メルファリア~第Ⅱの人生~ 作:Vermillion
[カジノ]
アイベックス「・・・・・・。」
Sergeant「・・・・・・。」
アンソニア「・・・・・・。」
フォビドゥン「・・・・・・。」
アイベックス「まぁ、何かとあったかもしれねぇけど、よろしくな! Sergean――」
Sergeant「シャンテさん、アイベックスの除隊手続きしたいのだけど。
何処ですればいいのかしら?」クルッ
シャンテ「え、えっと・・・確か司令室にある部隊表からできたはずなのです!」
アイベックス「おい! なんで、出会い頭に俺の除隊話を始めるんだよ?!
そりゃ、昔いろいろ殴られたり、蹴られたり、斬りつけあったり
したけどよ!! いきなり本人の目の前で除隊話を始めなくても――」
Sergeant「・・・アンソニア。」
アンソニア「ウッス。」
Sergeant「みんなを引き連れて、アイベックスと訓練場に行きなさい。
その間に除隊手続きを一筆書いてくるから。」
アンソニア「・・・ウッス。」
アイベックス「嫌いなのか・・・? 俺がそんなに嫌いなのか?」
Sergeant「えぇ。苦手ね。」
アイベックス「どこが・・・どこが・・・嫌なんだ?」
Sergeant「1つ。砦の作戦でアルモニカとワイバーンに1撃入れ、
2人の衣装を完全破壊したこと。」
インティゴ(はぅ・・・。やっぱり、防具じゃなくて衣装だったんだぁ・・・。)
アイベックス「あれは――」
Sergeant「・・・。」チラッ
ワイバーン「・・・・。いたたたた・・・。・・・アルモニカも痛いだろ?」
アイベックス「!?」
アルモニカ「え? わたしは痛――」
ワイバーン「・・・。」ガンッ
アルモニカ「イタタタタタタ!!」
Sergeant「2つ目。今朝も喧嘩したから。」
フォビドゥン「あれはアイベックスさんが悪いですね~。
大浴場の更衣室で司令の入浴を覗いていたんですから~。」
アイベックス「それは、―――」
シャンテ「・・・うわ・・・。」
カジュアル「うわっ・・・。」
アイベックス「」
Sergeant「3つ目。悪人の前だと剣を抜いた瞬間、人が変わること。」
アイベックス「・・・。」チラ・・・
ロイ「ははは・・・すみません。でも、仲間となるなら知っておかないと・・・。」
アイベックス「」
Sergeant「4つ目。本棚の奥――」
アイベックス「も、もうやめてくれないか・・・? Sergeant・・・。」
Sergeant「ジュウカラもそうだったけど、かなりマニ――」
アイベックス「――」
マスト「完全ノックアウトだな・・・。」
※このあとアイベックスは、特に除隊されることも無く
部隊の中に迎え入れられました。
(大体、シグルス、エンジニア、ジュウカラ、クリィム司令のおかげ
シグルス がSergeantをなだめ
エンジニアがアイベックスのフォローに回り
ジュウカラがSergeantを煽り
クリィム がアイベックスを慰めるという図
基本的にエンジニアとジュウカラの発言がなければ彼は除隊されていた。)
[道場]
Sergeant「さて、今日は体術の練習をするわけだけど。」ギュッギュッ
アイベックス「・・・!」
Sergeant「お相手。お願いできるかしら? ア イ ベ ッ ク ス ?」ニッコリ
アイベックス「いや・・・いや・・・Ser、Sergeant?。」フルフル
アンソニア「Sergeant司令・・・・・・?」
マスト「・・・うわぁ・・・。
一歩間違えたら、俺もアイベックスの二の舞になってたのか・・・。」
カジュアル「あんたは、司令に感謝しときなさい。」
ワイバーン「除隊できなかったからと言って、自主除隊を願わせるために
ボコボコにするのはどうかと思うが・・・。」
Sergeant「・・・え? 違う違う。そんなんじゃないわよ。
普通に体術の練習。あ、この訓練は体を密着させることが多いから鎧や兜、
装飾品は外してもらえる? ・・・アイベックス!」ガシッ
アイベックス「・・・!」ギクッ
Sergeant「貴方はそのままで大丈夫。」ズルズルズル
ハーミール「んゆー☆ マスターの捕獲速度早かったねー☆」
フォビドゥン「ですね~。光の速さで襟を掴みましたね~。」
ワイバーン「・・・・・・。」
プレート「・・・・・・。」
Sergeant「ええと・・・2人は・・・・・・外したくないかしら・・・兜。」
ワイバーン「あぁ。」
プレート「難しいですぞー。」
Sergeant「なら・・・。」ゴソゴソ
アルモニカ「? 何を探しているんですかね?」
Sergeant「はい。こっちで代用できないかしら? 無理だったら無理でいいから。」ポン
インティゴ「はぅぅ・・・。何か、いろいろ詰まってますぅ・・・。」
ワイバーン「・・・・・・。」チラッ
プレート「・・・・・。」チラッ
ワイバーン「わかった。・・・検討してみよう。」
Sergeant「さてと・・・。アイベックス、受け身の取り方は分かっているわよね?」
アイベックス「ま、まぁな。」
Sergeant「ならいいの。受け身が取れないと骨が2,3本折れるかもしれないから・・・。
注意しないと・・・。」
アイベックス「・・・っ!!」
Sergeant「そんなに身構えなくても、今日は皆の手前もあるしソフトに体術をやるわ。
それとも、まだ今朝の事で不安?」
アイベックス「・・・・・・あぁ。」
Sergeant「ま、それもそうよね。人の入浴を覗いていたんだもの。
でも今回の体術とソレは別の話だから、ある程度安心して貰って大丈夫よ。」
アイベックス「・・・・・・。」
ロイ「体術訓練ですか、Sergeant司令が初めてですね。
こんなマットの設備が整っている室内を借りて訓練を開始するというのは・・・。」
カジュアル「えっ? そうなんですか?」
ロイ「はい。普段、訓練を行うと外で攻守に分かれて模擬戦を行うのが
普通だったので・・・。」
マスト「でも、司令が行う事には必ず意味があるからさ!
