どうせならビクトリーになりたかった……   作:サイドスワイプ

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ついに響と絆の関係が………



オリジナル編

絆は響に連れられジオベースに来ていた。

非常時であり遭難者、事件目撃のため事情聴取ということでの拘束だが実質は身体検査だった………

だが、

「ねぇ、久門絆くん……君にお姉さんいる?」

この唐突の質問が絆を窮地に追い込む

「えっ?どういう意味ですか?」

ジオベースのナースが答える。

「それがね、さっきの怪獣事件の近くにいたから念のため血液サンプルを取ったじゃない?その血液のdnaと物凄く酷似…してるデータが見つかったの……」

パソコンのキーを押し画面にデータが表示される。

やはりと言うかなんと言うか表示されたデータは『久門響』のデータであった。

「何故dnaだけで?」

「もちろんdnaだけじゃないわ!顔つき、爪の生え方、今あるジオベースの設備で計算したけっかよ。もちろん響ちゃんの親族の方のdnaとも比較したわ、確率は96%ほぼ間違いないわ、貴方が響ちゃんの家族だとするとこの年齢だから……響ちゃんは貴方のお姉さん……の可能性がある…お姉さんじゃなくても遠い親戚ってところかしら。ここの設備じゃそこまでのことしかわからないけど……」

ナースの言葉はあまりにもタイミングが良すぎた。そのため絆の中で混乱が生じた。

「(あの人が………俺の?別世界なのに?家族?………親の顔も知らない俺に家族?なら響さんはレイオニクスの血を?そんな馬鹿な……だが別次元だしレイオニクスとかは当てにならない………何処かで会ったような感じはしてたが……というか何だその在り来たりな………だが確かめる必要はあるかも知れない。彼女が本来レイオニクスなのだとすればジャスティスの力によってそれが抑制されているのでは………)」

絆は深く思考を重ねるが答えは出なかった

「絆くん…どうかした?」

「い、いえ……もしあの人が姉なら今すぐにでもXIGをやめさせたいですけどね…と感じて…」

「まあ心配よね……家族かも知れない人が命懸けで戦ってるって知………っ⁈」

「何だっ⁈」

突然建物が揺れる。

「絆くんっ!作戦司令室へっ!あそこが一番安全だからっ!」

「えっ⁈あっ!ちょっ!」

絆は半ば強引にナースに連れられて作戦司令室へと向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「こっちよ」

「は、はい」

自動ロックを解除し作戦司令室へと足を踏み入れる

「ちょっとっ!作戦中よっ!」

オペレーターが絆達に気づき怒鳴る。

「すいませんっ!民間人なので、ここが一番安全だと……」

ナースが訳を話すと見るからに偉そうな男性2人が絆の方に来る。

「理由は了解した。幸いここが一番強度の高いセクションだ。今外に出たら危険だ。例外だがここに居るのを認めよう」

「ありがとうございます」

「コマンダーっ‼︎」

オペレーターがまた叫ぶ

「何があったっ⁈」

モニターに映されるのは三人のウルトラマンと巨大な怪獣だった。

「何コレっ⁈」

オペレーターのコンピューターになにかが表示されたようだ

「どうした?モニターを並列して表示させろ」

「わかりました」

カタカタとキーボードを打つ音が鳴り画面には警告文が映し出される。

「(コスモスと……似ている………)」

その内容は……

『この地球は……リセット……ウルトラマン……削除……闇の戦士……破滅…』

という文だった……

「何だ?破滅招来体なのか……」

「わかりません。ですが、奴らが地球を……ウルトラマンを敵視しているのは明白です」

「大変ですっ!大気圏外に高エネルギー体がっ‼︎」

モニターにはデラシオンの母船が現れる。

だが様子が変だった。

「堤チーフ、先発のライトニングを帰投させよ、ここは我夢……高山我夢と藤宮博也、そしてあのウルトラマンジャスティスに任せて我々は大気圏外の母船への攻撃を行うっ‼︎」

