メルファリア~第Ⅱの人生~   作:Vermillion

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司令官⑭話-ボウガンとMarshal

[Sergeant司令室前]

 

コンコン

 

 

 

シグルス「Sergeant司――」ガチャッ

 

 

 

 

 

バシュン! トスッ!! ビィィィン・・・

 

 

 

 

 

シグルス「」

 

 

Sergeant「あら、シグルス。今日部屋に入るときは、大きな声で私の名を呼んでからって

     朝の朝食時に伝えたわよね? 簡単なノックだけじゃ・・・危ないわよ?」キリキリキリ・・・

 

 

シグルス「・・・Sergeant司令・・・。君は一体何を作っているのだね・・・?」

 

 

フォビドゥン「うにゅ・・・弓だそうですよ・・・。シグルス司令・・・。」

 

 

シグルス「弓?」

 

 

アルモニカ「はい! なんでも、じゅu――」

 

 

Sergeant「モニカ。少し口を閉じましょうか?」ズザー シュバッ

 

 

アルモニカ「むがっ!?」

 

 

シグルス「・・・・・・。」

 

 

ハーミール「んゆー☆ マスター☆

      机を乗り越えたから、書類が散らばっちゃったよー☆」ゴソゴソ

 

 

Sergeant「拾って貰って悪いわねハーミール。」ズルズルズル・・・

 

 

ハーミール「んゆー☆ マスターには、御菓子とかお茶とか貰っちゃったからー☆

      気にしないで欲しいなー☆ それよりも・・・。」

 

 

フォビドゥン「モニカちゃん・・・。」

 

 

アルモニカ「もがっ~~!! もが~~~っ!!」タップタップ!!

 

 

Sergeant「・・・! ごめんなさい、モニカ。いつの間にか首も絞めていたわ。」パッ

 

 

アルモニカ「ぐ、軍曹殿・・・く、苦しかったです。」

 

 

Sergeant「えぇ。でしょうね。」

 

 

シグルス「・・・・・・。」

 

 

Sergeant「それで、シグルスは何の用かしら?」クルッ

 

 

シグルス「・・・君に合わせたい人物が居るのだが、少し一緒に来てくれないだろうか?」

 

 

Sergeant「私に合わせた人物?」

 

 

シグルス「そうだ。」

 

 

Sergeant「・・・・・・。」チラッ

 

 

フォビドゥン「・・・! あ、わたし達も一緒に ご一緒しましょうか~?」

 

 

ハーミール「んゆー☆ そうだねー☆ マスター、付いて行っても良いかなー?」

 

 

アルモニカ「軍曹殿! 良いですかね!?」

 

 

Sergeant(・・・別にそういう意味でアイコンタクトを送った訳じゃないのだけれど・・・。

     まぁ、いいわ。)

 

 

シグルス「・・・! それは駄目だ!」キッ

 

 

フォビドゥン「えっ・・・。」

 

 

アルモニカ「へ?」

 

 

ハーミール「んゆ?」

 

 

Sergeant「え?」

 

 

シグルス「・・・怒鳴って すまない。しかし、これから会う人物はSergeant司令以外とは

     会いたくないと言っていてだな・・・。その人物と約束した条件上、Sergeant司令

     しか連れていけないのだ。」

 

 

アルモニカ「そう、なんですか・・・なら仕方ないですね・・・。ここで、待ってますね!!」

 

 

ハーミール「ん、んゆー☆ それなら、マスター1人でいってらっしゃい☆

      わっち達はココで マスターの書類を整理しながら待つよー☆」

 

 

フォビドゥン「うにゃー。司令、気を付けてくださいね~。」

 

 

シグルス「・・・・・・。」ガチャッ・・・

 

 

Sergeant「えぇ。ありがとう。行ってくるわ。」バタン

 

 

シグルス「・・・こっちだ。」クルッ

 

 

Sergeant「えぇ。」クルッ

 

 

シグルス「・・・・・・。」スタスタスタ

 

 

Sergeant「・・・・・・。」スタスタスタ

 

 

シグルス「・・・。Sergeant司令。」スタスタスタ

 

 

