インフィニット・ストラトス〜全知全能の覇王〜 作:天魔 無骸
年齢:年齢:18歳(本作では本編開始時点で15歳扱い)
性別:女
身長:155cm
体重:43kg
種族:人間と鬼と龍と悪魔と吸血鬼(真祖)と夢魔(もしくは淫魔とも呼ぶ)の6つの種族の混血
異名:みんなが認める最高(と書いてサイコと読む)の妹、覇王の半身
好きなもの:お兄ちゃん、エナドリ、プロテイン
嫌いなもの:特になし
一人称:私
二人称:貴方/名前/お兄ちゃん(大牙)
IS適正:計測不能
容姿:紅星陽菜(ラムネーション)
CV:くすはらゆい
天導大牙の双子の妹であり、大牙ハーレムの一人にして大牙ハーレムを作った元凶の一人。
親しい者からの愛称は「ころにゃー」。
IQ200オーバーの超天才的頭脳をもち、一切容赦せず、理知的に、合理的に周囲を幸せに導こうとするお兄ちゃん大好きな超絶ブラコン妹。
小悪魔的ながらも、他者に対する思いやりを持っている。
本作では使用しないが、V10ツインターボエンジンを搭載した自作のスポーツカー「クロノスティンガー」を保有している。
双子の兄である大牙をはじめとして家族や友人たちの良き理解者であり献身的に支えるクールで優しい性格の人物。
だが、同時に腹の中を見せない策士的な一面も持ち合わせるが、根はれっきとした善人である。
また、出来る妹の心得という陽菜の妹としての心得が存在する。
出来る妹の心得その1。兄を甘やかすべし。
出来る妹の心得その2。兄を甘やかす時は容赦はするな、たたみかけるように尽くせ。
出来る妹の心得その3。兄の行動パターンは予測できるようにしておくこと。
出来る妹の心得その4。兄の腹は愛情をもって満たすべし。
出来る妹の心得その5。尽くすと決めた以上は、介護するつもりで尽くすべし。
出来る妹の心得その6。反論は許すな。
ちなみに天が二物も三物も与えすぎたような超絶ハイスペックを持つ大牙が割と残念な性格なのは陽菜が甘やかすのが原因だったり。
甘えるのも、甘えさせるのも上手。理想の妹とは彼女のことを言うのだろう。
双子の兄である大牙との兄妹仲はとても良く、まさしく理想の兄妹とも言える。
が、仲が良すぎるあまり、アレな方向(近○相○)につっ走ることも……。
存在そのものがクレイジーの塊である大牙を除けば大牙関係者及び大牙ハーレムの中で一番クレイジーでサイコパスなヤベーやつ。
そして若干メンヘラの気がある(自覚あり)。
理性的な狂気ほど恐ろしく強力なものはない、それを表したかのような少女。それでも大牙関係者の中ではまだかなり常識人に近い方ではある。
カフェインとプロテイン中毒であり、毎朝エナジードリンクとプロテインのカクテルを飲むのが日課。
戦闘能力
上記の通りIQ200オーバーの超天才的頭脳を持ち、大牙が前線で敵を殲滅する暴力担当なら陽菜はそれを後衛でサポートする頭脳担当である。
余談だが大牙のIQはウルトラマンAの巨大ヤプール同様、全人類のIQを集計しても届かないほど(肉体も化け物ならIQも化け物かあのトンチキ野郎は)。
戦闘力は大牙とほぼ同じであり、本気の大牙とまともにやり合って最悪でも相打ちに持ち込むことができ、最高で普通に真正面から勝てる数少ない存在。
さすがはあのアイツの双子の妹である。
IS学園1年1組教室にて……
?「(これは……想像以上にきつい……)」
最前列&真ん中の席に座っている黒髪の少年が心の中で思っていた。
織斑一夏。原作主人公にして世界最初の男性IS操縦者である。
一夏がそう思う理由もそのはず、クラスにいる女子のほとんどの視線はある二つの方向に向けられていた。
