インフィニット・ストラトス〜全知全能の覇王〜   作:天魔 無骸

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9thPHASE:VS乱入者、新兵器『放射波動機構』の力を見よ!

ゴーレムが襲来した時。管制室では警報が鳴り、

 

セシリア「何?何が起きましたの?」

 

箒「一夏……!」

 

真耶「システム破損!何かがアリーナの遮断シールドを貫通してきたみたいです!」

 

千冬「試合中止!織斑!凰!直ちに退避しろ!」

 

と千冬は二人に連絡していた。

 

一夏「な、なんだ!?何が起こってるんだ?」

 

鈴「一夏、試合は中止よ!すぐピットに戻って!」

 

鈴が言った時、白式のセンサーに警告と表示された。

 

一夏「所属不明のIS?ロックされている?あいつに俺がロックされているのか!」

 

鈴「一夏、早くピットに!」

 

一夏「お前はどうするんだよ!」

 

鈴「あたしが時間を稼ぐから、その間に逃げなさいよ!」

 

一夏「逃げるって、女を置いてそんなことできるか!」

 

鈴「馬鹿!あんたの方が弱いんだから、しょうがないでしょ!」

 

一夏「……」

 

鈴「別に最後までやり合うつもりはないわよ。こんな異常事態、すぐに学園の先生たちがやってきて事態を収集──」

 

鈴が言い切る前にゴーレムが鈴へビームを放ち、

 

鈴「!?」

 

一夏「危ねぇ!」

 

鈴「キャァッ!」

 

それに反応した一夏は鈴を抱えて回避した。

 

一夏「ビーム兵器かよ、しかもセシリアや大牙のISより出力が上だ……」

 

と一夏は言っているが実は大牙、現状で登場しているカレトヴルフやケラウノスの出力は本来よりかなり落として運用している。

それを知らない一夏はそう思っているのだ。

 

鈴「……!ちょ、ちょっと馬鹿!放しなさいよ!」

 

一夏「お、おい暴れるなって!」

 

鈴「うるさいうるさいうるさーい!」

 

一夏「って馬鹿殴るな!来るぞ!」

 

鈴「!?」

 

一夏がそう言った直後、ゴーレムからビームが放たれ、一夏たちはそれを避けた。

そして爆煙が晴れるとゴーレムがその姿を現した。

 

一夏「なんなんだこいつ……これでもISなのか?」

 

一夏「お前、何者だ!」

 

一夏の問いにゴーレムは何も答えなかった。

 

一夏「答えろ!お前は何者だ、何が目的だ!」

 

一夏のさらなる問いにもゴーレムは何も答えなかった。

 

一夏「くっ……」

 

真耶「織斑くん!凰さん!今すぐアリーナから脱出してください!すぐに先生達がISで制圧に行きます!」

 

すると、真耶から通信が来た。

 

一夏「いや、みんなが逃げるまで食い止めないと」

 

真耶「そ、それはそうですけど。で、でもいけません!織斑くん!」

 

セシリア「一夏さん!」

 

箒「一夏!」

 

千冬「……」

 

管制室にて真耶達が心配する中、千冬は一人、静かに見守っていた。

 

一夏「良いな、鈴」

 

鈴「だ、誰に言ってんのよ……!それより放しなさいってば!動けないじゃない!」

 

と鈴は一夏の腕に中でジタバタしていた。

 

一夏「あ、ああ……悪い」

 

と一夏は鈴を放した。

その直後、ゴーレムからビームが放たれ、二人は避けた。

そしてゴーレムは飛翔し、二人へ接近した。

 

一夏「……!」

 

二人が攻撃を躱すと、今度は連続でビームを撃ってきた。

 

鈴「ふん!向こうはやる気満々見たいね!」

 

一夏「みたいだな!」

 

と二人は躱しながら話していた。

 

鈴「一夏、あたしが援護するから突っ込みなさいよ!武器それしかないんでしょ?」

 

一夏「……その通りだ。じゃあそれで行くか」

 

……

 

同時刻、ピットでは……

 

大牙「さて、俺達もそろそろ動くか……」

 

大牙はそう言い、以前セシリアからもらった連絡先に電話をかけた。

 

大牙「オルコット、俺だ。今どこにいる」

 

セシリア「大牙さん!今は箒さんと織斑先生、山田先生と管制室にいますわ!大牙さんは今どこにいますの!」

 

大牙「今はひよりたちとピットにいる、織斑先生に代われるか?」

 

セシリア「わかりました!」

 

そうして少しして電話相手が千冬に代わった。

 

