学園チームバトルもの。才能と努力と計画と乱数で勝利を目指す 作:集団戦大好きマン
鷹一は自室に戻ると、連絡先から水渕を選び、通話ボタンを押した。僅か1コールで、水渕は出た。
『俺だ』
野性味と、どこか狡猾さを併せ持ったような声が通話先から聞こえきた。
「鷲島だ。水渕、俺に電話を入れたか?」
『着信履歴を見れば分かるだろ。それより、さっきは電源を落としていたな? 何でだ? まさか充電を忘れたなんて言わないよな?』
鋭く質問する水渕の声を聞き、彼の言わんとしていることを鷹一は理解した。
「……驚くかもしれないが、俺は電子機器はそこまで得意ではない」
『惚けた冗談はいい。それよりも、俺はさっきまでお前が話していた相手に興味があるな。誰と話してた?』
「冗談のつもりはない」
追及する水渕に対して、鷹一は淡々と答えた。
『おい、質問に答えろ。誰と話をしていた?』
「…………俺が何時、誰と話そうと、それは俺の自由であって、お前が干渉することではないだろ。俺がお前に干渉できないのと同じだ、水渕」
『さっきまで話をしていたと認めたな?』
通話先から、僅かな笑い声が聞こえた。その声は、少しの満足感を含んでいるように鷹一には思えた。
「その解釈の自由はお前に委ねる。だが、それは、お前の言葉が正しいことを証明する、というわけではない」
『それはもう認めたも同然の言葉だぞ、鷲島。お前は戦闘に関しては最高峰の実力者だが、頭の方は精々、中の上、止まりだな。まあ、筆記試験順位から考えると、お勉強の方は得意なようだがな』
「そうか。ところで水渕、お前がしたかった話というのはそれでいいのか? もっと大事な要件があったんじゃないのか?」
『露骨な話の逸らし方だ。よほど重要な話し合いをしていたようだな。相手は……そうだな、……女、だろ?』
「大事な要件がないなら、切ってもいいか? 俺としては、四月の試練とチーム戦で優秀さを見せたリーダーに対する敬意という意味で、優先してお前に対応している。だが、俺も忙しい。意味のない話が多いようなら、お前の優先順位を下げざるを得ないだろう」
『おいおいおい、随分必死だな? そんな良い女だったのか? それとも、良い同盟の条件でも出されたか? それで食いついた。まるで、餓死寸前の野良犬だな。だが、まあ、お前の立場を考えると理解でき――』
鷹一は通話を切った。
理由は二つ。一つは、水渕に対する礼儀は果たしたと感じたこと、そしてもう一つの理由は、水渕の洞察力に驚いたからであった。
鷹一が感心している間にも、再び端末が鳴り響いた。相手は当然、水渕であった。
鷹一は、数コールほど待った。これは、心理的に、交渉で優位に立つためではなかった。単純に考えを整理する時間が必要だったからだ。
(いくらなんでも気付くのが早すぎるな……俺が読まれやすいというのもありそうだが……なぜ話し相手の性別が分かった? 適当に言っただけか? いや、Aランクの上位陣に女子生徒が多いからか? 鎌をかけて俺の反応を読んだのか? 水渕なら、そういうことをしそうだな。だが……それだけでは無さそうだ。正直に言うと、こういうタイプは少し苦手だが……)
さらに数コールほどしてから、ようやく鷹一は通話ボタンを押した。
「鷲島だ」
『随分長かったな。『怒っている』アピールをしたいようだが、そこまで長いと逆に、ビビってるみたいに見えるぜ』
「知っているかもしれないが、正直に言うと、俺はお前が少し苦手だ。苦手な相手からの電話に出るのは時間がかかるものだ」
嘲笑うかのような水渕の言葉に対して、鷹一は正直に自分の考えを口にした。ただし、その声音はいつもとまるで変わらない冷めた色だった。
