ゲヘナ最強の双子の姉   作:ロリコンではない。好きな子がロリなんだ。

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た だ い ま ☆


ああ、「尊い犠牲」ってやつさ

行っちゃった……結局ミカちゃん捕まっちゃった。やっぱり私って何もできねぇ変えられねぇクソ雑魚じゃないですかやだー。

 

私がしたことといえばサクラコちゃんのおててにぎにぎしてサクラコちゃんにハグしてもらってミカちゃんにハグしてミカちゃんに頭なでなでしてもらったことくらいですね。もちろん二人はやわこくていい匂いでした。まる。

 

……おっと?クソの程にも役に立ってねぇなこれ。何してんの私。何してたの私。無理言ってサクラコちゃんに連れてきてもらってしたことがハグて……ミカちゃんは原作通り捕まっちゃうし来た意味あった?いや、私はハグとなでなでしてもらえて脳内麻薬キメてたけども。

 

私に転生者特典とかそういうの無いの?もしかしてクソ雑魚が転生者特典?殺すよ?せめて一般的な戦闘力くらいくれよ!こんなのってあんまりだろ!

 

「ミツキさん、大丈夫ですか……?」

 

のわああああああああ!やめろぉ!そんな憐れみの目を向けないでくれぇ!ハナコちゃんが言いたいことは分かる!分かるからやめて!

 

せっかく避難させたのに勝手に来るわ終始サクラコちゃんに守ってもらって足引っ張るわ最後にミカちゃんに抱きついてなでなでしてもらってるわで何しに来たのコイツって思ってるんだろ!やめろぉ!正論はやめろぉ!たとえ本当のことでも言わない方がいいことだってあるんだぞ!*1

 

私だってこんなつもりじゃなかったんだ!ミカちゃんのために何かしたかったんだよ!少しは原作から変えてあげたかったんだよ!何もできなかったけどな!ちくしょうがぁ!

 

「……うん、大丈夫だよ」

 

き、気にしてないし。私が役立たずなことくらい前から知ってたし。……自分で言ってて泣きそう。

 

「……ミツキさんがミカさんと仲がいいなんて知りませんでした。そうと知っていれば、もう少し何か方法があったのかもしれません」

 

「ううん、ハナコちゃんが気にすることじゃないよ。みんな無事だし、ミカちゃんとも最後に話せたから。これ以上を望むのはちょっとわがまますぎるよ」

 

「ミツキさん……」

 

だから周りのみんなもその惨めなやつを見る目やめてね。私のメンタルはそこまで強くないぞ。泣くぞ。私はすぐ泣くぞ。恥も外聞も投げ捨てて大泣きしてやるからな。

 

それになんにもやってないやつがもっと別のやり方あったでしょなんて言えるわけねーだろ!そんなのみんなに失礼だ!むしろ原作通りなんだしケチつけるなんてありえない!こうなることくらい知ってたねん!原作から流れを変えるとしたら部外者である私がなんとかするしかねーんだからさぁ!

 

その私がなんの役にも立たないクソ雑魚って言うのがね?より惨めさを助長するんですけど。これどうにかならんの?*2

 

「ほら、今は試験会場に急がないといけないんじゃない?早く行こうよ」

 

「あ……そういえば……」

 

「うそ、今から試験……?」

 

「みんな、試験開始まであと一時間しかない。走ろう!今からならギリギリ間に合うはずだ!」

 

「そうですね。全力で走ればまだ何とか、といった具合でしょうか。早くしないと間に合わなくなっちゃいますよ!」

 

そうして、アズサちゃんとハナコちゃんは全速力で駆けていった。……ちょっと待ってくれ。みんなの速力で走って一時間がギリの距離だと?私ついていけなくない?速度も体力も足りてないよ?*3

 

「ええ!?ま、待ってください!」

 

「走るの!?あんなに動いたのにぃ!」

 

二人も行っちゃった。……先生は行かないのか?

 

「先生も早く行かないと追いつけないですよ?」

 

"ミツキはいいのかい?"

 

「私は走っても間に合いませんから。のんびり適当に待ってますね」

 

"……そっか。じゃあ、行ってくるね"

 

「はい、いってらっしゃい」

 

先生も走り出したけど間に合うんかな。ちょっとアズサちゃんたちの話す一時間を舐めてるんじゃない?キヴォトス人が一時間ぶっ通しで走ってギリギリなんだぞ?遅れてスタートした一般人がついてくの無理ゲーじゃね?

 

……ま、いっか。大人のパワーでなんとかするでしょ。多分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人でトボトボと帰っていたらさっき解散してたシスターフッドの一部の人たちが大聖堂に集まっていた。どうしたんだろう。あ、サクラコちゃんもいるじゃん!テンション上がった!声かけちゃお!*4

 

「サクラコちゃん!」

 

「ミツキさん?」

 

「みんな集まって何してるの?」

 

「今から有志で残ってくださった方々と今回の騒動の後片付けをするのです」

 

マジ?シスターフッドがやってくれるの?なんて優しい集団なんだ!シスターの名は伊達じゃない!