Sergeant「何かしら?」スタスタスタ

 

 

シグルス「君が片手に持っている弓は・・・なんだね?」スタスタスタ

 

 

Sergeant「・・・。弓よ。」スタスタスタ

 

 

シグルス「・・・。弓にしては、何やら発射台のようなものが付いているような

     気がするのだが。」スタスタスタ

 

 

Sergeant「・・・ふんっ。」バキッ

Sergeant「弓よ。」スタスタスタ

 

 

シグルス「・・・・・・。では、その発射台は なんだ?」スタスタスタ

 

 

Sergeant「・・・発射台よ。」スタスタスタ

 

 

シグルス「・・・・・・。」スタスタスタ

 

 

Sergeant「・・・・・・。」スタスタスタ

 

 

シグルス「・・・・・・。」クルッ

 

 

Sergeant「・・・!」ピタッ

 

 

シグルス「その発射台と弓が合わさった物はなんだ? Sergeant司令。」ニッコリ ピキピキピキ

 

 

Sergeant「・・・。ここじゃ、人目が多いわ。

     その私に合わせたい人物の場所に着いたら、話しましょ。」

 

 

シグルス「・・・わかった。」クルッ

 

 

Sergeant「・・・。」ハァ・・・ ガッチャン・・・

 

 

シグルス「・・・・・・。」スタスタスタ

 

 

Sergeant「・・・・・・。」スタスタスタ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[地下牢に続く階段]

 

シグルス「この先だ。」ギィ・・・

 

 

Sergeant「随分、ジメジメした湿っぽそうな場所ね。」キョロキョロ

 

 

シグルス「あぁ。その者は地下牢に幽閉しているからな。」カンカンカン・・・

 

 

Sergeant「へぇ。罪人か何かかしら?」カンカンカン・・・

 

 

シグルス「いや、彼女の場合は違うな。」カンカンカン・・・

 

 

Sergeant「なら何故・・・。」カンカンカン・・・

 

 

シグルス「それはSergeant司令、君の目で確かめてくれ。」カンカンカン・・・

 

 

Sergeant「・・・?」カンカンカン・・・

 

 

シグルス「・・・それで、弓と発射台が合わさったソレは一体なんだ?」クルッ

 

 

Sergeant「・・・。クロスボウガンよ。」

 

 

シグルス「クロスボウガン?」

 

 

Sergeant「・・・見たことないの?」

 

 

シグルス「・・・あぁ。」

 

 

Sergeant「・・・・・・。」

 

 

シグルス「・・・・・・。」

 

 

Sergeant「・・・と、とにかく。そう言う武器だから。それで理解して。」

 

 

シグルス「あ、あぁ。・・・囚人の部屋は・・・・・・ここか。」クルッ キィッ・・・

 

 

クリィム「あ、シグルス。」

 

 

??「・・・!」ガタッ

 

 

シグルス「待て。約束通り、君が望んでいる人物を連れてきた。

     だから怯える必要はない。」

 

 

??「そ、そんなこと言って! 俺が油断したところを襲いかかるつもりだろ!!

  俺は引っかからないぞ! 誰が引っ掛かるものか!! 混沌神の神官め!!」ガクガクガク・・・

 

 

Sergeant(・・・! この声・・・。)

 

 

シグルス「だから何度言えば分かる? 我々はそのような・・・はぁ・・・。

     Sergeant司令、後を頼む。」

 

 

Sergeant「・・・えぇ。」

 

 

??「だ、誰だ?!」

 

 

Sergeant「・・・。そうね。誰と言われると・・・貴方が分かり易く理解するには、

     ~~と言えばいいのかしら?」

 

 

~~「・・・!」

 

 

Sergeant「まったく。私に会いたい人間・・・と言うより魔物って。

     貴方の事だったのね?」ハァ

 

 

~~「な、なんで・・・??がココに・・・? ・・・そうか! コレは混沌神官の見せている幻惑だな!!