『面白い冗談だな。だが、笑えない。鷲島。お前のような化物が吐く言葉じゃないし、こっちを歯牙にもかけない態度が丸わかりだ』
しかし、鷹一の言葉は水渕には通じなかった。これは当然であった。鷹一という絶対的な能力者に苦手な相手がいるなど、水渕からしたら信じられないことであったし、何より、今の鷹一の態度が、とても苦手な相手に対する態度のようには見えなかった。
「そんなことは無い。お前やお前のチームは優秀だと俺は思っている」
これも鷹一の正直な感想であった。今の会話や、これまでの試合での実績から、鷹一は水渕や彼のチームの能力を高く評価していたし、ある程度警戒もしていた。
『そうだな。純粋な殴り合い以外なら、お前に負けるとは思えない。俺も、俺のチームもな。だが、それは今の状況が続けばだ。お前がどっかの――Aランクのチームの犬にならないかどうかっていうのは俺にとっては重要なことだ。だから、答えろ、鷲島。誰と話してた? イカれ女の反町か? それとも小賢しい舞島か? まさかゴリラの匂坂じゃないよな?』
「さっきも言ったが、答える義務を俺は持ち合わせていない」
『一応、言っておくが、反町はやめておけ。アイツは餓死寸前の野良犬を見かけたら嬉々として殺処分する女だぞ。お前もお前のチームも殺処分コースだ』
「そうか。反町とは知り合いなのか?」
『食いついたな。相手は反町か?』
「……そうだ。よく分かったな。流石だな。ところで、せっかくだから情報を落としてくれ。反町とは知り合いなのか?」
鷹一は一瞬悩んだ後、本心を口にすることにした。内心で、ほぼほぼ梶田チームとの同盟が決まったということもあった。そして、同盟締結は全チームに告知される。数日後に同盟を控えていることを隠すメリットはそれほど多くなく、また露見するデメリットもそれほど多くは無かった。そして何より、鷹一は、水渕から見た反町像を知りたかったのだ。
一方で、鷹一の正直な言葉を聞いて、水渕は初めて、言葉に詰まった。鷹一の言葉が予想外であり、また、鷹一のあまりにも平坦で冷めた態度が、虚実どちらであるかを分かりにくくさせたのだ。
『……、……少し話をした。大体の思考は掴んだ。あの女は、頭のネジがズレてる。それより、今の話は本当か? 梶田チームとの組むのか?』
どこか疑うように水渕が問いかけた。
「組むかどうかはまだ分からない。それより反町の思考を教えてくれ」
『おいおい、それを言う言わないかの自由は俺にあるだろ? さっきまでお前が言っていた言葉だ』
「それはそうだが、俺は、お前の質問には答えた。お前は答えないのか?」
『……まあ、いいだろう。だが、後で、お前も俺の質問にはもう少し答えてもらうぜ?』
鷹一の言葉に、水渕は僅かに悩んだが、様々な損得勘定の末、情報を提供することにした。
「分かった」
『よし、なら説明してやる。反町は、端的に言うと、かなりイカれてる女だ。小賢しさなら舞島や乾の方が上だが、発想のぶっ飛び具合なら反町が上だな。あと、あの女は倫理観が死んでる。人殺しを何とも思っていない。俺の経験則だが、たぶん最低でも十人くらいは殺してるな』
「殺人経験か? それこそ発想が飛躍し過ぎじゃないか?」
水渕の突飛な話に鷹一は眉をひそめた。
『鷲島。お前は常識外の存在の癖に、変なところで常識的だな。だが、まあいい、特別に講釈してやろう』
鷹一の反応に水渕はクツクツと笑いながら自身の考えを話し始めた。
