我、Vtuberになる。「フハハハハハハハ!!存外Vtuberも楽しいではないかフハハハ!!!」 作:ばぐひら/Baguhira
申し訳ありません…
ってかなんでこんなに好評なん?ビビるって(本心)
by作者
まあ本編どうぞー
「よし、とりあえず案を出していけ貴様ら。あぁそれと今見ている雑種共、貴様らも何か良い提案があれば言え」
コメント
:あいあいさー!
:王―!仰せの通りに!
:少しばかり時間を、ギルガメッシュ王!!
:↑家臣湧き始めたぞ
:はーい
:わっかりましたぁ〜!
:待ってな、いま全力で足りない頭回してっから
:ギルガメッシュの家にゲーム類が皆無だからもうどうしようもないと思う
:なんかあったっけな?
何をするのかを決めるために俺は二人に何をするのか、具体的な案を求めて言葉を投げかける。しかしながらこいつらからまともな案が出てこないだろうと思い、保険として一応リスナーにも聞いてみることにする
「はい」
「籾慕か、何か考えついたのか?」
数秒が経ち、籾慕が挙手をする。自信ありげな顔をしているが、今度はどうなんだろうか?あまり信用はしていないが、とりあえずは案があるのだろうと思い俺は籾慕に聞いてみる事にした。
「しりとりをしよう」
「却下、配信でそれは驚くほどつまらんだろうが」
信じた俺が馬鹿だった(2回目)
――――――――――
「メリオカートはどうだ!」
「却下、そもそも無い」
「鬼ごっこ」
「人の家で何しようとしている貴様!当然却下だ!」
「えーとじゃあ、トランプ!」
「…オフコラボでわざわざやるものではなかろう、面白いかそれ」
「………かくれんぼ」
「何故貴様はVtuberに向いていない事をやろうとする…?当たり前のように却下だ」
――――――数十分後――――――
「………まともな案が一向に出てこないのだが?」
あれから数十分、何一つとしてまともな意見が出てこないまま半ば大喜利となってきた頃、流石に呆れた俺は思わずそう口から苦言をこぼす。
「もう流石に出てこねぇよ…まじでなにする?」
「うーん、いい案だと思ったのがすべて却下されてしまった、ぜ。私もう案はない、どうしたものか」
コメント
:どーすっかな
:他なにかある〜?
:もう何も思いつかねぇ
:王よ…お力になれず、申し訳ございませぬ………
:なにか…なにか無いものか、このままでは家臣の名が廃る……
:↑家臣撃沈
:草
:w
:まーじでもうない
「………どうしたものか」
そろそろ諦めムードとなっており本気で悩み始めていた
まあそもそも事の発端はコイツらがアポ無しで勝手に来て配信をし始めたことなので、コイツらが悪いといえばそうなのだが…
リスナー達もそろそろ限界なのか、チラホラと撃沈している者たちが出始める(自称家臣は見なかったこととする)
そんな中、俺達に救いの手が現れる
“ピーンポ――ン”
「…ん?」
「インターホン鳴ったけど、ギルガメッシュお前出前か何か頼んだのか?」
「いや特には無いはずだが…?」
突如、家に軽快なインターホンの音が鳴り響いた。デュースが不思議に思ったのか質問を投げかけてくるが、俺自身身に覚えがなく混乱する。いたずらや間違えという可能性もあるが、とりあえずはキチンと確かめる必要がある
「出てきたら?」
「まぁ……そうだな、では我は少しばかり席を外す、少しの間ミュートが続くだろうが許せ」
コメント
:了解ー
:了解!
:わかった
:へーい
:待機
:了解した
:わかりやしたー!
:おけ
:はーい
:只今、待機準備中………
そうリスナーに言い放ち、ミュートにしたのを確認してから席を立つ
「いってらー!」
「んじゃまあ行ってこいよ」
「あぁ、すぐ戻る」
二人に背を向け、玄関へと歩き出す。それにしても誰だろうか?俺の家を知っている人間なんてほとんどいないはずだし、それこそ事務所の人くらいなので………マネさんとか?
