菫色の鋭風は天を舞う   作:黄昏の跡地

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《TIPS》【アヴァロン・ナイト】

・イギリス製第三世代機(なお内部データ的には第四世代)

動力
【VP-20C】

区分
【中量二脚】

カテゴリ
【高機動近接戦闘型】

概要
エクシア・ブランケット専用機。原作上じゃ【エクスカリバー】と言う生体同期型ISなのだがこっちの世界線では後々出てくるジブリルさんの【インペリアル・ナイト】と似た機体として登場。機体開発は束博士謹製ではあるが武装は全部主任製

武装
【アロンダイト】
大剣……なのかと疑うレベルで長い剣、形状は専ら見た事のある人妻ニアのあれ

【ガラティーン】
こっちは全体が実体剣……の癖して両刃の剣で質量もそこそこあるし真ん中が割れてレーザーライフルになるし銃口からレーザー刃を出力してアロンダイトと一緒に切り込んでくるバグ武器。こっちはバスターゴリラのやつ

【クラレント】
左手側の掌部レーザー砲兼レーザーブレード出力口、レーザーの色は紛うことなき赤

【アガートラム】
右手側版のクラレント、こっちは白と黄色

【ロンゴミニアド】
主任製のバスターランス、一応ウインドフェイスの前身ではあるものの最大13発のバンカーアタックが出来るヤベぇ武器

【ロンギヌス】
シンプルな長槍ではあるものの穂先自体がレーザー刃の出力ができる為見た目以上に広範囲攻撃が可能

【セクエンス】
BTレーザーライフル、ライフルカテゴリのくせして単発威力高いし射程距離長いし極太レーザー飛んでくるし前後で分裂するしでよく分からないやつ

【カルンウェナン】
近接戦型BTビットで槍のような形状をしている。一応レーザーマシンガンやレーザー障壁【エネルギーアンブレラ】の展開機構が備わっている

【エクスカリバー】
なんであるの?な代表武器、アガートラムとクラレントのレーザーを一纏めにした大出力レーザーブレードで何故かカテゴリが射撃になってる(多分本来の世界線のエクスカリバーが射撃してるから)



第11話

 

ちょっと荒れたものの幸せ満載なGWとなった私はホクホクとした気分のまま学校へと来ていた……決して浮かれている訳ではなくてよ?

 

「えへへぇ〜お姉ちゃん♪」

 

「なぁに本音?」

 

「呼んでみただけぇ」

 

「そっかそっかー可愛いなぁ」

 

義理の妹になることが確定したのか本音はダダ甘になって話しかけるようになった……可愛いんじゃほっぺもちもちしてやろう

 

「……シエルさんなんかのプレイ?」

 

「そういうのじゃなくてよ?……ただ本音の双子のお兄さんと婚約する事になっただけです」

 

『……え?』

 

「えっと……説明すると幼少の時に日本支部の中で迷子になってその時に助けてくれたのが本音のお兄さんなの、それ以来ちょっと忘れてたけど思い出したら思い出したで一目惚れしちゃって……GWの合間でいつの間にか婚約まで持ってかれちゃって」

 

『あ……甘ぁーい!』

 

キャッキャされる……だから話すのやなのよこの手の話は!え?お嬢様言葉が無くなってるって?知りません

 

「ああーだから本音がお姉ちゃんって言ってるんだ」

 

「個人的に義理とはいえ妹出来たのは嬉しい」

 

「師匠あの後そうなったのかよ」

 

「うん……ごめんねトレーニング見れなくて」

 

「いやいいよ家の事が大事だろ?……それはそうと……やったの?あれ」

 

『……ん?』

 

皆何か勘違いしてない?私AC6まだやれてないだけだよ?それはそうとネタバレ覚悟でネタ動画見てたけど効くかな?とりあえずやって見ましょうか

 

「実はまだ出来てない」

 

「ああまあ流石にな……」

 

「ただ何処かで配信しながらやろかなって思ってる……どれだけ難しいのか見もの。それはそうと織斑くんやい」

 

「何?」

 