「了解しました。ピースキャリーと各ファイターチームの離陸準備にかかってくれ」

「了解しました。PeaceCaryy launch! All fighter team launch‼︎」

堤と呼ばれた男が司令室を出て行く。

モニターには以前巨大な機械怪獣と戦う三人の戦士が映っていた。

 

『排除……排除……排除………障害を排除……』

機械怪獣がガイアとアグルを捕らえ締め上げる

「我夢っ‼︎」

オペレーターが叫ぶ

『デュォォォアァァっ‼︎』

『ウオァァッ‼︎』

苦しみもがくガイアとアグル

『デュァッ‼︎……っ⁈デュォォォアァァっ‼︎』

その2人を助けようとしたジャスティスは念力により動きを止められ吹き飛ばされるのだった。

力の差は歴然だった。ウルトラマンの敗北は時間の問題だった。

やがて、三人のカラータイマーが点滅を始める。

「よせ、もう戦うなっ‼︎」

絆の叫びはモニターを凝視する司令室の人間には誰一人届かない、もちろんウルトラマンにも……

『デュァッ‼︎グァァァァァッ‼︎』

ジャスティスが反撃をしようとするが横殴りに殴られ捕らえられてしまう。

「しまったっ‼︎」

そう感じた絆は司令室を飛び出した

「(ガイアとアグルは地球のウルトラマン。でもジャスティスは違うっ!ジャスティスは元々デラシオン所属、世界が違えども今見た技術はコスモスの世界と変わらないっ!ならウルトラマンの光のエネルギーを自身に転用できるっ⁈アイツ、ジャスティスを響さんを電池にするつもりだっ‼︎)」

まさにその通りでカラータイマーにかぎ爪のような電極?が突き刺さりジャスティスの四肢は怪獣の中心に固定されてしまう。

外に出た絆は怪獣を見ると悲鳴をあげるジャスティスがそこにはいた。ガイアもアグルも、もう立ち上がるエネルギーは残っておらずカラータイマーの音が鳴るだけで本人達はピクリとも動かなかった……

「グァァァァァッ‼︎」

『排除………障害を排除……』

機械怪獣はジャスティスから得たエネルギーをそのまま光線へと転用し街を破壊した。

そして機械怪獣は第二射を撃とうとする

「やめろぉぉぉぉっ!」

だが絆の叫びは届かなかった。

ついにジャスティスのカラータイマーが真っ暗となり目から光が消えた

「うわァァァァァァッ!‼︎ゴジラァァァァァァッ!行くぞっ‼︎」

『GYAAAAAAOっ‼︎』

ゴジラと絆の怒りは頂点へ達した。

『バトルナイザーっ!ウルトライドっ!ウルトラマンオーガっ‼︎』

絆は光に包まれる。

『ドォォォラァァッ‼︎』

ウルトラマンオーガが街に出現する。

だが、絆もゴジラも怒りに我を忘れていた。

『き、き、き、来たな?闇のの、闇の戦士よ……貴様が最、大の障害だ。べ、ベリ、ああベリ…アル閣下の障害を排除する』

ノイズが走っていたが確実に機械怪獣はベリアルと言った

『行くぞ……オマエを倒す』

オーガになってからか?意識したのかはわからないが薄っすらとジャスティスからレイオニクスの気配を感じた。

『響さんを………姉さんを………』

響は絆が家族であると知ればどんな反応をするかわからないが絆は唯嬉しかった。ゴジラも家族かも知れないとわかった時『喜び』の感情が伝わっていた。転生させられる前は孤児院だったから孤独はなおさら辛かった。だからこそそれを一気に崩された絆は我を忘れた。そしてゴジラはゴジラの家族を倒された時の記憶が蘇り、絆はゴジラの強い感情にシンクロした。

