ゲヘナ最強の双子の姉   作:ロリコンではない。好きな子がロリなんだ。

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エンペラータイム突入。いつもよりうるさいです。物語?進んでませんが何か?
(先に進む予定だったけどいちゃいちゃが書きたくなってねじ込んだのはヒミツ)


これが私のエデン

イチカちゃんと楽しくお話ししていたら合宿所に着いてしまったんだが。

 

「ではこの辺りで私は失礼するっす」

 

うおおおおお!イチカちゃんが帰っちゃうぅ!私のイチカちゃんがぁ!悲しいよぉ!ここで別れたら次会えるのはいつ!?次なでなでしてもらえるのはいつ!?

 

「うん、またね」

 

イチカちゃんが背を向けて行ってしまった。あぁ……この世界は残酷だ。どうしてこんなにも世界は私に厳しいのだろうか。なんかもう悟りでも開けそう。この世の理を理解できそう。

 

この世界は迫りくる脅威や悪い大人を圧倒的パワーで捻じ伏せれば万事解決です。

つまり私は理から最も外れた人間なのです。

 

くそが。悟りなんて開くんじゃなかった。*1この世には絶望しかないじゃないか。

 

がっくりと肩を落として合宿所のインターホンを鳴らす。鍵?そんなもの部屋に置い(忘れ)てきた。探せ。欲しけりゃくれてやる。……ふっ、中に人がいるのにわざわざ鍵を持ち歩いて紛失のリスクを負うなんて合理的ではないわ。*2

 

扉の前で待っているとガチャリと扉が開き、先生が顔を覗かせた。

 

"やぁ、おかえり"

 

「はい、ただいまです。……?なにか嬉しいことでもありましたか?」

 

やけに先生が笑顔なんだけど。朝は特に何も無かったやん。え?無かったよね?謎ににっこにこな成人男性が出迎えてくるの普通に怖いよ?大丈夫?

 

"ふふ、そうだね。まあみんなのところに行けば分かるさ"

 

「そ、そうですか?」

 

よく分かんないけどいつもみんなで勉強会をしている部屋へ向かう。先生は相変わらずにこにこしたままで何も教えてくれない。なんだコイツ。

 

心の中で少しだけ気色悪いなとか思いながら部屋の前に着くと、なんか中が騒がしかった。なぜ?私抜きで楽しそうにしやがって!私も混ぜろ!

 

「ただいまー」

 

「あら、おかえりなさいミツキさん」

 

ハナコちゅわぁん!私が帰ってきたよぉ!ぎゅってしてぎゅー!うおっ!?なんだなんだ!?アズサちゃんが羽根をパタパタさせながら小走りで近付いてきたぞ!?これが天使か!!お迎えが来た!!

 

「ミツキ聞いてくれ!遂に模試が合格のボーダーラインを超えたんだ!しかも70点超えだ!」

 

「えっ、ほんと!?アズサちゃんすごい!よく頑張ったね!」

 

うおおおお!!すごいぞアズサちゃん!!天才だよアズサちゃん!!頑張ったアズサちゃんを労ってあげねば!!全力なでなでタイム突入!!よーしよしよしよし!!ふわふわ!!かわいい!!

 

てか模試の結果を伝えるために私の所に来てくれたとかアズサちゃんかわいすぎか?やはりアズサちゃんは女神。アズサ教入っててよかった。これはこれからも信仰し続けなくては。……ん?なんかアズサちゃんやけに大人しいな。

 

「……ふふ、ヒフミだけでなくミツキからもご褒美をもらってしまった」

 

ぐわああああああ!!!女神がはにかんでいらっしゃるぅぅぅぅ!!!か゛わ゛い゛す゛き゛る゛ぅ゛!!!

 

「ヒフミちゃんから?」

 

「ああ、このカバの人形をもらったんだ」

 

「ペロロ様はカバではなくて鳥なのですが……」

 

アズサちゃんは幸せそうな顔をして大事そうにメガネを付けたペロロ様の人形を抱えている。アズサちゃんに人形を持たせるとはヒフミちゃんやるな!めちゃめちゃ合ってる!かわいい!ヒフミちゃんも私同様かわいいの求道者だと見た!