“ピーンポーン”
「誰だ?」
またもやインターホンが鳴るのとほぼ同時、俺は玄関の扉を開けた。するとそこには、私服姿のマネさんが大きめの紙袋を持って二度目のインターホンを鳴らすところであった。
マネさんと目が合い、数秒だけ無言の時間が訪れる
「あ……………神崎さん…どうもです」
「………鹿狩か?」
「あの、これどうぞ…」
マネさんが手に持っている紙袋を渡してくる。受け取ってみるとなかなかに重量があるようで、俺の手にずっしりとした重さが伝わってくる。袋の中を見てみるとゲームソフトやらゲーム機本体、パーティーゲーム用など実に様々なゲーム関連の物が入っているのが見て取れ、思わずマネさんの方に顔を向ける
「これは…」
「配信を見ていたんですが…どうやらお困りのようでしたのでコレを………あ、いらない心配でしたかね?」
「いや助かる、大いに助かる、マジで助かる」
「あ………そうなんですか」
俺が食い気味にそう答えると、マネさんは少し引いた様子で頷く。仕方ないだろ本気で配信終わろうかどうか悩んでいたくらいには困っていたんだから。だけど折角の初コラボ、これで終わらせるのは勿体ないとあれやこれや考えてたときにまさかの救いの手が現れた、これに感謝しなければ何だというのだ
「配信がんばってくださいね!では失礼します」
「あぁ今回は助けられた…ではまたな!」
そうして俺はマネさんに感謝の言葉を告げ、玄関の扉を締めた
――――――――――
「おい、戻ったぞ貴様ら」
「…ん?おぉ、おかえりーー!!………?なんだそれ」
「おー、戻ったかギル………その紙袋なに?」
「喜べ貴様ら、救済だぞ!」
「「………?……………!?」」
マネさんから受け取った紙袋を手に持ち、俺は二人がいる部屋に戻る。俺の言葉に二人とも首を傾げるので紙袋の中身を見せると、二人が驚いた表情で俺の顔を見てくる。
おもしろい顔するなぁ…顔芸で食ってけるんじゃねえかってくらい表情豊かだな
まぁそんな下らないことはどうでもいいんだよ、うん
「これどうしたんだよ?」
「まさか窃盗?犯罪はダメ、絶対。」
「いや鹿狩のやつからだが?籾慕…貴様我のことを何だと思っているのだ?」
デュースが紙袋について聞いてくるのでそれについて答え、的はずれな事を言ってくる籾慕に軽くツッコミを入れる。まさか窃盗と間違えられるとは…流石に失礼過ぎやしないかコイツ?そもそも俺が席を外したのってたかが数分だったろうが、その短時間で窃盗は物理的に無理だろ。
「鹿狩って………あぁ、確かお前のマネージャーさんだったか」
「私も一緒に謝ってあげるから、ね?白状して謝りに行こ?」
「やかましいわ貴様」
そんな会話をしながら俺は配信のミュートを外す
――――――――――
「今戻ったぞ貴様ら」
コメント
:草
:んなわけ
:あ!
:ははは
:おかえりー
:!
:帰ってきたぞー!
:おかえりです!
:おかえりなさいませ王よ!
:ご帰還、お喜び申し上げます!
:おかえりなさい!
「さーて、問題は解決したことだし…なにする?」
「むむむ…色々あるから、悩む、ぜ」
コメント
:え
:ん?
:どゆこと?
:なんかあったん?
:え??
:解決した…だと?
:席外してる間に何があったよ
:報連相しっかりー?
「あぁそうだな、実はこの配信を見ていた俺のマネージャーがゲーム類を色々持ってきてくれたのだ」
俺は困惑しているリスナー達に事情を説明する。それを聞きリスナーは納得したようで「マネさん有能w」「強い(確信)」「ぐぅ有能で草w」などのコメントが流れる
その間デュースと籾慕は紙袋の中を漁り、何か良いのがないものかと捜している
水を得た魚かよ…(ボソッ)
「………お、コレあるのか!いいじゃんコレやろうぜ!」
その時、デュースが紙袋の中から一つのゲームソフトを取り出しこちらに渡してくる
「なにそれ?」
「………メリオカート?」
「おう!」
そこには何処か前世で見覚えがある、赤い配管工事の人が書かれたパッケージをしているゲームソフトがあった
ギルガメッシュ
:意図せずして初コラボ配信が始まったけどやるなら最善最高の結果を残したいから色々と試行錯誤して頑張った人。マネさん感謝マジ感謝
デュース
:気がついたらボケ役にジョブチェンジしかけてる奴。メリオカートガチ勢()
籾慕
:ギルガメッシュへの遠慮が初日にして消し飛んだヤベェやつ。名前が長ったらしいからギル呼びとなる
鹿狩(マネさん)
:配信を見ていたら困っていそうだったので罪滅ぼし的なアレ(勝手に家の住所を籾慕に教えた事)でゲーム類を差し入れにいった人。本日のMVP