今回ようやくガールズラブのタグが息をします。
ただし、友情って意味でな!
出処不明のログ
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(古ぼけた紙を手に立つ龍尾の少女の画像)
魅入られるように、穴が空くと錯覚するほどに見つめた後、ふと我に返り紙を放り捨てた様子が映し出されている。一瞬だけであるが、紙からは赤い紅い、瞬きの迸りが現れていた所が記録されている。
この写真が何処で、誰が、何のために撮影したのか、どうやって保存したのか、その全てが不明
「──よ!キヴォトスと共にあれ!」
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「ところで、レイヴン。カーラの依頼には私だけで行く。代わりに、君には私の、友人からの依頼を受けて欲しい。私的な依頼だが報酬はキッチリ出そう。受けてくれるか?」
「…良いよ。内容は?」
「とある分校の生徒達のストーキングミッション。中でも特に9のワッペンを取り付けられたヤツに尾行、随時状況の報告をしてもらいたい。私が依頼から戻るまで継続してな。」
「分かった。制服とか目印になるものはある?」
「ああ。総じて肌が白く体つきは痩せている。ガスマスクを着け、ベストを着用している。目印は髑髏に咲いた薔薇だ。コソコソと動き回っているはずだから注意して探して欲しい。敵戦力はおよそ600から800程度、だが1人を除いて全てが雑兵だ。」
「奴らは痩せて力は無いとはいえ戦うためだけに過酷な訓練を受けた兵士でもある。戦闘になっても、正面から戦わないことを念頭に置いておくんだ。捕まれば確実に人間ではいられなくなる。…慎重にな。」
「分かったよ。」
不安げな感情の無いレイヴンの頭を軽く撫で、準備に取り掛かる。
『見つけた。9のワッペン無し。何か探してる。』
「初めましてだな。依頼を受けてきたオルトゥスだ。君達が私の依頼主か。」
''よろしくね。''
「よろしくお願いします…!」
一通り挨拶をしていると先生が小声で話しかけてきた。
''今はオルトゥスで活動してるんだね。色々言いたい事とか聞きたいことはあるけど、元気そうでよかった。''
「ああ。ありがとう。話は全部終わってからさせて貰うさ。…じゃあ行こうか。自分で言うのもなんだが結構役に立つ方だと思う。改めてよろしくな。」
『仲間割れ…いや、裏切り者の粛清?4人の内紫髪の1人を回収し、残り3人に対し攻撃を開始。応戦したもののバラバラに散り逃走。9のワッペンアリ。コチラを尾行。』
「決戦は今夜と伝えて、その準備を進めていたけれど…やはり来たのね。でも、そうはさせないわ。ネル、イグアス!」
「………。」
「…よぉ犯罪者。まさかこんなところで会うことになるなんてなぁ…!俺ぁ、会えて嬉しいぜ。」
ネルは無言で、イグアスは冷静を装って前に出る。イグアスの方が若干前のめりになっており、見る人が見ればアサルトブーストで飛びかかる直前だと分かる。
「…君か、G5イグアス。よもやこんなところで会うとはなにか縁を感じるな。」
イグアスの登場に合わせてラスティも前のめりの姿勢を取り戦闘態勢に入る。
「そこのは…はっ、シャーレのセンコーともある大人がミレニアムを、キヴォトスを滅ぼす機械を野に放つために大の犯罪者を雇うなんてな?