「……ウォッチポイントをウォッチするとは、相変わらずハンドラー・ウォルターだなぁ?」

 

「……スッラさん台本と台詞違いますよ?」

 

通じたぁー!え?織斑くん知ってるんだこのネタ!じゃあちょっと続けてみましょうか

 

「ちっ、違ったか?何だったか?ウォ、ウォッチ……ウォッチ……そ、そこの犬、お前619だったか?20だったか?」

 

「様子がおかしい」

 

「お爺ちゃん!とどのつまり!おぅ!じぃ!ちゃん!」

 

ちょっと待って今の相川さん?さては知ってるわねこのネタ

 

「……相川さん?」

 

「いやぁまさかシエルさんも脳深部コーラル管理デバイス埋め込むとは……素敵です御友人」

 

「そのセリフ誰のなのか知らないけどパイル物理的にその土手っ腹に捩じ込むよ?なんか嫌悪感が凄まじい」

 

「あぁー!ごめんなさい!」

 

「皆さぁーん、席に着いてくださぁーい」

 

「HRを始めるぞぉ」

 

おっと織斑先生と山田先生が来られた、幻覚ごっこやってる暇あるならさっさと座ろううん。連休明けに織斑先生からのありがたぁい一撃は喰らいとうないのでね

 

「皆さんおはようございます!」

 

『おはようございます!』

 

「はい、連休明けですのでまだ抜け切れてない人もいるでしょうが今日からまた張り切っていきましょうね。そして皆様方に嬉しいお知らせです!」

 

「もしかして男の子増える!?」

 

「来たぁ!」

 

「残念ながら2人とも女の子ですよぉ、という事で新しく2名転入生が来ました!それではどうぞ!」

 

そう簡単に増えてたまりますかって思うのは私だけですか?まあこれで言葉くんだったら問答無用で抱きしめに行ってましたが……なんて考えていると2人入ってきた……片やフランスの国家代表候補生《シャルロット・デュノア》さん、確か彼女はフランス大手の【デュノア社】の社長令嬢でしたね。でもう片っぽは黒兎隊隊長にしてドイツ国家代表候補生の《ラウラ・ボーデヴィッヒ》さんでしたね……何故こんなにも呼びにくい名を?いえ他所様の名前をディスる必要はないわね

 

「それでは自己紹介をお願いします」

 

「はい、皆さん初めましてシャルロット・デュノアと言います。フランスの国家代表候補生で名前の通りデュノア社の娘です、第三世代機の【コスモス】が完成した為そのテストも兼ねて此方へ編入させて頂きました。未熟な所もまだまだありますが皆さんよろしくお願いします」

 

なんと、あのデュノア社が第三世代機の開発に成功なされたのですね……いえたしかデュノア社はベイラム系列企業の1つでアーキバスからもレーザー系の技術提供を受けてた筈なので完成するにはちょっと遅かった程度ですね

 

「……」

 

……随分とムスッとしてるわねあの人、低血圧ですの?

 

「挨拶しろ、ボーデヴィッヒ」

 

「はっ!教官!」

 

「ここは軍ではない、基本織斑先生と言うようにな」

 

「はっ、失礼しました」

 

……カッチカチの軍人じゃないですかやだーしかも犬!圧倒的忠犬!

 

「あっ……あのぉボーデヴィッヒさん、自己紹介を」

 

「むっ?そうか……ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

……え?以上?

 

 

「えぇーとぉ……以上ですか?」

 

「以上だが?」

 

うせやん織斑くんなんかより潔いけどもっとなんかあったでしょうよこの合法ロリ

 

「……貴様が織斑一夏か?」

 

「……何の用だよって危ねぇ!?」

 

おおー避けたぁって言いたいけど編入初日から平手打ちするとか頭沸いてるだろこの銀髪兎。とは言え訓練の成果出ててよきよきお姉さん嬉しいぞぉ

 

「ほぉ?今のを避けるか……だが私は認めんぞ、貴様のような者が教官の弟などと!」

 