   身体も人間そのままだしな! ハッ! 誰がテメェなんかに・・・

   テメェ等なんか怖くねェ!! テメェに俺が簡単に騙されると思うなよ!!」

 

 

Sergeant「・・・。」

 

 

クリィム「Sergeant司令・・・。」

 

 

Sergeant「酷い錯乱状態ね・・・。でも大丈夫。治せるわ。」

 

 

~~「俺は絶対、生贄になんかにならねぇぞ・・・!!」ガクガクブルブル

 

 

Sergeant「・・・・・・。」ツカツカツカ

 

 

シグルス「・・・Sergeant司令!!」

 

 

~~「な、なんだ―」

 

 

Sergeant「・・・精神分析(物理)。」バッシィィイィン!

 

 

クリィム「・・・っ!」

 

 

~~「痛っ・・・。何すんだ―」

 

 

Sergeant「これで幻惑じゃないってわかったでしょ。私よ~~。??よ。」

 

 

~~「・・・。・・・本当に・・・??・・・なのか?」

 

 

Sergeant「・・・。さっきから、そう言っているでしょ? それに、私の後ろにいる人は

     ~~の敵じゃないわ。むしろ味方に該当する人たちよ。」

 

 

~~「・・・だけど・・・! 本当に??だったとして、??。その足はどうしたんだよ・・・。」

 

 

Sergeant「・・・さぁ。分からないわ。私がココに来たときにはこの姿で・・・

     でも問題ない。~~が知っている姿は23時を過ぎれば、元に戻るから。」

 

 

~~「23時・・・。」ピクッ

 

 

Sergeant「えぇ。・・・因みにそう言う~~も人間化しているのに気付いているかしら?」

 

 

~~「え・・・俺が人間・・・。あっ!!」キョロキョロ・・・

 

 

Sergeant「はぁ・・・。信じて貰えた?」

 

 

~~「・・・ちょっぴり。」

 

 

Sergeant「ちょっぴりね・・・。」クスッ

 

 

~~「・・・なぁ、??。少しだけ、昔話をしないか? もし、もし本物の~~なら

   俺と普通の会話が出来るはずだ。・・・いいだろ?」

 

 

Sergeant「えぇ。それで、~~が私を本物だと認めてくれるのなら。」

 

 

~~「・・・! ありがとう・・・!! それじゃ、よ――」

 

 

 

 

 

 

 

 

シグルス「やはり、Sergeant司令の身内だったか・・・。」

 

 

クリィム「うん・・・。Sergeant司令と同様に23時で身体が変化した時は、もしや・・・

     って思ったけど・・・。」

 

 

シグルス「・・・・・・。」

 

 

クリィム「・・・・・・。」

 

 

シグルス「談笑の声も聞こえるな。」

 

 

クリィム「大丈夫そうだね。」

 

 

シグルス「あぁ。しかし、何があるか分からない。クリィム、2人の様子を監視していては

     くれないか?」

 

 

クリィム「うん! 私は午後からは、特に予定ないからSergeant司令と

     そのお友達を見守っているね!」

 

 

シグルス「あぁ、よろしく頼む。・・・もし、Sergeant司令に何かあった様ならば・・・。」

 

 

クリィム「大丈夫だよ♪ 見て? あんなに楽しそうに話しているんだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

~~「それで、俺が~~に向かって『いたぞぉぉおおおお! いたぞぉぉおおおおおお!!』って

   マシンガンを連射したんだよな!!」

 

 

Sergeant「えぇ。最後は~~に距離を詰められて『蜥蜴野郎死すべし、慈悲は無い』って

     言われた後にドロップキックを喰らって3,4㍍は吹き飛んだわね。」

 

 

~~「そうそう! んでよ、その後―」

 

 

 

 

 

 

 

 

シグルス「・・・。」

 

 

クリィム「ね? 大丈夫だよ♪ それじゃあシグルスは上で頑張って♪

     ここは私が責任を持って見守っておくから♪」

 

 

シグルス「そうしてくれると助かる。それでは、失礼する。」

 

 

クリィム「シグルス、またね♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

~~「あー・・・久しぶりに、笑った。笑った。」ハッハッハッ・・・

 

 

??「・・・そうね。私も少しだけ、思い出し笑いが出来たわ。」クスッ・・・

 

 

~~「なぁ、??。??の居るこの世界はどんな世界なんだ?

