STEEL HAZE   作:魚の名前はイノシシ

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ブルアカストーリーみてもさっぱりだよ…(あいきゅー3)

あらすじ!

ガチバトル(殺)開始!
うちには先生視点なんかないよ。
見たけりゃパヴァーヌ読め。

あらすじおわり!

おい、1ヶ月投稿できてないぞどうなってんだ。
フルゴール周回してる場合じゃねぇぞ!?


CHAPTER5 可能性と未来
ダブルトラブル(4)


 

「はぁ!」

 

「っしゃあ!」

 

バゴン!!

 

シンプルな殴り合い、そこに差し込まれる必殺の一撃。

 

「っ、危ないな!死んだらどうする!」

 

「っそれはてめぇもだろ!」

 

必殺の後、生まれた隙に怒涛の連撃を差し込むも出だしに脇腹を打った所で下がられる。そのまま建物の陰に入り気配を消して奇襲を狙う。

 

「厄介な…だがそれでこそだ!」

 

そういいながら、頭上より影も音もなく放たれた一撃をひらりと躱す。

 

バゴン!!

 

「キッショ、なんでわかんだよ!」

 

そしてまた生まれた隙に今度は頭部へ刺突を繰り出す。頭を傾けて避けられるが、体ごと回転してポールスライサーを薙ぎ払う。

 

「チッ!」

 

避けられないと判断すると右腕を上に腕を十字にクロスさせガード。振り抜きをいなしたら飛び下がり距離を開ける。

イグアスはサブマシンガンとブリンガーを二丁持ちに構え中距離戦の姿を見せる。

 

「ダブルトリガーか。片腕に2つも持っておいて戦えるのか?」

 

「良いだろ、弾が2倍になっから火力が上がるんだぜ?」

 

「この火力バカが!」

 

「はっはぁ!」

 

左腕に重りを着けている上で弾の装填数もリロードのタイミングも連射するタイミングも反動も何もかもが違う2種類の銃を扱っていることの異常さは、そこそこ戦歴のあるラスティの思考を一瞬だけ混乱させ動きを止めさせた。

 

「止まったな?」

 

「っしま──!?」

 

近接ブースターのオンオフを巧みに使いこなして急接近し一撃を心臓目掛けて──

 

「正面から当たれないさ…!?」

 

「お、らぁ!!」

 

ブースターを強引に噴かせて回避を狙うが、イグアスは動きに合わせて移動し、

 

バゴン!!

 

「ぁがっ──!?!」

 

その鉄杭は爆発と轟音を伴い命中、炸裂する。反射で咄嗟に構えたか、ラスティの左腕は前腕半ばから10センチほどが焼き焦がされ、その更に中心には直径1センチ程の穴がぽっかり空いている。そして鉄杭は腕を貫き胴に直撃している。

 

バタリと力なく、右半身を下に倒れる。

 

「ようやく当たりやがったなぁ!耐久がペラいのは変わってないみてぇだな?つっても、もう聞こえてねぇか。」

 

ヘイローが消えたラスティに、蒸気を立ち上らせる武器を冷却しながら、ダメージが大きいためにゆっくり歩いて近寄る。

 

「ヘイローの消失を確認。大丈夫と思うが…念の為、頭をぶち抜いておくか。」

 

 

 

「エネルギー充填完了、出力100%、照準補正良し……」

 

「あ?」

 

「─ロックオン」

 

ズガァン!!

