メルファリア~第Ⅱの人生~ 作:Vermillion
Sergeant「・・・男・・・・・・だったのね・・・。」
Sergeant「ふ、ふふふふふっ・・・なんでかしら・・・
昔の日常みたいで面白くなってきたわ・・・。ふふふふふっ♪」
コンコン・・・
Sergeant「はーい。・・・今日は入れ替わり立ち代わり来るわね。」
Sergeant「どなた? 開いているから入ってきてもいいわよ。」
ガチャッ・・・ スッ スッ スッ
Sergeant「さて、今度は・・・――」クルッ
インペリアル「・・・・・・。」
武装兵「・・・。」
武装兵「・・・。」
Sergeant「・・・・・・。」
インペリアル「・・・・・・。」スッ
武装兵「・・・。」キリキリキリ・・・
武装兵「・・・。」キリキリキリ・・・
Sergeant「・・・!」ダッ
インペリアル「・・・!」シュンッ!
メキッ!
Sergeant「・・・ッ!!」ズキンッ バタッ・・・
インペリアル「・・・・・・放て。」サッ
Sergeant「・・・!」ズルズルズル・・・
ビィン! ビィン!!
ドスッ! ドスッ!!
Sergeant「っぁ・・・――」
インペリアル「・・・。・・・追撃。」
ビィン! ビィン!!
ドスッドスッ!!!
Sergeant「・・・―――――」
インペリアル「・・・撤退。」シュン!
武装兵「・・・・・・。」シュン!
武装兵「・・・・・・。」シュン!
シグルス「Sergeant司令! ・・・敵はまだ近くにいる筈だ! 探し出して殲滅しろ!」
アンソニア「Sergeant司令!! 死んじゃダメっスよ!」
ハーミール「マスター! マスター・・・ますたぁー・・・。」
エンジニア「くっ・・・。司令・・・! 私ともう少し共にいれば・・・。」
アルモニカ「う、嘘ですよね・・・! 軍曹殿が、軍曹殿が、闇討ちにあったというのは・・・
嘘なんですよね・・・っ!!? ・・・っ。ぐ、軍曹殿・・・。」
ワイバーン「・・・死ぬな・・・。死ぬな・・・っ!!」
カジュアル「司令、あたし・・・あたし達・・・! 司令が帰ってくるの待ちますからっ・・・!!
だから・・・帰ってきてください・・・お願いしますっ・・・!」
マスト「もう好き嫌いも、寝坊も、訓練をサボるのもしないから・・・
神様・・・どうか・・・・・・どうかっ!」
ロイ「・・・Sergeant司令。みんな、Sergeant司令の帰りを待っています。
だから、どうか・・・目を覚まして下さい・・・。」
[????]
Sergeant「・・・っ!!」ガバッ
??「よぉ。?? どうした? なんか、悪い夢でも見た顔をして。」
??「・・・・・・顔に・・・寝痕がついてる・・・。」
Sergeant「え・・・~~? ~~なの・・・?」
??「おう。なんだよ。泣くほど怖い夢だったのか?」
??「わぁ・・・??が泣くところ初めて見たかも・・・。」
??「俺も初めて見た・・・。」
Sergeant「・・・~~。~~も・・・!」
??「まったく、地面に突っ伏して寝たと思ったら急に呻くもんだから・・・。」
??「・・・・・・驚いたよ・・・。」
??「貴重な ?? のうめき声だったな。」
Sergeant「・・・・・・。あぁ・・・帰ってきた・・・・・・帰ってこれたのね・・・。」
??「帰ってきた? 何、言ってるの? 最初からここにいたよ。変な??。」
Sergeant「え、えぇ。そうね・・・変なこと言ったわね。」
??「とりあえず俺達の家に戻ろうぜ。」
??「あー・・・、俺腹減ったなぁ・・・ってもうじき夜か。」
??「・・・・・・??。・・・ハンバーグ・・・希望。」
??「肉を捏ねるのって楽しいよねー♪」
Sergeant「そうね。今日の夕食はハンバーグを作りま―――。」
????「おい・・・バカ野郎、そっちじゃない!!」グイッ
Sergeant「ひっ! な、何? だ、誰・・・?! 何、何?! 今度はなんなのよ!!」
???「・・・・・・そっちは危険・・・。こっちが正解・・・。」グイグイ
Sergeant「な、何言ってるの? こっちは正門・・・出口じゃ・・・。」
??「?? ? どうしたんだ? 早く家に戻ってハンバーグ作ろうぜ?」グイグイ
??「うんうん! 私も玉ねぎ切るの一生懸命手伝うからさー。」グイグイ
??「・・・どうしたの・・・??。」グイグイ
Sergeant「・・・な、何かにつかまれて・・・。」
???「・・・くっ・・・・・・離して・・・っ!!」
????「このド腐れ悪霊どもがッッ!! 連れて行かせるか・・・誰がテメエ等なんかに!!