……あぁーもしかして第二回モンドグロッソでのいざこざが関係してますねこれ、確かあれ例のアルテミスのせいのはずなのに彼に当たるなんて当たり屋もいい所な気もしてきたわ

 

 

「あぁーおほん!一限目は二組との実技だ!場所は第3アリーナだから遅れず来るように!行動開始!」

 

 

取り敢えずパパっと脱いでシャルロットさん連れて第3アリーナ行きましょうかね

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

「では授業を始める……そうだな、オルコット!鳳!前へ!」

 

「「「はい」」」

 

「……ん?ああすまんええと姉の方を指名したかったんだすまん」

 

あっはい、というか呼ぶ時はちゃんと姉か妹どっちかで呼称して下さいややこしいんで……ん?今回あの二人がやるの?

 

「はぁ……だる」

 

「鈴さん随分とやる気ありませんわね、これはわたくしが貰いましたわね」

 

「はぁ?休み明けだから頭働いてないだけ、あんたぐらいこの位がちょうどいいハンデってことよ」

 

「あんですってぇ!?」

 

「何よやろうっての!」

 

あーあ、また始まったよあの二人なんでもう少し仲良く出来ないのかなぁ?

 

「……織斑先生これ本当はお相手誰なのですか?」

 

「……山田先生の予定なのだが折角だ、オルコット妹、ブランケットとペアであの二人にお灸を据えてこい」

 

「「……え?」」

 

「織斑先生のご指名とあらば、ゼファー!」

 

これもしかして私変なところ入り込んだ?かつて《キリング・シールド》の異名を持っていた山田先生の戦い見れると思ったのに残念

 

そう思いながらゼファーを展開しスターブレイカーを構える、織斑先生はエクシアにも事情説明を行い《アヴァロン・ナイト》を展開する

 

「……それでは始め!」

 

私たちは一気に上空まで飛び立ち攻撃を開始する。前衛はエクシア、後衛は私と配置は丸っきり姉と同じだが……練度がまるっきり違う

 

「んぐぅ……おっもいわねぇ!あんた!」

 

「ええ、何せ円卓の騎士の剣ですからっね!それにお嬢様をお守りする剣でもありますから重いのは当然です」

 

エクシアはインファイト志向なのかBTシリーズの中では珍しく近接特化型の武装編成となっている、現在は何時ものアロンダイトとガラティーンを展開しており大剣と見間違うレベルの両刃剣を自由自在に振るっている。

そんな中私は後ろからひたすらスターブレイカーをフレキシブルでエクシアの背中を起点に拡散させ逃げ場を無くしていく。姉?雑にエネルギーアンブレラとランサービットモードのウインドフェイスで虐めてます

 

「ちょっと!二対一なんて卑怯じゃん!」

 

「エクシア、そろそろ〆ますよ合わせて」

 

「はい!」

 

そう言うとエクシアは鈴さんへ肉薄して衝撃砲を斬撃で破壊しながら蹴り飛ばした。私もアサルトブーストで姉に接近しウインドフェイスで薙ぎ払い鈴さんへぶつける

 

「「いでぇ!?」」

 

言い合っている中私は柄の部分を合わせて双頭形態へ移行し片方のランスをフルオープン、レーザーを高出力で収束しバーストモードへ移行。エクシアもクラレントとアガートラムのレーザーを収束しエクスカリバーを抜刀する

 

「聖剣……」

「聖槍……」

 

「「抜錨!!」」

 

光がより一層輝き……放つ

 

「エクス……カリバーァァァァァァ!!!!」

「ロンゴ……ミニアド!」

 

 

「「ぎゃあァァァァァァァァァ!!!!!!!」」

 

双方から放たれた光の奔流はブルー・ティアーズと甲龍を飲み込み光の柱を立てる……リミッター設けて且つ威力セーブしてこれって本来の威力相当ねこれ

 

 

「……2人ともやりすぎだ」

 

降りてきてみると皆ぽかぁーんとしてた……何その情けない顔は、特にヴィシュヌさんとシャルロットさん

 

