セシリアとシエルは設定上双子の姉妹で一卵性双生児です。
が区別がつかないという事で自分がばっさりとイメチェンする事にしたシエルちゃん、外見や顔立ちはセシリアと同じだけど髪が肩に触れるか触れないか程度の長さに切り揃えてたり声が若干低かったり(後伊達メガネかけたり)
後は食の好みや食べる量なんかが違います……シエルちゃんは太りにくい体質で良く運動もする為食べる量はそこそこ多いです。
LCBの圧倒的スペックに驚きつつもあれやこれやと話し込んだり日誌を書いたりしているとあっという間に夜になってしまっていましたわ……取り敢えず無事に日誌は提出しましたしご飯も食べましたしお風呂にも入りましたからあとはもう寝るだけですわ
「(なんて考えていた時期が懐かしいですわね)」
1年寮の丁度私の部屋がある階の休憩所に鳳さんがいた……しかもなんだかぐずってますし関わりたくないのですが絶対彼絡みじゃありませんかヤダー
「(何とか逃げれませんかね?)」
抜き足差し足忍び足で移動しているとグンッ!という音が聞こえてくるレベルで頭をこっちへ向けてきてビックリしましたが私の眼には何も映ってはおりませんわ〜ということで御機嫌よう〜
「ちょっと待ちなさいよ!」
「グエッ!?……襟を引っ張らないでくださいます?首が締まりますのでその手を離して頂けますか?」
「そんなの知ったことじゃないわよ!落ち込んでるんだから声かけるのが普通でしょ!」
「いや知りませんよあんな露骨に私落ち込んでますアピールされてどうしたのって声かける方の方が気が知れませんわよ……と言うか私のこと知らないんではなくて?赤の他人で初対面同士なのに聞く理由があると思いで?」
「……それは……そうだけど……話聞くくらい良いじゃない」
「はぁ……私は面倒ごとは嫌いなのです、どうせ大方織斑くん絡みですわよね?その手の話は聞きたくないのです」
実際面倒ごとは嫌いだ、特に姉の後始末と火消しの件があるせいで余計にそれが顕著に出る……挙句イギリス国内の女性至上主義のミサンドリー共の鎮圧・再教育センター送りにする為に《ヴェスパー》と組むことが多くなったのも記憶に新しかった。それらのせいで私は非常に面倒ごとを嫌うようになった、故にこの状況も面倒事だと判断しました
「お願いだから……話だけでも聞いて」
弱々しくネグリジェの袖を掴む手はどことなく震えていた……やれやれどうやら自分でも面倒事に首を挟む癖があるようですわね
「……ハァ、わかりましたわ。ですが場所が場所ですので私の部屋へ来てくださいまし」
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自室へ戻ると既に就寝準備が終わっているのかネグリジェにナイトキャップを被っている全身真っ白な格好になっているシアが本を読んでいた
「お帰りなさいませお嬢様、既に就寝の準備は出来ておりますよ?」
「シア、ただいま戻りました。それと非常に申し訳ないのですがお客人を連れてきましたのでカモミールティーをお願い致しますわ」
「お客人……見事に巻き込まれましたねお嬢様」
そう言いながらも台所へ向かうシア、なんだかんだと言ってちょっとした無茶ぶりにも聞いてくれるだけ有難いですわ……なんだか申し訳なくなりましたので手伝いますわ
数分後……準備が出来て話を聞くことにした
「それで?どういった経緯で織斑くんと喧嘩したのですか?」
「一夏のやつと喧嘩した前提に話すの辞めてよ……いやまあ合ってるけど。私とあいつさ小5から中2までの短い期間だったけど一応は幼馴染だったのよ」
「「(果たしてそれは幼馴染と言えるのだろうか)」」
「で、親の都合で本国に帰国することになってその時に思い切って告白してみたのよ……私が大きくなったら毎日酢豚を食べて欲しいって」