・・・・このままじゃ、ラチがあかねぇ! 乗り込むっ!!」
Sergeant「何? 何?! 何??!!」
?????「やめろ! 戻れなくなるぞ?!! ここは並行世界だ! 見捨てたとしても―」
????「うるせぇ! それでも俺は行くんだよ!」
???「??????・・・! ・・・もうっ・・・!!」
ズザッ・・・
ズザッ・・・
Sergeant「・・・ひっ。」
????「よぉ。・・・Sergeant司令。久しぶりだな。」
???「・・・・・・ホントは・・・干渉・・・・・・駄目だけど・・・。・・・久しぶり。」
Sergeant「・・・ひ。ひっ・・・。」
????「なんか、しばらく見ない間に・・・ずいぶん乙女チックになったな・・・。
最年長のくせに。」
???「・・・・・・最年長なのにね・・・。」
Sergeant「・・・い、いや・・・。来ないで・・・。」フルフル・・・
????「・・・ツッコミがない・・・。」
???「相当重症だね・・・。・・きっと、怖い姿に見えてるんだね・・・私たちが・・・・・・。」
????「へぇ・・・俺達視点だと、Sergeant司令にまとわりつく奴らの方が
十分、気味が悪いけどな。」
???「・・・ここは、奴らの世界・・・・・・仕方ないね♂」[兄貴風]
??「おい・・・??。早く帰って夕飯に――」
????「おいコラ、テメェ・・・。俺の声で気持ち悪いこと言ってんじゃねぇぞ?
肥溜めに突き落として、破傷風にした後殺すぞゴルァ!!」
???「口は・・・悪いけど左に同じ。・・・ネタがない。・・・ネタを入れて。
もっとネタを・・・。」
????「そうそう。もっとネタを・・・・・・違う。????? 突っ込みどころ違う。
大事なのはそこ・・・そこでもあるけど、今のはそこじゃない。」ベシッ
Sergeant「・・・・・・。」
??「・・・・・・。」スッ
??「・・・・・・。」スッ
????「お、やっこさん殺る気になったぽいぞ。」ボキボキボキ
???「・・・。・・・作戦は?」ゴキッゴキッ
????「敵がッ! 泣くまでッ!! 殴るのをやめないッ!!!」キリリッ
???「・・・了解・・・・・・。・・・なにが、はじまるんです・・・?」クスッ
????「大惨事対戦だ。」
???「大乱闘・スマッシュ
????&???「「イェッヘェェエエェエエエイwww」」ハイタッチ
Sergeant「・・・・・・ぁ。」
???「・・・!」シャキン!
????「散れ・・・!」ズドン
Sergeant「・・・・・・。」スッ
??「?? どこ行くの?」ガシッ グニャァ・・・
Sergeant「・・・・・・え。」
??「そっちじゃないよ。こっちだよ・・・。」グイグイ クスクス・・・
Sergeant「は、離して・・・!」グッ
??「・・・・・・??。・・・こっちだってば・・・。」グイグイ クスクスクスクス・・・
????「このっ! このっ!!」ガンッガンッ
Sergeant「離して・・・!」
????「・・・?? ! ????? !!」
???「・・・このおっぱい蜥蜴がぁぁああ!!」メキャッ
????「」
???「・・・。」ハッ
????「・・・。」
???「・・・見てた?」
????「み、見てないですよー。見てないデスヨー。」
???「・・・。」
????「それよりも、Sergeant! 連れて行かれる!!」
???「・・・! 了解・・・!」ペッ・・・。スタタタタタタタタッ
????「・・・荒れてきたなぁ・・・?????も・・・。」
??「ううっ?」
????「・・・。野郎・・・ぶっ殺してやらぁぁぁあああ!!!」ガンガンガン!!
