この素晴らしい世界に黄金を   作:仮面大佐

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第1話 始まりの街 アクセル

 俺が目を開けると、そこには、異世界が広がっていた。

 

「へぇぇ。本当に異世界だ。ちゃんと、エルドラドライバーとかはあるな」

 

 俺は懐を見ると、ちゃんとエルドラドライバーとかがちゃんとあった。

 さて、まずは冒険者登録をするか。

 近くにいたおばさんに声をかける。

 

「あの、すいません。冒険者ギルドはどこにありますか?」

「ギルド?ひょっとして、他所から来たのかい?」

「ええ、まあ。ついさっき、この街に着いたばかりの物で………」

「あらあら………。この街に来るって事は、冒険者を目指している方かしら。駆け出し冒険者の街、アクセルへようこそ。ここの通りを真っ直ぐ行って右に曲がれば、看板が見えてくるわ」

「ありがとうございます」

 

 俺は、そのおばさんに礼を言って、ギルドへと向かっていく。

 その間に、周囲を見渡す。

 どうやら、中世時代の異世界みたいだな。

 そんな風に見ていると、ギルドへと着く。

 

「ここがギルドか………」

 

 俺はそう呟いて、中へと入っていく。

 すると、俺に気付いたのか、ウェイトレスが話しかける。

 

「どうしましたか?食事ですか?それとも仕事ですか?」

「あの、冒険者登録をしたいのですが…………」「なら、右手の方に向かって下さい」

「ありがとうございます」

 

 ウェイトレスから受付の場所を聞いたら、突然、モヒカン頭の男に話しかけられた。

 

「おい兄ちゃん、見た事のない格好だが、冒険者になりに来たという事だな?」

「ああ、そんな所だ」

「そうかい、命知らずめ!ようこそ地獄へ!まあ、行って来な!」

 

 何だ、あのモヒカン男?

 そんな風に首を傾げながら、カウンターへと向かう。

 

「あの……。すみません」

「はい、どうされました?」

「冒険者登録をしたいんですけど…………」

「そうですか。なら、1000エリス頂きます」

 

 ええっ!?

 この世界の金なんて、持ってないぞ!?

 すると、上着のポケットに何かが入っている様な感覚がして、調べてみると、お金とメモが入っていた。

 そのメモに書かれていた内容は。

 

『この世界のお金は無いはずなので、入れておきました。有効活用して下さいね』

 

 と書かれていた。

 ありがたいな。

 俺は、お金を受付嬢に渡す。

 

「ええっと、これで良いですか?」

「はい、1000エリス頂きました」

 

 あ、エリスって言うんだ。

 この世界の通貨の名称は。

 俺からお金を受け取った受付嬢が、青い水晶に下に針がついた魔道具を持って来た。

 

「では、この水晶に手を翳して下さい」

「分かりました」

 

 そう言われ、水晶に手を翳す。

 すると、下にある冒険者カードに、情報が記載されていく。

 

「はい。これでOKです。では、矢野直也さん、ですね。ステータスは…………。ええっ!?」

「どうしました?」

「普通のレベル1の冒険者よりも遥かに高いですよ!特に、知能がものすごく高いです!!貴方、一体何者なんですか!?」

「あははは………」

 

 何者と言われても………。

 俺、異世界転生したんですよって、言いたいのだが、信じて貰えないオチだ。

 そんな風に考えていると、受付嬢が俺に声をかける。

 

「あっ!すみません。つい興奮してしまいました。では、次に職業を決めて頂けますか。金治さんの能力なら、アークウィザードという職業がおすすめですが」

「アークウィザード?」

 

 受付嬢がそう言う中、俺は首を傾げる。

 そんな俺を見た受付嬢は、口を開く。

 

「はい。アークウィザードというのは、上級職の一つであり、全職業の中でもトップクラスの魔法をを使えるんです」

「へぇ……………」

 

 受付嬢の説明を聞いた俺は考える。

 確かに、魔法も魅力的だろう。

 だが、なる職業は決まっている。

 

「それじゃあ、錬金術師でお願いします」

「ええっ!?アークウィザードでなくてよろしいのですか?」

「ええ」

「分かりました。貴方は、この街のギルドでは初の錬金術師です!職員一同、あなたの今後の活躍をご期待しています!」

 

 受付嬢がそう言う中、他のギルド職員もやって来て、お辞儀をする。

 すると、周囲の冒険者から。

 

「おい、アイツ。レベル1なのに、錬金術師だってよ。」

「マジで!?」

「何者なんだ………?」

 

 そんな風に話していた。

 まあ、仮面ライダーエルド等に変身出来る人です。

 そんな風に思った。

 俺は、早速金を稼ぐ為に、クエストを受ける事にする。

 アテナが用意したお金は、冒険者登録の費用のみだったからな。

 

「あの………早速、クエストを受けたいんですけど………」

「はい。少々お待ち下さい」

 

 受付嬢はそう言って、どこかへと向かう。

 しばらくすると、戻ってきて、とある一枚を渡す。

 

「これなんて、どうでしょうか?」

 

 そう言って渡してきたのは、『ジャイアントトードの討伐』という物だった。

 ジャイアントは『巨大な』で、トードは蛙を意味する英単語だったな。

 気になった俺は、受付嬢に聞いてみる。

 

「あの〜。ジャイアントトードって、どんな奴なんですか?」

「はい。簡単に言うと、巨大な蛙です」

「蛙ですか……………」

「ただの蛙だと思って、侮ってはダメですよ?繁殖期になると、人里に現れては、冬場の体力をつけるために農家の家畜を捕食するんですよ」

「え…………?」

 

 え、そんなやばい蛙なの?

