俺の名はE531勝二。鉄道車両名は
E531系K462編成。海志、アイの夫婦と
親友の初代こと新丸の3人と
仲良く暮らしている。
「なあ勝二。また幻想郷行かない?」
突然、海志がそう尋ねてきた。
「そりゃまた何でだ?」
俺がそう質問すると、アイがこう言った。
「久々に霊夢さんと魔理沙さんに会いたくて。」
確かに俺も彼女らに久々に会いたかった。
それもあって、俺はこう言った。
「お前らよ、その件なんだが…。言うまでもねえんじゃねえか?」
それを聞いた海志はこう言った。
「じゃあ決まったね。」
とまあこんな感じで久々に幻想郷に行くことになった。
「よし、無事到着。あとは彼女に少し話してくるよ。」
と、海志は幻想郷に着くと、こう言ってきた。
「お、おい。俺らはどうすればいいんだ!?」
俺は焦りながら言った。すると海志は
「とりあえず待ってて~」
と、いつものごとく呑気な口調でそう言った。
いやいやいや…。ここで待てと言われても。
俺はそんなことを思いながら、アイ、初代と共に
しぶしぶと待つことになった。
その直後。爆発音が聞こえた。
なんだ今の音は!?
俺ら3人は急いで博麗神社の境内…。いや、
海志のもとに向かっていった。
見ると、そこには海志ともう1人の少女がいた。
その少女は、アイとほぼ同じ身長の少女だった。
黒色のまっすぐな髪に茶色がかった目。
袖が無く、肩・腋の露出した紅き巫女服。
後頭部には、模様と縫い目が入った
紅いリボンを結んでいた。
そのリボンは、まさにトレードマークと言っても
差し支えないモノだった。
…俺たちが初めて幻想入りしたときと
何ら変わりない容姿で
博麗神社の巫女が迎えに来てくれた。
そう。博麗霊夢だ。
「あんたいつものごとくそのメンバー達と来たの?」
霊夢が半ばニヤニヤ笑いながらそう言った。
「もちろん。」
と、海志は半ば笑いながらそう言った。
「おーい霊夢~!」
突然、神社の向こうから誰かの声が聞こえてきた。
「えっ…!?まさか!」
アイは驚きながらその声のもとへと向かっていった。
さて、向かってみると
霊夢の友人がいた。
その友人はと言うと、片側だけおさげにして
前に垂らした金髪と金色に輝く瞳。
黒を基調とした服に白いエプロン、
彼女のチャームポイントと言っても差し支えない、
リボンがついたつばの広い黒の三角帽。
いかにも「魔法使い」と言っても
過言ではない格好をしていた少女だった。
「アイ!?でもなんで…。」
その少女はアイを見て驚いた。
そりゃ幻想郷外に住んでいるアイが
急に来たら驚くだろうな。
「久しぶりですね、魔理沙さん♪」
アイはそう言った。
さて、その少女…。もとい“霧雨魔理沙”はこう尋ねた。
「お前、海志らとまた幻想郷に来たのか?」
「はい。せっかくですし…。ね?」
とアイは言った。魔理沙は
「そうするか…w」と
嬉しそうな表情を浮かべて言った。
そしてアイと共に博麗神社の境内へ
向かっていくのだった。
「で?そこにいるワケ分かんない髪型してる人は誰なの?」
と、霊夢は海志に対して質問してきた。
「オレの弟の新丸だよ。」
海志は言った。
余談だが、初代(俺が新丸に対して呼んでるあだ名)
の髪型はと言うと、右目を前髪で隠している
なんていう結構奇抜な髪型をしてるぜ。
すると、新丸は霊夢に気づくやいなや
こう言ってきた。
「久しぶりだね、お嬢ちゃん!」
「は?あんた何言ってんの?」
霊夢は初代に対してこう言い返した。
「ああ…。そういや霊夢たち、新丸に軽く会ってたね。」
海志がそう言った。なんでも海水浴のときの話らしい。
「あっ。」
どうやら霊夢はそのときについて思い出したようだ。
「確かに会ってたわね…。」
続けて霊夢はこう言った。
「改めて、僕新丸!よろしくね~」
初代はフレンドリーな態度でそう言ってきた。
「私は霊夢。ここ博麗神社の巫女よ。」
霊夢はそう言った。それを聞いた初代は突然
「霊夢か…。じゃあ“レイちゃん”って呼ぶね!」
と言った。
「レ、レイちゃん…?」
これには霊夢も絶句してしまった。
海志曰く、初代はなんでもかんでも
ちゃん付けする癖があるのだという。
霊夢はドン引きしながら
「あんた…。弟も変わってるわね。」
と、海志に対してこう言った。
海志は
「まあな。変なヤツだけどいい奴だぜ。」
と言った。
すると魔理沙が来て、
「新丸か…。確かにこんなヤツいたな。」
と、半ばからかいながらそう言った。
「私は魔理沙。まあ、霊夢の親友みたいなもんだぜ。」
と、魔理沙は続けてこう言った。
初代は
「魔理沙か…。じゃあ、“マリちゃん”って呼ぶね!」
と、霊夢のときと全く同じ反応をしてそう言った。
「マ、マリちゃん!?」
魔理沙は赤面した。
そりゃ急にそう呼ばれたら困惑するわな…。
まあともかく、そんないざこざがありながらも
俺たちは霊夢と魔理沙の2人に再び出会えた。
だが、そのときの俺たち4人は知らなかった。
再び幻想入りしてから、多くの人々に出会い、
交流を持つことになることを。
どんな人々に出会い
交流に繋がっていったのかは…。
それはまた後日話すことにするぜ。
次回、本格的に新たな出会いへ突入していきます。お楽しみに。