ロイもこう言った事は初めてなんだろ? なら良い事じゃん!!
新しい内容が分かるんだからよ!」
ロイ「・・・そうだけど。」
ワイバーン「・・・着替えたぞ。」
プレート「司令殿・・・。」
ロイ「・・・!?」
Sergeant「・・・ふふふっ。2人ともなかなか似合っているわよ。」
ワイバーン「・・・できることなら、2度は被りたくないものだな・・・。」
プレート「酷いですぞー! ワイバーン殿は仮面の種類が10種類もあるのに
何故、我だけ1種類しかないのか・・・。」
Sergeant「色々あるのよ。ワイバーンは、柔らかカボチャの被り物で
プレートさんは麻袋ね。・・・ふふふっ。本当に似合っているわ。
・・・訓練を始める前に2人組みを作って。10人だから余りは出ないでしょ?」
プレート「・・・! ロ―――」
ロイ「マスト―――」
マスト「ねーちゃん、一緒に頑張ろうぜ。」
カジュアル「あんたと? ・・・フォビドゥンがよかったけど・・・分かったわ。
初回だし、いいわよ。」
プレート「イ――」
ロイ「アンソニ――」
アンソニア「ワイバーン! よろしく頼むっス!」
ワイバーン「ワタシとか? ・・・・・わかった。」
Sergeant「あぁ! ごめんなさい。1つ伝え忘れたけど、なるべく同身長、同じ性別で
2人組みは作って。ごめんなさいね。」
アイベックス「・・・ロ―――」
Sergeant「アイベックスは私とよ。」ガッシリ
プレート「ど――」
ロイ「マス―――」
マスト「それじゃ、アンソニアよろしくな!」
アンソニア「こちらこそよろしくっス!」
ロイ「―――」
プレート「のーーー!!」
ガシッ・・・
ロイ「・・・・・・。」
Sergeant「相方は決まったわね。それじゃ、次に体術を教えるにあたっての
意味と定義、そして危険性について少し話させてもらうわ。まず~」
Sergeant「これから体術を教えようと思うのだけど・・・
まず最終的に貴方たちに習得してもらいたい体術の2つ見せるわね。
アイベックス。」クイクイ・・・
アイベックス「・・・っ。」ブルブルブル
Sergeant「怯えなくても大丈夫よ。
ちゃんと受け身さえ取ってくれれば痛いことはしないわ。」
アイベックス「・・・あ、あぁ。」ブルブルブル
Sergeant「・・・。怯えていると逆に危険よ? さ、技で返すから
襲いかかってきて。いつも通りでも良いし、押し倒しても良いわ。来て。」
アイベックス「・・・・・・。」スッ
Sergeant「まず、敵の掴み掛りを避けること、ちゃんと相手を見れば相手が何をしたいか
何を狙っているのか。理解できるはずよ。つまり、1つ目は見切りの習得ね。」
フォビドゥン「うにゃー・・・でも、早すぎて・・・なにがなんだか・・・。」
Sergeant「えぇ。そうだと思うわ。でも、これはアイベックスと私だから
そう見えて理解できないだけで、訓練を重ねれば理解できるわ。」
アイベックス「・・・・・・っ!」シュバババババッ
Sergeant「またこうやって、敵の手数が多くなっても焦らない事。
ちゃんと見切ることが出来れば、回避は余裕で間に合うわ。」
アイベックス「・・・っ――」ムニュン――
アルモニカ「ア、アイベックス殿! 風呂覗きだけでは飽き足らず、
軍曹殿の豊胸を鷲掴みにしましたよ!!」
アイベックス「ち、違っ・・・すまんSergean――」
Sergeant「今のようにスキが出来たら、反撃すること。
ちなみに。大体この技で、大半の相手を無力化出来るわ。」
アイベックス(あ・・・なんか、虹彩が・・・紅蓮に・・・・・・。)オワタ
Sergeant「墜ちなさい・・・。
虎 王 完 了 。 」ゴンッ
アイベックス「」
ロイ「・・・・・・。」
インティゴ「・・・・・・。」
アンソニア「・・・・・・。」
Sergeant「アイベックス、上出来の受け身よ。・・・大丈夫?」
アイベックス「」あぁ、大丈夫。
Sergeant「今の技、受け身なしにまともに喰らった場合
左肩が外れて、肋骨が複雑骨折を引き起こし、頭を強く打って気絶するわ。」
アイベックス「」生きた心地がしなかったぜ。Sergeant。
Sergeant「だから、貴方を体術の相手に選んだのよ。アイベックス。」
アイベックス「」おう。これは、初心者にやらせたら死ぬな。
Sergeant「・・・。本当に大丈夫? さっきから、何も喋らないけど・・・。」
アイベックス「」大丈夫。大丈夫。ちょっと見たことの無い技だから驚いただけだって。
Sergeant「肩は・・・外れてないわね。肋骨も・・・折れてない。脳震盪かしら?」ピタッ
アイベックス「」だから、大丈夫だって。さ、早く教えてやろうぜ。
Sergeant「・・・・・・。」
アイベックス「おいおい。そんな不安そうな顔するなって。俺は大丈夫だって。」
Sergeant「・・・・・・! アイベックス、大丈夫?!」
アイベックス「だから、何度同じ質問するつもりだ? Sergeant。俺は大丈夫だ。
早く俺にもその体術を教えてくれよ。段々気になって来た。」
Sergeant「・・・・・・。そ、そう? それじゃ、まず受け身から教えるわ。」
ワイバーン「なぁ。」
Sergeant「?」
ワイバーン「こんな、感じか?」バンッ
Sergeant「そうね・・・こう少しこう体を捻って・・・。受け身は取るのが良いわ。」
ワイバーン「・・・こうか?」バンッ
Sergeant「そんな感じ。」
フォビドゥン「うにゃー。今日も司令から良い匂いがしますね~。」
アルモニカ「この臭いは初めてですね。なんの香りでしょうか?」
フォビドゥン「にゅふふ・・・お肉が混ざっているのは確定ですね~。」クンクン
アルモニカ「それと、何かの調味料の香りも仄かですがします。」スンスン
Sergeant「・・・・・・。」ササッ
フォビドゥン「モニカちゃんも気になってる~? 司令の新メニュー。」
アルモニカ「はい! 軍曹殿の御馳走は何でも美味しいですから!