   結構長いんだろ? ココに来てからさ。」

 

 

??「そうね・・・。どんな世界・・・ねぇ。」

 

 

~~「おう!」

 

 

??「あまり私達が居た元の世界と変わらない場所よ。

  ただ、5つの国があって、その国が戦争をしている世界と言えばいいかしら?」

 

 

~~「戦争・・・。」

 

 

??「あ、でも私達がいた最初の世界よりは良心的な戦争よ?

  なんでもその人に見合ったクリスタルと言う鉱石を所持していれば、死なずに戦闘に

  出られる。死人も敗戦しなければ少なく抑えることが出来る。そんな世界かしら。」

 

 

~~「不思議な世界もあったもんだな・・・。俺が居た世界はな?

   秩序神と破壊神と混沌神を崇める3つの宗があって、そのうちの秩序神と混沌神が

   争いを続けている世界なんだ。俺は秩序側に加担してたんだけどな・・・

   とにかく秩序神側が混沌神を抑えるみたいな・・・うぅん・・・上手く言い表せねぇけど

   大体そんな感じの世界だったんだ。」

 

 

??「破壊神は?」

 

 

~~「なんか、滅びかけている宗教で、あまり出会う事自体が少なかったけど・・・

   うーん・・・混沌神よりは質が悪くない宗教だったな。破壊と死しか望まないから。」

 

 

??「十分厄介そうだけど・・・。」

 

 

~~「混沌神側の方が厄介だったぜ・・・。だってあいつ等、俺等のような魔物を扱う上に

   えっと・・・アレだ。いやらしいことを力に変換して破壊と死とその・・・エロを

   求める宗教なんだぜ?! おおお・・・鳥肌が・・・。」

 

 

??「変な宗教・・・いえ、混沌だから普通かしら・・・?」ウーン

 

 

~~「そうだ! ??はココで何をしているんだ?! 今まで何もやらずに生きていたって

   訳じゃないだろ? あの外の2人とも何か関係があるみたいだしよ!!」

 

 

??「そうね。・・・・・・私はここで司令官をしているわ。」

 

 

~~「司令官? ??が司令官? ブッ・・・クスクスクス・・・。」

 

 

??「笑うところじゃないわよ。」

 

 

~~「いや、だって??って司令官って感じじゃないからさ・・・。ブフッ・・・ブフフフッ

   むしろ台所や厨房を仕切る料理長・・・ブフォォ!!」ゲラゲラゲラ!

 

 

??「・・・殴っていいかしら?」スッ

 

 

~~「いや、ごめん。そうか。司令官か。・・・おう。司令官・・・。ゴブフッ!」ゲラゲラゲラ!!

 

 

??「・・・・・・。」グッ

 

 

 

 

 

スパーンッ!!

 

 

 

 

 

~~「・・・痛ぇ。」

 

 

??「それで、~~は その世界で何を?」

 

 

~~「おう! 俺は秩序側について、各地で混沌神のしもべである神官の野望を・・・。」ピタッ

 

 

??「・・・? どうかしたの?」

 

 

~~「な、なぁ・・・。?? ? お、俺の近くにもう一人居なかったか?

   夕日に当たると茜色に染まる紅蓮の髪で・・・ロングヘアーの女性・・・。」

 

 

??「待って、今 外に居るクリィム司令に聞いてみるわ。」

 

 

~~「お、おう。そいつ、俺の旅仲間で・・・あの世界の友人でもあるんだ!!

   人に頼みごとをされると断れない奴で・・・。とっても、正義感の強い良い奴なんだ!」

 

 

??「今、聞くから落ち着きなさい。」

 

 

~~「お、おう・・・。わかった・・・。わかった・・・。」ソワソワ・・・

 

 

Sergeant「クリィム司令。」

 

 

クリィム「ん? どうしたのかな?」

 

 

Sergeant「彼女以外に、他に誰か倒れて居なかったかしら?

