一人の男とガールズバンド達 Re:boot   作:AZAZEL

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どうもAZAZELです

昔見てくれていた方がどれ程居るか分かりませんが、お久振りの方はお久振りです

最近Roseliaの楽曲を超久方振りに聞いて、書きたくなりました
ゲームの方も手を付けてないので、もう全然分かんないですが…まあ取り敢えず

ほんへどうぞ


1話

将来の夢は何か……そう聞かれれば『平穏で静かな日々を過ごしたい』、そんなどっかの爆殺魔じみた事を思っていた

 

決して俺は手を見て興奮したりはしないので

 

ただひたすら、そう思い…そう願いながら生きてきた、だから自分から目立った行動なんてして来なかった

 

「それでね!この間も友希那がカッコよかったたんだよ!」

 

「へぇ…そうなのか」

 

「あ〜?またそうやって興味無さそうな反応するんだ、せっかくアタシが近況報告してるのに〜!」

 

「まあ、そうだな…実際問題、そんなに興味無いし」

 

「思っててもそういう事は言わない方が良いんだよ、幸貞」

 

導寺峠(どうじとうげ) 幸貞(ゆきさだ)……それが名前

 

どこにでもいるような普通の男子高校生の根性を捻じ曲げて性根を腐らせた様な男、多分そんな感じ

 

それでもって俺の前にいるのは幼馴染、今井リサ

 

めっちゃギャルだが家庭的だし気が利く、俺とは大違いのとてもいい子

 

「俺はそういう人間だって分かってて言ってるだろ、何時からの付き合いだよ」

 

「昔はもう少しかわいかったと思うんだけどなぁ……」

 

「いつの話をしてんだか……俺はそろそろ帰るけど」

 

「じゃあアタシも帰ろっかな〜」

 

「そうですか」

 

帰路に着き、歩き出す…幼馴染なだけあって家も近い、よって歩く方向も同じになる訳で

 

「……ねぇ幸貞、この前の話は考えてくれた?」

 

「何の話だっけ……ああ、バンドの話だっけ?」

 

「そうそう、一回でもいいからアタシ達の演奏を見に来てみない?」

 

「気が向いたらな…あんまり気乗りはしないけど」

 

「そこをなんとか!一回でもいいからさ!友希那も言ってるし!」

 

「えぇ…?あの子が?そんな事ないだろ……まあその内な、気が向いたらね」

 

何か言いたげな顔をしているリサ…それ以上何かを言ってくることは無かった

 

現在、親父と母親は単身赴任で家にいない…仕送りは毎月送られてくるし、結構な量が来る

 

一人暮らしではなく、家には姉二人が居る

 

因みに、俺の通う学校は花咲川学園高校…最近まで女子校だったのだが試験的に共学となっていた

 

頭もそこそこで家から近いし共学の試験生に選ばれれば豪華特典も付いてくる、こりゃ受けるしかないっしょ

 

なんて思ってた時が俺にもありました

 

俺は別に出会いを求めて花咲川に行った訳では無い……女の子の友達が増えるには増えた、でも別に俺はそう言うの狙ってないし……

 

「ただいま」

 

「おかえり、夕飯がそろそろ出来るから準備したておいて」

 

「ういっす……」

 

「……何?またリサちゃんから誘われたの、いい加減行ってくれば良いじゃない」

 

「んー……気分が乗らない、ああいう雰囲気の場所は苦手なんだよ」

 

「幸貞、あなたのソレそろそろどうにかした方が良いと思うわよ」

 

今話しているのは下の姉、導寺峠 華蓮(かれん)

 

やれば出来てしまう秀才型、身内贔屓無しに美人でスタイルいいと思っている…だが不思議な事に彼氏を一回も作った事が無いとか何とか

 

まあ姉と言っても、俺より数分生まれるのが早かっただけなので年齢は同じ

 