 

「ミツキさんはどうしてここに?」

 

「その……みんな試験会場まで走らないと間に合わなくて、でも私は全力で走ってもそれについていけないから……」

 

私はクソ雑魚ですって自分の口で説明する虚しさ……やはり世界は残酷だ……。いや、そもそもついて行っても試験中はすることないし!私が行く必要はないし!だから問題ないよね!*5

 

「ああ、そういう……でしたら、大聖堂で待っていてはいかがでしょうか」

 

「私も片付けとか手伝うよ?」

 

「いえ、ミツキさんはゆっくり休んでください。あんなことがあった後ですから、心身共に疲れているでしょう?……マリー!こちらに来てください!」

 

なんでマリーちゃん?……わぁっ!サクラコちゃんに呼ばれて駆け足でトコトコ近付いてくるマリーちゃんかわいすぎるだろ!ベールに隠れたお耳が左右に揺れてる!もふもふしたい!

 

「はい、呼びましたかサクラコ様……あら、ミツキさん?何かありましたか?もしやさっきの騒動でお怪我を?」

 

「ううん、私は大丈夫だよマリーちゃん。ありがとね」

 

あぁ〜優しさが沁みるぅ〜。マリーちゃんの気遣いで私のメンタルが急速に回復していく〜。*6

 

「マリーは後片付けに参加しなくて大丈夫です。ミツキさんと一緒に大聖堂で待機していてください」

 

「え?そ、そんなことしなくても大丈夫だよ?一人で待てるよ?」

 

「マリー、お願いします」

 

「は、はい。分かりました」

 

全然話聞いてくれないんですけど。私一人で待つこともできないと思われてんの?そこまでクソ雑魚だと思われてんの?流石に酷すぎないか?

 

「では、行きましょうかミツキさん」

 

「う、うん……」

 

「ミツキさん、ゆっくり休んでくださいね」

 

サクラコちゃんに見送られながらマリーちゃんについていくと、大聖堂の中へと案内された。ナギサちゃんは今は数人のシスターと一緒に別の場所に隔離されてるらしい。他のシスターも帰ったり外で後片付けしてるからこの場は完全にマリーちゃんと2人きりである。

 

天国かな?マリーちゃんを独占してもいいなんてどんなサービスですか!?マリーちゃん大好きちゅっちゅしても大丈夫ということですか!?なんならマリー吸いとかもしていいってことですか!?

 

「サクラコ様はミツキさんのことを心配してるんだと思います」

 

「……え?」

 

「ミツキさんのご友人のミカ様を目の前で捕まえることになってしまいましたから、何か心に傷を負ったりしていないかと気にかけているんです」

 

「サクラコちゃん……」

 

優しすぎないかな。惚れそう。いや、惚れてる。やっぱり私サクラコちゃんと結婚するぅ!

 

「もちろん私もミツキさんのことは心配ですし、少しでも元気になっていただきたいという気持ちは同じです。私でよければ、ミツキさんの心の傷を癒すお手伝いをさせてください」

 

「ううぅぅぅぅ、マリーちゃーん!」

 

自分の奥底にある衝動が抑えられねぇ!てかこんなの合意だろ!抱きついちゃえー!うひょひょひょひょ!

 

「み、ミツキさん!?やはりミカ様のことで何か……!?」

 

なあぁぁぁぁ!マリーちゃんの抱き心地さいこー!柔らかいしいい匂いだし戸惑ってるのもかわいいし抵抗しないでいてくれるし女神様かな!?女神様ですよね!?崇拝させてください!

 

「ううん、マリーちゃんの優しさが嬉しくて」

 

「ふふ、シスターとして当然のことですから。以前ミツキさんに貰った優しさを今度は私が返す番です」

 

ぐおおおおおおお!!マリーちゃんが輝いて見えるぅ!!こんなところに太陽は存在したんだねぇ!!好きだあぁぁぁぁあ!!私と結婚してくださいぃぃぃ!!

 

「マリーちゃん好き!」

 

「ふぇっ!?あ、あの、ミツキさん!?」

 

ぎゅーっと強く抱きしめてベール越しに頭をすりすりすると、マリーちゃんは私の腕の中でわたわたと慌てている。はいかわいい。しかも離れようとせずに立ち尽くしてるからすりすり仕放題。私はもう死んでもいい。

 

「……あ、もう大丈夫なんですか?」

 

「うん、ありがとうマリーちゃん」

 

少し離れると、マリーちゃんは少しだけ頬を赤らめながらも私を見つめている。こんな状態でも私のこと気遣ってくれるの優しすぎないか?そんなに私に優しくすると調子乗るよ?やめといた方がいいよ?

 

「ちょっと座らない?」

 

「はい、ずっと立ってると疲れちゃいますもんね」

 

はーーーー!ちょこんと隣に座るマリーちゃんのかわいさヤバすぎんだろ!なんだこの……この……このさぁ!*7

 

「あのね、ずっと前から気になってたことがあるんだけどさ……」

 

「はい」

 

「マリーちゃんのお耳、触ってみてもいい?」

 

「はい……?はい!?」

 

あ、驚きと共に耳がピコピコしだした。かわいすぎるやろこんなん!私を殺す気か!?