当然だ。何故ならその先には、本来IS学園にいるはずのない男子の生徒が二名もいるからである。
一夏「(それにしても……)」
と一夏はもう一人の男子生徒の方を見て、
大牙「zzz……zzz……」
一夏「(もう一人のやつ、この状況でよく寝れるなぁ……)」
と思っていた。
そう、大牙である。コイツ、この状況で腕と足を組んで全く動じず平然と寝ているのである。
まぁコイツからしたらある種の天国だし、女に囲まれるなんて日常茶飯事に等しいから。。
流石、100人以上の恋人を持つ大牙シリーズ一のハーレム皇帝様は格が違えw
すると教室のドアが開き、1人の女性が入ってきた。
?「皆さん入学おめでとう!私は副担任の山田真耶です。1年間、よろしくお願いしますね」
「……………」
黒板の前でにっこりと微笑み挨拶をした真耶だった。けれど教室の中は変な緊張感に包まれていて、誰からも反応がない。
真耶「じゃ、じゃあ自己紹介をお願いします。えっと、出席番号順で」
と真耶が話し、自己紹介が始まっている中、一夏はちらりと窓際の方に目をやる。
?「…………」
何かしらの救いを求めての視線だったが、薄情なことに一夏の幼馴染である篠ノ之箒はふいっと窓の外に目をやった。
一夏「(それが6年ぶりに再会した幼馴染に対する態度か。俺、嫌われてるんじゃないか?)」
一夏がそう思っていると……
真耶「……くん…織斑一夏くんっ」
一夏「は、はいっ!?」
いきなり大声で名前を呼ばれた一夏は思わず声が裏返ってしまった。案の定、くすくすと笑い声が聞こえてきてますます音つかない気分になっていた。
真耶「あっ、あの、お、大声出しちゃってごめんなさい。お、怒ってる?怒ってるかな?ごめんね、ごめんね!でもね、あのね、自己紹介、『あ』から始まって今『お』の織斑くんなんだよね。だからね、ご、ごめんね?自己紹介してくれるかな?だ、ダメかな?」
気がつくと副担任の真耶が一夏にぺこぺこと頭を下げていた。しかしあんまり頭を何度も下げるので、微妙にサイズのあってなさそうな眼鏡がずり落ちそうになっていた。
一夏「いや、あの、そんなに謝らなくても……って言うか自己紹介しますから、先生も落ち着いてください」
真耶「ほ、本当?本当ですか?本当ですね?や、約束ですよ。絶対ですよ!」
ガバッと顔を上げ、一夏の手をとって熱心に詰め寄る真耶、それにより一夏はまた凄い注目を浴びていた。
そして一夏は立って、後ろを振り向いた。
一夏「(うっ……)」
今まで背中に感じていただけの視線が一気に一夏に向けられていた。
一夏「えー……えっと、織斑一夏です。よろしくお願いします」
儀礼的に頭を下げて、上げる一夏。
しかし『もっと喋ってよ』的な視線や『これで終わりじゃないよね?』的な空気があった。
一夏「(いかん、マズい。ここで黙ったままだと『暗いやつ』のレッテルを貼られてしまう……)」
そう思った一夏は呼吸を一度止め、そして再度息を吸い、思い切って口にした。
一夏「以上です!」
がたたっと思わずずっこける女子が数名いた。
一夏「え?あれ?ダメでした──」
次の瞬間、パアンッ!といきなり一夏の頭が叩かれた。
一夏「いっ──!?」
この時、一夏は痛い、と言う脊髄反射より、あることが頭をよぎった。
この叩き方──威力といい、角度といい、速度といい、とある人物──よく知っていると。
一夏「……」
おそるおそる振り向くと、黒のスーツにタイトスカート、スラリとした長身、よく鍛えられているが決して過肉厚ではないボディライン。組んだ腕。オオカミを思わせる鋭い吊り目。