 

私がかわいいの塊に頬を緩ませてにまにましながらアズサちゃんの頭をなでなでしていると、突然背後からハナコちゃんが抱き着いてきた。思わずアズサちゃんをなでる手が止まり、その間にアズサちゃんは満足そうな顔をして離れていった。

 

「……ハナコちゃん?」

 

ハナコちゃんはそのまま私の側頭部にぐりぐりと頬を押し付けながら、お腹に回した腕で私をぎゅっと抱き締めている。

 

んがあああ!!肩に思いっきり胸が押し当てられてるんですが!?なんなんですか!?いつものからかってるやつですか!?私の反応を楽しもうと!?

 

「ミツキさん、私もボーダーラインを超えましたよ?それも大幅に。私にも何かないのですか?」

 

ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛っ!!!ハナコちゃんの甘えモードは破壊力が高すぎるって前から言ってるだろ!!*3そんなに私を殺したいのか!!いいだろう!!その挑発に乗ってやるぜべいべー!!

 

「ハナコちゃんも頑張ったね、お疲れ様」

 

ハナコちゃんの顔がある方側の手を使ってハナコちゃんのほっぺを下から優しくなでる。するとハナコちゃんはほっぺにある私の手の上に自身の手を添えて嬉しそうに笑った。

 

「ふふっ♡」

 

ぐぼあぁっ!!死ぬ!!死んでしまう!!安易に挑発に乗るんじゃなかった!!*4なんかもうハナコちゃんと付き合ってるんじゃないかなって気すらしてきたんですけど!!ハナコちゃんと甘々いちゃいちゃライフを送る存在しない記憶が!!

 

「……わ、私も初めて60点超えたのに……」

 

……なに?コハルちゃんそれは本当か?今聞き捨てならない言葉が聞こえたしなんなら少し拗ねたような声がとってもとってもかわいいんだが?

 

「実は、今回全員が試験のボーダーラインを超えたんですよ」

 

「そうなの?」

 

「ええ、みなさん頑張りましたから」

 

そう言ってハナコちゃんは私を解放した。コハルちゃんの方に向けて。コハルちゃんは両手の指の腹をお腹の前で合わせ、顔を赤くしながら少しだけ俯いて上目遣いでチラチラと私を見ている。なんだこの子、かわいすぎか?

 

これはつまりそういうことだろう?……コハルちゃんもいっぱいよしよししてあげなきゃいけないってことだ!!今行くぞコハルちゃん!!

 

「コハルちゃんすごいよ!よく頑張ったね!えらい!」

 

「あ、当たり前でしょ。私エリートだし……」

 

コハルちゃんに近付き帽子を近くの机に置いて両手でわしゃわしゃと頭をなでると、コハルちゃんは私から視線をそらしてもにゅもにゅと口を動かしている。

 

なんだこのかわいいという概念が具現化したような存在は……世にいていいの?こんなかわいいかわいいコハルちゃんを私がなでなでしてていいの?一生分の幸せここで使い切ってない?明日死なない?

 

「ふふ、流石コハルちゃんだね。コハルちゃんならできるって信じてたよ」

 

「……う」

 

そらしていた視線をチラッと私に戻したコハルちゃんは目が合った後に頭の羽根をさっと動かして目元を隠してしまった。恥ずかしかったのかな?……でも背中の羽根はパタパタと動いてるでござる。

 

なんだよもお!!コハルちゃんがかわいすぎるんですけど!!これ以上私を魅了してどうするんだ!!好き!!大好き!!

 

そのままわしゃわしゃーっとコハルちゃんの頭をなで回していると、頭の羽根が左右にほんの少しだけずれて再度目と目が合った。

 

「……その……ありがと」

 

アッ

 

「……」

 

「……ミツキ?」

 

「コハルちゃーん!!!!」

 

「うわっ!?」

 

かわいすぎるじゃああああ!!!こんなの抱きついちまうに決まってんだろうが!!!抑えろって言う方が頭おかしいだろ!!!いつ抱きつくか……今でしょ!!!ぎゅーっと抱き締めちゃうもんね!!!なんならコハルちゃんの頭に私の頭をぐりぐりしちゃうもんね!!!