ベシャッ・・・
??「ほら、家だよ?」グイグイ クスクスクスクス・・・
??「・・・早く・・・夕飯・・・。」グイグイ クスクスクスクス・・・
Sergeant「・・・や、やめて・・・。」
???「・・・Sergeantから離れろ。・・・マザーファッ[見せられないよ!]」ラリアット・ドロップキック
2人「「あ・・・あぁあぁあぁああああっ!!」」グシャッ
???「鬼共・・・地獄で会おうぜ。・・・ベイビー。」キリリッ
Sergeant「・・・ぁぁー・・・。」
???「・・・危なかった・・・。やったね、たえちゃん・・・。・・・生存決定。」
[正門]
Sergeant「な、なにコレ・・・ガ、ガケじゃない・・・。」
???「さぁ、Sergeant司令。一緒に・・・堕ちましょ・・・(意味深)」ドヤッ
????「お前は、最後に殺すと約束したな。」ドヤッ
Sergeant「・・・待って! 貴方達・・・?????と?????でしょ?!!」
????「・・・。ごめん、???。いったん、仕切り直ししよ――」チラッ
???「・・・。・・・そ、そうだ・・・大佐! TA☆SU☆KE☆TE・・・。」
Sergeant「ちょっと!? ゴリ押――」
2人『あれは嘘だ。』ドンッ
Sergeant「え、ちょ―――」
2人『ああぁん♥ アシクビヲクジキマシター!!』ジャンプ
3人『うわぁぁぁああぁぁぁぁあああぁあ!!』ヒューン
2人『メデメデメデー♪』ヒューン
????「へへっ! どうよSergeant!!?」グッ
Sergeant「ど、どうって何がどうよ!? 落ちてる・・・! 落ちているわ!!
助けに来たの?! 殺しに来たの!? どっちよ?!! ・・・このバカ2人!!」
???「・・・怒らないの。・・・デコに皺がよるよ・・・?」ヤレヤレ
????「そうそう。ただえさえ、人間なら年増の年齢なんだから・・・。」ウンウン
Sergeant「・・・誰が年増よっ!!」ベシッ
????「ペプシ! ・・・わはー☆ いつもの??だー。ちなみに、今のネタは・・・。」
???「・・・『誤って大佐も落っこちたVer』」キリリッ
2人『でっていう!! やだ! 大佐ドジ踏み過ぎィ!! ハッハッハッハッ!!』HAHAHAHAHA!
Sergeant「・・・。わ・・・―――」
[安置所]
Sergeant「笑いごとじゃ・・・なぁぁああああいっ!!」ガバッ! ドンッ!!
アンソニア「・・・!」
ハーミール「マスター・・・!!」
Sergeant「あ、あらっ・・・。あら?」
アルモニカ「軍曹殿ぉぉおおお!!」ガバッ
Sergeant「・・・ッ!」ズキッ
インティゴ「はわわわわっ! モニカちゃん、急に抱きしめちゃ駄目ぇ!」
フォビドゥン「にゅふ。でも抱き着いちゃう気持ち、わかる気がするな~。」
マスト「司令・・・!!」
Sergeant「え、えぇと・・・ど、どこ・・・ここは・・・。」キョロキョロ
カジュアル「シグルス司令・・・! シグルス司令は!!!?」
ワイバーン「・・・・・・呼んでくるッ!!」
Sergeant「・・・そう。また私・・・死にかけたのね。」
シグルス「あぁ・・・。
Sergeant司令には約1ヶ月前の状況を話しておくべきであったな。」
Sergeant「・・・。い、1ヵ月?!」
シグルス「・・・・・・。Sergeant司令、にわかには信じられないだろうが・・・君は――」
Sergenat「・・・褥瘡とかできてないわよね。」キョロキョロ
シグルス「・・・・・・Sergeant司令?」
Sergeant「筋力的にも・・・問題ないわね。
普通に歩けるし、物も持てるわ。」フラフラフラ・・・
シグルス「Sergeant司令・・・。」
Sergeant「え、ぁ・・・シグルス。・・・本当に・・・1ヵ月眠っていたのよね・・・?