『お前だけは……』

だが、それこそがデラシオンの、機械怪獣の狙いだった。

オーガは機械怪獣に突っ込み激しい格闘戦を繰り広げる。

『ドォォォラァァッ‼︎』

激しい攻防の中両者が組み合う中、機械怪獣が喋り出す。

『地球を、貴様をリセットさせるのは我々ではない』

『何?』

『お前自身だっ‼︎』

オーガは組み合った中で身動きが取れず機械怪獣のドス黒いオーラの光線を浴びてしまう。

『ガァァァァァァァァァっ‼︎』

オーガは吹き飛びビルを幾つも倒壊させた。

だが、それだけではなかった。

『何だコレはっ⁈煩いっ‼︎煩いっ‼︎アアッ!頭がっ‼︎頭がっ‼︎』

オーガは必死に頭を抑えもがき苦しむ。憎しみの声、苦しみ、妬み、負の感情の叫びが絆を、ゴジラを、オーガを襲った。

『ガァァァァァっ‼︎黙れ‼︎黙れ‼︎黙れ‼︎黙れ‼︎黙れ‼︎黙れ‼︎黙れ‼︎黙れ‼︎黙れェェェッ!』

怨念や怒り、憎しみの声はますます強くなる。

そしてオーガの目は真っ赤に染まっていく。

『バトルナイザーっ!ダークライドっ!アシュラオーガっ‼︎』

『うわァァァァァァッ!』

オーガの身体がみるみると漆黒の霧に包まれる。

霧からはオーガの悲鳴が聞こえる。霧が晴れるとそこには禍々しいまさしく闇の戦士と呼べる者が立っていた。そこにオーガの面影はなく獣のような爪、脚、尻尾が生えていた。

『GYAAAAAAAAAAっ‼︎』

アシュラオーガの咆哮が響き渡る。それと同時に周囲のビル群は吹き飛ぶ。

流石にこの被害に危機を感じたguardの戦車隊がアシュラオーガに攻撃するが怯みさえせず虫ケラ同然に踏み潰されるだけだった。

『フハハハハハハっ!所詮は闇の戦士っ!どんなに光だと偽ろうと隠せはしないっ!』

機械怪獣も攻撃を開始する。

アシュラオーガと機械怪獣によって瞬く間に都市部は壊滅状態になってしまった。

吼えるアシュラオーガの真紅の瞳には燃え盛る都市が写っていた。

『デュォォォアァァっ‼︎』

ガイアが最後の力を振り絞り立ち上がりアシュラオーガと相対する。

『やめるんだっ!君はそんな事をするためにウルトラマンになったんじゃないんだろうっ‼︎闇に飲まれるなっ!』

ガイアはアシュラオーガに組み付きオーガアクマの進行を止めようとする。

だが、アシュラオーガはガイアをズルズルと押しながら強引に進んでいく。

『デュァッ‼︎』

ガイアはシールを剥がすように簡単にアシュラオーガに突き放され投げ飛ばされてしまう。

『GYAAAAAAAAAAAAAAっ‼︎』

アシュラオーガは無差別に光線を放つ

『排除…っ⁈』

機械怪獣も予想外だったのか光線を受ける。

アシュラオーガは制御などという枠には決して収まらないモノだった。

凶悪な尾を振り回しガイア、アグルを吹き飛ばす。

もうすでにガイアとアグルの光は尽きかけていた。

『GYAAAAAAAAAAAAAAっ‼︎』

アシュラオーガの咆哮に誰もが絶望した。

もうだめだ、破滅だと誰もが心に思った。だがそんな時、

別の光が都市にアシュラオーガの前に降り立った。

その光から放たれる光線はアシュラオーガに命中する。

『GYAAAAAAAAAAAAAAっ‼︎』

光線を浴びたアシュラオーガを中心に街は眩い光に包まれるのだった……

 

 

 

 

 

 

 

 




私的には絆と響はアストラとレオの様な関係になって欲しいなと………
ウルトラダブルフラッシャーが撃ちたい………バット星人に二人をぶつけたい(願望
ベリアルvsオーガ&ジャスティスxとかね。
そして別の光……まあ予想はついてしまう人はいるかと思います。まあ、映画に地味に出まくってるあの人ではないです。
アシュラオーガに関しては次回説明
次回オリジナル編完結………すると思います。
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