとのイチャイチャを書いたからですかね?そのおかげでみんな来てくれたんですかね?もしかしてキヴォトスのみんなって百合厨……?みなさんもガシャを引く前に小説を書きましょう。百合で。書いたら教えてくださいね。私が見ます。
今回は要望があったので前回のお話のハナコ視点です。お話は一切進んでません。ごめんね。なんか丁寧に書いてたら長くなりました。内容は変わらんのにね。これじゃあミツキ目線が適当で内容がスカスカみたいじゃあないですか!否定はしませんが!
……難産でした。(小声)
ぼんやりとした浅い意識の中で、何かが動いているのを感じる。雨音の中に紛れて聞こえてくる布の擦れる音に、わずかに軋むベッドの音。そしてなぜか腕に感じる引っ張られるような感覚。
夢見心地のまま漠然とした疑問を抱いているとついにそれらの音はしなくなり、雨音以外何も聞こえなくなった。このまま何も気にせずに寝てしまおうかとも思ったが、煮え切らないもやもやとした気持ちを抱えて寝るのもどうかと思う。
なんとなく何があったのかが気になって薄目を開けて状況を確認すると、暗がりの中で視界に入ってきたのは私から伸びている片方の腕。その腕の先まで目線を動かせば、ベッドに触れている側のミツキさんの袖をつまんでいる私の手があった。ミツキさんは私から少し離れた位置に体があるのに腕だけが私の手によってベッドに留められていて、私同様にそれを見つめているようだ。
……まさか、引っ張られている感覚は私がミツキさんの服をつまんでいたから?いつの間に私はミツキさんの袖を?
どことなくミツキさんが困っているような気もするが、今手を離すのも憚られる。静止している今急に手を離したら私が起きていると伝えるようなもので、流石にお見合い状態になるのは恥ずかしいことのような気がする。このつまんでいる手をどう弁明すればいいのか分からない。ミツキさんなら気にせずに笑いかけてくれるような気もするが。
そもそも寝ている間にミツキさんの袖をつまんでいたという事実が恥ずかしいのだがそれは考えないようにする。それはもうどうしようもない。とはいえ流石にずっと袖をつまんでいたらそれこそ迷惑であるしミツキさんが私の手を引き剥がすときに力を抜けばそれでいいだろう。
そう楽観的に考え再度目を瞑る。だがそんな私の考えとは異なり、再び布の擦れる音とベッドの軋む音が聞こえ、近くにミツキさんの気配を感じるようになった。ミツキさんはゆっくりと元いた位置に戻ったらしい。
……?もしかして寝ている私のために引き剥がさないでくれましたか?優しいというかなんというか……いや、今回に限っては引き剥がして欲しかったのですが。これでは自然に手を離すことが難しいのでは?いっそのこと寝返りをうってその際に……あぁ、この狭さじゃ無理ですね。
むむむと頭を悩ませていると、今度は袖をつまんでいない方の私の手に触れる誰かの手の感触があった。状況を考えればミツキさん以外ありえませんが、いったい何を……?
よく分からないがミツキさんは私の手を両手で弄くり回しているようだ。
私はどうすればいいのでしょう。より一層起きているとは言いにくい雰囲気になりましたし流石に手が気になって寝ることもできません。
目を瞑っているからこその暗闇の中では、手の感覚以外がシャットアウトされてしまい、私の手を余すことなく弄っているミツキさんの手の動きがより鋭敏に感じられてしまう。
全体的に柔らかくて、温かくて、それでいてすべすべとした感触で……。
そんなミツキさんの手が私の手の甲をサラサラとなでたり、指を一本一本ぎゅっと握ったり、指と指を絡めてみたり……私の手を、指を、まるで割れ物を扱うかのように、愛おしそうに、優しく包みこんでいる。
……なんだか少しえっちな気分になりそうなので止めて欲しいのですが。もし無意識にやっているのだとしたらかなりの才能ですよ。まあ、無意識なのでしょうけど。ミツキさんは誘い受けが似合いますね。
……。
……私は何を考えているのでしょう。いえ、そもそも寝ている人の手をこんな執拗に触る方がおかしいですよね?ミツキさんが悪いのでは?というかいつまでミツキさんは私の手を触ってるんですか?それにどうして私はいつまでも寝たふりをしているのでしょう。さっさと手を離してしまえばこんなことにはならなかったのでは……とにかく、私が変な気を起こす前にミツキさんから離れないといけません。この状況は生殺しが過ぎます。
いざ手をミツキさんの手から引き抜こうとする直前に、何を思ったのかミツキさんは私の手を持ち上げた。
いったい何を……?
