「最初っからクライマックスだぜぇ〜‼︎」
出てくるのが遅いだけな……
と言うことでなんだか知らないけど俺はどうやらウルトラマンの世界でゴジラシリーズの怪獣達の力が扱えるようになったらしい。
そしてウルトラマンキングによって別の世界に飛ばされてるって奴。自分でも移動できるらしいけど………
長いトンネルのようなものに流される。そろそろ出口かとおもうと向かう先に光が差し込んでいる。段々とその光は大きくなり俺の意識も次第に薄れて行った。
「うっ………ここは?」
目を覚ませば何処かで見覚えのある景色が広がる。
上空には……
「なっ⁈ウルトラマンメビウス………」
クリスタルの中で磔にされもうすでにカラータイマーが警告をはじめているウルトラマンメビウス……そして街を見渡せば
「ウルトラ兄弟………」
ウルトラマンをはじめとするウルトラ兄弟が現れ二大侵略者と激闘を始める。
次第にガッツ星人とナックル星人に追い詰められるウルトラ兄弟だったが、二人の一瞬のスキをつきメビウスを救出することに成功した。
「よし‼︎」
俺は純粋にメビウスを救出したことにガッツポーズをした。
間近でウルトラマン達の戦いを見ることができたことに俺は感動した……だが、
『ヘァっ⁈』
『デュァッ?』
ガッツ星人とナックル星人は未だ健在でウルトラマンメビウスを除くウルトラ兄弟達が捕らえられてしまった
「っ⁈そんな⁈」
『我々の真の目的はウルトラマンメビウスではない。ウルトラ兄弟………お前達だ‼︎幾度となくこの青い星を救ってきた貴様らが我々にとって最大の脅威だ‼︎そんな青臭いルーキーなど取るに足らんのよ‼︎』
ナックル星人の野郎っ‼︎
『メビウスなどお前達の最後の変身をさせる囮に過ぎなかったのよ』
今度は逆にメビウスを残してウルトラ兄弟がクリスタルの磔とされてしまった
『やめろ!兄さん達を離せ‼︎』
メビウスも残りの力を振り絞りナックル星人に飛びかかるがヒラリと避けられてしまった。
そして、
『もう貴様に様はない‼︎消えろ‼︎』
ガッツ星人とナックル星人の合体攻撃をメビウスはもろに受けてしまう
『グァァァ!』
「ウルトラマンメビウスっ⁈」
メビウスは倒れ光となって人間態に戻ってしまった。
今度も俺は眺めているだけだった……それでも‼︎
俺は人間態になったメビウスへと走る
誰よりも速く、目の前の命を諦めないために……
『全ての準備が整った。計画を最終段階へと移行する』
ガッツ星人とナックル星人がウルトラ兄弟達からエネルギーを吸い取り海へと流す
頼む‼︎もう少し耐えてくれ‼︎ウルトラ兄弟‼︎
俺は走っている内にある少年を見かける
「お姉ちゃん‼︎アルト!」
「おい‼︎君‼︎そっちは危ないぞ‼︎」
俺は少年に駆け寄る
「離して‼︎早くしないとお姉ちゃんとアルトが‼︎」
「でも君はまだ子供だ‼︎」
「ダメなんだ‼︎今度は諦めちゃ‼︎命を諦めちゃダメなんだ‼︎」
「なっ⁈」
俺は少年の言葉で手を緩めてしまう。そのスキに少年はナックル星人達が暴れている方向へと走っていく。
「待つんだ‼︎」
「離して‼︎」
この子は俺と同じ、いやそれ以上だ……
「別に俺は君を止めるわけじゃないさ。一緒に探そうお姉ちゃんと……」
「アルトだよ!」
「そう、それそれ‼︎じゃあ行こうか‼︎」
「うん‼︎」
俺と少年は走り出す。
『フフハハ‼︎ウルトラ兄弟がメビウスが倒れた今貴様ら人類には勝ち目などない』
ナックル星人達は怪光線を出しビルなどの街を破壊して行く。
『地球人類よ!絶望するいい!』
絶望なんてしてたまるか‼︎
俺は瓦礫を走り抜ける。
すると………
「うっ………」
ガラリと瓦礫が崩れ中から《GUYS》と言うロゴが見えた
「まさかっ‼︎」
俺がそこに駆け寄ると
「アルト‼︎アルト‼︎」
少年はそこのすぐ近くの柱にくくりつけられた犬のところへ向かう
「どうやら大丈夫みたいだな。さて、今だしてやる。じっとしてろ‼︎」
「くっ…すいません……」
ガラガラと瓦礫をどかしメビウスの人間態に肩を貸し歩く
「気にするな……困った時はお互い様だろ?ウルトラヒーロー?」
「えっ?」
「なんでもないさ、歩けるか?」
「ええ、ありがとうございます」
「なら一緒にあの子を助けようぜ」
俺は少年の方に駆け寄る
「タカト君‼︎何故こんな危険な真似を⁈」
「だってウルトラ兄弟だって頑張ってたもん‼︎」
ウルトラ兄弟が頑張ってたからか………
「それにミライさんやそこのお兄ちゃんが一緒に来てくれたしね。それにミライさんが言ったんだよ。大切なのは諦めないことだって」
「ああ、そうだね。タカト君‼︎アルトを連れて今すぐここから逃げるんだ‼︎すいませんがタカト君とアルトをよろしくお願いします。あっ自己紹介が遅れてすいません。僕の名前はヒビノ・ミライ、チームGUYSの隊員です」
「おお、俺の名は久門絆。よろしくなヒビノ。タカトの事は任せとけ」
「じゃあタカト君、僕も諦めないで戦ってみるよ」
ミライはそうタカトに告げてナックル星人達が暴れている方向へと走って行った。
諦めないことか…………さて、俺も行きますか
「タカト君……今から見るのことはナイショな?」
「え?キズナさん?」
「はっ‼︎」
左手に力を込めバトルナイザーギアが出現する
「いくぜ‼︎テメェらなんかに絶望なんてしねぇんだよ‼︎」
バトルナイザーギアが光り輝く。
そうだよな。今の俺はあの時とは違う。今の俺には思いだけじゃなく力もある‼︎だから俺に力を貸せ‼︎ゴジラ‼︎
『バトルナイザー‼︎モンスロード‼︎』
「行こうぜ‼︎ゴジラァァァァァ‼︎」
バトルナイザーギアの宝玉から光が放出されこの世界とは全く異なる最強の怪獣が出現する
『GYAOOOO‼︎』
ゴジラの咆哮はこの神戸全体へと響き渡る。その咆哮はたとえここが自分の世界ではないとはいえ、地球をめちゃくちゃにしようとする奴らへの怒りが込められているとバトルナイザーギアを通して感じた。
「キズナさん……貴方は一体……」
「ああ、俺?俺はな………」
しばらくためらう………まあ何者かと聞かれれば対応に困る
「俺は…通りすがりの怪獣使いだ‼︎」
とりあえずそう答える。
すると、また光が現れウルトラマンメビウスが現れた。
『セァッ!』
メビウスも構える。ただ純粋に一人の少年を守るために……
今ここに最強の怪獣とウルトラマンが並び立った。
読み返してみても酷いです……まだまだ勉強中の身ですがよろしくお願いします。