朝昼晩と、日々の楽しみの1つです!!」キリッ
Sergeant「嬉しいこと言ってくれるわね。でも、2人とも今は受け身の時間よ?」ヌラリ・・
フォビドゥン「ふぁっ!?」
アルモニカ「ぐ、ぐぐ軍曹殿?!」
Sergeant「あんまり、集中しないようだとお昼ご飯・・・貴方達2人だけメニュー変更
しても―――」
フォビドゥン「モニカちゃん! やりますよー!!」
アルモニカ「フォビドゥン殿も! 昼ランチが美味しく食べられるよう
お腹を減らしましょう!! さぁ、行きますよ!!」
フォビドゥン「いいですとも! タァッ!!」
ハーミール「んゆー☆」ゴロン
インティゴ「はぅぅ・・・。」ゴロン
Sergeant「・・・・・・。」
ハーミール「んゆー☆」ゴロン
インティゴ「はぅ・・・。」ゴロン
Sergeant「2人とも・・・全っ然、受け身になっていないわよ?」
ハーミール「んゆー☆ マスター、どうやったら受け身を取れるのー☆?」
インティゴ「受け身を取るとき・・・痛くないんですかぁ・・・?
私達・・・痛くて・・・・・。」
Sergeant「痛みは我慢ね。骨が折れたり、外れるよりはマシでしょ?
そう考えると受け身は取りやすくなるわよ。受け身の取り方は・・・
こうして頭と首を中に入れて、こう受け身を取る。」バンッ
ハーミール「んゆー☆」ゴロン
インティゴ「はぅぅ・・・。」ゴロン
Sergeant「そうねぇ・・・。」ウーン・・・
マスト「アンソニア! もう一回行くぞ!!」パンッ
アンソニア「ホント、良い音っスね!
でも、オレはこんなことが出来るようになったス!」バンッ! スッ
マスト「スゲー! 受け身の状態から立ち上がった!!」
アンソニア「幼児期にやっていた前転をイメージに入れて受け身を取ってみたっス!」
マスト「俺も実践してみようっと!!」
カジュアル「・・・・・・。」
カジュアル「・・・・・・っ。」パフン
カジュアル「・・・・・・。」プルプルプル
プレート「ふんぬっ!!」バァンッ
ロイ「・・・。」バンッ
プレート「せぇいっ!!」バァンッ
ロイ「・・・。」バンッ
プレート「ふぅ・・・ロイ殿、どうですかなアレからの受け身訓練の成果は?」テカテカ
ロイ「え? え、えぇ・・・まぁ、順調ですが・・・。・・・プレートさん。」
プレート「ぬ? なんですかな?」
ロイ「何故、麻袋に褌一枚で受け身の練習を取っているのでしょうか・・・。」
プレート「無論、こちらの方が動きやすいからですぞー!!」
ロイ「そ、そうですか。・・・・・・プレートさん?」
プレート「まだ何か。」
ロイ「さ、先ほどから・・・ち、近いです。」
プレート「ロイ殿、恥ずかしがらなくても良いのですぞ♥」ダキッ
ロイ「えっ。ちょっと?!」
プレート「どれ、先ほどロイ殿は受け身の訓練は順調と申されていましたが
どれほど順調なのか見させてもらいますぞー!!」ギューーー
ロイ「あ、ア゙ッーーー!!」ギチギチギチッ
プレート「さっ♥ 行きますぞ♥」
チョンチョン・・・
プレート「うむっ? なにか用ですかな――」
Sergeant「・・・。」ニッコリ
プレート「し、司令ど――」
スコッーーーーン!!
