サブタイ別名:襲撃者撃退RTA
あらすじ!
大体原作の通りだからカットしました。
気になる方はブルアカをしよう!
あらすじ終わり!
……過去に付けられた負債。強く根付いた憎しみ、ひとつの事だけを教えられたが故の無知、大人の植え付けた恐怖によって持つべきモノを持つことを許されない哀れな子供。操られ、特攻を命じられれば容易く命を捨てに行く偽りの憎悪に塗れた死の兵士。
そのうちに、そんな子供たちはこの言葉を知るだろう。
『1度生まれたものは、そう簡単に死なない。』
……負の連鎖ほど、続いていくものは無い。
VSアリウススクワッド&アリウス兵
「くっ!!」
「リーダー、持ちこたえれば増援が来る…」
「承認されたのか?」
「は、はい……ここで一斉に戦力を失うのは嫌がったみたいで……」
「押していけ!奴らの動きは早いが多少なり消耗している、このまま圧力をかけて制圧だ!!」
「てめぇらみてぇな木っ端どもはお呼びじゃねぇんだよ…!」
「うおお!突っ込めー!どんどん戦力を継ぎ足していけ!戦いは足し算だー!」
「まずいな、総長かわ暴れ散らかしてやがる…!」
「総長!少しは落ち着いてくださいよ!あんたにはもう勲章は充分ある、でしょう?!」
「あたしらにも手柄を分けてください、よ!」
「口よりも手を動かせ!」
「こっちのこと完全に舐めてるね……点数みたいに倒した数を数えてるよ……。」
「で、ですがこちらも敵を落としてるのは同じです…兵力は上回っているから、押し切れれば…」
「ミサキ、ヒヨリ。ここは任せる。私は……先生の周りを固めているヤツらを仕留める。」
「アズサじゃなくていいの?」
「そ、そうですよ、姫ちゃんを殺しかけたからやり返すってさっきまで……」
「今の状況をみるとそれが最適解だ。
「「…了解」」
「動き出した!あいつ、先生を仕留める気だ!!」
「動きが早すぎる!?」
「球が当たってんのに止まらねぇ!」
「包囲網を強引に抜ける気か!?」
「応戦しろG5!」
「言われなくてもなぁ!ったく邪魔なんだよ、てめぇらは!!アイツよりも弱っちい癖に無駄に噛み付いてきやがって!!」
「ぐっ……!」
「……リーダーの周りに展開、開いた場所を最前線として援護する。」
「そんなもんか?野良犬野郎の半分の強さにもならねぇな。そんなんで誰に、何を!刻みつけてやるって!?てめぇが虚しいのはてめぇ自身が弱えからだろうが。」
「……っ」
「この反応……ミシガン総長、上空からものすごい速さで風紀委員会が戦っている場所に向かっている反応と、こちらに向かっている反応が。」
「何が飛んでいるか分かるか?」
「はっ、所属はアリウス、特徴は……どちらも黒いバイザーをつけていて体の背面から炎みたいなのを出して飛んでいる模様。風紀委員会の居る方は武器は両手にハンドガンを持っています。灰色の髪に、口輪をつけた犬のエンブレムも確認。……そしてこちらに来る方はアサルトライフルを持っています。黒と赤の髪に、⑨のエンブレムを確認!……向こうの方、こいつの正体は……」
「ああ。……イグアス!選手交代だ、貴様は風紀委員会と暴れて来い!向こうにラスティが向かっている。撃ち落とし、ふん縛って連れてこい!」
イグアスが抑えていたサオリを横から蹴り付けスマートに交代する。
サオリはクイックブーストを巧みに使い応戦したが、その動きはラスティのものと共通点があることを瞬時に見抜いたミシガンに呆気なくやられてしまった……
─
──
───
「コード15。排除目標を、確認。既にスクワッドがやられている……危険因子の排除執行。」
やってきた敵を見たアズサが、目を見張り総長に駆け寄って情報を伝える。
「あれは……!…ミシガン総長、アイツは恐らくこの場にいる誰よりも強い……アイツは…アリウスの最終兵器、IX BALLだ!」
「ここで最終兵器を出すかアリウス。総員下がれ!どうやら相手も私をご指名のようだからな。
来い!IX BALL!私が直々に遊んでやる!」
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──
