ゲヘナ最強の双子の姉 作:ロリコンではない。好きな子がロリなんだ。
洗濯物が濡れてしまい着替えがなくなった補習授業部の皆。そして洗濯物を回収するために外に出て現在着ている服も濡れてしまった。このままでは風邪を引いてしまうと考え、ハナコの提案で水着で過ごすことになり、着ていた服も洗濯機へ入れた。
しかし、雷によって停電が起こり、しばらくの間水着で過ごすことになってしまった。勉強をするような雰囲気でもなく、全員で体育館に集まって水着パーティを行うことになる。
そこでは各々話を弾ませており、かなりの時間が経ってから電気が復旧し、いつの間にか雨も止んでいた。改めて洗濯を行って制服に身を包むが、今日の残りの時間は休息をとることになった。
そうして今日は終わりを迎える。だが、夜になり始めたあたりの時間帯でハナコが待ったをかけたのである。
ふぅ、なんだかんだいって今日は一日お休みだったな。洗濯物を持って転びかけたコハルちゃんを助けるべくびしょ濡れの洗濯物を受け止めたアズサちゃんには尊敬するよ。そのせいで結局四人とも服が濡れて水着パーティーすることになったし。私?寝間着参加ですが?水着なんか持ってないし濡れてないし。
水着パーティー中はみんなのお話をうんうんって聞いてました。ハナコちゃんの膝の上で。*1……なんで?いや、抱えられてたから抜け出せなかったんだけども。座り心地は良かったけど居心地は悪かったよ。なんかヒフミちゃんがチラチラ見てきたし。どしたん?ヒフミちゃんもハナコちゃんとハグしたいの?交代する?
というか今もハナコちゃん距離近くない?ここ私のベッドだよ?なんで隣でくつろいでるの?私スマホいじってサクラコちゃんにダル絡みしてるからハナコちゃんと喋ってもないけどいいの?
ほわっ!?おい!!遂にサクラコちゃんから伝説の「わっぴ〜!」が送られてきたぞぉ!!テンションアゲアゲだろこんなの!!これはこっちも「わっぴ〜!」って返すのが礼儀だよなぁ!!
……。
「ありがとうございます」って感謝の文が送られてきたんだが。え?泣くよ?なんか今すごい悲しい気持ちになったよ?テンションサゲサゲだよ?サクラコちゃん?*2
サクラコちゃんとのモモトークに一喜一憂してると、突然ハナコちゃんは立ち上がりみんなに声をかけた。
「みなさん、今日はこれでおしまいなんて勿体ないとは思いませんか?」
「は、はい?」
「あんた何言ってんの?」
「……何が言いたいんだ?」
ヒフミちゃんとコハルちゃんとアズサちゃんがハナコちゃんの言葉に疑問符を浮かべて返事をする。ハナコちゃんは楽しそうな顔をしながらみんなを見渡して、最後に先生と目を合わせてから言葉を続けた。
「折角ですし、合宿……抜け出してみませんか?こっそり夜のお散歩に興じるというのも合宿の醍醐味でしょう?」
"ふふ、それもそうだね。行こうか"
「えぇ!?校則違反でしょ!?いいの!?あんた先生なんじゃないの!?」
"こういうのはバレなければいいんだよ。それに、すごく青春っぽいだろう?"
「……よし、準備はもう終わっている。いつでも出発できる」
「あ、アズサちゃん!?」
ほほーう?つまり……みんなでお出かけ!?こんなん行かないわけないよなぁ!行くぞ!40秒で支度しな!!私も準備万端だ!!いつでもどこでもいけるぞ!!
「早く行こうよ!」*3
「み、ミツキさんまで!?」
「ふふ、楽しいお散歩になりそうですね♡」
それぞれが制服に着替えて散歩の準備をし、トリニティの夜の街へ足を踏み入れた。暗い夜の街を街灯と立ち並ぶ建物から漏れ出る灯りが照らしており、昼間とは異なる景観にそれぞれ胸の高鳴りを覚えていた。
「ふふ、夜の街を練り歩くことへの背徳感……!そしてそれを皆さんと共有しているということへの満足感……!あぁ、すばらしいですね!」
うむ!!すばらしいよね!!わかる!!皆とお散歩できて私は嬉しいぞぉ!!こんな夜に出歩くことなんて無いからすごいワクワクしてます私!!*4
「うぅ……こんなところ先輩達に見られたら……ハスミ先輩に怒られちゃう……」
「ハスミさんは後輩には優しい方ではないのですか?そこまで怯えなくても……」
「じ、実は――」
コハルちゃんはハスミちゃんが大激怒した場面を思い出し、若干震えながらもその状況を説明した。どうやらゲヘナとの会議でマコトちゃんがハスミちゃんに対して「デカ女」と呼び、それにプッツンきてしまったらしい。ゲヘナで暴れ、それでも怒り冷めやらぬままトリニティでも暴れかけていたハスミちゃんは大声でダイエット宣言をしたそうだ。
「「「「"……"」」」」
いや、ほんともう、ごめん。悪いのマコトちゃんだし。うん、ごめん。今度代わりに謝っとこ。マコトちゃんはいつもそういうことするんだよな……いや、しなくなったらそれはそれで心配するけどね。らしいと言えばらしいから変わらないでほしい。
「それ以来ご飯もあまり食べてなくて……でも!ハスミ先輩は強いから自分との約束を守ってお菓子とかは食べないように頑張ってるし!きっと大丈夫!」*5
"……今度ハスミを見かけたら労ってあげようかな"
「あ、こんなところにもスイーツ屋が」
「食べ物の話をしていたらお腹も空いてきましたし入ってみましょうか」
「ここの限定パフェは美味しいんですよ!」
コハルちゃんがハスミちゃんへの思いを述べてたけどアズサちゃんとハナコちゃんとヒフミちゃんは早々に話題を切り上げ近くのスイーツ屋に向かっていった。ちょ、切り替え早くないすか?ハスミちゃんの話題にもう少し興味持ってあげて?