アイベックス「相変わらず、綺麗な足払いだな・・・。」
フォビドゥン「うにゃー・・・プレートさんが、一発で地に這いつくばりました・・・。」
アルモニカ「さすが軍曹殿! すぐさま、『元』隊長殿のマウントを取りました!!」
Sergeant「誰が、勝手に、ガチムチ♂パンツレスリングを始めろって
言ったのかしら?」ギチギチギチギチッ ニッコリ
プレート「痛い! 痛いですぞー!!!!」タップタップ
ロイ「Ser、Sergeant司令・・・。」
Sergeant「プレートさん。貴方がロイ君の事を大好きなのは、よく知っているつもりよ。
でもそれはプライベートでヤる事であって、訓練でやる事じゃないわよね?」
プレート「司令殿! それ以上はっ・・・! ふぅ・・・緩みまし――」
Sergeant「それと、まだココにはザビエルの世界を知らないコが大勢いるの・・・。
トラウマ生産は、宜しく無いわ・・・よっ!!」ギチギチギチギチッ
プレート「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ!!」
プレート「・・・・・・。」グデー
Sergeant「・・・。そろそろ、お昼にしましょうか。」
プレート「こ、怖いですぞー・・・。司令殿は、鬼ですぞー・・・。」ブルブルブル
Sergeant「怪我した人は居ない? みんな、大丈夫?」パッパッパッ
ロイ「は、はい・・・。」
アンソニア「こっちは大丈夫っス。」
フォビドゥン「凄いものは見させて貰いました~。」
インティゴ「はぅぅ・・・中々濃厚な内容でしたぁ・・・。」
プレート「せ、背骨が・・・。」
Sergeant「全員、大丈夫そうね。それじゃ、みんな手を洗って?
お昼ご飯にしましょ。」
アルモニカ「待ってましたー!!」
ハーミール「んゆー☆ マスターの新メニュー楽しみー☆」
ワイバーン「・・・兜を元に戻してくる。」
アイベックス「・・・・・・。」
Sergeant「・・・さてと。準備、しましょうか・・・。」
マスト「司令ー。手を洗って来たぜ。」
Sergeant「えぇ。こっちも準備がある程度、終わったわ。」
フォビドゥン「にゅふふふ。やっぱり、間違ってませんでしたね。お肉の香り♪」
アルモニカ「あー。早く食べたいです! 軍曹殿の新メニュー!!」
Sergeant「そんな、急かさなくても大丈夫よ。食べる前に、みんな喉は乾いていない?」
ワイバーン「・・・あぁ。午前の受け身の訓練で、汗をかいたからからな。
喉は渇いているが・・・。それがどうした。」
Sergeant「ふふっ。今回は新メニューだけじゃなくて、新飲料水も作ってみたのだけど
飲んでみるかしら? ちゃんと味見はしてきたから、問題ない筈よ。」
アンソニア「新飲料水スか!? それは気になるっス、一杯分貰えるスか?」
Sergeant「はい。」
アンソニア「・・・色合い的には・・・白湯みたいっスね。」
Sergeant「えぇ。でも、味は白湯からは程遠い味よ。」
アンソニア「頂くっス・・・。」ゴクッ・・・ゴクッ・・・ゴクッ・・・
カジュアル「・・・・・・。」ジー・・・
インティゴ「・・・・・・。」ドキドキ・・・
アンソニア「ぷはっ・・・。うーん・・・甘いような・・・しょっぱいような・・・・・・
そんな、微妙な味っスね。」
Sergeant「でも、喉の渇きの方はどうかしら?」
アンソニア「それに関しては潤いまくったっス! ・・・でも、味は微妙だったス・・・。」
Sergeant「いいのよ。その味で。ほら、みんな汗をかいたじゃない?
その汗をかいたことで、体内にある塩分が排出されちゃったから・・・
それを補うための飲み物なの。脱水症状、熱中症になりにくくなるわ。」
ロイ「つまり・・・薬物の一部・・・と言う事ですか?」
Sergeant「薬物だなんて そんな高価なものは使ってないわ。
厨房にあった食品から作り出した・・・そうね・・・無薬の普通飲料よ。」
アイベックス「本当に効き目があるのか?」
Sergeant「少なくとも、私の居た場所ではメジャーな飲料水だったわね。
この飲料おかげで、訓練最中における死亡事故の件数も減った実績もあるわ。
飲みたくないなら、別に飲まなくても良いわよ。ちゃんと、その人用には
その人用の水を持ってきたから、そっちを飲んで。」
ハーミール「んゆー☆ わっちはマスターの言ってることー信じるよー☆
でも本当に色は白湯みたいー・・・。」
プレート「我は司令殿の作ってきた飲料水を頂きますぞー。
もしかすれば、筋肉に磨きがかかるかもしれんのでな。」
カジュアル「あ、本当に微妙な味だ・・・。で、でも不味いって意味じゃないですよ!
ただちょっと味が薄いかなっていう・・・。」
マスト「おう。確かに、薄いな!」
カジュアル「マスト・・・。」
Sergeant「いいのよ。すべて事実なんだから。本当は蜂蜜も混ぜたかったのだけどね・・・
高価食材の一つで混ぜることが出来なかったの・・・。だから、予定より
味が薄く・・・。」
アルモニカ「おかわり!!」
フォビドゥン「わたしも、おかわりです~。」
Sergeant「! ・・・はい。」
アルモニカ「ぅぅん? 皆さん、薄い薄いって言いますけど・・・そんなに薄いですかね・・・?