『――まず人間は二種類に分けられる。殺人に抵抗感が少しでもある人間と、抵抗感が全くない人間だ。前者を『まともな人間』、後者を『イカれた人間』と呼称しよう。前者はかなり幅広く定義する。殺す際、少しでも感情的・思考的に躊躇ったり、あと、体の動きが鈍ってもアウトだ。そいつは仮に人を殺してても、この定義では『まともな人間』とする。計画的殺人とかであっても、計画の際、少しでも躊躇したり、他に手段がないか探ったりした時点で『まともな人間』だ。基本的には人間の大半は『まともな人間』だ』
そこで、水渕は言葉を切った。そして僅かな時を置き、続く言葉を口にした。
『――だが反町は違う。あいつは『イカれた人間』だ。人を殺すことに罪悪感を抱かないどころか、1ミリも感情を乱さない。当然思考もな。体の動きも鈍らないだろう。おそらくあいつはごく自然な動作で人を殺すタイプだ。必要であれば何人、何十人でも殺す計画を立てるだろう。そして、あいつは殺人のトリガーが緩い。『必要』とあいつが感じれば、すぐに殺すか、殺す計画を立てて実行するだろう。あの女はイカれている』
「言いたい事は分からないでもない。だが、すまない。やはり発想の飛躍に聞こえる。根拠のようなものはあるのか?」
『雰囲気と言動に出る僅かな癖だな。変な話だが、『まともな人間』の方が多様で個性がある。だが、『イカれた人間』はそれ特有の空気や僅かに思考の癖が漏れる。まあ殺人鬼の共通思考みたいなもんだな。そして、反町はあまりにも『イカれた人間』の気質が出過ぎている。というより、もっとはっきり言えば、あの女からは死臭がする。この学園に入る一か月くらい前に誰か殺してるレベルの臭さだ。まあ、この辺りは感覚だがな』
「水渕、お前の考えにケチをつけるわけではないが、一般に殺人というのは犯罪だし、何より忌避された行為だ。過去の大戦では殺人が奨励されていたこともあったかもしれないが、今は違う。普通に石を投げたら、人を殺していない人間に当たる可能性が高い。殺人鬼が学園を徘徊しているとは、とても思えないな」
『そうだな。それは認めよう。この学園の生徒の大半は殺人経験がない。いかにも『人、殺してます』って顔してるお前も、人を殺したことはないだろう。だが、反町は違う。あの女は絶対殺してる』
強い確信を持ったように水渕は断言した。
「そうか。ところで、根拠は、お前の経験則だけか?」
『そうだ。だが、俺はこの学園に入るまでの間に犯罪者を何人も見て来た。当然殺人鬼もな。やつらの思考は理解している。反町は、その中でも、ぶっちぎりのイカれた犯罪者思考だ』
水渕の言葉には強い確信が含まれていた。鷹一は僅かに返す言葉に悩んだ。
「なぜそんなに犯罪者を見て来たんだ? 普通に生きていれば、あまり犯罪者と会う機会は無いと思うが?」
『それは統治区画によるだろ。言っておくが、皆が皆、温い暮らしをしてきたなんて思わない方がいいぞ。俺は、温室育ちのお前たちとは違う』
鋭く刺すような、それでいて、どこか他人を嘲笑うかのような水渕の声を聞き、鷹一は少しの間、無言になった。
「…………そうか、……お前が人生経験豊富なのは分かった。だが、疑問が多いな。まず、反町がそこまで犯罪を重ねているなら、なぜ学園に入れている? そもそも、なぜ捕まっていない?」
『おいおいおい。随分、幸せな脳味噌してるな。犯罪者が皆捕まるとでも思ってるのか? 企業に保護されてる犯罪者は多い。そして、この学園は魔力関係の実験的な場所でもある。犯罪者でも、あれほどの魔力があるなら、使うっていう手もあるだろ』
水渕は反町の驚異的な魔力――根崎と同クラスの魔力量について言及した。
「それはあまりにも恐ろしい話だが……確かに、この学園の運営陣は少々倫理観に欠けるところはあるだろう。そういう意味ではお前の話も一理ある。……反町について、他に分かることはあるか?」