「……私も無理強いはしたくないけど、あなたはその場で足踏みしてたいの?」

 

「まあ、そうだな……少し考えてみる」

 

「そう……ごめんね」

 

「何を謝ってんだお前…気持ち悪いぞ」

 

「気にしないで、別に何でもないわ」

 

上の姉もそろそろ帰ってくる頃だろうし、着替えて手洗って…夕飯の支度でも手伝うかな

 

と思っていたが、思いの外早く帰ってきたみたいだな

 

「ただいまー、ちょっと遅くなっちゃってゴメンね〜」

 

「幸貞もさっき帰ってきたばっかりよ、リサちゃんと帰って来てたみたい」

 

「ほーう?へーえ?まあどうせ何も無いんでしょ、幸貞だし」

 

「正にその通りよ、姉さんも早く夕飯食べる準備してきて」

 

「はいはーい!」

 

華蓮め余計なことを……あの姉事あるごとに煩いんだぞ、こっちの身にもなって欲しいもんだよ

 

そうして洗面所へ現れたもう一人の姉…

 

「幸貞ー!姉が帰ったぞー!」

 

「うるさっ、そんなデカい声出さんでも聞こえとるわ」

 

「それよりリサちゃんと帰ったんだって~?何かないのかよコノヤロ~」

 

「ダル絡み続けるならブッ飛ばすぞ」

 

新しいタオルを取り出し、顔面へ投げ飛ばす

 

導寺峠 晶奈(あきな)…導寺峠家の長女であり、この家に居る人間で唯一の稼ぎ頭……そしてこの人はやらなくても出来る天才型

 

俺も一応この人と同じやらなくても出来る天才型…の筈なんだがなぁ

 

姉妹揃ってハイスペックなのは勘弁して下さいよ、俺が殆ど廉価版みたいな感じなんスよ

 

「うわっ…ぷ、もー投げないでよ!」

 

「黙ってさっさと済ませろ」

 

今日のご飯は何じゃろホイ、まあ何作っても美味いんだけどもね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、今日も今日とて学校じゃい

 

「それじゃ、行ってきます」

 

「いってら~…あれ?華蓮は?」

 

「もう行った…晶奈、仕事はどうした」

 

「今日はお休み~、学生は忙しそうですなぁ~?」

 

「あーあ、今日帰りにコンビニ寄って限定スイーツ買おうかと思ってたんだが…お前の分は無しだな」

 

「ごめんごめん!お姉ちゃんが悪かったから!お願いだから私のも買ってきて~!」

 

「しょうがねぇなぁ……」

 

「ありがとう幸貞!」

 

大の大人が高校生に泣きつくなみっともないぞ…そろそろ出ないとギリギリになるな

 

登校中、基本的に一人で向かう…リサ達は学校違うし、時間帯も違うから朝は会わない

 

帰りは何故かよくリサだけ遭遇する、暇なんか?バンド行きなよ(良心)

背後からお星さまの気配がするな……

 

「ゆっきさっだく~ん!おはよ!!」

 

「朝っぱらから元気ですねぇ…あと近所迷惑だからもう少し音量落とそうか」

 

「うん!!おはよ!!」

 

「話聞いてたかね香澄ちゃんや」

 

「お、幸貞じゃん」

 

ちょままちょまま…はい、すいません

 

初めに話しかけてきた戸山香澄、やたらと元気で周りをチョロチョロチョロチョロしている…こっちが目を回しそうになる、マジ勘弁

 

次の子は市ヶ谷有咲、金髪ツインテでツンデレは鉄板だよね…あと香澄の保護者

 

「ちょと奥さん、お宅の娘さんなんだからちゃんと教育して下さいよ」

 

「誰が保護者だ」

 

「それより香澄がまたどっかに走って行ったぞ」

 

「はぁ!?ちょっ…!また後でな!」

 

「お疲れさん」

 