千冬「天導兄か、どうした?」

 

大牙「はい、実は……」

 

大牙はピットから見た一夏達の状況を伝えた。

 

千冬「ああ、こちらも管制室から状況は確認している」

 

大牙「織斑先生、オルコットを救援に出せますか?」

 

千冬「そうしたいのはこちらも同じだが、遮断シールドがレベル4に設定されて扉が全てロックされている。そのせいで避難することも、救援に向かうこともできない状況だ」

 

大牙「……織斑先生、俺が織斑達の救援に行きます。それと俺とオルコットへ避難と救援のためにISの使用と扉の破壊許可をください、責任は全て俺が受けます」

 

千冬「……やれるか?」

 

大牙「ええ、やって見せますよ」

 

千冬「……わかった、許可する。救援が望めない今、お前が頼りだ。頼むぞ」

 

と千冬が言って電話を切った。

 

ひより「大牙くん、織斑先生はなんと?」

 

大牙「鈴達の救援と扉の破壊許可が降りた。ひより、陽菜、有里咲、覇王軍元帥ならびに神聖エルドラド帝国皇帝として勅令を与える。オルコットと一緒に生徒の避難に行け!」

 

3人「イエス ユア・マジェスティ!」

 

3人がそう答えると大牙はヴェルテクスを展開し、カスタムウイングから遠隔兵器「フレスヴェルグの羽根」を射出しピットの扉を破壊した。

そして3人がピットを出たのを確認した後、AEブーストを使って大牙もアリーナへ向かった。

 

……

 

アリーナではゴーレムが鈴へビームを撃ち、鈴がそれを防いで衝撃砲を連射。ゴーレムの突撃を躱した鈴は一夏と共にゴーレムを追いかけた。

 

真耶「もしもし織斑くん!織斑くん聞いてます!?凰さんも、聞いてます!?」

 

千冬「本人達がやると言っているのだから、やらせてみてもいいだろう」

 

真耶「お、織斑先生……!何を呑気なこと言ってるんですか!」

 

千冬「落ち着け、コーヒーでも飲め。糖分が足りないからイライラする」

 

そう言った千冬はコーヒーに砂糖ではなく塩を入れて混ぜた。

 

真耶「あの、先生。それ塩ですけど」

 

コーヒーを飲もうとして真耶から指定された千冬は……

 

千冬「なっ……」

 

と恥ずかしそうにしていた。

 

セシリア「……」

 

箒「一夏……」

 

と管制室にいる4人がモニターで一夏と鈴がゴーレムと戦っているのを見ていた時、

 

セシリア「先生!私にISの使用許可を!すぐに出撃できます!」

 

千冬「そうしたいところだが、これを見ろ」

 

と千冬がある画面を見せた。

 

箒「遮断シールドがレベル4に設定……」

 

セシリア「しかも、扉が全てロックされて……あのISの仕業」

 

千冬「そのようだ。これでは避難することも、救援に向かうこともできない……さっきまではな」

 

その時、アリーナでは

 

煙の中で、一夏はゴーレムの姿を探していた時、

 

一夏「ぐあっ!」

 

ゴーレムの拳を受けて、一夏は地面に落ちた。

 

セシリア「先生……それはどういうことですか?」

 

千冬「ああ、それはな」

 

と千冬が説明しようとした時……

 

真耶「ピットの方からISが1機、アリーナの方へ向かっています。これは……天導くんです!」

 

セシリア「大牙さん!?」

 

千冬「先ほど、天導からあいつとお前へISの使用と生徒の避難ならびに救援のための扉の破壊を求められてな、私が許可した。オルコット、生徒の避難を行い、完了後、織斑達の救援に迎え」

 

セシリア「大牙さん……わかりました!」

 

そう言いセシリアはブルーティアーズを部分展開して管制室の扉を破壊、その後解除して生徒の避難へ向かった。

 

……

 

アリーナでは鈴がゴーレムへ衝撃砲を連続で撃ち、そのうち1発がヒットした。

 

鈴「一夏、今のうちに!」

 

一夏「うおおおおおおお!」

 

鈴にそう言われた一夏がゴーレムへ突撃したが、一夏の攻撃が全て避けられ翻弄されていた。

 

一夏「くっ……」

 

鈴「一夏馬鹿!ちゃんと狙いなさいよ!これで4回目じゃない!」

 

一夏「狙ってるつうの!」

 

と言った一夏はシールドエネルギーを確認したが、残り60しかなかった。

 

一夏「(やばい……バリア無効化攻撃は後1回ぐらいしか使えない……)」

 