…構えろよ、G9。俺はテメェより上のナンバーだぜ?そう簡単に落とせると思うんじゃねぇぞ…!」
言い終わるやいなや両者ともほぼ同時に飛び出してぶつかり、流れ星のようにどこかへ姿を落とし戦いの口火を切った。
イグアスとラスティが衝突し、どこかへ場所を移したのと同時に、ネルがリオに向けて発砲する。
「そんな話に乗ってられっか!アタシはコイツらに着く。」
「……裏切るのね、ネル。でも想定内よ。トキとこの''アバンギャルド君''で─終わらせる。」
「『エリドゥからの演算補助を受信──
メインシステム 戦闘モード 起動』」
「この機体は…?」
「なにこれダッッッサ!!」
「なんとでも言いなさい。最後は全てアビ・エシュフとこのアバンギャルド君が正面からあなた達を迎え撃つわ。。」
『回収された紫髪を連れている。誰かと通信。聞き取れた単語は【スクワッド】【ロイヤ……ド】【…ス…フォー】【コー……】【先生】。尾行を続ける。』
エリドゥの地上で赤と青の軌跡が飛び交う。
「なぁ、野良犬。お前は一体何になろうとしている?何をしようとしている?レッドガンを裏切ったかと思えば古巣を抜け出して、コソコソとネズミに徹しやがって。何がしたいんだ、お前は?」
ラスティから一定の距離を取りながら左回りの軌道をとりブリンガーで足元を射撃。建っている建物を利用して奇襲や地形戦も仕掛けている。
「私の目的は最初からただ1つ。アリウスの解放、それだけだ。」
ビルに衝突しないようアサルトブーストとクイックブートを使いながらイグアスに近づきスティールヘイズによる貫通射撃。手が届く距離になれば互いにCQCを交えて殴り合う。
「じゃあなんでてめぇはこんなとこにいやがる。エデン条約からしばらく経つんだ、もうこの時にでも手遅れになるかもなぁ?なにせこの間の襲撃の後、ゲヘナトリニティの協働するアリウス掃討にレッドガンはアサインされている!」
殴り合いから逃げ互いに銃撃をしているがほとんど当たっておらず、スピードに反してスローな戦いが繰り広げられている。
「なら逆に聞くが、どうして君はここに居る?もし作戦が始まって居るのなら、ここには居ないはずだろう?君も、私もね。
ところでその話は学園の機密じゃ無いのか?匿名で告げ口すれば処分を受けることになる、ぞ!」
イグアスが建物の上、ラスティ目掛けてブーストしながらキックを繰り出す。それを素早く避け足を痛めているイグアスにカウンター射撃をお見舞いする。
「っどうだっていいね!ここに俺が居て、てめぇがいる。それが全て、だ!」
頭をかたむけ直撃を避ける。弾丸が頬を掠めるのを気にせずに射撃を繰り返し、アサルトブーストを連続して行い建物の間を通っては急襲を仕掛ける。武器は所々でブリンガーからサブマシンガンに変わっており変則的な戦いを強要される。
「頻繁な武器チェンジなど無茶苦茶な!流石、レッドガンの狂犬。だが…」
「てめぇをぶっ潰したいのは山々だが…俺はアイツらのためにココにいんだ。さっさと戦闘不能にして向こうに加勢させてもらう。」
未だに左手の武器を使おうとせず、とにかく射撃によってダウンを取るまでちまちまと削る戦いをするようだ。ラスティはその目に宿す激情とは違う戦い方に燃焼不足を感じながらもそれに付き合う。
「悪いが、私を捉えられるのは1人しか知らない。いくら君でも、そんな引け腰じゃな。」
「落ちろ、野良犬!」
言葉とは裏腹に逃げ回る。まるで恐ろしい影を振り切るように。
『目標ロスト。道中は不良を一瞬の内に撃破していた。周囲を警戒した後に地下への階段を降りていった。紫髪と共に帰還した模様。奴の実力から深追いは危険と判断。散開して言った3人の動向を探る。』
「臆病になった、そういう動きだ。随分と弱ったんじゃないか?前の君ならそんな引き撃ちはすれどもっと噛み付いてきただろうに。」
互いに被弾はしているが一手足りない状態が続く。イグアスは左手武器の不使用、ラスティは逃げ回るイグアスにチャージ射撃を当てられないこと。腐ってもG5、当たりたくない攻撃を避ける動きは常にしている。
「は、俺だって戦い方ひとつでやってけるなんざ思ってねぇからな。てめぇは知らねぇかもだが、最近のガキ共に火力バカが多すぎる、だからこの戦法よ!」