 確かに、侮れないな。

 その他にも、特徴を教えてくれた。

 それは、打撃攻撃が一切効かない事だ。

 なんつー奴だ。

 だが、ジャイアントトードの肉はとても美味しいらしく、食材として重宝されているとの事。

 まあ、日本でも、蛙の肉は、鶏肉と似たような感じって言われてたしな。

 俺は、そのクエストを受ける事にした。

 

「クエストを発注しました。3日のうちに5匹討伐してください。それ以上の数を討伐したら特別報酬が出ますので、頑張ってくださいね」

「それって、倒したジャイアントトードの現物を持ってくれば良いですかね?」

「大丈夫ですよ。冒険者カードに、どれくらい討伐したのかが記載されますから」

 

 なるほど、そんな便利機能が。

 それなら、わざわざ持っていかなくても大丈夫か。

 俺がクエストに出かけようとすると、受付嬢が話しかける。

 

「あの!」

「うん?」

「武器はなくて大丈夫なのですか?丸腰じゃないですか」

「大丈夫です。戦う術はあるので」

「は、はぁ……………」

 

 受付嬢がそう言うと、俺はそう答える。

 エルドの力を試してみたいからな。

 すると、とある事を思い出し、受付嬢に話しかける。

 

「あの」

「はい?」

「そういえば、名前をまだ聞いてなかったなと思いまして。」

「そういえば、そうですね。私はルナです。今後ともよろしくお願いします」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

 

 俺はそう言って、ギルドから出る。

 歩きながら、アクセルの街を見ていく。

 結構平和そうに見えるな。

 良い街だな。

 そして、平原に到着すると、それはまあ、でかい蛙が居た。

 

「本当にでかいな………。なら、早速試すとするか」

 

 俺はそう言って、エルドラドライバーを装着する。

 

エルドラドライバー!

 

 その音声が鳴ると、エルドラゴンのカードが出てくるので、エルドラドライバーのゴルダウズセッターにスキャンする。

 

EL(エル) DRAGON(ドラゴン)

 

 その音声が鳴ると、エルドラゴンのカードをワイズへノーシスに装填する。

 待機音が流れて、エルドラゴンが現れる中、俺は口を開く。

 

「変身」

「ゴールデンブレス!」

 

 俺がそう言いながら、トライアングルヴォークを操作すると、エルドラゴンが金色の光線を放つ。

 

イース・トン・エオーナ・エル・ドラド!

 

 そのゴールデンブレスが俺を包むと、アンダースーツになり、分離・変形したエルドラゴンが各種アーマーとして装着され、仮面ライダーエルドになる。

 すると、音を聞きつけたのか、ジャイアントトードが現れる。

 

「さてと。行くか」

 

 俺はそう呟きながらジャイアントトードに向かっていく。

 ジャイアントトードは、俺に気付いたのか、向かってきて、舌を伸ばしてくる。

 俺は、その舌を躱して、ジャイアントトードを攻撃する。

 その攻撃で、意外にもジャイアントトードは倒れた。

 

「これで、まずは一匹目………と」

 

 すると、蛙がワラワラと湧いてくる。

 

「あと四体だけど、もう少し狩っても良いよな?資金集めもしたいし」

 

 俺はそう言って、ジャイアントトードの群れへと向かっていく。

 俺は色々な武道も嗜んでおり、この程度のことは造作もない。

 とはいえ、数は多いが。

 俺はそう思いながらも、ジャイアントトードと戦っていく。

 しばらくすると、周囲にはジャイアントトードの亡骸が転がっていた。

 クエストの指示の5体と、数体を倒した。

 ちなみに、一部は金インゴットに再錬成した。

 俺はギルドへと戻って、クエストの完了を報告しに行く。

 レベルが6に上がった。

 俺は、ルナさんにクエスト完了の報告をする。

 

「あの、ルナさん。これで、良いですかね?」

「それでは、確認しますね。…………はい。討伐を確認しました。お疲れ様です。報酬です」

 

 そう言って、ルナは俺にお金を渡す。

 蛙一匹につき5千エリスで、五匹倒して2万5千エリス。

 そして、討伐報酬の10万円で、12万5千エリスって所か。

 まあ、しばらくは持つかな。

 俺は、そのジャイアントトードの唐揚げを注文して、食べる事に。

 

「…………結構美味いな」

 

 俺は、そう呟く。

 確かに、かなり美味いな。

 カエルの肉は、鶏肉に似ていると言われているのは、本当みたいだな。

 こうして、異世界生活の初日が終わったのだった。

 ちなみに、金インゴッドは、ある程度売って、生活費の補填にした。




今回はここまでです。
今回は、エルドに変身して、カエルに挑む話です。
仮面ライダーエルドに関しては、変身出来ます。
錬金術師になって、金インゴッドを作れるので、ある程度は資金の確保が出来ます。
まあ、多用させる予定はないですが。
次回、カズマとアクアが登場します。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。

金治にヒロインはいるか

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