あっこのパターンなんとなく読めましたわて言うかわかりにくいですわね告白内容が
「……鳳様、大変失礼を承知で言わせて頂きますが分かりにくすぎですよ。」
「グエッ!?」
「でいざ本日再会して聞いてみたら全く別方向に捉えて聞いてしまっていたと……大方毎日奢ってくれるみたいな感じでしょう?何故ストレートに告白しなかったのですか?」
「フンギャロ!?……あんたねぇあたしの一世一代の覚悟をよくもまあ」
実際問題分かりにくすぎるのがいけないのですわ、多分ストレートに「あたしはあんたを異性として好きなの付き合って」と言えばまだ結果は変わっただろうと思いますわ。それをまあよくも「毎日味噌汁飲んで」と言う遠回しの告白を更に遠くさせましたわね逆に褒めたいくらいですわ
「あたしさ……初めて日本に来てからは日本語もろくに喋れなくてさ、クラスのやつらに虐められたことがあったの……その時一夏が助けてくれてさ、その時の優しさに惚れたの」
「「惚気けるならお帰りください(ませ)」」
「んもぉー!せめて最後まで言わせなさいよ!」
「ですが今ので随分と吹っ切れたのでは?今後どうするかはあなた次第です……シエルお嬢様はこう見えてお忙しい身でもありますからあまりご迷惑はかけないようご配慮を」
辛辣なシアの言葉を最後に鳳さんは「クラス対抗トーナメントでボコボコにする」と言い残し自分の部屋へと戻って行った……やれやれ疲れますわ
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翌日……
「もぉー!!なんなのよアイツ!」
「「えぇ……」」
放課後になって生徒会の仕事があるため生徒会室へ向かっているとまたもや鳳さんと遭遇した……どうやらまた言い合いになって身体的特徴のアイデンティティを貶されて頬をぶん殴ったらしい
「そもそもとして諦めては?まああんな頭ゆるゆるな人はオルコット家には欲しくありませんが」
「あんた何しれっと一夏のこと馬鹿にしてんのよ!」
「実際そうでは?まああの人のことを好きになった鳳様も同罪かと思いますが」
「NGAAAAAAAAAAA!!!!!!!!」
とりあえず織斑先生辺りに預けて私達は生徒会室へ行きましょう
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あの後は結局私達に絡みに来ては愚痴を零すことが多くなり名前呼びが定着するようになりました、その道中ではありますが訓練時代で愛用していた
「それでは今日は……織斑、ギャラクシー前へ」
とは言えちゃんと授業はある、特に実践経験を積まなければならない織斑くんを軸に模擬戦を行い力をつけさせることを注力させているのが現状だ。ちなみに戦績としては私は全戦全勝、と言い難いけど矢張りヴィシュヌさんとロランさんの機体はかなりアグレッシブと言いますかピーキーと言いますか……かなり苦戦は強いられました
「来い白式!」
「来てください、ドゥルガー・シン!」
「では……始め!」
まあ見た方が早いですわね、ドゥルガー・シンは脚部にレーザーブレード発振器を、アンロック・ユニット全体がクラスターボウと言う一見ピーキーな機体に見えるがヨガを嗜みムエタイが出来るため蹴り技がかなり鋭く拡散するレーザー弾が非常に厄介でしたわ
その点手持ち武器が無くオールレンジでの勝負に持ちかけてしまえばビットの対処法がクラスターボウのみという形になった為そこをついた形で勝てたというのが実情だ……しかしまあ当人もそこの欠点に気付いてから若干怪しくはなり始めましたわ、早くネビュラとオーロラとアルビオンが使いたいですわ
「オアァァァ!!???」
「そこまで!」
なんてことを考えていたら織斑くんが落とされていた、近接のみの白式からしたらパワー負けする為普通に押されて負けるのは仕方ないことである……何故射撃武器の一つや二つ入っていないのだろうか