と考えていた時……

 

鈴「一夏!」

 

と鈴が呼ぶ声に反応するとゴーレムのビームが迫っていた。その時……

 

大牙「Feuer(フォイアー)!」

 

4本の赤黒いビームがゴーレムのビームを全て掻き消し、それと同時に二つの電磁加速したビームがゴーレムにヒットして吹き飛ばした。

 

鈴「今度は何!?」

 

一夏「いや、あれは!」

 

と一夏と鈴がビームを発射した方へ向くとそこには……

 

大牙「織斑!鈴!無事か!」

 

ヴェルテクスを纏い、両手にケラウノスを持った大牙の姿があった。

 

一夏「大牙!」

 

鈴「大牙、なんでここに!?」

 

大牙「織斑先生から許可をもらって加勢に来た、さっさとあの無人機を仕留めるぞ」

 

一夏「わかった!ってえ?」

 

鈴「無人機って、何言ってんのよ大牙!ISは人が乗らなきゃ動かな……」

 

その時、鈴の頭の中にある一つの仮説が思い浮かんだ。

 

鈴「ねぇ、一夏」

 

一夏「なんだよ」

 

鈴「そういえばアレ、さっきから私たちが会話してる時って、あんまり攻撃してこなかったわね。まるで、興味があるみたいに聞いてるような」

 

一夏「言われてみれば……確かにそうだな」

 

大牙「だろう?」

 

大牙のその言葉に鈴は「ううん」と首を横に振り、

 

鈴「でも無人機なんてあり得ない、ISは人が乗らないと絶対に動かない。そういうものだもの」

 

一夏「仮に、仮にだ。大牙の言う通り、アイツが無人機だったらどうだ?」

 

鈴「何、無人機なら勝てるっていうの?」

 

一夏「ああ、人が乗ってないなら……容赦なく全力で攻撃しても大丈夫だしな」

 

その時、箒は通路を走っていた。

 

鈴「全力で、って」

 

一夏「零落白夜、雪片弐型の全力攻撃だ……雪片弐型の威力は恐らく高すぎるんだ、訓練や学内対戦で全力を使うわけにはいかない。でも相手が無人機なら、全力で攻撃できる」

 

大牙「確かに、それならいけるな」

 

鈴「零落白夜だか何だか知らないけど、その攻撃自体が当たらないじゃない!」

 

一夏「次は当てる」

 

鈴「ふう、言い切ったわね。じゃあそんなことあり得ないけど、アレが無人機だと仮定して攻めましょうか」

 

一夏「よし、じゃあ二人とも。俺が合図したら、あいつに向かって鈴は衝撃砲を、大牙はカレトヴルフとケラウノスを撃ってくれ最大威力で」

 

大牙「わかった」

 

鈴「良いけど、当たんないわよ?」

 

一夏「良いんだよ、当たらなくても」

 

一夏「じゃあ、早速……」

 

と一夏が構えたその時だった……

 

箒「一夏っ!」

 

と驚いた一夏が声がした方へ向くと、ピットに箒がいた。

 

箒「男なら …男なら、そのくらいの敵に勝てなくて何とする!」

 

その瞬間、ゴーレムが箒の方を向いた。

 

箒「!?」

 

一夏「まずい、箒逃げろ!」

 

ゴーレムが箒へ両腕のビーム砲を構えた。

 

一夏「鈴!大牙!やれえええ!」

 

鈴&大牙「わかった!」

 

そう言い、鈴が衝撃砲を、大牙がカレトヴルフとケラウノスを構えた時だった。

 

鈴「ちょ、ちょっと馬鹿!何してんのよ!どきなさいよ!」

 

なんと、一夏が鈴の前に立った。

 

一夏「いいから撃て!大牙も!」

 

大牙「はいはい!」

 

鈴「……!?ああ!もう!どうなっても知らないわよ!」

 

と言い、鈴と大牙は前にいる一夏の背に衝撃砲とカレトヴルフ、ケラウノスを撃った。

 

一夏「ぐっ!ぐううううううああ!」

 

その時、白式のセンサーにある画面が表示された。

 

零落白夜 使用可能

エネルギー転換率90%オーバー

 

その瞬間、雪片弐型の剣先が伸びた。

 

一夏「うおおおおおおおおお!」

 

鈴が撃った衝撃砲と大牙が撃ったカレトヴルフとケラウノスのエネルギーを瞬時加速に使い、ゴーレムへ急接近した。

 

一夏「(俺は、千冬姉を、箒を、鈴を、関わる人全てを……守る!)」

 

