ゲヘナ最強の双子の姉   作:ロリコンではない。好きな子がロリなんだ。

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ゲーム開発部まだ終わらないんだけど。あと2話くらい続きそう。長いな。一話で一人のペースだからこうなるのも仕方ないんだけどさ。



周囲からどう見えてるかは分からないけどあくまで本人は真剣である

「ほらほら、次は私の番だよー!」

 

膝の上から離れるミドリちゃんと入れ替わるように今度はモモイちゃんが私の膝に飛び込んできた。

 

「どーん!」

 

「ふふ、あんまり勢いがいいと危ないよ?」

 

「ふっふーん!私がそんなヘマするわけないじゃん!ほら、いつものやってよー!」

 

「はーい」

 

うつ伏せの状態で私の膝にお腹を乗せ、足をバタバタさせて催促してくるモモイちゃん。ぐへへへへ、腕もバンザイしちゃって無防備にも程があるぞ。美しいおみ足もうなじも見放題だし。誘惑しているのか!?

 

「ミツキーはやくー」

 

おっと、あまり待たせすぎるのもよくないね。実はゲーム開発をしていたモモイちゃんの肩を揉んであげた時から私がモモイちゃんにマッサージするのがお決まりみたいになっている。横向きだから少しやりにくいけど、まあいいか。いざ!マッサージ開始ィ!

 

「じゃあ触るよー」

 

「うん」

 

とりあえず肩から。普段からゲームしたりゲーム制作で集中したりと結構凝り固まっているから念入りに。こんな成長途中の小さい体なのに凝るとか普段の姿勢どうなってんの?ゆっくりほぐしていくとモモイちゃんの体から力が抜けていくのが分かる。

 

「……あぁー……き゛も゛ち゛い゛ー……」

 

「あー、結構凝ってるね」

 

「んー……」

 

「普段の姿勢とか気をつけてね?」

 

「わかってるー……」

 

モモイちゃんは脱力したような気持ちよさそうな声で返事をしている。……分かってないだろ。何回言ったと思ってんねん。マッサージする度に言ってる気がするぜ。

 

「はーい、少しずつ下がってくよー」

 

「う゛ぅ゛ぅ゛……」

 

肩からどんどんと下がっていき、背中全体もほぐしていく。それに伴って逃げるように背中を反らそうとするけど上からマッサージしてるし関係ない。逃さんぞ。

 

「く゛う゛う゛ぅ゛ぅ゛」

 

「ほら、逃げちゃだめだよー」

 

「て゛、て゛も゛ぉ゛……」

 

脱力してるしぐっぐっと押せば簡単に押さえつけられる。バタバタさせていた足は既にぐったりとソファの上に放り出されている。

 

「ちゃんとご飯食べてる?」

 

モモイちゃん細いなぁ。もっとご飯食えご飯。あれか、運動もしないとな。私は全然してないけど。こんな小さい子にも力で負ける私っていったい……?*1

 

背中が終われば次は腰だ。私も上体を捻り腰を両手で掴んで親指で押していくとその度に少し高めの声が漏れ、足もピクピクと反応して視界の端で動いている。

 

「ほらほら、動かないの」

 

「う゛あっ……ひうっ……」

 

違和感でもあるのかな。もしくは痛いとか?でもそれだったら言うはずだし何も言わないってことは大丈夫ってことだ!そのまま無言で押していく。そろそろ指が死にそうなんだけどまだやるの?やめちゃだめ?……だめかぁ。

 

「う゛ぅ゛……」

 

よし。触って硬い部分はある程度ほぐしたし、背中に戻る。とはいえ、背中はもうやったので今度は側面を中心に。脇の下から脇腹にかけて、親指以外の指でぎゅっぎゅっと押し込んでいく。……私側すごいやりにくい。こっちは親指で押すしかないか。

 

「モモイちゃん、他にどこか気になるところとかある?……モモイちゃん?」

 

「あ゛ぁ゛ぁ゛……」

 

「……聞こえてないのかな?」

 