 

「実はずーっと気になってたんだよね……私猫ちゃん好きだから、その猫耳触ってみたくて」

 

「あ……う……その、流石に少し恥ずかしいといいますか……体の一部ですし……」

 

顔が赤いマリーちゃんもかわええなぁ。やはりマリーちゃんは至高!マリーちゃんの顔を眺めているだけで幸福になれる!同じ空気を吸えている現実に感謝!

 

「じゃあ私の耳も触っていいよ?それか羽根とか角とか……だからちょっとだけ触らせて?おねがい!」

 

「うぅ……す、少しだけですよ?」

 

ヤッターーーーーーー!!!!!!!!*8

 

「じゃあ、触るね?」

 

「は、はい……」

 

マリーちゃんはぎゅっと握った両手を膝の上に乗せ、そっと頭を私の方に差し出している。なんだその体勢かわいすぎないか?そーっと、そーっと……っ!?

 

ふわふわ!ベール越しでも分かるくらいふわふわ!なんだこれ!?柔らかいし、でも体の一部だからかある程度の固さもあって手触り最高なんだが!ベール越しなのに!ベール越しなのに!!直接触ったらどうなっちまうんだ!?

 

こんなのずーっと触っていたい!私の両手が離れない!マリーちゃんのお耳をふにふにすることだけで人生を終えてしまいたい!マリーちゃんに看取られたい!

 

「み、ミツキさん……?」

 

んぎゃあぁぁぁぁ!!この状況での上目遣いは反則だろうが!!自分のかわいさを余すことなくぶつけてきやがって!!マリーちゃんのそのかわいさで人が死ぬんだぞ!!反省しなさい!!いや、反省させてやる!!

 

「きゃっ!?」

 

はいマリーちゃん確保!!抵抗するつもりのないマリーちゃんなんて簡単に私の膝の上に持ってこれちまうんだ!!もちろん正面からですが何か!?足の上に感じる重さが幸せなんすよ!!ここに「いる」んだよなぁ!!

 

「マリーちゃんはかわいいね」

 

「え?……あ?……え?」

 

ふははははは!!疑問符を浮かべてるマリーちゃんもかわいいねぇ!!お耳を触るだけじゃあ物足りねえんだよぉ!!なでなでとぎゅーもしてやるもんね!!たっぷり愛でてやるもんね!!

 

「うぅ……」

 

ぎゃーーーーー!!状況を理解して恥ずかしそうにしてるマリーちゃんとかもう天然記念物だろ!!置き場のない手がちょこんと私の肩に置かれてるのもグッド!!頭をなでる手とお耳をふにふにする手が止まらん!!上昇する口角も止まらん!!ここが私の天国だぁ!!

 

「……」

 

マリーちゃん黙っちゃった。流石にやりすぎた?恥ずかしいのかな?……まぁ愛でる手は止めないんだけどね!!こんなかわいいマリーちゃんは滅多に愛でれないんだから今愛でるしかないだろうが!!

 

よーしよしよしよし……なでなでするのもお耳ふわふわするのもサイコー!!ヤバい!!ハマる!!抜け出せなくなる!!マリーちゃん中毒になっちゃう!!

 

ゴロゴロ……

 

「あっ……」

 

……ん?ごろごろ?これって……

 

ゴロゴロゴロゴロ

 

「あぅ……」

 

あ、マリーちゃんの赤い顔が更に真っ赤になったと思ったら両手で覆って隠しちゃった。ずっと喉がごろごろ鳴ってるけど……リラックスしてくれてるのかな?てかごろごろ鳴るもんなんだね。かわいい。もうにんまりしてる顔が戻んなくなっちゃった。幸せすぎて死にそう。

 

「ごろごろって本物の猫ちゃんみたいだね」

 

「ち、違うんです……ミツキさんのなでるのが上手くて……その……勝手に……」

 

……は?なんでそんなかわいいこと言うの?何も言わなきゃこっちはほっこりするだけだったのにさぁ!え?もしかしてわざと?自分のかわいさを完璧に理解してるよね?私の理性を揺さぶること言って楽しい?私はた゛の゛し゛い゛!!

 

「マリーちゃんに喜んでもらえて嬉しいな。いっぱいなでなでしてあげるからね」

 

「うぅ……」

 

絶対離さないからな!!絶対!!絶対!!ぜーったいだ!!マリーちゃんは私の!!異論は認めない!!

*1
ハナコは何も言ってない

*2
ならない

*3
早く行こうよ(笑)

*4
単純な人間

*5
こいつの存在意義とは

*6
全回復

*7
語彙力

*8
クソでかボイス




帰ってきたミツキ視点。やっぱり何かの病気だよこいつ。

マリーは猫。耳はふわふわで感情に合わせてピコピコ動くし喉も鳴らす。そうに決まってる。
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