やっぱ保護者じゃないか…香澄はと言うと、目の端で猫みたいにウズウズしているのが見えたと思ったら…次の瞬間には走り出してた

 

俺には手に負えないよ……後は頼んだ有咲

 

校門へと近付くにつれ、勿論だが学生も増えてくる…まあ女の子だらけなんすわ、元女子校だししょうがないね

 

「あっ!幸貞くーん!」

 

「…朝っぱらから元気なのが多いなぁ」

 

「どうしたの?」

 

「いえ、別に何もないですよ…それより何か御用で、丸山先輩」

 

この人が一つ上とか信じたくない、これでも2年生なんやなって……

 

丸山彩、現役アイドルが学校に…?みたいな展開にならないのが不思議、これも含めて魅力なんですよ受け入れて

 

「ねぇねぇ、今日お昼一緒に食べない?」

 

「ヤです」

 

「そ、そんな即答しなくても…」

 

「俺、ちょうど昼休みに購買に売ってるスペシャルフレーバーの炭酸飲料が飲みたくなるんですよ」

 

「わ、分かったよ!わたしも先輩だからね!ここは奢ってあげるよ!」

 

「流石は丸山先輩、芸能人オーラ出てますよ」

 

「本当!?え、えへへ~」

 

チョロい、こんなんじゃ心配になっちゃうよ……

 

因みに、購買に売ってるスペシャルフレーバーの炭酸飲料とは…所謂、ルートビアである

 

分からなかったら調べて

 

「おはよう、幸貞」

 

「パーソナルスペースって知ってるか、花園」

 

目の前にドアップの顔が出てくるのって、普通に心臓に悪いんスよ

 

花園たえ、何を考えてるのか分からないと思われがちだが…思いの外単純思考、うさぎの事を常に考えてる不思議ちゃん

 

「急に出てこないでくれ、心臓に悪い」

 

「おたえ」

 

「……何だよ、名前なら知ってるぞ」

 

「おたえ」

 

「それしか言えんのかお前、何回言われようが呼ばんからな」

 

「恥ずかしがらずに、ほら言ってみて」

 

「嫌です」

 

頬を膨らませながら俺の頬を突く…あんまり男に気安く触るのも良くないと思いますよ

 

そこへもう一人女の子が……いやまあ、俺以外は女の子なんだけどさ

 

確か他にも二人、男の試験生が居るって話だが…会った事ないんだよな

 

「またやってるの?おたえ」

 

「良い所に来たな沙綾、この子どうにかして」

 

「ほらおたえ、幸貞が困ってるよ」

 

山吹沙綾、毎度パンのお裾分け助かってます…いや決して華蓮の作る昼が足りない訳では無い

 

一応こんなのでも食べ盛りでして…お腹が空くのは誰にも止められないんだよ

 

「はい幸貞、今日のパンだよ」

 

「おお、ありがたや…」

 

「さっそく食べるんだ…やっぱり幸貞も男の子だよね」

 

「何その言い方は…まあこれでも食べ盛りなもんで」

 

自席で貰ったパンを頬張る、うまい(迫真)

 

因みにお隣さんが沙綾、ちょくちょく分からない問題を教えている…これがギブアンドテイクってやつっすわ

 

「そう言えば香澄は?幸貞は知らない?」

 

「ドキドキするものを探しに行ったんじゃないか、知らんけど…因みに有咲を添えて」

 

「えぇ……じゃあまたギリギリかなぁ」

 

「遅刻しないだけ偉いんじゃないか」

 

「幸貞も手伝ってあげてよ」

 

「俺の手には負えないんで、それに保護者は有咲だろ」

 

俺に香澄は扱いきれん、やっぱちょまま様が香澄の扱い方を一番熟知してるんやなって

 

仲が良いだけありますね(微笑)

 

「ああそうだ、チョココロネに合うハーブティー作ったからりみちゃんに渡しといて」

 

「お、新作?分かった…やっぱり何でも出来るよね幸貞」

 