問いかけに言葉が返ってこないのはどうすれば?……まあ勝手にやるか。肩も腰も硬かったし多分首も硬いよね?少し汗ばんでいるモモイちゃんの肩に手をかけ、人差し指から小指までの指が鎖骨に触れるくらいしっかりと掴む。そして両手の親指で首の後ろ側を押した。

 

「う゛き゛ゅ゛!?」

 

なんかすごい声が……大丈夫かこれ?咄嗟に手を止めてモモイちゃんの反応を見ると顔は赤く染まり、浅い呼吸を繰り返していた。*2

 

「大丈夫?」

 

「……だ、だいじょーぶ……へーきへーき……」

 

「そう?痛かったり嫌だったら言ってね?」

 

こくんとモモイちゃんが頷いたのを確認して動きを再開する。さっきはいきなりだったからゆっくりと。

 

「う゛ぁ゛……い゛き゛……」

 

首に添えた親指に力を入れていくとモモイちゃんの肩が上がってくる。肩に力が入っているみたい。前方に投げ出されてた腕も強く握りこぶしを作ってるし。せっかくマッサージしてるのに力が入ったら逆効果では?

 

「モモイちゃん、力抜いてねー」

 

「わ゛……わ゛か゛っ゛て゛る゛、け゛と゛ぉ……!」

 

うーん、首を押されると肩に力が入っちゃうものなのかな?たしかに首回りはぞわぞわするのかもしれん。あんまり長くやるものじゃないかもね。

 

今度は手を肩から離して首全体を包むように優しく添える。あくまで首を絞めちゃわないように、不快感が残らないようにソフトにね。その状態でまた親指を使って今度は首の上の方を押していく。

 

「あ゛ぁ゛……あ゛ー……」

 

このあたりだと体に力が入っちゃうことはないらしい。再度脱力してぐったりとしている。それから優しく首全体を揉みほぐして、その後にさっきまで力が入っていた肩をもう一度ほぐす。そこまでやれば完璧。もう凝り固まったところはないはずだ。

 

「よし、終わったよモモイちゃん」

 

「……うぇ?」

 

モモイちゃんは少しの間ぼーっとした後、息を整えてからゆっくりと起き上がりそのまま両腕をぐいーっと上に伸ばした。

 

「よいしょ……ん〜〜!スッキリしたぁ!」

 

「ふふ、それはよかった」

 

うむ、いい笑顔だね。真剣にマッサージした甲斐があるってもんよ。美少女の笑顔はプライスレス。手が疲れたとかそんなもん気にならないね。いくらでも無償で働きますとも。

 

「体がすっごい軽くなった!前から言ってるけどミツキマッサージの才能あるって!そういうお店出したら絶対儲かるもん!私が保証する!」

 

「モモイちゃんは気持ちよさそうにしてくれるけど流石にお店はなぁ……ちょっと大変そうだし」

 

すごいべた褒めなんだよなぁ。私ってそんなにマッサージの才能あるの?もっと他に必要な才能あったろ。……今度ヒナにもやってみようかな。日頃から疲れてるだろうし。肩を回しながら嬉しそうなモモイちゃんはゲームをしているはずのみんなの方を見て首を傾げた。

 

「……あれ?みんなどうしたの?顔赤いよ?熱でもあるんじゃない?」

 

「?……ほんとだ。みんなどうしたの?」

 

モモイちゃんの声に釣られてみんなの方をみれば、ヒナもミドリちゃんもユズちゃんも……アリスちゃん以外のみんなの顔が赤かった。なにがあったんだ……?熱?それとも部屋の空気がこもってて暑いのかな?換気する?