仕方ない、私たちも行くか。ね、コハルちゃん。
「コハルちゃんも行こ?」
へへっ!さり気なくコハルちゃんの手をつないでやったぜ!!おててが小さい!!かわいい!!スベスベ!!なんならスイーツ屋に入るの渋ってこのまま時間を稼いでくれてもいいよ!!
「えっ、で、でも……」
「ふふ、大丈夫だよ。こんな時間じゃ知ってる人はいないだろうし*6何かあったら先生がいるもん。ね、先生」
"もちろんさ"
「うっ……じ、じゃあ……ちょっとだけ」
そう言ってコハルちゃんはゆっくりと歩き出した。……ん?手を振り払われてないぞ?やったぁ!!このまま手をつないでてもいいってことですか!?うへへへへへ!!
ウキウキした気分になりながら先生とコハルちゃんと三人でスイーツ屋に入ればなぜか店内には居るはずのないハスミちゃんが座っていて、ハナコちゃんがその横で楽しそうに微笑んでいた。アズサちゃんは真顔で、ヒフミちゃんは苦笑いをしてハスミちゃんとハナコちゃんを見ている。*7
Oh……。
「ハスミさん?風の噂でダイエットをしているとお聞きしたのですが……まさか、その目の前に置かれているものは限定パフェではありませんか?それも三つも!」
「こ、これは……」
"……ハスミ?"
「あ……は、ハスミ先輩……」
「コハル!?先生にミツキさんも!?」
コハルちゃんの呟きが聞こえたらしくハスミちゃんはバッとこっちに振り向いた。あー……なんかほっぺにクリーム付いてるんですけど。お茶目だね。でもさ、こうやって隠れて食べるのならせめて制服はやめない?
「んっ、んんっ!!……補習授業部のみなさんは外出が禁止されていたはずでは?どうしてここに?」
"……"
「……いえ、私も人の事は言えませんし……ここはお互い見なかったことにしましょう」
やさしー!!ありがとー!!真面目な感じで話してるけどほっぺにクリーム付いてるよー!!それ取らなくていいの?てか気付いてないの?
"その……頬にクリーム付いてるよ"
「なっ!?」
先生の指摘を受けて机にあるナプキンでぐしぐしとクリームを拭き取るハスミちゃん。気付いてなかったんだ……もはやそういうお笑いかと思った。慌ててるハスミちゃんもかわいいねぇ。
それから少しの間お互いに雑談をしていた。ハスミちゃんがコハルちゃんに「
コハルちゃんのかわいさに浄化されてるとハスミちゃんのスマホが鳴った。
「――問題発生?規模は――――エデン条約が――――テロリスト――美食研究会――」
なんか並ぶ単語が物騒だぞ。……ん?今美食研究会って言った?よく分からずにハスミちゃんの電話が終わるのを待っていると、ハスミちゃんはスマホを仕舞ってこちらに話しかけてきた。
「……現在アクアリウムにてゲヘナのテロリスト集団である美食研究会がゴールドマグロを強奪し逃走中とのことです。エデン条約を目前とした今、ゲヘナとトリニティでの正面衝突は避けたい所……すみませんが、補習授業部とシャーレが一緒に解決してくださると助かります。先生、お願いしてもよろしいでしょうか」
"あぁ、いいよ。よし、みんな行こう!"
おー!!私は見てるね!!*8
あんまりミツキが介入する隙がないんで急ぎ足で進みました。投稿が早いのはそういうことです。許して。
次回のお話を投稿する直前にアンケートを締め切る予定です。
一部おうどん過激派が感想に現れるのはどういう現象なんですか?ほのぼのとシリアスにはいないのにどうして……。
現状原作においてほのぼのとシリアスのどちらもある程度構想ができており、どちらも書いてしまおうかと考えているのですがどちらが先がいいですか?後から書く方は先に書いた方と同じシーンはカットしつつ変化する部分を書ければなと考えています。私の構想上でほのぼのとシリアスの分岐点が近いのでこのタイミングでアンケートをさせていただきます。あくまで目安ですので私の気分で変わるかもしれません。ご了承ください。
-
ほのぼのが先
-
シリアスが先
-
そんなことよりおうどん食べたい(閲覧用)