ブリンガーで射撃、距離を取り続ける。サブマシンガンの方は持てる弾の量がブリンガーよりも少ないため弾切れが近くほとんど使われない。
「その動き、様になっているじゃないか。誰かに教わりでもしたか?」
「お前もな。雑魚狩りが板について似合いだぜ。」
「君ほどじゃ、ないさ!」
ラスティは隠し持っていた武器を振るう。
「ぐっ!?そいつはサンライズの…!?」
「以前受けた依頼を完了した時から優遇して貰っていてな。融通してもらった、というわけさ。」
それはサンライズ社の最新作、ポールスライサー。刃は無いただの棒に見えるが、その実両刃剣の構造を当てはめて造られている。合金使用の固くて重くて振り回しやすい、その癖に伸縮もある程度可能という優れもの。
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「なんだ…?CM…?」
「チッ!ヌルヌルと!猫みてぇな動きしやがって…!よそ見してんじゃねぇ!」
格闘距離に入られたために応戦するイグアス。受信してしまった電波を振り払い、襟元に伸ばされた手を間一髪でかわす。
「おっと、君に掴まれる厄介さは知っているからな。
ところで、私達はまだメンバーは少ないが傭兵団を創立したんだ。名は『リンクス』。君の察知した通り山猫の意味のある名前だ。もちろん他にも意味はあるがな。良ければ…」
受信した電波に影響されたのか突然紹介を始めるラスティ。
「んなこた聞いてねぇんだよ!舐めやがって…!どれもこれもてめぇが来てからだ!ずっと耳鳴りが鳴り止まねぇ、てめぇが居なくなった時はスッキリすると思ってたのに、ずっと!ミレニアムでも!」
叫びながら銃を振り回すイグアス。
「可哀想にな。」
思っもてないことをさらりと口に出しながら避け、バースト射撃を繰り出す。
「医者に仮病を疑われた上にあのクソ女に殴られた…!どいつもこいつも、俺を下に見やがって!!…だが、てめぇを潰せば全部纏めて!スッキリするだろうよォ!!」
一瞬、振りかぶった瞬間に力が篭もり動きが遅れる。その隙を見逃さず頭を撃ち抜き、怯んだところを神秘を込めたポールスライサーで滅多打ちにする。
『青がかったロング髪を確認。被弾は1、2発程度。手早く追っ手を撃破しているが数に押されている。逃走を確認。』
「がはっ!?ぅくっ…はぁ、はぁ…!クソ!認めねぇ、認めねぇぞ…調子に乗った野良犬如きに…!ぅ、ぉええっ…次こそは、てめぇを…」
固くて太い棒を何度も打ち付けられて体力が尽きてしまったのか…彼女は尻もちをつきへたりこんだ。
「ふぅ…わざわざ引き撃ちなど、手加減してくれて助かる。やはり君は狂犬だ。何度も負けた相手には怖気付いて尻尾をまるめて吠えるだけの。」
無表情に、冷たく見下ろすラスティ。その口から出る言葉は蔑みや侮りの色はなくただ今を述べているだけ。
へたり込み、恐れから強ばった表情を浮かべるイグアスにスティールヘイズとお見合いさせる。小さい傷を無数に着けたその銃身に、銃口に、苦しそうな表情のイグアスは顔を青ざめ子犬のように震え出す。
「──違うだろう。そうじゃない。君は…私の知るアマイは、そんな女じゃない。」
と、解釈の不一致を漏らす。理解できないと否定する。
イグアスは「は?」と困惑し、震える声を絞り出し歯を食いしばって俯きながら呟きを零す。
「……てめぇに、俺の一体何がわ」
かる、と続けようとしていたのを遮って食い気味に答える。
「私には分からないな。君の心なんてものは何も。だが君の強さは知っている。醜い執着を持ち泥のように執拗でなんであろうと食らいつく精神。」
「うわ…」
早口で答えるラスティに怒りだの困惑だの気持ち悪いだのが混ざりあって少し引いたイグアス。その様子が見えているはずなのに、いや見えているからなのかラスティは1歩ずつゆっくりと、銃口を下げながら歩み寄る。
「G5イグアス。」
未だ尻もちを着いたままのイグアスは、異様な雰囲気を出すラスティに圧倒される。だから、気づいた時には遅かった。
屈んだラスティにガシッ!と両の肩を掴まれて。
「な、ちょ─」
ガァンッ!