「ま、まあ何はともあれ授業時間はまだ余っている事はいい事だ。という訳で本来は山田先生相手に2人をぶつける予定だったのだが急遽予定を変更して打鉄とラファールを用意して貰ったから専用機持ちの所に5人一組で出席番号順に別れてやるように」

 

 

 

なおこの後全員揃いも揃って織斑くんのとこに行って一喝されたのはここだけの話です

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「……エクシア、シエル。授業でのあの光なんですの?」

 

お昼休み、折角という事でシャルロットさんを新しく迎えたメンバーで屋上で昼食をとる事にした。最近は本音と簪さんも混じってくるようになったのでより賑やかになった……という所までは良かったが現在姉に問い詰められてます

 

「文句言うならあれ作った主任に言ってください、私たちは有効活用しただけに過ぎないので」

 

「実際あれなんだったの?」

 

「私のはウインドフェイス2本分のエネルギーを片一方の方に収束させて超高出力レーザーを放つ【ロンゴミニアド】……まあ最早ビームなんだけどね、でエクシアの場合は掌部レーザー砲兼レーザーブレードのクラレントとアガートラムのレーザーを収束させた【エクスカリバー】、こっちはこっちで面白くてなんと近接カテゴリじゃなくて射撃カテゴリ」

 

『えぇ……』

 

二つともかつて英国にて名を馳せた騎士王の使っていた物だ、ただエクシアには別の形でロンゴミニアド持ってるし円卓の騎士系のネタはエクシアが持ってるしでちょっとかぶり気味

 

「GWの時たまたま顔を合わせたけど……確かにあの人ならやりかねないね」

 

「何せかの半島を自分の作ったオーバードウェポン試験場とか言って地図上からも消し飛ばした人だからね……何よビグウィグ・キャノンってなんで重量二脚で静止軌道から砲撃して焼き払うって出来るの普通」

 

まあ最終的に潜伏してた連中含めて皆アーキバスとベイラムに壊滅させられたし仮に残党が残ってたら最悪束博士が何とかしてくれるし

 

「あぁーだから半島無くなったのか、てっきり自然災害とかバイオテロとかが起きて住めなくなったとかそんなんだと思ってた」

 

「まあ情報統制もしてたからなんとも言えないんだけどね」

 

オキーフさんお疲れ様でした……それについて行ってくれたスコールさんもお疲れ様です労いはきちんとします(今更だけど)

 

「と言うかしれっと流しましたけど静止軌道と言いました?」

 

「ああえっとねぇ……イギリス最北端にバートラムっていう宇宙開発施設あるの皆知ってる?」

 

そう言うとみんな頷く……それもそうだ、何せあそこはNASAやJASAすらも宇宙関連の技術提供をしている場所でもあるのだから有名なのは間違いない

 

「そこにはマスドライバーがあってそこから静止軌道まで上がって半島上空まで移動、主任謹製EOSの《ハングドマン》を使っての砲撃のゴングと共にアーキバス・ベイラム合同の遠足で物の見事に地図上から消し飛ばすことに成功って訳」

 

「確か両組織とも裏では殺人も厭わないと聞いた……本当なのかい?」

 

「ええ本当よ、障害は排除するのみ……て言いたいけど実際吹き飛ばしたのは半島だけね。アルテミスの連中はISを使ってるから捕縛出来る確率が比較的高いのよ」

 

「なんか……あれだね、こうやって聞くとアーキバスとベイラムって軍事組織みたいな感じだね」

 

「《ISに頼らずとも自分たちは強い》って言うのを知らしめる必要があるからね、ISは今も作ってるとはいえ宇宙用か男女兼用汎用型での開発だし」

 

 

噂ではあと少ししたら汎用型が発表されるとかなんとか……ま、タイミングはあの人らに任せますけどね

 

 

そんな中お昼も終わりその日は無事に終了しましたとさ





ろくでもない武器出てきたら大体主任のせいにしてる作者です。

聞いた話だとあの人FFも厭わない位オーバードウェポン振るってるって話聞いたんだけどやばくね?それはそうとグラインドブレードで何するんですかねぇ主任

『いやぁちょっとお手伝いをね!』

帰れ
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