そして私の腕が引っ張られて連れて行かれた先ではなにやらふわふわとした感触があった。その何かにミツキさんは私の手を押しつけている。ふわふわと、そのふわふわ越しに感じる硬さ……たしかに覚えがある手触り……。
「まさか……」そう私が一つの結論に到達すると同時にそのふわふわが動き、私の手にはぐりぐりと押し付けられているような感触があった。そして聞こえてくるのはつい漏れ出てしまったような、嬉しそうな声。
「えへへへ」
……。
……なんなんですか?この人はなんなんですか?本当に3年生ですか?先輩ですよね?私の一個上ですよね?
仕草のかわいらしさと愛らしさが高等部のそれではないのですが。あのゲヘナで育ってどうしてこうなるんですか?毎日の電話とかもそうですが過保護すぎますよゲヘナの風紀委員長……!貴方のせいですよね……!?
「♪」
薄目を開けて見てみれば、片手で私の手を頭に固定しながら頭を動かし、気持ちよさそうに目を細めて頬を緩めているミツキさんがいた。
なんか真面目に我慢している私が馬鹿みたいじゃないですか。勝手に人の手を使って幸せそうな顔して……少しくらい私も好きにしていいですよね?
そっと袖をつまんでいた手を離し、ミツキさんの体の近くに滑り込ませる。その後ミツキさんの頭上にあった方の手をミツキさんの手を振り払って背中に回し、近くに滑り込ませていた方の手をミツキさんとベッドの間に通してこちらも背中に回す。そしてそのまま一気に抱き寄せた。もちろん抱き寄せる時に目は瞑って。
「わっ!?」
「は、ハナコちゃん?起きてるの?」
ミツキさんは小さいですね。細いですし。抱きしめているとそれが一層分かります。細いですが女の子らしく柔らかな感触と、髪の毛のふわふわとした感触が背中に回した腕で楽しめます。ふんわりとした甘い匂いに温かな体温も相まって、抱きしめているだけで心が安らいでいくような気もしますね。コハルちゃんが抱きついて寝てしまうのも理解できます。私もこのまま寝てしまいましょうか。
そう考えていると突然、私の頬に何かが触れた。何事かと考えるよりも先にそれは私の頬を優しくスリスリとなで始める。
……まさかこの状態でも私が後手に回るんですか?もはや才能の塊では?
頬だけではなく頭もなでたりぽんぽんと優しく叩いたり、髪の毛に指を通してみたり頬をつんつんとつついたり、結局私はミツキさんにされるがままだった。
普通そんなに人のこと触りますか?そんなに気になります?いたずらとかでもなく、ただ愛でるだけで。どれだけ私のこと好きなんですか。もしかして誘ってます?私が起きている事を理解した上での行動ですか?
悶々としながらも耐えること数分、ようやくミツキさんは私を触る手を止めた。
……終わりましたか。とても、とても長い時間でした。どうして寝ているだけでここまで疲れないといけないのでしょう。明日はいつもよりも構い倒してあげましょうか。今日の分を思う存分――
「ぁんっ」
明日の仕返しをどうしようかと考えている私の耳を、突然何かがくすぐった。あまりに唐突で思わず声が漏れた。
……ほう?
