転生したホムンクルスは先生《相棒》と共に   作:ジールライ

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3話「借金」

そうして、俺達はヘルメット団のアジトに向かう

 

 

 

「カタカタヘルメット団のアジトがあるとされてるエリアに入りました…半径15km圏内に敵のシグナルを多数検知…おそらく敵もこちらが来た事に気付いてるでしょう…ここからは実力行使です!」とそうして俺達は戦闘を始める

 

ん?相棒?そのタブレットでなにを……って!今起きてる戦闘全体を見れるじゃねぇか!

 

これは、かなり使えるな……裏で隠れてるやつとか一瞬でわかるしな……にしても…この青いゲージみたいなものはなんだ?

 

あっ、セリカの絵が光ってる…相棒がそれを押したらセリカが青い炎みたいのを纏い始めた!?

 

なんだそりゃ!?

 

次はノノミの奴を押した?ノノミ高火力に銃をばらまいて敵の被害が尋常じゃねぇ!

 

コレで細かい指示をだしてるのか?

 

まぁ、それはおいておいて……どうやらそろそろ決着がつくようだ

 

しっかし、此処の人間は傷つかねぇみたいだが…どうなてるんだ?俺のようなホムンクルスの力ではなさそうだし……

 

相棒の頭を覗いてみたが…このヘイローが重要なのは理解した

 

ま、それは後日考えるか…

 

「敵の退却を確認!並びに、カタカタヘルメット団の補給所、アジト、弾薬庫の破壊を確認」

 

「これでしばらくはおとなしくなるはず」

 

「よーし、作戦終。みんな!先生、お疲れー…それじゃ、学校に戻ろっかー」と俺達は全員で帰宅する

 

「お帰りなさい!皆さん、お疲れ様でした」

 

「ただいま〜」

 

「アヤネちゃんも、オペレーターお疲れ」

 

「火急の事案だったカタカタヘルメット団の件が片付きましたね。これで一息つはけそうです」

 

「そうだね…これでやっと、重要な問題に集中できる」

 

「うん!先生よおかげだね、コレで心置きなく全力で借金返済に取り掛かれるわ!」

 

ん?借金?このガキどもに?

 

「ありがとう、先生!この恩は一生忘れないから!」

 

"借金返済って?"と相棒も疑問に思ったのかガキ共に聞くとよそよそしくなった

 

「そ、それは…」

 

「ま、まって!アヤネちゃん!それ以上は!」とセリカが止めようとするが「いいんじゃない、セリカちゃん…隠すようなことじゃあるまいし…」とチビがどうでも良さそうに話し出す

 

「か、かといって、わざわざ話すようなことでもないでしょ!」

 

「別に罪を犯したとかじゃないでしょー?それに先生は私達を助けてくれた大人でしょー?」

 

「ホシノ先輩の言う通りだよ…セリカ、先生は信頼していいと思う」とシロコも肯定する

 

「そ、そりゃそうだけど、先生だって結局部外者だし!」

 

「確かに先生はパパッと解決してくれるような問題じゃない走れないけどさ。でも、この問題に耳を傾けてくれる大人は、先生くらいしかいないじゃーん?

 

悩みを打ち明けたら、何か解決方法がみつかるかもよー?それとも何か他にいい方法があるのかなー?セリカちゃん?」とチビに言い返せないのかセリカはたじたじだ

 

「でっ、でも、さっき来たばかりの大人でしょ!今まで大人たちが、この学校がどうなるかなんて気に留めたことなんてあった!?

 

この学校は、ずっと私たちだけでどうにかしてきたじゃん!なのに今更大人が首を突っ込んでくるなんて…私は認めない!」とセリカはここからでていく

 

「私!様子を見てきます!」とノノミはセリカを追いかけていく

 

「えーと、簡単に説明すると……この学校、借金があるんだー…まぁ、ありふれた話だけどさ」

 

ありふれた話なのか!?

 

「でも問題はその金額で……9億円くらいあるんだよねー」

 

は?

 

 

 

( ゚д゚)

 

 

 

(゚Д゚)*1

 

 

 

( ゚д゚)

 

 

 

「正確には……9億6235万円、です」

 

細かくするな!意味ねぇよ!そんなに変わらねぇから!どうしたらそこまで借金が膨らむんだよ!

 

「アビドス……いえ、私たち『対策委員会』が返済しなくてはならない金額です…」

 

ガキに膨大な借金を背負わしてるんじゃねぇぞ!借金した奴!

 

「これが返済できないと、学校は銀行の手に渡り、廃坑手続きを取らざるを得なくなります…でふが、実際に完済できる可能性は0%に近く……ほとんどの生徒は諦めて、この学校と街をす捨てて、去っていきました……」

 

「そして、私たちが残った…」

 

「学校が廃坑の危機に追いやられたのも、生徒がいなくなったのも、街がゴーストタウンになりつつあるのも、実は全てこの借金のせいです…」

 

"事情を説明してほしい"

 

「借金することになった理由ですか?それは……」

 

「数十年前にこの学区の郊外にある砂漠で、砂嵐が起きたのです…」

 

「こよ地域では以前から頻繁に砂嵐がおきていたのですが!その時の砂嵐は想像を絶する規模のものでした……学区にいたる所が砂に埋もれ、砂嵐賀去ってからも砂が溜まり続けてしまい…その自然災害を克服する為に我が校は多額の資金を投入せざるを得ませんてした……しかしそのような片田舎の学校に、巨額の融資をしてくれる銀行はなかなか見つからず……」

 

「結局、悪徳金融業者に頼るしかなかった…」

 

「………はい…最初のうちは、すぐに返済できる算段だったと思います…しかし砂嵐はその後も、毎年更に毎年更に巨大な規模で発生し……学校の努力も虚しく、学区の状況は手が付けられないほどの悪化の一途を辿りました……そしてついに、アビドスの半分以上が砂にのまれて砂漠と化し、借金はみるみる膨れ上がっていったのです……」

 

全員がだんまりしてしまう

 

そりゃそうだろうな……必死こいてここを守ろうとしてるのに

 

「私たちの力だけでは、毎月の利息を返済するのも精一杯で……弾薬も補給品も、底をついてしまっています」

 

「セリカが彼処まで神経質になってるのは、これまで誰もこの問題にまともに向き合わなかったから…、話を聞いてくれたのは、先生、あなたが初めて…」

 

「……まぁ、そういうつまらない話だよ…」

 

あのチビなら、何かしら美味いこと立ち回って借金チャラにしそうだな…

 

石に金を塗装して金塊に見せたりとかして……

 

「で、先生のおかげでヘルメット団っていう厄介や問題が解決したから、これからは借金返済に全力投球出来るようになったってわけー

 

もしこの委員会のこもんになってくれるとしても、借金のことは気にしなくていいからねー

 

話を聞いてくれただけでもありがたいし」

 

「そうだね、…先生はもう十分力になってくれた…これ以上は迷惑をかけられない…」

 

(おい、相棒……わかってるよな?)

 

"うん…そうだね…自分も対策委員会の一員として、一緒に頑張る"

 

「そ、それって……あ、はいっ

 

よろしくお願いします、先生!」

 

「へぇ、先生も変わり者だねー、こんな面倒なことに自分から首を突っ込もうなんて…」といつもの顔をしてるが、俺はわかるチビは今のでかなりの疑問を持ってる……信用はまだ先だな…

 

他の奴らは喜んでくれてるようだが…

 

 

*1
こっち見るな

他のホムンクルスの力を使えるか使えないようにするかといえば?

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