 

「ちょっ、ミツキ!みんな見てるから!」

 

「あら♡私たちが見ていなかったらいいんですか?」

 

「ちがっ!そういうわけじゃなくてっ!……ああ!もう!離れて!」

 

うぐっ……ドンッと押し返されてしまった。悲しい。ぴえん。

 

「うっ……そんな顔されると私が悪いみたいじゃない……」

 

だって悲しくなるじゃん。コハルちゃんに拒絶されたら泣き喚くぞ。数日、いや数カ月は引きずる。確実に。

 

……またいつかね

 

「コハルちゃん!!」

 

「今じゃない!!」

 

ちぇっ、もう一回抱き締めようとしたら止められてしまった。仕方ないから今日は諦めよう。やり過ぎは禁物。だが最後のターゲットは既にロックオン済みなのさ!

 

「じゃあ後はヒフミちゃんだけだね!」

 

「ええっ!?私は別に大丈夫ですよ?模試の結果も普段とあまり変わらない感じでしたし」

 

「ううん、模試の結果が全部じゃないよ。ヒフミちゃんは補習授業部のためにいっぱい動いてくれてたもん。模試の作成とかさ」

 

「で、ですが……いえ、そうですね。折角のご厚意ですし……」

 

ヒフミちゃんはそう言いながら私の方に近付いて、すっと頭を差し出した。

 

なっ!?ななななななにぃ!?ヒフミちゃんのなでなで待ちだと!?そんなことがあるのか!?あっていいのか!?前までは恥ずかしがって離れようとしてたのに!!かわいすぎるだろ!!

 

「……あ、あれ?……なでないんですか?」

 

うぎょあああああ!?!?!?恥ずかしそうな声と赤らんだ表情がもうたまんないっすわ!!待たせてごめんね!!いっぱいなでてあげるからね!!

 

「よしよし、ヒフミちゃんもえらいね。みんなのためにいっぱい頑張ってくれてありがとう」

 

「……はい!」

 

もう!!かわいすぎるんだってば!!そのにこやかな表情で私の中の邪念が浄化されるぅ!!*5補習授業部のみんなはどうしてこんなにかわいいんだ!!ここがエデンだったか!!

 

「ミツキさんも、私たちのためにいろいろ手伝ってくださりありがとうございます」

 

っ!?ヒフミちゃんになでなでされとる!?!?相互なでなで!?なんだこれ!!幸福感とかそんなちゃちな言葉じゃ表せねー幸せが私を殴り飛ばしてくる!!なんかもう今なら死んでもいい!!トリニティに骨を埋めても構わない!!

 

「えへへ」

 

「ふふふ」

 

あああああああああ!!私ヒフミちゃんと結婚するぅ!!式を挙げよう!!これから!!今すぐ!!ヒフミちゃんのウェディングドレス姿見たい!!絶対きれい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「あらあら♡二人の世界に入ってしまいましたね」

 

"幸せそうでいいんじゃないかい?ミツキの言う通りヒフミはたくさん頑張ってくれたしね"

 

「ええ、私たちも後でお二人に感謝を伝えないといけませんね」

 

「ああ、二人にはずいぶんと世話になった」

 

「……そうね、二人がいなかったらここまで続かなかったかも」

 

"ふふ、そうしてあげて。きっと二人とも喜ぶさ"

 

*1
開けてない

*2
某ビッグシスター風開き直り

*3
言ってない

*4
即オチ2コマ

*5
存在が無くなりそう




先生が最近補習授業部とミツキの関係に後方腕組みおじさんと化してきている気がします。





ミツキ豆知識(角に関する無視してもいい設定)

ヒナと同じ色と形状をした四本の角がヒナ同様後頭部に存在するが、実はミツキの角はかなり小さい。具体的には(およそ)エリカくらい。
そのサイズのせいであまり目立たず前からだと頭から先っちょが少し見えるかどうかというくらいである。なんなら髪の毛で見えない事の方が多い。

そのため頭を動かしても誰かに当たってしまうことはほとんど無く、よほど密着しないと当たらない。
角は横方向と上方向に伸びているため後ろからぶつかっても別に刺さらない。
もし頭の横から当たりにいっても角が完全に刺さる前に頭に当たってしまい先っちょしか当たらない。少しちくっとするくらいである。上からも同様。
わざわざ斜め後方から角めがけて刺さりにいったら刺さらないこともないが。

……弱そう。
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