はっ、と意識が戻り慌ててそのまま下がろうとするイグアスだが強い力で捕まっているため逃げられず、押し倒される。
加減もクソもなくそのまま倒されたから強かに鉄の床に頭を打つ。
「ぐぉぉ…!」
痛みに呻いてラスティを睨みつけようと顔を上げると──
「そんな泥のようで恐ろしい本質の中に、何よりも誰よりも気高く美しく、誰よりも赤く輝くモノがある。…私には無い輝きが。」
「…なんなんだ、てめぇは…」
少しでも動けば互いの唇が熱い抱擁を交わすような距離。視線が交差し、イグアスには冷たさの中に確かな熱がある大きく開かれた瞳が。ラスティにはイグアスを表す真紅の輝きを曇らせる諦念が宿る瞳が、その視線が焼き付くように結ばれる。
「さぁな。
あぁ、そういえば君はさっきこう言ったな?
『どいつもこいつも下に見やがって』、と。
……巫山戯るなよ、G5イグアス。腑抜けたか?暴塔アマイ!」
絞り出された複数の意味を孕むイグアスの言葉に対し、更に顔を近づけて話し出す。額がくっつき互いの鼻が抱擁を交わしている。瞳の粘膜が接吻を交わすのも近い。
ゴン!
「あばっ!?」
顔が近すぎるのと勢いがすごいので押しのけようとするがナニかが極まっているラスティにさらに強い力で押さえつけられてまた頭を打つ。
さらに、
「うぎゅっ!?」
抑える力が強すぎてイグアスの首は締まり声というか音が漏れる。
「私がいつアマイを下に見た?いつアマイを忘れた?いつアマイを見なくなった?本当は君が目を塞いでいるんじゃないのか?」
ジィッ
…とイグアスを見つめる大きく開かれて瞬きしない瞳にはイグアスに対する疑念の冷たさと、イグアスに勘違いされたためにある厄介ファンの怒りの熱が混在している。
心を真正面のゼロ距離から本気でぶつけられ、既にイグアスの目には諦念はなく。代わりに浮かんだ涙がうっすら瞳を潤している。
「…っせぇ!ぅるせえ!!げほっんな事、どうせ上辺だけな癖に!結局は自分は俺より上だって、げほっ俺の事下に見てんだろ!うっ……はぁ、知ってんだぞ、俺は!っはぁ、はぁ…いつもいつも、俺の上を、行きやがって…!」
首を絞める手を払いのけて噎せながらそう零す。
「私はレッドガンで君を見ていた。何度やられようとも立ち向かい、何度打ち負かされようと勝つまで食らいつき、最終的に巻き返す。」
「…ああ、そうか。俺とテメェの違いは…くそっ、こんなことで…!」
ラスティは打ちのめされてしまった執念に焦がれる想いを。
イグアスは幼子のように純粋で、誰よりも強い想いを。
「アリウスにも、私にもない弾けるような輝きを持つ君に。私は、」
「イラつくぜ……野良犬に、」
語気を強めて神秘を高め、高ぶる気持ちに従って声を張る。
「憧れてるのさ!」
「憧れたんだ…!」
バチィッ!!