 

「〜〜〜〜っっ!!!」

 

打ち出された弾丸はイグアスの土手っ腹にブチ当たり、その小さな体を大きく吹き飛ばす。数メートルは吹き飛んで受け身も取れずゴロゴロと転がる。

 

「づぅ…いつから溜めてやがった…!」

 

「君がソレを冷やしながらのこのこ歩いているときさ…油断したな?」

 

「ヘイロー消えてたろクソ!」

 

「レッドのやつに夜更かしがバレたら怖いから頑張ったんだ。」

 

軽口は言い合いつつも互いに姿を目に入れれば自ずとわかる。見るからに満身創痍のラスティと、見た目はほとんどだがラスティと同じくらいにはダメージを負っているイグアス。

 

「なるほど。互いに次で決着が着くか。なら…」

 

「どっちが先にぶち当てるか勝負するか。」

 

どちらからとなく近づく。無言で、丁度いい距離の調整を重ねる。

 

「…ここなら当たるな。」

 

「始めるか。」

 

武器を構える。

 

「エネルギータービン全点接続、安全弁閉鎖」

「セーフティ解除…出力最大、ブースター補正100%」

 

スティールヘイズがエネルギーの発光により文様が表れ銃口が光る。銃身の側面から四方に爪が伸び、更に電磁エネルギーが集められる。その時点でもかなりのパワーがあるようで両手でしっかり持ち地面を踏みしめている。

 

対しイグアスは安全装置を取っ払いブースターを全力で噴かして待つ。フライングしないよう踏みしめられた地面は足のサイズにヒビ割れ、噴射されるブースターの熱によって生じた風がイグアスを中心に渦巻いている。

 

 

「リミッター解除…100、110……スティールヘイズ最大出力だ…!」

「【レッドガンの流儀】で評論家気取りのてめぇをたたき出してやるよ」

 

双方ともに狙いはひとつ。

足を開いて腰を落とし地を踏み締めてスティールヘイズを両手で構える。

足を大きく開いて膝を曲げ、つま先で体を支えて前傾姿勢になり神秘をありったけ込めて拳を固める。

 

不意に、風が吹く。

 

 

 

「──外しはしない」

「──ッッ!!」

 

─激突、そして爆発と閃光。

 

衝突地点とその周囲、半径約数十メートルでは煙や蒸気が蔓延し様子を伺うことは出来ない。

だが、吹き飛ぶ姿は確かにあった。

 

パキン……

 

──響く無音にて決着。

 

 

 

 

 

 

''大丈夫かなオルトゥス…''

 

「かなりの轟音がなってましたからね。そういえばリオが雇ったという独立傭兵の姿もないようです。」

 

アリスの精神世界にキヴォトスにおいて今は昔と言われるダイブ装置で入り込み、アリスを助けて戻ってきた。その後はリオがどこかへ消えてしまい対話する事が叶わなかったが、自身らが雇ったオルトゥスの事を気にかけていた。

 

''…大丈夫かな?!どうしよう、心配だ…''

 

「大丈夫だと思いますよ?あの独立傭兵の正体が本当に【あの】黒狼ラスティであると言うなら。ええ、彼女が無事でないはずがないです!」

 

''凄い信頼だ!ヒマリ、会ったことあったの?''

 

「…内緒です♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CM

 

──一面の砂。くらい夜に響く、緩い声色の恐ろしく冷たい声。

 

 

「うへぇ〜…キミ、アビドスに何の用かな?」

 

「(絶句)」

 

──声の主は、アビドスのキヴォトスでも類を見ないひと握りの最強、アビドスの守護者──''暁のホルス''。

 

「どうしたの?おじさんにさ、早く教えてくれないと痛い目見ちゃうよ〜?」

 

「あ、あ、あ…っ」

 

──砂がかかった校舎の中の教室にて。暁のホルスは口元は緩んでいるがその異色の眼に緩みは無く。その視線は、目の前で尻もちを着いて顔を青ざめさせ涙目になり歯をカチカチと震わせている怯えた侵入者を射抜く。

 

「…答えてくれないんだ?」

 

「あ、いや!?その、人探しをですね、してまして!!ここら辺に隠れてるかなぁーと…へへ、まさか貴方様の大切な場所だとは知らずにとんだ失礼を──『バァン!』ひぃやああああ!?」

 

──元より話を聞く気は毛頭なく。ただ芝居かかったように大袈裟な身振り手振りで話しかける。

 