そう思い、雪片弐型を振り下ろし、ゴーレムの右腕を切り落とした……しかし、

 

一夏「ぐあっ!」

 

ゴーレムの左腕で殴り飛ばされ、クレーターの側面に激突した。

 

鈴「一夏!」

 

箒「一夏!」

 

鈴「一夏ぁ!」

 

鈴と箒が一夏を呼ぶが動けず、ゴーレムが迫り、左腕のビーム砲を構えたその時だった。

 

大牙「……狙いは?」

 

と大牙の声に答えたのは……

 

セシリア「完璧ですわ」

 

そう、セシリアだった。

 

その瞬間、ブルーティアーズの4基のレーザービットがゴーレムへ向けてレーザーを放った。

 

箒「……!」

 

箒がビットの飛んで来た方を見るとブルーティアーズを展開したセシリアだった。

 

箒「セシリア!」

 

鈴「あんたいつの間に!」

 

大牙「セシリア、決めろ!」

 

セシリア「……!了解ですわぁ!」

 

とスターライトmkIIIを構え、そこから放たれた一本のレーザーがゴーレムを撃ち抜いて倒れた。

 

大牙は一夏が立ち上がるのを見ていると。

 

セシリア「ギリギリのタイミングでしたわ」

 

大牙「お前ならやれると思っていたよ」

 

セシリア「そ、そうですの……と当然ですわね。そ、それと、先程私のことを、セ、セシリア、と……」

 

大牙「さーて、なんのことやら?」

 

セシリア「んもう!いけずなんですから〜」

 

と、とぼける大牙へセシリアは両手を頬に当てそう言った。

 

一夏「ふぅ〜なんにせよこれで終わ──」

 

と一夏が言おうとしたその時だった、白式から警告音が鳴り、その内容は……

 

一夏「えっ!?」

 

ゴーレムの再起動、そして一夏がロックされていることだった。

 

鈴「一夏ぁ!まだアイツ動いてる!」

 

ゴーレムが立ち上がり、左腕のビーム砲を構えたその時だった……

 

大牙「させん!」

 

大牙がカレトヴルフとケラウノスを放ち、ゴーレムは後退して避けた。

 

大牙「大丈夫かい?」

 

一夏「ああ……助かったぜ、大牙」

 

大牙「……織斑、エネルギー残量は?」

 

一夏「悪い、もうほとんどねぇ……」

 

大牙「(よし!これで条件は全てクリアされた、これであれが使える!)」

 

鈴「どうすんのよ!それじゃもう!」

 

と鈴が言った時、

 

大牙「……鈴、オルコット。織斑を連れて下がれ。奴は俺が仕留める」

 

セシリア「大牙さん!?」

 

鈴「はあ!?あんた一人でどうすんのよ!」

 

大牙「大丈夫だ、我に新兵器あり!」

 

と大牙が不敵に微笑みながら言った後……

 

大牙「さぁ出番だぜ?ヴェルテクス、三番武器庫開放!」

 

大牙がそう言うと、ヴェルテクスのカスタムウイングの右上から三番目のウイングが開き、その中に巨大な右腕「放射推進型自在可動有線式徹甲砲撃右腕部」(以降、放射波動機構)が格納されていた。

 

『三番武器庫ハッチ開放、ヴェルテクス本体との接続信号を確認』

 

大牙「右腕の神経電位接続解除、換装開始!」

 

大牙の声と共にヴェルテクスの右腕にあるエネルギーラインから光が消えてパージし、「放射波動機構」が三番武器庫から射出された。

 

『誘導信号、確認。同調軸、速的良し、連結速度まで減速。伝送ニューロン、コンマ5からコンマ8MMP。障害に感なし。屈伸筋、第1から第5まで正常に作動。衝撃コントロール、始動を確認。連結可能。連結開始』

 

大牙「連結!」

 

ヴェルテクスのシステム音声に大牙がそう言うと、放射波動機構がヴェルテクスの右腕として接続され、それと同時に右腕の神経電位接続も再接続された。

それと同時に、パージされた右腕は内蔵されていたブースターで飛翔、その後「放射波動機構」が格納されていた武器庫に格納された。

 

『出力安定を確認。放射波動機構、初期設定の輻射波動モードに設定。神経電位接続、適合率100%。その他全てに異常なし』

 

そのシステム音声が鳴った後、ヴェルテクスのセンサーに無数の画面が表示され、それら全てが消えると一つの画面が表示された。

 

放射波動機構・接続承認(Radiation Wave Mechanism Connect Accepted)