二人の間で神秘が強烈なスパークを起こし、反発するように二人を離す。
ラスティの瞳は冷徹さと冷酷さが鳴りを潜め、代わりに闘いに対する熱と冷静さが。
イグアスの瞳には曇った真紅が純情に叩き直されて純粋な、弾けるような紅が輝きを増して取り戻す。
双方の在り方に確かな違いはあれど、ただ1つ共通して──
──闘争を求める心が、2人に宿っていた。
『3人の内の1人、水色を確認。狙撃手のようで隠密に優れているのか戦闘を避け隠れている。』
「こっからが俺の…俺たちの始まりだ──殺すぜ、
「死ぬなよ、
To Be Continued……
『黒髪ショートを確認。遺書を書いてガラス片で首を掻き切ろうとしていたところを宥めて保護。舌を噛み切ろうとしたから口を塞いだら殴られた。避けられず口の中を切った為気絶させて一時帰投する。』
「well well well…人様の寝床に勝手に上がり込むなんて、まさか盗、人…!?」
「おや、ちょうど良いところに。」
「う、五花海!?なんでこんなとこに!?」
「ゲヘナが、あなたに聞きたいことがありましてねぇ。少しばかりお時間、頂きますよ?」
「え、いやぁ、この後用事が…」
「まずは知っていると思いますが、あなたが紹介したラスティという少女が我がレッドガンを、ゲヘナを裏切ったのです。そればかりかなんと我々に凶穴を示し逃げたのです。それもとてつもない、崩壊レベルの。」
「ちょっ、話を─」
「我々が何を言いたいか分かりますか?貴方が我々と彼女を引き合わせた故、ゲヘナ学園はおろかトリニティ総合学園すらも多大なる被害者を出し、特にゲヘナ、トリニティの首脳陣並びに治安維持部隊の大半が損害を与えられました。だから奴を血眼になって探しているのですが捜索には中々手間取っていまして…」
「そ、そこで俺の出番って訳だな!情報屋の!俺の!」
「そうそう、言っておきますが逃げようなどと思わないことですよ。貴方も今、学園から容疑がかけられているのですから。レッドガンによる『丁重な保護』を避けるならしっかりと仕事をすることです♪」
「も、もももちろん!!!今回は依頼料もタダ!あいつの情報はなんっっでもチクるから!どうか!あいつはどうなってもいいから俺だけは助けてください!!」
「ええ、もちろんです。我々は敵ではない者に疑いの気をかけるほど遊んでいられないのですから。最後に、我らが総長、魅友恵レッドからのお言葉を…
『貴様には雷帝時代に何度も煮え湯を飲まされたことが合ったな?そのツケはこの依頼で払ってもらうとしよう!受けてくれるな!迅速且つ正確にG9を探し出せ!分かったな!!?』
…とのこと。正直貴方があの人に煮え湯を、とは考えもつかないのですが、総長にこうまで言わせたのですからそれはそれは大層期待していますよ?」
「も、もちろんだ!全く、ゲヘナを裏切ろうだなんてとんでもないやつだ!すぐに突き詰めて…」
「ああ、言い忘れていたことがありました。」
「!?」
「情報はレッドガンの傭兵起用担当のG6レッドに送るように。こちら彼女の連絡先です。ではまた!吉報をおまちしていますよ?」
「おうよ!じゃあな!……………行ったか?」
「っだぁーー!!!こっっっわ!!俺の知る五花海の交渉とかけ離れすぎてちびるかと思った!あれがレッドガン式交渉術か?いったいどんな教育してんだ!?しかもあいつ俺のこと言えた過去してねぇじゃん!なんなら俺よりひでぇことしてるし!?ちくしょう、なんて日だ!」
「それにしてもこんだけ探してんのに居ないってどういうことだよ…俺死ぬぞ?」
子ネズミのパッチ、アビドス砂漠で遭難する─!
次回─『ダブルトラブル(4)』
感想、評価、ここ好きなどよろしくお願いします。
今回はギミックとして透明文字を入れました。よければ探してみてね!
とある生徒の会話
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「ところで、なんで俺を雇った?お前の性格なら身内で何とかするタイプだと思ったが」
「…私も最初はそのつもりだった。ヒマリを捕らえた後にトキが提案したのよ。『何事もイレギュラーは起こりうるので、私達もイレギュラーを投入しませんか』って。トキが意見を言うのが珍しかったのもあるけど…」
「納得したのか?イレギュラーなんてもんはお前が1番嫌がるもんじゃねぇの?」
「合理性を求めているだけよ。…トキの提案も、最初は合理的じゃないと却下しようとしたのだけれどふと、ミレニアムに居たあるイレギュラーが頭をよぎったの。」
「ははぁ、ソイツん時にギリッギリで何とか対処出来たから今度は余裕を持って、って事か。」
「……概ねはそうよ。そして私がやろうとしていることはそれと同等以上の事。でも、絶対にミレニアムを終わらせはしない。ミレニアムの生徒たちを護って見せるわ。」
「おう、まぁ、俺はそんなに熱くなれやしないが金とお前の為だ、全力でことに当たるとするぜ。」
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この後もしばらく雑談は続いた
行く末をどうするか
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『ヴェスパーの災禍』
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『アリウスの解放者』
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『壊滅』