『待て、その前に、俺の質問に答えろ』
水渕の鋭い言葉が鷹一の問いかけを阻んだ。
「反町について、もう少し話してからでは駄目か?」
『駄目だ。もうだいぶ話した。俺の過去についても話したんだ。これ以上、反町についての俺の考えを聞きたいなら、俺の質問に答えてからだ。いいな?』
「分かった。聞こう」
鷹一は特に悩むことも無く了承の言葉を口にした。
『梶田チームとの契約内容を教えろ。どんな条件を出してきた? あと、お前はその条件を飲んだのか?』
「その辺りは、梶田チームとの関係もあるから言いにくいな。ただ、そうだな……反町から同盟の提案はあった。俺はそれを聞いて、良い条件だと思った」
『それは質問に殆ど答えてないな。契約内容と実際に同盟を組んだのかを答えろ』
「契約内容は言いにくいが……だが、水渕、お前も凡そ、見当がついているだろう。それと同盟はまだ組んでいない。こっちにも色々と事情があるからな」
鷹一はこれまでの水渕チームの活躍や、水渕との交流を通して、彼の優秀さを認めていた。それ故の言葉であった。
『ある程度、見当はついているが、お前の口から聞きたい』
水渕は鷹一の推測通り、予想はあった。しかし、あくまで予想は予想であって、それを真に近づける努力をするのが、水渕という生徒だった。
「ちなみに、どのような物だと考えている?」
『ZP配分と、戦力の融通、情報や技術交換、そんなところだろ。あとは……お前が梶田チームの仮想敵……零・蓮・飛山・匂坂チームあたりと当たった時に『嫌がらせ』をするってところだろうな。実際、この条件は雲川チームと同盟する際の最大のメリットの一つだ』
「やはり、見当はついていたな。……これは一応伝えておくが、反町からは、特に水渕チームを狙うような指示は受けていない」
間接的ながらも水渕の推測が正しいことを、鷹一は示した。しかし、この鷹一の言葉は水渕を僅かに苛立たせた。
『……お前の今の言葉と、その裏にある思考は、正直、死ぬほどムカつくが、……だが、俺が欲しい言葉でもある。良いだろう。お前の質問にもう一つだけ答えてやる。反町についてか?』
「一つだけか……ということは、俺の次の質問とその答えで、情報交換は終了ということか?」
『そうだ。今の質問の答えで終了ということにしてもいいが、俺は慈悲深い。さっさと本命の質問をしろ』
「わかった。ありがとう。そうだな、一つだけなら………………、……今のAランク下位、舞島・高光・星川・安重・中、この五チームの中で、お前にとって一番厄介なチームはどのチームだ? できれば理由も教えてくれ」
鷹一は悩んだ末に、『水渕を知る』質問を選んだ。
『随分悩んだ割に、妙な質問の選び方だな。本当にその質問で大丈夫か? 反町が気になるんじゃないのか?』
「ああ、大丈夫だ」
鷹一は、水渕の性格と経歴から、反町に関してはこれ以上有益な情報は得れないと考えたのだ。それよりも水渕視点のAランク下位の分析、そして何より水渕の思考回路と判断基準を知りたかったのだ。それ次第で、先程の反町に関する情報の意味合いも変わるのだから。
水渕は僅かに考えを巡らせた。そして、すぐに鷹一の問いかけの意味を理解した。
『……まあ、いいだろう。そうだな、まず高光チームは無いな。あのチームはアホしかいない。普通に戦ったらまず負けないだろう。舞島チームも脅威ではないな。舞島は小賢しいが、脇が甘い。戦い方はいくらでもある。中は究極の馬鹿だが、あのレベルの馬鹿は逆に危険だ。それに駒圧もある。総合的には高光チーム・舞島チームよりは脅威だな。安重チームは高坂が強いが、……、……まあ、それだけだな。総合的には中チームと良い勝負だろう』