「ふぇ……?」
目を開けると、そこには私の耳に手を伸ばしたまま固まっているミツキさんの姿があった。本人も想定外だったらしく目を点にして驚いている。
「……ミツキさん?」
「お、おはよう、ハナコちゃん」
「……ええ、おはようございます。ミツキさん」
そっとミツキさんは伸ばしていた手を引っ込めて、ぎこちない笑顔で挨拶をしてきた。私がずっと笑顔で対応しているからか、ミツキさんは萎縮したように謝罪の言葉を口にする。
「えっと、あの、ご、ごめんね?」
ふ、ふふ、ふふふふふ……これはもう許す必要はありませんよね?私が声まで出してしまう羽目になったのですから、ミツキさんも同様の辱めを受けるべきです。さっきまで散々人の事を好きに触っていたのですから、ね?
ミツキさんの下敷きになっている方の手を腰まで回してがっしりと掴み、もう片方の手を上側になっているミツキさんの耳に当てる。
「は、ハナコちゃん?」
私から何かを感じ取ったらしくミツキさんは少し距離を置こうとしたが、ミツキさんの腰に回している私の腕に阻まれて後退することはできない。
「……やるということはやられる覚悟があるということですよね?」
「え?」
そのままミツキさんの耳に人差し指を沿わせる。あくまで優しく、ミツキさんが私にやったように。
「ひっ!?は、ハナコちゃん!?」
ミツキさんは驚きとくすぐったさで肩を弾ませ、なんとか逃げようと体をよじる。もちろん私が逃がすわけもなく、そのままミツキさんの耳の上に指を走らせる。
耳の上から下までゆっくりと指を動かせばピクピクと体が震え、耳の上を掠めるようにくるくると少し早めに動かせばぐーっと肩に力が入る。なんだかその反応が楽しくて、緩急をつけて好きなように指を滑らせていると顔を赤らめたミツキさんからは艶めかしい声が漏れていく。
「んっ……ふぁ……はなっ、はなこちゃんっ……!くすぐったい、んっ……だけどっ……」
「ふふ、仕返しです♡」
さっきまで感じていた私の悶々とした気持ちを発散させるように、手を休ませることはない。でもなんとか逃げようとするミツキさんは片腕で私の腕を掴んだり足をバタバタと動かしたりと抵抗を続けている。正直不愉快だ。
私はずっと耐えていたのですから、ミツキさんも大人しく受け入れるべきではないですか?そうは思いませんか?ミツキさん。
ミツキさんの暴れる足と足の間に私の片足をねじ込み、もう一方の足で上から挟む。それによって二人の肌と肌が密着し、お互いの体温が混ざり合う。ミツキさんが再度暴れようとしても私の足から抜け出すことはできなかった。私の腕を掴んでいる手は力が入っておらず、もはやただ添えられているだけだ。だがミツキさんの手があるおかげで人差し指だけでくすぐるのがやりにくい。
ふむ、ではがっつりと触らせてもらいましょう。抵抗しようとするからそうなるんですよ?抵抗しなければただ人差し指だけで済んでいたかもしれませんのに。
今度はミツキさんの耳に全部の指を使ってさわさわと触る。親指から小指まで余すことなくくすぐれば、ミツキさんは頬だけじゃなく耳までも赤く染まり始めた。
「んぁっ……や、やめてっ……はなこちゃっ……ん……」
声を抑えようとしているのか私の腕を掴んでいた手は口元に運ばれ、時折漏れる吐息と「んっ」という声以外何も聞こえなくなった。
……。
私はミツキさんの耳をくすぐるのをやめ、くにくにとこね始める。柔らかな感触と耳特有のコリコリとした感触を楽しみながらミツキさんの顔を見れば、ミツキさんは目を強く瞑ってふるふると小刻みに震えながら耐えていた。そんなミツキさんは全身に力が入っているようで、私の足はミツキさんの足にぎゅっと挟まれている。
……あぁ、こうしているともっとしてあげたくなりますね。なんというか、加虐心というものでしょうか?やはり才能がありますよミツキさんは。
手をミツキさんの耳から離し、少しの間待つ。するとミツキさんの体から徐々に力は抜けていき、おずおずと目を開ける。そのわずかに気が緩む瞬間を狙って腰に回している手でミツキさんをグイっと抱き寄せた。