普通に甘しょっぱいのですが・・・。」
フォビドゥン「うんうん。わたしも~。それほど薄くは無いと思うよ~。」
Sergeant「・・・あっ。」
インティゴ「司令官? どうかしましたかぁ?」
Sergeant「薄い理由がわかったかも・・・。」
ワイバーン「どうした。何か入れ忘れたのか?」
Sergeant「いいえ。次ぐ前に振るのを忘れたわ。」シャカシャカシャカ・・・
Sergeant「カジュアル、マスト、アンソニア、ハーミール。コップを出して?」
カジュアル「はい。」
マスト「おう。」
アンソニア「ウッス。」
ハーミール「んゆー☆」
Sergeant「・・・・・・。・・・飲んでみて?」
4人『・・・・・・。』ゴクッ・・・ゴクッ・・・ゴクッ・・・
Sergeant「ど、どう?」
マスト「甘い! でも、確かにしょぱいな・・・。」
カジュアル「司令! 先ほどより確かに味が濃くなりました!!」
アンソニア「・・・なかなか、クセになりそうっスね。」
ハーミール「んゆゆゆゆゆー☆ 味がハッキリしてきたよー☆」
Sergeant「ホッ・・・。・・・ワイバーン、インティゴ、プレートさんも飲む?」シャカシャカシャカ
プレート「頂きますぞー!!」
インティゴ「はぅ。美味しいですぅ・・・。」ホッコリ
ワイバーン「・・・あぁ。」
Sergeant「さて、ロイとアイベックスは・・・あ、あら?」
ロイ「どうかしましたか?」
アイベックス「・・・・・・。」
Sergeant「ごめんなさい。調度、切らしちゃったみたい。
こっちの水で良いかしら?」
ロイ「はい! ありがとうございます。Sergeant司令!!」
アイベックス「すまないな。」ゴクゴクゴク・・・
Sergeant「気にしないで。それじゃ、本命の昼食にしましょ!」
アルモニカ「YATTAAAAAAAAAAA!!!」
インティゴ「モ、モニカ・・・ちゃん・・・?」
アルモニカ「ふへへ・・・すまない・・・・・・。我慢が出来なくて・・・。」
マスト「アレっ? 今日もサンドウィチか?」
ハーミール「んゆー☆? でもパンの形が丸いよー☆? ウリも持ってきてるし・・・☆
お肉もあるよー☆?」
Sergeant「・・・今回はサンドウィッチじゃないわ。ハンバーガーよ。」
全員『ハ、ハンバーガ?』
Sergeant「ハンバーガー。」
全員『ハンバーガー。』
Sergeant「そう。サンドウィッチとの違いは間に焼き肉を挿むことね。
まぁ、名称説明よりも食べた方が早いわね。まずは、1口分。
食べてみて、そこから自分好みにカスタムしてみましょ。」
全員『・・・・・・。』パクッ・・・モグモグモグ(ムシャムシャムシャ)・・・
アルモニカ「・・・! お肉が口の中で!! ジューシーですっ!」
フォビドゥン「うにゃー・・・。ちょっと味が濃いめかな~・・・。
わたしは味が薄いほうが好きですね・・・。」
アイベックス「・・・! 似ているが、これはまたっ・・・! 美味いな!」
ワイバーン「・・・お前がその手に持っているウリはなんだ?」
Sergeant「これ? これは・・・。」サクッサクッ
ワイバーン「・・・?」
Sergeant「肉の間に挟んで・・・はい。ワイバーン。食べてみて?」
ワイバーン「・・・。」ムシャムシャムシャ・・・
Sergeant「・・・♪」
ワイバーン「・・・・・・!」ピリッ
Sergeant「ピリッっと味にパンチが効いたでしょ?」
ワイバーン「・・・!!」コクコクコク
ロイ「これが噂のSergeant司令の生料理・・・とても美味しいですね!」
マスト「そうなんだよ。俺等の司令は指揮も執れるし、料理も美味いから
戦場に出ても昼食や夕飯が楽しみで仕方なくなるんだぜ?」
Sergeant「ご飯は士気にも影響してくるのよね。不味い料理が出されれば、
あまり食が進まなくなる。食が進まなければ、人間の欲求第一段階である
生理的欲求が満たされることがなくなる。第一段階の欲求も満たせない人間が
戦場に出たところで、その人間が満足に戦えるわけがない。つまり負の敗北
ル-プが完成されるって訳。だから、私はその欲求が満たせるようにサポート
しているだけよ。」
プレート「生理的欲求・・・・ですかな・・・?」
Sergeant「えぇ。寝たいだとか、食べたいだとか・・・人間が生きていく上で必要な
欲求の事よ。マズローの欲求5段階説。知っているでしょ?」カサネ カサネ
全員『マズ・・・・・・?』キョトン
Sergeant「・・・・・・。」・・・ハッ!
全員『・・・・・・。』ジー
Sergeant「・・・・・・。」[冷汗]
全員『・・・。』ジー
Sergeant「さ、残りのハンバーガーも作って食べましょ。えぇ。」モグモグモグ
ロイ「Sergeant司令。」
Sergeant「なっ、なにかしら?」モグモグ・・・
ロイ「マズローの欲求5段階説とは、なんですか?」
Sergeant「・・・!! ええと・・・。」[冷汗]
アイベックス「聞いたことの無い話だったな。
5段階って事は後4段階あるって事だよな? Sergeant。」
Sergeant「・・・・・・ッ。ハンバーガー・・・さ、冷めるわよ。」[冷汗]
マスト「俺、気になるなぁマズロー。ハンバーガーは食べながら聞かせてもらうよ。」
ワイバーン「お前の話は興味深いものもある。是非、5段階聞きたい。」ムシャムシャ・・・
アンソニア「ビリビリ大作戦の仕組みも聞きたいところだったので、ついでに
マズローも教えて欲しいっス。」
Sergeant「い、いえ・・・あの・・・・・・。」
ハーミール「んゆー☆? どーしたの、マスター☆? ・・・もしかして、マスターも詳しく
しらないとかー☆?」
Sergeant「・・・! ・・・そ、そうなの――」
アルモニカ「それは無いですね! 軍曹殿のあの口ぶりと、自信のある発言から
詳しく知らない筈がある訳ないです! ですよねっ! 軍曹殿!!」
Sergeant「あの・・・。ちょっとー・・・。」
フォビドゥン「にゅふ。にゅふふ。気になりますね~。
ビリビリの仕組みも、欲求説とやらも・・・。」
カジュアル「司令。生意気かもしれませんが、あたし達・・・司令と同じ話がしたいんです!