「では次はオルコット姉妹でやって貰おう……折角だ、サークルロンドとシューターフローの実演も兼ねてやってみろ」
「「はい」」
呼ばれたので大人しく従いながら前へ出る、知らない人向けに言えばサークルロンドと言うのは射撃機体同士で一定間隔を保ちながら回転しその勢いのまま上昇する高等技術でひとつ間違えば大事故に繋がる危険性も孕んでいる。
シューターフローはサークルロンド後にはなるが回転と上昇速度を利用しながら高機動下での撃ち合いをする技術だがどちらもPICをマニュアルで制御する必要があるためサークルロンドと併せて事故率が高い……本来では2年生位で習う事なのだが代表候補生は先に習っている実践で「出来ませんからやりたくありません」は言い訳にしかならないので
「ブルー・ティアーズ!」
「おいでなさい、ゼファー」
片手にハリス、もう片手にバーストライフル版ランセツを持った状態でゼファーをコールする……本当は重ショ使いたかったですがあれ射程距離の都合初期段階で持つには荷が重すぎますから出番は後でですわ
「珍しいですわね……シエルが実弾武器を使うだなんて」
「あらゆる状況下に対応するなら実弾はあってもよろしいかと」
話は終わり、気合い入れて参りましょうか
「それでは……始め!」
織斑先生の号令を聞くと同時にゆっくりと回転していく……そこから段々だんだんと回転速度を上げていき上昇して行き射撃を開始する
「今回はビット抜きでやりますわよ姉様、持ち前の射撃の腕前落ちておりませんわよね?」
「抜かりなくてよ!そういうあなたこそ近接ばかりして訛ってはおりませんわよね!」
「近接戦が出来なくて精密射撃しか出来ない姉に比べれば私は速射や近接格闘が得意なので問題ありませんわよ?」
「んなぁ!?」
軽く冗談で言ってみると表情が変わった……あれ?もしかして本当に近接戦出来ないの?この姉は……あれだけ接近されたのにも関わらずまだ治してないと?修正せねば
「……そこ!」
ハリスのチャージショットでブルーティアーズのアンロックユニットを撃ち抜きすかさずウインド・フェイスを実刃状態のまま投擲、すると見事にスターライトに刺さりアサルトブーストで接近し重ショに
「そこまでだ!……それはそうとオルコット姉、通信で聞こえたが貴様まさか近接戦の練習を全くしてなかったとはな。」
「ち……近付けなければ問題ありませんわ!」
この人初心者の織斑くん相手に接近させられた挙句零落白夜で一撃入れられた時点でその言葉もう効かないんですわよね……しかもヴィシュヌさんのドゥルガー・シンとロランさんのオーランディ・ブルームに普通に接近戦持ち込まれてゼロ距離からレーザー叩き込まれたからそのセリフは火に油を注ぐ真似ですわよ姉様
「たわけ!代表候補ならあらゆる距離に対応してこそ一流と言えるんだぞ!
「ひいぃぃぃぃ!!!!」
8割て……レッドガンのミシガン総長でも2割増やせとしか言わなかったのに鬼畜すぎですわよ織斑先生いやその位増やさないとこの姉は近接出来ないか(辛辣)
「全く……む?」
突然織斑先生は時計を見て難しそうな顔をしていた……まさかとは思いますが残り時間が少ないとか?まあ有り得ますわよ授業時間自体が短いですし
「……はぁ、まあ仕方のないことか。時間が押しているため今日はここまでだ……本当に申し訳ないがレポートの提出忘れずにな」
と言ったタイミングでチャイムが鳴った……1回の実践訓練ってここまで時間かかりましたかね?まああれやこれややってたらそうなりますわね
終わり方ちょっとあっさりしてるけどまあいっかなって
クラス対抗トーナメントはさくぅっと流すと思う
割と私用な話ですがガンブレ4クリアしました、アトバズ連打と大型メイス振り回すのめっちゃ楽しい