 

「「「……」」」

 

「「??」」

 

どうしたんだろう。モモイちゃんと目を合わせてもお互い分からなくて首を傾げるしかない。本当になにがあったんだ?感染症か?*3

 

「いえーい!やりました!アリスの勝ちです!」

 

謎の空気感が漂う中で、唯一いつも通りだったアリスちゃんがコントローラーを片手にもう片方の腕を上げて喜んでいる。かわいいね。

 

「お!次の勝者はアリスなんだね!」

 

「はい!みんなの動きがぎこちなかったので楽勝です!」

 

「へー、なんでだろ……?ま、いいか。交代交代!次私もやる!」

 

モモイちゃんがそう言ってアリスちゃんのところに行くと、今度はアリスちゃんが私の隣に座った。

 

「へへーん!マッサージしてもらって体が軽くなった私の動きについてこれるかなー?」

 

「……その、大丈夫なの?」

 

「ん?どういうこと?ヒナ?」

 

「「「……」」」

 

「……え?え?なに?みんなしてどうしたの?なんでそんな見てくるの?私が見てない間になにがあったの?」

 

「「「……」」」

 

「ちょっと!?怖いんだけど!?」

 

うーん、なにか分からないけど賑やかだ。騒いでるのはモモイちゃんだけだけど。

 

「アリス知ってます!これ無知シチュって言うんです!」

 

!?急に何言ってんのこの子!?

 

「しかもお互いが気付いてないので救いようがありません!」

 

「え、えっと……アリスちゃん?」

 

「なんですか?アリスは負けません!」

 

そう言ったアリスちゃんはシュバッとウルト◯マンのスペ◯ウム光線を撃つ時のポーズみたいなファイティングポーズをとっている。アリスちゃんは何と戦うつもりなの?

 

「とはいえ、このままミツキ先輩と距離を置くのはかわいそうです!アリスがお相手してあげます!」

 

「えっと……ありがとう?」

 

「どういたしまして!」

 

分からん。アリスちゃんが分からん。テンションはいつも通りなんだけどなぁ。話していることが分からん。とりあえず相手してくれるらしいし、喜んでおけばいいよね?

 

「ミツキ先輩は仕方のない人ですから」

 

「アリスちゃんの中で私はどうなってるの?」

 

「ゲーム風に言うのなら魅力特化の非戦闘員です。いるだけでみなさんの士気が上がりますが最悪内乱が起こります。そして一度仲間にしたらお別れできません」

 

「デメリットが大きすぎる!」

 

呪いの類かな?*4

 

「ですが心配ありません!アリスは勇者ですから!ミツキ先輩を見捨てません!」

 

「うん……ありがとね」

 

……厄ネタ扱いされてるのは納得いかないんだけど。私が何をしたっていうんだ!かわいい女の子と仲良くしてるだけじゃん!

 

「ちなみに内乱が起こった際に一番危険があるのはヒナ先輩です」

 

「……なんでヒナ?強いから?」

 

「そんなことも分からないからミツキ先輩は仕方のない人なんです」

 

そろそろ泣いてもいい?泣くぞ?私の泣きはすごいんだ。3日は収まらないんだからな。

 

「そんな仕方のない先輩にはアリスを膝枕する権利をあげます!」

 

「……いいよ。おいで」

 

「……おぉ!なるほど、たしかにこれは気持ちいいですね!ミドリがとろとろになるのも理解できます!」

 

うん。なんかよく分からない精神的ダメージを負ったからアリスちゃんで癒されよう。その無邪気な笑顔に罪はない。……別に気にしてないし。ぐすん。

 

*1
逆フィジカルギフテッド

*2
完全に事案

*3
発生源はこいつ

*4
あながち間違いではない




決してモモイは恍惚とした表情で涎を垂らしたりなんてしていません。多分。きっと。メイビー。ただマッサージしてもらってるときに声が出てただけだし。本当だし。









原作の次の話を書いている途中に息抜きで書き始めたのですが、これを書き終えたとき私は何を書いているんだろうと思いました。(賢者タイム)きっと疲れてるんだ私。
ちなみに無駄にマッサージシーンが長くなっていったので普通に削りました。エ駄死!
深夜テンションって怖い。でもまあいっかの精神で投稿しました。多分よくはない。どうしてこうなった?もしかしてモモイがメインのお話これで終わり……?
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