教えて貰えませんか・・・?」
Sergeant「・・・・・・。・・・・はぁ。わかったわ。
そこまで思っているなら、教えてあげるわよ。」
インティゴ「ほんとですかぁ~! やったぁ。」
アイベックス「・・・・・・!」
Sergeant「それじゃ、まずマズローの欲求5段階説からかしらね。マズローの欲求
5段階説とは、人間の欲求とは5段階のピ・・・三角形のように構成されていて、
低階層の欲求が充たされると、より高階層の欲求を欲するというもので~」
Sergeant「~~ということなの。わかった?」
アンソニア「つまり、低階層の欲求が満たされていなければ次の欲求は発生
して来ないといった考え方のことっスか・・・。」
Sergeant「どう? ・・・教え方が悪かったかしら・・・。」
アルモニカ「いえ! 途中から軍曹殿が、図式を黒板に書き記してくれたので
むしろ分かりやすかったと思います! はい!!」
マスト「ええと・・・生理的欲求の上が・・・・・・所属と愛の・・・」
カジュアル「違うわよ。生理的欲求の上が安全と安定の欲求。
ちゃんと司令が三角形を書いて教えてくれたでしょ。
こんなことも覚えられないなんてまだまだ子供ね。バカマスト。」
マスト「なにをー!? じゃあ、ねーちゃんは全部言えるのかよ!!?」
カジュアル「もちろん!! まず、生理的欲求が最低階層に来て、それが満たされると
安全と安定の欲求が来て、それも満たされると次は所属と愛の欲求よね。
その次は自己実現の欲求が発生して、最後は承認の欲求と・・・。
マスト、どう? 完璧でしょ?」
マスト「ぐぬぬ・・・。」
Sergeant「カジュアル、最後間違っているわよ。」
カジュアル「・・・・・・え。うそっ。」
Sergeant「所属と愛の欲求の次は、承認の欲求。そして最後が自己実現の欲求よ。」
カジュアル「・・・・・・。」
Sergeant「でも、その気持ちはわかるわよ。自己実現をしてから認められたいと
最初は思うわよね。でも逆。承認されてから自己実現の欲求。
つまり、こう覚えるといいわ。自分を承認されてから、自己実現って。」
マスト「やーいやーい。ねーちゃんだって覚えられてないじゃないかー。」
カジュアル「で、でもっ! あんたみたいに最初から間違えてないんだから!!」
マスト「間違えたら同じだよー。」
カジュアル「ぐぬぬ・・・。」
ロイ「なかなか、人間の仕組みとは深いものですね・・・。」
フォビドゥン「それを図式にして、説明できちゃう司令も凄いですけどね~。」
プレート「我はロイ殿に認められて、愛を感じられれば十分ですぞー♥」
ロイ「えぇ。凄い人ですね・・・。Sergeant司令は・・・。」
プレート「無視は悲しいですぞー!!」
インティゴ「はぅぅ・・・。頭の中が混乱してきましたぁ・・・・・・。」
「ピィ・・・。」
アイベックス「あぁ・・・とことんSergeantが恐ろしい存在に思えてきたぜ・・・。
敵として出会わなかったことを幸運だと思うな・・・。」メモメモ・・・
ワイバーン「・・・・・・! なぁ、これって。」
Sergeant「どうかしたの?」
ワイバーン「・・・アレに組み込む気はあるのか?」
Sergeant「・・・。えぇ。折角知っている知識だもの・・・フル活用するつもり。」
ハーミール「んゆー☆ マスターとワイバーン、何か企んでるねー☆
わっち達に向けられるような悪いことじゃないと良いけどー☆」
Sergeant「相手の士気低下を狙うのは戦術中の戦術よ。
スキと場所が抑えられれば、どんどん活用していくつもり。
その抑えたものを使えばさらに戦術は広がっていくもの・・・。」
ワイバーン「・・・・・・つくづく恐ろしいな。・・・悪い意味ではないぞ?」
Sergeant「えぇ。ただ正面から殴り合うのが戦場じゃないわ。
搖動、奇襲、情報戦・・・ってね。相手が人外ならそうは行かないかも
しれないけど、生憎戦争が起こるのは人間同士の争いだけよ。
要点さえ押さえていれば、恐ろしいことはあまり無いわ。」
ワイバーン「あまり・・・? まったく恐ろしくはないのか?」
Sergeant「全くってことは、まず無いわね。どんな戦術にも弱点というものは
つきものだし・・・油断や慢心をすれば敗北することだってあるわ。」
ワイバーン「それは、激しく同意する。慢心は油断を生み、痛手へとつながる。
しかし・・・お前が出した作戦に弱点などないと思うが・・・。」
Sergeant「そんなことはないわよ。どんな案にも弱点は必ずある。
この前、決行した・・・通称:ビリビリ大作戦。アレなんかは雨天には
行えないわよ? いくら真水が電気を通しにくいからって、油断をして
使えばいつかは、こちら側にも負傷者は出るわ。だからと言って、
晴天の日に行えば問題ないってわけでもない。雨が降った後の
ぬかるんだ地面も十分作戦に支障をきたす恐れが多くあるもの。」
ワイバーン「・・・ちゃんと、考えているのだな。」
Sergeant「勿論。司令官っていうのは、そうじゃないといけないのよ。
指揮の一つで部下の生死を決めさせるのだから・・・。
しっかり考えて、適切な戦術を見出さないと。」
ワイバーン「・・・・・・ははは・・・。お前の下に就けたワタシは幸せ者だな・・・。」ボソッ
Sergeant「・・・・・・?」
ワイバーン「・・・なんでもない。それよりも、そろそろビリビリ大作戦の
構造について教えたほうがいいんじゃないか? みんな待っているぞ。」
Sergeant「えぇ。次は水も塩も電気を通さないのに、食塩水になった瞬間
どうして電気を通したのかについてね。あれは・・・~~」
マスト「か、考えられない・・・。いつも、俺等が普通に飲んでいる水の中や
塩にイオンなんて物質が混じってるなんて・・・。」
Sergeant「食べ物だけじゃないわ。体の中にもイオンは含まれているわよ。」
マスト「うぉおおぉおお!?」
カジュアル「ししししし司令・・・イイイオンはわわわ・・・。」
Sergeant「大丈夫。別に害悪を及ぼすような成分じゃないわ。
・・・・・・・・・それにしても・・・全員、慌て過ぎじゃない?」
アルモニカ「そうですよ! 慌てるほどの内容じゃないです!!
