一人の男とガールズバンド達 Re:boot 作:AZAZEL
ドリフェスが始まったので、ガチャ引いたらピックアップ以外の星5が2枚抜き+星4が出てワロタ
いや、そんな事よりりんりんの星5出してくれません?なんでこんなすり抜けてんの
ではほんへどうぞ
「何でここに居んのお前……」
「何故かって?そこに君がいるからさ」
「ぶっ飛ばすぞ」
「君の声は相変わらず綺麗だね、もっと僕と喋ろうじゃないか」
「やっぱ無しで、はよ入って」
「おや、もう良いのかい?僕はまだ君の言葉を聞きたいところだが…」
「夕飯が冷めるって華蓮に怒られる」
アリアを家に上げる
見てくれや喋り方、立ち振る舞いは完全に瀬田薫のそれなのだが…身体つきは真反対と言っていい
お前、薫さんのファンに謝ってこい
「近い、暑苦しい…そんな近寄らなくても歩けんだろ」
「かなり久し振りに会えたのだから、このくらいのスキンシップは許してくれよ」
「嫌ですけど」
「フフッ、君はいつも私 僕に新しい刺激を与えてくれるんだね…君との出会いはやはり運命なのかもしれないね」
何ってんだコイツ(真顔)
ポジティブシンキング、悪く言えばただのドM……いや、コイツの場合はドMだな
マジあのクソ親父め……
「久し振りですね、アリアさん」
「お久し振りですお義姉さん」
「何かニュアンスが変じゃないか今の」
「じゃあ式はいつにする?」
「流石に実姉でも殴るぞ」
「そ、そんなに怒ることないじゃん!」
俺はそれでも嫌です……何で俺やねん、もっといい男いるやろ
どうやらわざわざ引っ越してきたらしい、近くの土地を買い占めて只今邸宅を建設中とのこと
この金持ちめ……
「暫くは日本に居るの?」
「はい、仕事も本国でやらなければならない…という訳でもありませんから」
「それならこれからは幸貞の近くに居れますね」
「ええ、そうですね…ユキは連絡を送っても淡白な返事が多いですから、こうして喋れるのが嬉しいです」
「あ〜、アリアちゃんかわいそ〜」
「誰に対してもそんなに変わらん、別にアリアだけじゃない」
そもそも、連絡系のアプリなんてそんなに見ないし…来てたのが一週間前の連絡とかザラにある
よくそれで晶奈と華蓮に怒られる
「でも僕は有体のユキでいて欲しいですから」
「おぉ〜…流石はアリアちゃん」
「本当、俺には勿体ないくらいだよ……はぁ」
「なに溜息を吐いてるのよ、女の子から好かれる事なんて滅多にないゆだから喜んどきなさいよ」
「はいはい、嬉しいでござんすよ」
「心のこもってない言葉だな〜、もっと許嫁は大事にしないとでしょ幸貞〜」
このくらいの扱いでいいんだよ、どうせ喜んでるから…ニヤけてんじゃねぇぞドM
コイツ外面を繕うのは上手いからな、まあデカイ企業の頭やってるからそりゃそうだろうけども
「僕がユキより歳上なのが悔やまれますね、同い年なら同じ学園へ通えたかもしれないですし」
「勘弁して欲しいねぇ……」
「許嫁と同じ学校なんて字面だけならロマンチックでしょう」
「まあ字面はな、俺は嫌ですけど」
土日はとんだ来客があった、マジ休みなのに休んだ気せぇへんぞ全く
兎に角、今日も今日とて学校がある訳だ…ゴチャゴチャ言ってても何も始まらんしな
通学路を歩いていると、珍しく幼馴染達に鉢合わせた
「おお、こんな所で会うなんて珍しいね…おはよう、幸貞」
「おはようさん…まあそういう日もあるだろう、友希那も居るのね」
「おはよう幸貞」
「ういっす」
「そう言えばさ、家の近くに凄い豪邸が作られてるんだけど……もしかする?」
「……まあ、もしかしちゃう」
リサの家に近いということは、必然的に友希那と俺の家にも近い…そんな所に建ててたんか
もっと離れたところに作ればいいのに……
「そうなんだ、日本に来てるの?」
「移住でもしたんじゃないか、知らんけど」
「……ああ、確か貴方の許嫁だったかしら」
「そうそう、ロシアハーフの宮代アリアさんですわ」
「来てるんだ〜、今度アタシも挨拶行こっかな〜」
アリアが日本に来るのは初めてでは無い、前にも何度か来た事がある
その時にリサや友希那と遊んだ事があるんスわ、まあそれも相当昔の話だが…よく覚えてたもんだな
「良かったんじゃんよ幸貞〜、許嫁が近くにいるなんてさ?」
「マジ無理面倒い」
「……幸貞らしいわね、その対応」
「あはは〜、まあ幸貞だもんね…もう会ったの?」