「─この学校はさぁ、今までとっても大変な事があったんだけどね。命をかけて守り通してきているし、これからもそのつもりなんだよ。…最近は減ったけど、君みたいな不法者も度々やってきては所有権の主張をしたりして、大変だったんだよ?」

 

「ひ、ひぃ……!」

 

「大変なことを乗り越えて、これからも頑張ろうってしてるのにさ。なんでこんなことするの?」

 

──友人に話しかけるような調子とは真反対、無垢を演じたその疑問に答えはひとつしかなく、避けられない運命であり…

 

「わ、わざとじゃないんだ!!本当に!知らなかったんだ!ここがあんたの縄張りだなんて!許し──」

 

「おじさんは悲しいよ、こんなことされて……もうさ。」

 

──一面の砂の海、アビドス。かつての栄華はなく。人は少なく、インフラ整備や地図の更新も整っているとは言い難い。

 

─だが。

 

 

 

「叩き潰すしかなくなっちゃったよ。」

 

 

 

──未だ、健在である。

 

 

 

──皆も来てね!アビドス自治区!

 

 

 

CM終わり

 

「ホシノ先輩怖すぎでしょ!?」

 

「おお、おじさんなんかいい感じ?」

 

「いい感じではありますけど…」

 

「少しホラーチックですがカッコイイです☆」

 

「でもこんなので本当に人は来るの?…パッチ?」

 

「そこら辺はあんた達の頑張り次第ってとこさね。それよりCM出演料はしっかり頂くぜ?なんてったって仕事の最中だってのに付き合ってやったんだからよ!」

 

「でも凄い表現でしたね〜!」

 

「迫真の演技でしたねパッチさん!何か演劇とかされてたんですか?」

 

「えぇ?いやぁ、そんなに上手かったかね!照れるなぁー!」

 

「ん、情報屋してるのが不思議なくらいだった。」

 

「はっはっはっー!おだててもなんも出ないって!そんじゃ、俺はそろそろ行くぜ。振込はこの口座に頼むよ!じゃあなぁ!」

 

「うへ、今からでもアビドスに「ちょっと待って!コレ!」どうしたのセリカちゃん?なんかあった〜?」

 

「何よコレ!出演料がこんな高いはずないじゃない!何よ1000万って!貴方」

 

「おっ…つぅ──じゃ、また「ねぇ、パッチちゃ〜ん?」…ウヒ…」

 

「どうしてこんな酷いことするの?私たちの…仲、だよねぇ?」

 

「ヒ、ウヒヒ…そ、そのー、あの…見逃してくれたり…?ほ、ほら!俺ってば有名なやつだから!」

 

「ん、嘘つき。今までゲヘナに何回も行ったことあるけど路地裏でも表でもパッチの話は聞かなかった。」

 

「あらあら〜…これはちょっと見逃せないですね?」

 

「また騙されるところだった!ゲヘナの情報屋なんてやっぱり怪しかったのよ!」

 

「許して!許してぇ!命は、命だけはぁ!!」

 

「…まぁ、いいんじゃない?値段についてはまだ【おはなし】するけど、CM作りに協力してもらったし、せっかく友達になったんだからさ。ね?」

 

「ホシノ…お前ってやつぁ…!」

 

「うんうん。人にはチャンスが必要って先生も言ってたしね!だから…」

 

「【半分】で許してあげようね?皆?」

 

「はぇ…?」

 

目が笑ってない笑顔でジリジリとパッチに詰め寄る5人。逃げようとするパッチだが腰が抜けて逃げられない。それでもわたわたと下がるも、背中にあたる硬い壁の感触に遂に壁に追い詰められてしまったことを悟る。

 

「お願いだ!値段は戻すし割引もする!だからま、ま!?だっ、助け─おああああ!?」

 

 

 

 





無事に夜渡りへ進化出来ました、対戦よろしくお願いします。

次回──「ヴェスパー」

行く末をどうするか

  • 『ヴェスパーの災禍』
  • 『アリウスの解放者』
  • 『壊滅』
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