恐れることは何も・・・。」ガクガクガク・・・
Sergeant「モニカはその震える足を何とかしてから、強がりなさいね?」
アルモニカ「いやですねー。これは武者震いですよ。武者震い!!」
Sergeant「・・・・・・。」
アイベックス「イオンの大きさ半径は、オングストローム? ピコメートル?
という単位? なんだそれ・・・聞いたこともねぇ単位だな・・・。」
ロイ「しかも目に見えない大きさだなんて・・・。SI単位ってなんですか・・・。」
ハーミール「んゆー・・・Fe2+? Cl-? んゆぅー・・・・・・。」
インティゴ「むきゅぅ・・・・・・。」
Sergeant「・・・・・・。わかったわ。みんな、この話は忘れて。
食塩水は電気を通す。これだけ覚えれば十分よ。」
フォビドゥン「はい~・・・わかりましたぁ・・・。」
Sergeant「さ、あと1時間半、受け身の練習と簡単な組手の練習よ。
それが終わったら食堂へ行って夕飯にしましょ。」
アンソニア「・・・・・・ウッス。・・・ウッス。」
[食堂]
Sergeant「はいはい。それじゃ少し早いけど、いただきます。」
全員『・・・・・・いただきます。』
Sergeant「・・・? 今日はやけに気落ちしているわね・・・。」モグモグモグ
全員『・・・・・・。』
Sergeant「・・・。・・・! もしや・・・。イオン?」モグモグ
全員『・・・・・・っ。』ピクッ
Sergeant「はぁ・・・。あのね、見えないからって、そんなに恐れるものじゃないわよ?
それにイオンによっては、体にいいもの、肌にいいもの――」
フォビドゥン・カジュアル「「・・・!」」
Sergeant「今度は、な、何?」
カジュアル「本当ですか司令・・・。その話・・・。」
Sergeant「えぇ。イオンは体に必要なもののでもあるの。
だから栄養と一緒に食べないと・・・――」
フォビドゥン・カジュアル「「いただきまぁ~す!」」モグモグモグ!
Sergeant「・・・・・・。」キョトン
フォビドゥン「にゅふふふふ。相変わらず美味しいですよ~。
そうです! 恐れる必要などないんです。
司令が大丈夫って言ってるんです。大丈夫ですよ~。」モグモグモグ
ワイバーン「・・・。美味いな。」ズズッ・・・
アンソニア「そうっスよね。見えないからって全て悪い訳じゃないっスもんね!
さぁ、仕切り直しで食べるっスよー!!」
Sergeant「・・・・・・。」フッ
インティゴ「はい、ピィちゃんの分。」
「ピィ!」
アイベックス「・・・いつも、Sergeantは部下を呼んで集まって食べるのか?」
ロイ「そうみたいですね! まだSergeant司令の部隊に編入させて貰っていないとき
みんなで賑やかに食を囲って食べる司令を見たことがあります。」
プレート「我等はいつも3人で行動していたので、こうやって大人数で食べるのなんて
初めての経験ですぞー!」
アイベックス「・・・・・・。そうか。」
Sergeant「そういえば・・・アイベックス。」
アイベックス「どうした、Sergeant。」
Sergeant「シグルスからの特殊任務とか、徴収命令は来てない?
大丈夫?」
アイベックス「あぁ、大丈夫だ。・・・Sergeantありがとうな。」
Sergeant「・・・? 何が?」
アイベックス「着任日。ほら、俺に拳を叩き込んだときの日。あったじゃん。」
マスト「司令、初日からアイベックスを殴ってたの!?」モグモグ
アイベックス「あぁ。最初っから、グーパンチで顔面を1発仮面の上から
殴られたぜ?」
アルモニカ「流石、『元』隊長に躊躇いなく足払いをかける軍曹殿!
アグレッシッブですねー。」モグモグ
Sergeant「・・・いろいろあったのよ。それで?」
アイベックス「あの時、俺の体調のこと心配してくれたんだって?