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『V.IV……?』
『……いえ、この反応は…ああ、ご友人……なんという……』
「コード23、現着。優先排除対象を、捕捉した…これより作戦行動に移る。」
出撃前に打たれた神秘増幅剤(黒服作)によって神秘が回復したラスティは、いつものようにアサルトブーストで現場に急行。洗脳されたフリは、どこで聞かれているか分からないから続行として。
「久しぶりね、ラスティ。会って早々悪いんだけど……ここで落ちて貰うわね。」
「よぉ、待ってたぜ?野良犬……今まで随分といい所にいたようだな、笑えるぜ。」
「空崎ヒナ…G5イグアス……排除対象だ。」
VS『偽りの走狗』V.IV ラスティ
「てめぇには何度もやられたな…!他のやつも、てめぇに手酷くやられた、ヴォルタは今も生死の境をさまよってる。なぁ、教えてくれよ。これから先どれだけ殺すつもりだ?!」
「…コード15。G5イグアス、空崎ヒナ。対象二名を排除する。この場にいるV.VII ハミングバードとV.VIIIオーネストは兵を率いて周囲の敵を殲滅しろ。」
『『了解』』
「死ね!野良犬!!」
「絶対に話を聞かせてもらうから、ラスティ。」
「オラァ!」
「……。」
イグアスがラスティのブースト速度に匹敵する速さで近接を仕掛け、ヒナがその後ろから射撃する。2方向からの攻撃を細かいブーストステップで躱し、自身もスティールヘイズのバースト射撃で狙っていくが直撃は当てられない。
「やはり、容易ではないな……」
分かっていたことだがイグアスを射線に入れずに射撃をしてくるヒナとヒナの射撃も利用してラスティを倒そうとするイグアスは相性が良いらしい。ラスティの正面ではイグアスが、横や後ろからヒナの射撃が降り注ぐ。イグアスを掴み盾としよう物なら、イグアスに逆に掴まれ心中するかのように射線に飛び込むだろう。まずは厄介なヒナを片付けようとが…
「ヒナを先に……!?」
「行かせるかよ、てめぇはここで必ず潰す!」
「ナイスよ、そのまま抑えておいて。」
まずは厄介なヒナを狙いに行くためイグアスを蹴り飛ばして距離を作ったが、ヒナの方へ向かう時には、蹴り飛ばされたはずのイグアスがラスティに組み付いていた。そして、そのままヒナの射線へ。その連射から逃れようと足のブースターを使い空中に飛び上がってもなおイグアスは引っ付いて離れない。蹴っても殴っても、額に弾丸を食らわせても。普段の耐久では落ちているようなダメージであるのにイグアスは意識を手放さないどころか、より獰猛に。イグアスが空中でラスティの上を強引に取り、思いっきり地面に向かってブースト。激しい音と地響き、舞い上がる土埃。それを裂くように紫色の雨が降り注ぐ。
「ぐっぅうううあああ!!」
「があああああ!!」
互いがヒナから飛んでくる弾の遮蔽にしようとして組み付き合う。イグアスはラスティの服やら髪やらを掴んでほとんど使っていない銃を強く握って、ラスティをグリップで殴りつける。
ラスティも抵抗してイグアスの腕を掴んで、そのまま自身の体にイグアスを引き付けながら腹に膝蹴りを食らわせる。
イグアスは、自身の角張ったヘルメットが砕ける勢いで頭突きをラスティの顔面に食らわせて、それに怯まず手の掴む力を緩めないでイグアスをつかみ続け、お返しと言わんばかりに右手の支給された銃を壊れることも厭わずひたすら弾を連射しそのまま殴りつける。
ヒナに足を撃たれて縺れるように倒れようとも一瞬も手を離さずひたすらシンプルな殴り合いを続ける。ゴロゴロと転がりながら、交代に上下が入れ替わり見ているだけでも目を回してしまいそうになる。
ラスティがどれだけブースターを噴かせようとも、イグアスは自身の神秘出力の限界を超え、ラスティと同等の推力でもって執念で食らいつき続ける。
その間もヒナはラスティを追って射撃を継続、時折イグアスに飛んでいくも確実にダメージを蓄積させていく。