「昨日来たよ、ウチで夕飯食って行った」
なんて話をしていれば、学校の分かれ道が近付いて来る……このY時路で丁度方向が分かれる、俺が右でリサ達が左
「今日はバイトだから早く帰るぞ」
「そうなんだね、分かった」
「バイトは順調なのかしら」
「ああ、それなりにな…どっかのベーシストさんがやれアンプの調子が悪いの、やれベースの調子が悪いの言ってた頃の経験が活きてるよ」
「……リサ、そんなに頻繁に頼んでいたの?」
「い、いやー……?そ、そんなに頻繁には…頼んでないと思うんだけどなぁ…?」
嘘吐け週3で頼んでたゾ
別に暇だったから良いけど、あれは初心者の俺にやらせる様な内容じゃかかったわ…俺が物覚え良くて良かったな全く
一応これでも天才の端くれなんでね……さて、教室に到着した
「あ!幸貞くんおはよー!」
「おはようさん、今日は遅刻ギリギリじゃなさそうだな」
「うん!今日はみんなで来たんだ!」
「そりゃ良かったな……何見てんだよたえ」
「おたえ、さんはいっ」
「いやですぅ」
「おたえ」
「執拗いな…あと近付くな、近いんだよもっとパーソナルスペースを取れ」
ちょままちょまま、いや本当に近いんだよこの子…もっとディスタンス考えて頂戴な
グイグイと来る花園さんから離れる様に後退る、それでもお構い無しにグイグイと近付いて来る
「ほらその辺にしなっておたえ、幸貞が困ってるでしょ」
「むっ、まだおたえって言ってもらってない」
「気が向いたら言うよ、その内…恐らく」
「限りなく可能性が薄いってことは分かったよ…それとはい、今日のパンだよ」
沙綾から貰ったパンを食べながら、ホームルームまでの時間を待つ
授業はいつも通りに進み、特になんの問題もなく昼休みへと突入する……しかし昼休みになってそれが突撃してきた
「幸貞ー!!!」
「うお声デカっ…金色の異空間や」
「幸貞はいるかしら!!」
「あ、こころどうしたの?幸貞に何か用?」
「ええ!少し話がしたくて来たの!」
弦巻こころ……花咲川の異空間……溢れ出る活力は留まるところを知らず、それどころか溢れ出して止まらない
元気なのはいい事だと思いますが、もう少し凡人に合わせて下さい死んでしまいます
今日もどこかで苦労人の声が聞こえる…ミッシェルに合掌
「幸貞ならそこにいるよ」
「あら!幸貞!」
「うい、何か御用で」
「少し聞きたいことがあるの!幸貞はアリアと知り合いなのかしら?」
「……ああまあ、そうだけど」
まさかこころ嬢からアリアの名前を聞くとはなぁ……まあデカイ財閥同士だから、有り得ない話ではないけども
挨拶回りにでも行ったのかな、流石はトップやる事が早い
「そうなのね!この間アリアと会った時に幸貞の話をたくさん聞いたの!」
「へぇ、それはそれは……」
「それでね幸貞!いいなずけってなにかしら?」
「……それ、アリアから聞いたのか」
「ええそうよ!アリアが幸貞のいいなずけだって言ってたのだけれど…どういう意味なのかしら?」
うーん、この…余計な事を吹き込んでくれやがってマジで、こころ嬢は純粋なんだからもう少し考えろよ
純粋な上に好奇心旺盛だからこうやって聞いてくるんだよ……これはどう答えるのが正解なのかしら
「何だろうなぁ……なんと説明したもんか…」
「それはつまり、仲が良いって事だよこころ」
「まあ!そうなのね!沙綾はものしりね!」
「ふふ、そうでしょ〜…それより、こころはお昼ご飯もう食べたの?」
「まだよ!幸貞に聞いてから食べようと思ってたの!」
「ならそろそろ戻らないと、昼休み終わっちゃうよ?」
「それはいけないわ!それじゃあね幸貞!沙綾!」
爆発的に現れて嵐のように去っていった……スタンドかな
しかしナイスフォローでした沙綾様、パンのみならずこんなところで手助けして頂けるとは
「悪いな沙綾、助かった」
「ううん、別にいいよ…それより、許嫁って何?何の話なの?」
「まあ、なんだ…昔に酔っ払ったクソ親父が、ノリと勢いで取り付けてきたもんだよ」
「へぇ、今時そんなのあるんだね」
「俺もそれは思う」
クソ親父とアリアの父親、前財閥トップは仕事の関係で仲良くなったらしい……そこで飲みに行った時に取り付けてきたそうな
あの時そう言ったバカ親父の顔面には、母親の拳がめり込んでいた……数年稀に見るブチ切れた顔でした