     紅蓮色の髪で ロングヘアーの女性なのだけれど。」

 

 

クリィム「うーん・・・特にそれらしい人は居なかったような・・・。」

 

 

Sergeant「そう・・・。分かったわ。」

 

 

~~「なんだって?」

 

 

??「・・・居なかったそうよ。」

 

 

~~「・・・。ってことは・・・つまり・・・。」

 

 

??「・・・・・・~~?」

 

 

~~「うあ・・・うぁああ・・・。」ワナワナワナ・・・

 

 

??「~~。」

 

 

~~「うぁあああああああああああああ!?」ガシガシガシガシ!

 

 

クリィム「?!」

 

 

??「~~!!」

 

 

~~「俺が! 俺が!! 俺があの時、淫魔獣に火炎瓶をぶつけられなかったからだ!!

   俺のせいだ! 俺のせいで・・・ぁぁぁああぁああああああああ!!!!」ガシガシガシガシ!

 

 

クリィム「Sergeant司令!」オロオロ・・・

 

 

??「大丈夫! 大丈夫よ! ~~!!

  彼女はその淫魔獣とやらに捕まったと決まったわけじゃないわ!

  まだ発見されていないだけで、近くで迷子になっているだけかもしれない!」サスリサスリ・・・

 

 

~~「そんなことない! 俺はあの世界の魔物じゃない!! でもアイツはあの世界出身だ!!

   俺みたいに都合よく次元の違う世界に来られるはずがない!!」ガシガシガシ!!

 

 

??「わかった! わかったから、とりあえず頭を掻き毟るのを止めなさい!!

  クリィム司令! 抑えるのを手伝って貰えるかしら!?」ガッ

 

 

クリィム「う、うん!」ダッ

 

 

??「気を付けて、私の身内の中でも怪力な方よ!」グググ・・・

 

 

クリィム「わ、わかったよ!」ガシッ

 

 

~~「うああああああああああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

~~「ぐすっ・・・。うっ・・・うぅ・・・。」ウズクマリ

 

 

??「・・・はぁ、ありがとう。クリィム司令・・・。」

 

 

クリィム「・・・Sergeant司令の身内って、こう言った人が多いの?」ハァ・・・ハァ・・・

 

 

??「~~は種族的に そうなだけ。あと一人、~~以上にバカ力を持つ魔物娘が居るけど

  彼女と会うことは無いと思うわよ。」

 

 

クリィム「あ、あと、もうちょっと彼女の力が強かったら・・・振り回されてたよ・・・。」

 

 

??「人間化していたのと敷地内No.1のバカ力じゃなかったことに感謝よ・・・。

  ごめんなさい。ちょっと手洗いに行ってくるわね。

  ~~、クリィム司令を困らせないようにね。」

 

 

~~「うぅぅ・・・。」シクシク・・・

 

 

クリィム「・・・。」

 

 

~~「・・・dy・・・・・Rai・・・うぅ・・・っ。」シクシク・・・

 

 

クリィム「・・・。」ポンポン

 

 

~~「・・・!」ビクッ

 

 

クリィム「お友達の事については、よく知らないけれど・・・残念だったね。」

 

 

~~「・・・。」グスッ・・・

 

 

クリィム「でも元気を出してくれたらうれしいな。

     これからだけど、あなたのお友達を捜索しようと考えて居るんだ。」

 

 

~~「・・・無駄だよ。俺とアイツじゃ元の次元が違うんだ・・・。

   きっと、混沌神官に捕まって・・・うぁぁぁ・・・っ」ボロボロ・・・

 

 

クリィム「そんなことないよ。きっと一緒に こっちに来たんだよ。

     でも、彼女の方が先に目覚めて・・・森の奥に迷い込んじゃったんだ。きっと。」

 

 

~~「そ、そゔかなぁ゙・・・?」グスッ・・・

 

 

クリィム「うん♪ きっと、そうだよ♪

     だから元気を出して。私を信じて一緒にお友達を見つけよう?」

 

 

~~「ゔんっ。わかった・・・。あの・・・え゙っとさ・・・。」

 

 

クリィム「私はクリィム。Sergeant司令をシグルスと一緒に指導している

     先輩の司令官だよ♪」

 

 

~~「お、お゙れは・・・~~。特技は狙撃と・・・突撃で・・・。」グスッ

 