弾丸の雨が止んだ頃、立ち籠った煙がはれた時にヒナが見えたのは……
ボロ雑巾のようなイグアスが、もっとボロ雑巾のラスティの両手を握りしめ、自身の頭の高さの所で固定し、ラスティの足に自身の足をからませた状態だった。
息を吐いて奇襲を警戒しながらラスティとイグアスに近寄る。
「がっ!?」*2
「ぐえっ!」*3
「……ミシガン、ラスティを撃破したわ。拘束して、地下牢に収容する。」
ヒナに気づいてイグアスから抜け出そうとするが、弾の装填を完了していたデストロイヤーに頭を撃ち抜かれ流石のラスティも力尽きる。下にいるイグアスに覆い被さるように倒れ込む。
それを見て、デストロイヤーでラスティをつついてからもう動かないことを確認するとミシガンに連絡を入れる。
「………助かったわ、G5イグアス。あなたがいなかったら、こうは簡単に行かなかった。ありがとう。」
「礼はいいからさっさとこいつをどけろ…!変にアーマー着けまくってて重いんだよ…!!」*4
ラスティに潰されるイグアスをどこか羨ましそうに見てからサッとラスティを引き上げる。*5
ちょうどイオリ達が他の部隊……ヴェスパーの隊員とアリウス兵を撃破したようでこちらの様子を見に向かってきている。
『偽りの走狗』V.IV ラスティ
撃破!!
─
──
───
VS『最終兵器』IX BALL
ガタン、ガシャ!
重いものが地に落とされる音が鳴ったと同時、両者は衝突し──
「……コード44、事前に確認した【歩く地獄】のデータと違いすぎる。再照合……!」
──IX BALLと渡り合うミシガン。
「私を前にしてよそ見とは余裕だな?戦っているのだから私を見ないと嫉妬してしまうだろう!」
つい
「……任務を継続。人間である以上、急所を貫けば…!」
「はっ、アリウスの最終兵器とやらは評論家でも務まるようだな!」
力を見せても続けようとするIX BALLにそう言いながら、
左手は軽くてを丸め、右手は少し開いて爪を立てるような形にし、腕を開いて構えていたミシガンは舞うように2度左回転、軽く飛び上がって右手を地面を刺すように叩きつけステップ。
突き刺さった腕を必死に抜こうとする姿にチャンスと思ったIX BALLは…地面の爆発に飲み込まれる。
必死になって抜こうとする姿は誘い、地中にある手に神秘をためて罠にかかったマヌケを地盤もろとも吹き飛ばすミシガンの技。本人は平然としているが、使えばそこそこの神秘が消費される。
「その力…イレギュラー…修正しなくては。」
「できるものならやってみろ。私はレッドガン総長、G1ミシガンだ!」
武器がパルスガン以外を先のラスティ戦で壊されたためそれしかないIX BALL、そもそもタイマンで本気を出すために武器を全て捨てたミシガンの交戦距離は短くなる。
ミシガンがIX BALLに向かって突き進む。それを正面からパルスガンで迎撃しようも、神秘を炸裂させて弾道の斜め横に避けて懐に迫る。
パルスガンを撃つには近いミシガンの有利距離から自身の有利距離を取り直すためIX BALLは足のブースターを噴かせ、空中からの一方的な攻撃を仕掛ける。ミシガンは空に逃げることを想定していたのか、そこら辺に落ちているただの瓦礫に神秘を通して強化、それを投擲する。
かなりのスピードでIX BALLに迫る瓦礫をパルスガンで撃ち落とすと、その後ろから飛び上がったミシガンが現れる。
咄嗟に左にクイックブーストをするが行く先を読み、またも神秘の炸裂による衝撃でクイックブーストモドキをして先回りをしたミシガンによってそのやせ細った胴体、その両脇をガシリと掴み…IX BALLのブースター推力を上回るパワーで強引に上を取り倒立の姿勢になると足裏で神秘を炸裂し真っ直ぐ、地面に向かって突貫する。地面と衝突の前にミシガンは手のひらで神秘を炸裂させて、離脱するついでに推力を足しておく。
地面が陥没し、めくりあげられる。周りの瓦礫がうねりを上げて波打つ光景は人が為したものであるとは信じ難い。