俺も色々と言いたかったが、母さんにこってりと絞られたらしくヘロヘロになった親父…流石にそこから詰める気にはなれなかった
「幸貞はその許嫁さんのこと、どう思うの?」
「よく出来た奴だよ…まあ歳上だってのもあるけど、俺には勿体ないな」
「聞いてた感じ、こころの所に挨拶へ行ってるってことは…相当すごい人なんだね」
「そうそう、凄いとこのお嬢様なのよ…端くれの俺より、もっと良い相手がいると思うんだがねぇ」
「そうやって自分を卑下するのは幸貞の悪い癖だよ」
いややわ〜、本当……自分が嫌になってくる
俺は自分の性格が好きじゃない、でも直す気はないしそんな気力もない…無気力の塊みたなもんですから
だから自己嫌悪するだけして、何もしない……クズみたいな奴
「また変なこと考えてるでしょ」
「さあ、どうだろうな」
「私はすごいと思うよ、幸貞って何でも出来ちゃうじゃん…頭もいいし」
「そう思って頂いてるのなら有難いですわ」
「もう、ちゃんと聞いてる?あんまり思いつめないでね…私も幸貞に助けてもらった事あるから、お返ししたいし」
「俺なんかしたっけ……」
「気にしなくていいよ、個人的な事だから」
んん…?何の話デスカ?俺全然わかんないんですけど……
まあ確かに、バンドの事について少し相談に乗ったことはあった気がするけど……特別そんな良い事は言ってないと思うけど
「ところで、許嫁って事は結婚も考えてるの?」
「まさか、する積もりは無いよ」
「あ、そうなんだ…てっきりそこまで決まってるものだと」
「そこは本人達に委ねるらしいよ」
「そっかそっか……」
「……それがどうかしたか」
「いや、別に何もないよ」
放課後になり申して、バイトに向かうで仕る…各部屋の準備を終わらせ、受付業へと入る
今日の予約は……ポピパにRoseliaとアフグロか、まあいつもの面子ですね
「やっほー幸貞、さっきぶり…鍵借りに来たよ」
「そうだな、沙綾…はい鍵」
「ありがとう、幸貞も仕事頑張ってね」
「ういっす」
雑誌を読みながら時間を潰していれば、あこちゃんがやって来た…そう言えばここで会うのは初めてか
と言うか、会うの自体が久し振りかもしれん
「あれ!?幸貞さん!」
「よう、あこちゃん」
「ここでバイト始めたんですか?」
「そうなのよ、少しやってみようかと思ってね」
「そうなんですか〜…あっ!NFOはやってますか!」
「あー…あれね、面白かったんだけどねぇ…何と言うか、燃え尽きたと言うか」
基本的に一つの事が長続きしないタイプなんスわ、でも珍しくあのゲームは長いこと続いた
一時は世界ランキングに乗るくらいには……そんなところで天才発揮せんでもろて
「そうなんですか〜……やりたくなったらまたやりましょうね!」
「ああ、気が向いたら声かけるよ……燐子ちゃんにもね」
「はい!約束ですよ!」
宇田川あこ……アフグロの巴ちゃんの妹、中学生ならでわの活力溢れる元気な子
NFOはオンラインゲーの略称、燐子ちゃんから誘われて始めてみたところどハマりしたゲーム
あこちゃんとはそこで知り合い、中学生と聞いた時は流石に面食らった…絵面的に大丈夫かなって
「それで、鍵を借りに来たのかい」
「あっ!そうでした!」
「はい、これ鍵ね…落とさないようにしなよ」
「はい!ありがとうございます!」
俺より歳下の子が、Roseliaでドラムしてるのか…何か本当、いやこれはもう考えない方がいいか
それを比べても、何の意味もないだろうし
「こんにちは、幸貞さん」
「……つぐみちゃん、だったかな…こんにちは」
「はい!after glowの羽沢つぐみです!…何を読んでるんですか?」
「ああ、これ…そこに置いてあった音楽系の雑誌だよ」
「幸貞さんも何か楽器をやってるんですか!」
「あー……楽器はやってなかったけど、作曲なら昔に」
「さ、作曲を…!凄いですね幸貞さん!」
作曲とは言っても、インスト曲ばっかり作ってたけど
晶奈と華蓮に曲作ってと言われた時くらいしか作らなかったし…数える程しか作ってない
それももう長らくやってないし…飽き性なのも考えもんだな本当
バンドリももう7.5周年なんすね……長寿もいいとこですねぇ
私が高校生の頃にアプリがリリースし始めて、一応初期勢だったんですがね…暫くログインすらしてなかったですわ
ソシャゲの音ゲーも結構色々と出てきて、色んなのに手を出し過ぎなのもあるんですがね
ではでは、またお会いしましょう