「何でも、ねぇ……まあそう見えるのかもな」

 

紙袋を鞄から取り出し沙綾へと渡す

 

牛込りみ、チョココロネ信徒のお方…それはもう凄まじい

 

前に『チョココロネに合うハーブティーでも作ろうか?』と言ったらめっちゃお願いされた、正直に言って可愛かった…丸いお山も見習ってもろて

 

確か上の学年ににお姉さんが居たような気がしたが、俺はあまり知らない

 

「あ、そろそろチャイム鳴るね…それで、香澄はまだ来てないね」

 

「お労しや市ヶ谷殿…」

 

「置いてきたの幸貞じゃん、ちゃんと謝りなよ」

 

「うぃ」

 

結局、遅刻ギリギリになって香澄が滑り込んで来た…これじゃあ有咲も遅刻ギリギリだったのかな

 

有咲も大変だなぁ(他人事)

まあ、俺にはお昼にデカい仕事があるんで…絶対もう一人来るだろうし

 

「ゆっきさっだくーん!」

 

「煩いですよ、教室内で騒がないで下さい…しかも下級生の教室で」

 

「私に対して酷くな〜い!?」

 

「幸貞、相変わらずだね」

 

「あ!彩せんぱーい!」

 

「香澄ちゃーん!」

 

やっぱこう…似た者同士って惹かれ合うって言うよね、決して丸いお山とお星さまが一緒とは言ってないから

 

それより早くしないと怒られるんじゃないの、待たせてるんでしょ

 

「待ち人がいるんじゃないんですか、それにお昼休みが終わりますよ」

 

「あぁ!?そうだった!また怒られちゃう!急ごう幸貞くん!」

 

「急に走ると転びますよ」

 

「わあっ…!?」

 

「言わんこっちゃない…」

 

転びそうになった丸山先輩の腕を引っ張り寄せる、危なっかしいのは香澄とそっくりだな本当…

 

それより、この体勢は結構不味い…俺が丸山先輩を抱きしめる様な感じになってる、アイドルにそれは不味いですよ…

 

「おお、流石は幸貞…そういう行動をサラっとするよね」

 

「何が言いてえん沙綾おぉん?」

 

「別に何も?それよりお昼食べに行くんでしょ」

 

「……そっすね、行きますよ丸山先輩」

 

「ひゃ、ひゃい!!」

 

丸いお山に連れられて来たのは校舎裏、丁度ご飯を食べるのに持ってこいな木とベンチがあるのだ

 

ただ校舎裏なだけあってそんなに人は来ない

 

「あのベンチですか」

 

「そうだよ、先に場所を取ってもらってるんだ〜」

 

ふと、ベンチに座る女性が見えた

 

長く煌めく金色の髪、女優顔(直喩)、詰まりは美人ってこと

 

まあ朝、まん丸お山に誘われた時点で大体分かってた…俺に何の用があるかは知らないが

 

「あら、ちゃんと来たのね」

 

「来なくて良いなら来ませんでしたが?」

 

「本当、かわいげが無いわね」

 

「俺にそんなものを求めんといて下さい…それはそれで逆に気持ち悪いでしょうに」

 

「確かに、愛嬌を出してきたら逆に怖いわね」

 

「言われ様ですな」

 

白鷺千聖、現役のアイドル……ただ裏側はそれなりにやり手、流石は子役時代から芸能界に揉まれてるお方ですわ

 

まあ、微笑みの鉄仮面なんて言われてるが…俺からしてみればダダ漏れなんですけどね




新しいバンドがこれでもかと追加されとる、もう分かんねぇなこれ

ゲームも久し振りに手を出しましたが、楽曲もめっちゃ増えてるし…みんな進級してるし

まあ前作に追いつくまでは特に追加要素はないです…て言うか他にも書いてるのがあるのできちぃっす

ではでは、またお会いしましょう
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