地面がめくれる衝撃を直に食らったIX BALLだが、少しフラ付きながらも立ち上がる。その後直ぐに体勢を整えてミシガンに右腕のパルスガンを撃って接近する。射撃は躱され空中にいたら物理で落とされる。ならば取れる方法は生きてきた中で僅かながら培ってきた射撃を混じえた近接戦闘。
パルスガンはミシガンの手前で着弾し土を巻き上げ視界を奪う。巻き上げた煙幕の手前数メートルからアサルトブースト、両足を揃えて飛び蹴りを放ち奥のミシガンを蹴りつける。だが直前でブースト起動の音が聞こえていたミシガンはその蹴りを見て避け、そのまま右手でIX BALLの腕を掴むと反対の手で後頭部を鷲掴みにし地面に叩きつける─
寸前で、左腕に持ち替えていたパルスガンによる射撃を放ち、それを避けたミシガン。一瞬できた回避行動にある隙間を塗ってミシガンの手から自身の腕を抜き取るとそのままステップを踏んで距離をとる。
今度は距離を保ちながら射撃を行う。引き撃ちと呼ばれる戦法で、地味だが確実に相手を削りきることの出来る戦い方。予測撃ちを当たり前のようにして正確な射撃を可能にするIX BALLがその戦法を取ればさしものミシガンも6発中2発掠めて少なくないダメージを負う。だがIX BALLよりもミシガンが距離を詰める方が早く、格闘戦に持ち込んだ。
「最終兵器とかいう大層な名前をしておいて、シンプルな殴り合いは初めてだな?貴様の主な戦闘方法は射撃戦闘と見たが…上の連中に振り回されるのはどこも同じらしいな。」
両者ともに近接での戦闘に切り替える。
パルスガンの銃身を振り頭部を打ち抜こうとすれば右腕を外側に振り抜いて弾かれる。勢いを制御して左回転をかけ回し蹴りを放てば1歩退いて躱されカウンターに左の正拳がバイザーに隠された顔面に飛んでくる。頭を傾け真横を通り過ぎさせてパルスガンの射撃で返す。射線を避けて、パルスガンを持つ左腕を殴り抜き得物を手放させる。
その隙にすかさず左手で腕を掴んで引き寄せ、硬く握られた右拳で胸を打ち、衝撃の瞬間に神秘を爆発させて大ダメージを与える。*6
手で神秘を炸裂させるため使いすぎると自傷してしまう為乱用は出来ないが、その分威力は高い。
食らってしまった大ダメージ、追撃を恐れて腕が掴まれていることを利用してミシガンの腹にドロップキックをめり込ませて互いに距離をとる。
「…っコード31C、脅威レベルの修正を…」
「意識を逸らしたな?」
「っ!」
だが、何も学んでいないのか、動揺して思わずか。通信機にていつものように報告をしようとして……ミシガンが迫る。
目に見える隙。ミシガンは既に右腕を硬く握り構えている。
先程の一撃を思い出してか咄嗟に腕を交差してガードしようとするが、ミシガンは目の前から消えていた。
「貴様にはレッドガンの流儀を教えてやろう。」
後ろから聞こえてくる、ミシガンの低い声。
咄嗟に振り返りガードを構え、直後に腕が割れそうなほどの衝撃が走りガードが崩れる。この時に見えたのは、少し焦げたミシガンの右手と、
「泣きを入れたら…」
硬く握られた左拳。
「もう1発だッ!!!」
今度はガードも回避もすることが出来ず、左頬を打ち抜かれる。
大きすぎる衝撃、ダメージとしては耐えられるものだったが脳を強く揺さぶられ意識を保てなくなり…
最終兵器は、地に伏せる。
「こちらミシガン、IX BALLの制圧を完了。すぐに拘束し猛獣用の睡眠剤を打っておけ。」
『最終兵器』IX BALL
撃破!!
To Be Continued……
次回──『エデン条約締結阻止』(3)
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行く末をどうするか
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『ヴェスパーの災禍』
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『アリウスの解放者』
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『壊滅』