シグルス司令から聞いたよ。」
Sergeant「・・・えぇ。まぁね。私が初日から殴ったのもそうだけど、
少し攻撃を加えてきた時に疲労が見えたからかしら。進言させてもらったの。
適度に休暇は取らなきゃダメよ? 過労死するわ。」
アイベックス「あぁ。だけど、できれば休むより俺は仕事をしていた方が
ラクなんだよな。だから・・・できることなら・・・。」
Sergeant「アイベックス、でも休暇を取らなかった結果 貴方が引き起こしたこと
忘れてはいないわよね?」
アイベックス「・・・・・・? 俺、何か失敗したっけか?」
ワイバーン「・・・。」ジトー
アルモニカ「・・・軍曹殿の鎧。」ジトー
アイベックス「・・・!」
Sergeant「もし、あの時2人が私の防具を着ていなかったらと思うと・・・。」
アイベックス「・・・すまなかった。本当は気絶させるつもりだったんだ。
だが手元が突然狂って・・・。」
インティゴ「はぅぅ・・・紙一重だったもんね・・・。あと、少し深かったら・・・。」
Sergeant「ほら、休暇は必要でしょ?」
アイベックス「・・・。あぁ。」
ワイバーン「まぁ、おかげでワタシはあの防具からいつもの防具に戻れた
わけだが・・・。それには感謝している。」
アルモニカ「わたしは許しませんよー。せっかく卸し立ての防具だったのに
一日で壊されちゃったんですから。」プクー
Sergeant「モニカ、怒らないで。今夜また作ってあげるから。
ワイバーンもよ? 興味なさそうな態度を取らなくてもちゃんと明日には
仕上げとくわね。」
アルモニカ「・・・! ホントですか!!」
ワイバーン「」
Sergeant「えぇ。次は前作+改の衣しょu・・・防具を作るわよ。
だから、2人とも楽しみにして待っているといいわ。」
アルモニカ「やったー!!」
ワイバーン「」
アイベックス「・・・。」
Sergeant「アイベックス。その他にも、まだあるのよ?」
アイベックス「まだ、あるのか?」
Sergeant「えぇ。あんまり大きな声では言えないから、
ちょっと後ろを向いて耳を貸してもらえるかしら?」
アイベックス「・・・。わかった。」
Sergeant「私の始末を任されたでしょ?」
アイベックス「・・・は?」
Sergeant「シグルスから聞いてないの? 私が不審な行動を取ったら、
貴方が私への刺客として送られる話。」
アイベックス「・・・聞いていないが・・・。そうなのか?」
Sergeant「えぇ。その時、私も黙って無抵抗で死にたくはないのよね・・・。
だから精一杯抵抗させてもらおうと思って。でも今の状態じゃ
満足に100%の力を出し切れないと思うから、休暇を取ってもらって
100%の状態で殺めてもらおうと思ってね。」
アイベックス「・・・・・・知らなかった。」
Sergeant「・・・ジュウカラに話が移ったのかしら? とにかくその意味合いも
こめて貴方に休暇を取ってもらおうと思って。ふふふっ。
貴方と剣を交えるのが少し楽しみだったりするのよ?」
アイベックス「勝てる気がしないな・・・。」ウーン・・・
Sergeant「そんなことないわよ。ロイから聞いた
きっといけるわ。」
アイベックス「・・・。なぁ、Sergeant。」
Sergeant「なに?」
アイベックス「なんで、そんなに楽しそうなんだ?
俺達Sergeantを始末する話をしているんだよな?」
Sergeant「えぇ。そうね。でもなんだか楽しい気分なのよ。」
アイベックス「そうか・・・。」
ハーミール「んゆー☆ 長いけど、何を話しているのかなー☆? んゆゆゆゆ~☆」ヒョコッ
Sergeant「・・・! ハーミール。今後の休暇の意味についてね。」
アイベックス「あぁ、大体そんな感じの内容だ。」
ハーミール「んゆー☆ そうなのー☆ 」
Sergeant「えぇ。」
ハーミール「・・・。」
Sergeant「・・・。」
ハーミール「・・・。」
Sergeant「・・・。ハーミール?」
ハーミール「んゆ・・・マスター☆
もう、わっち達を置いて、何処にも行かないよね・・・☆」
Sergeant・アイベックス「「・・・っ!!?」」
ハーミール「んゆー☆ わっちからは、それだけだよ~☆」
アイベックス「・・・。ハーミール、聞いていたのか?」
ハーミール「んゆー☆? なんのこと~☆」
Sergeant「今、2人で話していたこと・・・。」
ハーミール「にゅははははは~☆ ・・・・。マスターは裏切らないよ・・・?
そんな人じゃないって、わっち達・・・知ってるよ・・・?」
Sergeant「・・・っ。」
アイベックス「・・・・・・。」
ハーミール「にゅはは・・・みんな信じているからね~☆ マスター☆」
Sergeant「・・・えぇ。もちろんよ。裏切る・・・なんてこと・・・絶対ないわ。」
ハーミール「んゆー☆ よかったぁ それじゃあ、みんなには内緒にしておくねー☆
3人だけの秘密~☆」
アイベックス「・・・秘密な。」
カジュアル「ハーミール、長かったけど何の話?」
ハーミール「んゆー☆ 休暇の話~☆」
アンソニア「・・・休暇の話っスか・・・。」
ハーミール「・・・んゆー☆」
Sergeant「ふぅ、わかったわね。アイベックス。」
アイベックス「あぁ、これからは適度に取るようにするぜ。」
Sergeant「それじゃ、残りの夕飯を食べて各自部屋に戻りましょうか。」
ロイ「はい!」
【つぶやき】
メルファリアマーチのアプリを入れて1年が経ちました。
やっぱり主にストーリー面白いですね。やめられません。
また1年、何Levelまで上昇するか楽しみです。
今月はここまで。また来月。