因みに・・・何処でかしら?」
シグルス「・・・先ほど君が起きた部屋だ。」
Sergeant「・・・。体位変換クッションとかなかったわよね・・・
私達の世界と理が違うせいかしら・・・。」ウーン・・・
シグルス「・・・・・・。」
Sergeant「あ、私が約1ヵ月眠っていたことはもういいわ。
・・・今から話すのは1ヵ月前に何があったかについて教えて頂戴。」
シグルス「司令にはつい最近の出来事かもしれないが・・・・
砦攻略を行ったのを覚えているか?」
Sergeant「えぇ・・・まぁ。」
シグルス「あの時、私達の隊は侵攻してきた主犯格の人間を捕らえた。」
Sergeant「そうでしょうね。じゃないと困るわ。」
シグルス「・・・。だが、突然背後より奇襲を掛けられその主犯格を逃してしまった。」
Sergeant「大体、そんな感じでしょうね。その時、アイベックスはジャーマンを
かけられて伸びていたわけだし・・・。」
シグルス「・・・・・・。Sergeant司令。」
Sergeant「・・・なによ?」
シグルス「一呼吸ごとに口を挿まないで貰えるか?」
Sergeant「・・・ふふふっ。ごめんなさい。それで?」
シグルス「あぁ。そしてその~」
Sergeant「そう。そうだったのね・・・。」
シグルス「情報を伝えず・・・Sergeant司令には取り返しのつかないことをした。
すまない・・・。」
Sergeant「いいわよ。むしろ、あのインペリアルとやらには借りが出来たわ。
殺されかけたとはいえ、おかげでいい夢が見れたもの・・・。
それに久々にボケ続ける2人に良いツッコミが入ったと思うわ。
・・・次に会うときは ちゃんとお礼参りの
シグルス「・・・。そういえば、Sergeant司令が倒れる前・・・傍らにあった――」
Sergeant「棍棒よ。」
シグルス「中が空洞――」
Sergeant「棍棒。」
シグルス「木製の部分と、てt――」
Sergeant「四度目は言わないわよ。あれは棍棒。
なに? それとも、アレは[ピーー]に使う[ピーーー]とでも言ってほしいの?」
シグルス「・・・・・・。」マジマジ
Sergeant「・・・そんな、変態を見つめる様な軽蔑に満ちた目は止めて貰えるかしら・・・
軽い冗談なのにそんな態度を取られると 不快な上に、殺意が湧くわ。」
シグルス「いや・・・Sergeant司令はそう言った事は言わない人間・・・いや―」
Sergeant「えぇ。でも今は、そんな冗談を言いたい気分だったのよ。
・・・そういえば・・・。私が昏睡状態だったとき、魔物化の状況は・・・。」
シグルス「その点は問題ない。夜23時~早朝5時までの面会は控えさせた。」
Sergeant「そう。なら、彼等には私の姿は見せていないのね・・・。
よかった・・・。」
シグルス「あぁ。」
Sergeant「それで・・・もう一つ聞きたいことがあるのだけれども。」
シグルス「他にまだ何かあるのか?」
Sergeant「えぇ。謹慎処分は・・・。」
シグルス「あと3日で処分期間は終了だが・・・。
こんなこともあったのだ。処分とは別に2週間の休暇を君に与える。
期間中はゆっくり体を休めるといい。」
Sergeant「えぇ・・・。・・・・・・。」
シグルス「思い悩んでいる顔をしているが・・・他に何かあるのか?」
Sergeant「・・・私が居ない間・・・食堂はどうなっていたのかしら・・・。」
シグルス「・・・。特に異常はない。通常通り役目を果たしていた。
味まで・・・とは言えないが。」
Sergeant「・・・そう。シグルス、色々とありがとう。
それじゃ、私はもう行くわ。」
シグルス「・・・あぁ。」
[Sergeant司令室前]
Sergeant「・・・。2人も・・・きっと、何処かで頑張っているのよね・・・。
なら・・・なおさら、こんなところで立ち止まる訳には行かないわ。
帰る方法はどこかにある筈。大丈夫。・・・大丈夫よ。」
Sergeant「・・・・・・。・・・とりあえず、今日は・・・。」
バタン!
Sergeant「この後、抜き打ち模擬戦よ。私が眠っていた時もちゃんと訓練していたか
確認を行うわ。でも、その前に小腹が空いたから厨房に集合! いいわね。」
全員『・・・・・・!』
Sergeant(・・・。不安がらせないように・・・笑顔で・・・・・・。笑顔で・・・。ね。)