 

それと同時にゴーレムは大牙へビームを放ったが……

 

大牙「無駄だ」

 

大牙が右手を前方へ向けると掌から黄金の衝撃波が現れ、ビームを防いだ。

 

一夏&箒&セシリア「!?」

 

鈴「な、何よそれ!」

 

大牙「驚いたか?驚いたろ?俺が開発したヴェルテクスの新兵器だ!」

 

と大牙は高らかに答えた。

 

大牙「さぁ行くぜ?」

 

大牙は左手に持っていたケラウノスを仕舞い、天宵月を抜刀して、ゴーレムへ突撃した。

それに対し、ゴーレムはビームを撃って応戦するが、

 

大牙「だ〜か〜ら〜、無駄っつてんだろ!」

 

と大牙は放射波動を集束させ、放射波動砲弾という黄金の砲撃を放った。

その砲撃はゴーレムのビームを相殺するどころかそのままゴーレムの左腕に直撃し、

 

一夏&箒&セシリア&鈴「!?」

 

ゴーレムの左腕を見た4人は驚愕した。

そう、直撃したゴーレムの左腕がブクブクと音を立てて膨張した後、爆発して跡形も残らず破壊されたのだ。

 

大牙「さーて、チェックメイトと行こうか」

 

そう言った大牙はゴーレムへ瞬時加速を使い急接近し、

 

大牙「捕まえた」

 

そう言い、大牙は右腕でゴーレムの頭を掴み、一度深呼吸をし、

 

大牙「……弾けろ鉄屑がぁぁッ!」

 

そう言った瞬間、ヴェルテクスの右腕から放たれた黄金の超高周波がゴーレムに照射され、掴まれた頭から始まり、胴体.脚部に至るまでゴーレムの全身が徐々に膨張していった。

そしてゴーレムが完全に機能停止したのを見た大牙が離れた後.ゴーレムは大爆発を起こし、跡形も残らず木っ端微塵に破壊された。

 

そう、それはISコアさえもだった……

 

この時アリーナに居た一夏、鈴、セシリア、ピットにいた箒、管制室にいた千冬と真耶はこう思った

 

「大牙のあれ、もはやISじゃなくね?」っと……




そうだよ、ISの見た目をした唯の戦略兵器だよw

【フレスヴェルグの羽根】

ヴェルテクスのカスタムウイングに搭載されている羽の形をした無数の遠隔兵器。

斬撃と射撃の両方を行うことができる他、フォビドゥンガンダムのゲシュマイディッヒ・パンツァーを応用した技術を使っているため、ビームやレーザーを始めとしたエネルギー兵器には対しては無敵とも言える防御性能を誇り、ビームが歪曲されることを活かして、わざと変な方向にカレトヴルフのビームを撃って、それをフレスヴェルグの羽根で歪曲させることで相手の死角へ攻撃を当てることも可能。

【放射波動機構】
コードギアスに登場する紅蓮シリーズの輻射波動機構をベースに大牙が開発した新兵器である巨大な右手。
正式名称は「放射推進型自在可動有線式徹甲砲撃右腕部」。

普段はカスタムウイングの三番武器庫(右の上から3番目)に内蔵されており、使用時には右腕を丸ごと換装する(その際、右腕の神経電位接続は一時的に解除される)。

ベース同様、指の一本一本が鋭利な爪状になっており、それを支えるクランク伸縮によって長い間合いを有する右腕が特徴で、聖天八極式や特式の要素を混ぜたものになっているため、有線射出して飛行させる「ロケットハーケン」になっている上、範囲変更でワイドレンジに拡散させることが可能。

ベースとなった輻射波動の高周波を短いサイクルで対象物に直接照射することで、膨大な熱量を発生させて爆発・膨張などを引き起こし破壊する。掴んだ敵の装甲や武装の加熱破壊の他、輻射波動によって発生する振動波によって攻撃から機体を丸ごとガードする障壁としての使い方自体は一切変化がなく、そこに大牙の魔力で再現された放射能分裂光、通称「絶滅光(ガンマレイ)」を加えたことで、本家より殺傷力というか殺意が増している。

具体的には超高周波と致死量オーバーの放射線を短いサイクルで対象物に直接照射することで、莫大な熱量と致死量オーバーの放射線の被爆を持って敵を撃滅する。

簡単に言うならγ線付きの超ヤバい電子レンジである。

一応、モードチェンジで通常の輻射波動としても使えるが、どっちにしろIS世界じゃ禁止カード待ったなしの反則武器である。

次回 10thPHASE:終結
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