一夏「げえっ、関羽!?」
と一夏が言った瞬間、パアンッ!と音が鳴りまた叩かれた。
ちなみにその音があまりにも大きいから女子が若干引いていた。
?「誰が三国志の英雄か、馬鹿者」
真耶「あ、織斑先生。もう会議は終わられたんですか?」
織斑千冬。一夏の実姉であり、第1回モンド・グロッソの総合部門および格闘部門優勝者、またの名を初代ブリュンヒルデ。
千冬「ああ、山田君。クラスへの挨拶を押し付けてすまなかったな」
真耶「い、いえっ。副担任ですから、これくらいはしないと……」
この時一夏は思った。
なんで千冬がここにいるんだ?職業不詳で月1、2回ほどしか帰ってこない俺の実の姉は……と。
千冬「諸君、私が担任の織斑千冬だ。君たち新人を1年で使い物になる操縦者にするのが仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ないものにはできるようになるまで指導してやる」
と千冬が言った次の瞬間……
「キャーーーーーー!千冬様、本物の千冬様よ!」
「私、お姉さまに憧れてこの学園に来たんです!北九州から!」
「あの千冬様にご指導いただけるなんて嬉しいです!」
「私、お姉様ためなら死ねます!」
黄色い声援が響き、きゃいきゃいと騒ぐ女子達を、千冬はかなり鬱陶しそうな顔で見る。
千冬「……毎年、よくもこれだけ馬鹿者が集まるものだ…感心させられる。それとも何か?私のクラスにだけ馬鹿者を集中させてるのか?」
と千冬がポーズだけでなく本当に鬱陶しがっていたが……
「きゃああああっ!お姉様!もっと叱って!罵って!」
「でも時には優しくして!」
「そしてつけ上がらないように躾して〜!」
クラスメイトの女子達は元気だった。
千冬「で?挨拶も満足に出来んのか、お前は」
一夏「いや、だって千冬姉、俺は──」
一夏がそう言った瞬間、パアンッ!と音が鳴りまた叩かれた。
千冬「織斑先生と呼べ」
一夏「はい、織斑先生……」
「え?織斑君ってあの千冬様の弟?」
「それじゃ、ISを動かせたのも?それが関係してるのかな?」
「でもそれじゃあ、天導君の方は──」
と女子達がこそこそと話していると
千冬「静かに!」
千冬がそう言うと、教室が静かになった。
千冬「諸君らには、これからISの基礎知識を半年で覚えてもらう。その後実習だが、基本動作は半月で体に染み込ませろ。いいか?いいなら返事をしろ!よく無くても返事をしろ!」
「はい!」
と千冬の言葉に女子達が返事をした。
……
その後、自己紹介の続きをしていき、大牙の番がやってきた。
ちなみに自分の番が来る少し前には起きていた。
大牙「天導大牙。好きなものは甘いもの全般と星を見たり、神話を調べること。趣味と特技は家事全般とお菓子作り、それから筋トレ。ISを動かしたばかりでまだまだ至らぬ身だけど、これから一年よろしくね」
そう言い、笑顔で礼をして締めると大牙はゆっくりと座る。
直後、本日最大級とも言える黄色い悲鳴が教室を埋め尽くした。
「きゃあああっ!すごい!イケメンよ!」
「それにあの笑顔!とっても素敵っ!」
「嫌いじゃないわ!」
そんな声が次々と上がっていた。
真耶は大牙のほぼ完璧とも言える自己紹介に感激して拍手を送っており、千冬はもう何もいえずにただ片手で両目を覆っている。
千冬は察してしまったのだ。問題児ばかりが集まると先程自分は言ったが、今年のクラスはそのレベルでは無い。
今年のクラスは大いに荒れる……それを予感した千冬は先に起こるであろう多くの問題に頭を悩ませずにはいられなかった。
次回 4thPHASE:決めろ、クラス代表