すらすらと流れるように自身の考えを述べる水渕であったが、安重チームについては僅かに言葉が濁った。鷹一はそれについて考察しつつも、言及されなかった最後のチームに焦点を当てる。
「星川はどうだ?」
『そいつが一番厄介だ。相手をするのが面倒な駒が多い。星川の技量は一年でもトップクラスだ。西山と黒井は総合力では落ちるが、ポジションに特化している上に、ポジションでの立ち回りが異常に上手い。カスは姫乃しかいない。それと全体的に試合運びも上手いな。おそらく星川の采配が上手い。Aランク下位ならここが一番厄介だな』
「なるほど……ありがとう。参考になった。ところで、水渕の同盟相手は星川か?」
鷹一の問いかけに対して、水渕はクツクツと小さく笑った。
『……それはお前の想像に任せよう』
そう言って、水渕は通話を切った。
(水渕は俺と考え方が少し近いところがあるな。所々見方が違うが……それでも近い点はある。そして、その水渕が反町を異常者と評価している、か……)
少し悩みつつも鷹一は、最後の小型端末に表示されている不在着信の相手を見た。
(あとは宝珠山か……)
鷹一は、以前、自身を勧誘した宝珠山という女子生徒――現Fランク53位のチームのリーダーを思い出した。
そして、その記憶はあまり良いものではなかった。
(『至急』だが、明日で良いな)
鷹一は淡々と宝珠山にメッセージを返した。そしてすぐに鷹一の小型端末が鳴った。宝珠山からの通話だった。鷹一は眉をひそめた。
★おまけ★
水渕陸の考える危険度ランキング(五月一日版)
1位 谷崎⇒究極のゴリラ女かつ危険人物。これまでの試合ログの情報から、戦うことが長期的なデメリットになる可能性がある。また『学園の真っ只中で他チームの人間に暴力を振るう』という常識外のゴリラ行動を警戒。学園側にも容認されているようで非常に危険(谷崎の身体能力は化物クラスであるため、基本的に誰もこの暴力に対抗できない上、学園側が取り締まらないという異常事態)。
2位 青井⇒危険人物。これまでの試合ログの情報から、戦うことが長期的なデメリットになる可能性がある。チームの戦略を根本的に破壊する能力を持っている。
3位 反町⇒殺人鬼疑惑。倫理観が無く、チーム戦とは違う意味で危険。またチーム戦においても、行動が読みにくく、予想外を突かれる危険性がある。
4位 飛山⇒多才。戦術・戦略能力が純粋に高い。
5位 西山⇒危険人物。これまでの試合ログの情報から、戦うことが長期的なデメリットになる可能性がある。
6位 星川⇒技術力が高い。鷲島の暗殺戦術を最小限の努力で無効化した実績を高く評価。各試合における多彩な武器選択から読み解ける拡張性の高さや戦略性も評価。
7位 乾⇒小賢しい。チーム戦での動き方も上手いが、騙し討ちや盤外戦術能力が高い。水渕と似ているので同族嫌悪もある。
8位 匂坂⇒元祖ゴリラ女。戦闘能力・生存能力が高く、射程もあるためチーム戦では鷲島より危険。戦闘面以外ではそこまで脅威度は高くはない。
9位 鷲島⇒単純に個人戦闘能力が高すぎる。チーム戦では機動力・生存性が厄介。ただし射程が短いので匂坂ほど脅威ではない。戦闘面以外では危険性はない。
10位 根崎⇒機動力・殲滅能力・対応能力などが高い。匂坂から火力と防御力を落として機動力を上げたような駒。チーム戦では危険。他の面ではさほど脅威ではない。
※佐々木はトップ10位入りならず。
※個人戦闘力・チーム戦での貢献度だけではなく盤外戦術能力・危険人物度合なども重視。
※あくまで水渕視点の五月一日の情報なので間違っている情報もあります。