「へ?」
ミツキさんは突然のことに驚き、私の腕の中で無防備に呆けていた。その隙に赤くなっている耳元へ口を近付け、優しく息を吹きかける。
「ふぅー」
「ひゃぁっ!?」
ミツキさんは身構える事も出来ずに肩を大きく跳ねさせ、甲高い悲鳴を上げた。咄嗟に耳を手で押さえて上体を後ろにそらしたミツキさんの目はいつの間にか潤んでおり、そんな目を丸くさせながら私のことを見つめていた。
「ふふふ、寝ている人にいたずらしたら駄目ですよ?」
私がそう言うとミツキさんはボソリと呟く。
「うぅ……私はこんなにやってないよぅ……」
本当にそうでしょうか。一番最初から考えればこれでトントンくらいなのでは?私の手や頬や頭に好き勝手していたのを知ってますからね?まあ、こうして私も好きにさせてもらいましたが。ミツキさんはただでさえ好かれやすいのですからこれに懲りたらあまりそういうことはしないように――
「……ハナコちゃんのいじわる」
……は?
ドクンと、心臓が跳ねる。至近距離で視界いっぱいに映るミツキさんはつい先程まで眉尻を下げて上目遣いをしていたが、今は頬を赤らめたままどこか拗ねたように視線を逸らし、少しだけ唇を尖らせて……その表情は、なんですか?
今にも動き出してしまいそうな腕を無理やりにでも止めるべく、ミツキさんの体を抱きしめる。このままだと、まずい。私の異変に気付いたのかミツキさんは心配そうに私を見つめている。私はなんとかいつもの笑みを浮かべ、誤魔化すようにミツキさんの頭をなでた。
「……ええ、少しやりすぎてしまいました。すみませんミツキさん」
「う、うん」
「ですがミツキさんもあまりちょっかいを出してはいけませんよ?今回みたいなことになってしまいますから」
「……うん、ごめんね」
「いえいえ」
バクバクとうるさい心臓の鼓動がミツキさんに聞こえていないかも心配だが、今はなによりも離れなくては。ミツキさんを抱きしめているこの手が、間違いを犯す前に。
ふとミツキさんの方を見ると、ミツキさんは頭をこちらに預けて幸せそうに微笑んでいた。私の腕の中で、私の感情を知らぬまま。そんな顔を見てしまえば離れることなんてできなくて、でも離れないといけなくて。
その笑顔をずっと見ていたいと思う私の理性と、ぐちゃぐちゃにしてしまいたいと思う私の本能に板挟みになりながら、今はただ感情を殺すためだけにミツキさんの肩を抱いていた。私が平静を取り戻せるまでずっと、心に芽生えた欲望に気付かないよう蓋をして。
どう考えてもハナコ視点のせいでハナコのまずさというか危うさが悪化しましたが?書けば書くほどまずくなります。なんでや。
……やっぱりここまで人を誘惑するミツキが悪いのでは?全部こいつのせいだろ。誰かなんとかしてください。
あの、拮抗しすぎじゃあないですかね?これアンケートの意味あります?お願いですからもう少し偏ってくれませんか?どうすればいいんですかこれ。
現状原作においてほのぼのとシリアスのどちらもある程度構想ができており、どちらも書いてしまおうかと考えているのですがどちらが先がいいですか?後から書く方は先に書いた方と同じシーンはカットしつつ変化する部分を書ければなと考えています。私の構想上でほのぼのとシリアスの分岐点が近いのでこのタイミングでアンケートをさせていただきます。あくまで目安ですので私の気分で変わるかもしれません。ご了承ください。
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ほのぼのが先
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シリアスが先
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そんなことよりおうどん食べたい(閲覧用)