 

クリィム「泣かなくても大丈夫。大丈夫だよ。よろしくね~~ちゃん♪」

 

 

~~「ちょっと発音が違うけど・・・。よろしくな・・・クリィム・・・。」

 

 

クリィム「ふふふ♪」

 

 

??「・・・。やっと泣き止んだわね。」ハァ・・・

 

 

~~「??・・・。」

 

 

クリィム「あ、Sergeant司令、お帰りなさい。~~ちゃんだけど・・・。」

 

 

??「えぇ、分かっているわ。~~。今の貴方には2つ道があるわ。

  私の部隊に入るか。それとも、普通にこの世界で生活を送るか。どちらを選ぶの?」

 

 

~~「俺は・・・俺は??の部隊に入るよ。へへっ・・・普通の生活ってのは性に合わないし、

   それに俺が居れば??も、戦いやすくなるだろ?」ヘヘヘヘ・・・

 

 

??「そう。わかったわ。それで、貴方の名前だけど・・・。」

 

 

~~「そうだな。いつまでも~~って発音が違うまま呼ばれるのもアレだし・・・。

   そうだ! ??がSergeantなんだから、俺はMarshal(マーシャル)ってのはどうだろう?!

   どうかな?! クリィム?」

 

 

クリィム「Marshalかぁ・・・。良いと思うよ♪」

 

 

Marshal「いよっしゃぁ!! そうだ??。お前の事は??って呼んだ方が良いか?

     それともSergeantって呼んだ方が良いか?」

 

 

Sergeant「・・・Sergeantって呼んで。??って呼ぶと私の部隊員が混乱するから。」

 

 

Marshal「了解!!」

 

 

クリィム「それじゃあ、Marshalちゃん。まずは兵士になるための登録から始めるから、

     私について来て貰えるかな?」

 

 

Marshal「おう! クリィム!! わかったぜ!」

 

 

クリィム「Sergeant司令。彼女の部屋についてだけど・・・。」

 

 

Sergeant「私と同じ司令室で構わないわ。魔物化の事もあるし、寮は難しいもの。」

 

 

クリィム「わかったよ。」

 

 

Sergeant「クリィム司令、Marshalをよろしくお願いします。」

 

 

クリィム「うん♪ 任せて。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[Sergeant司令室]

 

Sergeant「ふぅ・・・ただいま。」ガチャッ

 

 

フォビドゥン「あ~司令、おかえりなさ~い。」

 

 

ハーミール「んゆー☆ マスター、書類だけど ほとんど終わったよー☆」

 

 

アルモニカ「軍曹殿が必要だと言っていた材料ですが、外から揃えておいときましたよ!」

 

 

Sergeant「・・・ありがとう。それと、3人に限らず重要なお知らせがあるのだけれど。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[兵士測定室]

 

クリィム「うん。氏名、性別、年齢、特技、育ち・・・全て大丈夫だね。

     あとは、この魔法具の間を抜けて。」

 

 

Marshal「・・・? こんな感じか?」

 

 

クリィム「うん。それで大丈夫だよ。ええっとMarshalちゃんの適合兵種は・・・っと!?」

 

 

Marshal「どうした? クリィム?」

 

 

クリィム「適合兵種が・・・? あ、あのね? Marshalちゃん。もう一回、その魔法具の

     間を抜けて貰えるかな?」

 

 

Marshal「ん? おう。クリィムがそう言うなら、俺は何度でも通るぞ。」スタスタスタ・・・

 

 

クリィム「ええっと・・・・・・。・・・。」

 

 

Marshal「どうだ?」

 

 

クリィム「うーん・・・Marshalちゃん。Marshalちゃんは特技に狙撃って書いてあるけど

     他のも得意だったりするの?」

 

 

Marshal「まぁな。基本は後方からの狙撃が得意だけど、前線でシャベルを使って

     戦うのも得意だぞ。あれ? スコップかな?」

 

 

クリィム「シャベル!?」

 

 

Marshal「おう。シャベルだ。正確には、軍用シャベルだけど・・・。

     もしくは軍用スコップ・・・。」

 

 

クリィム「・・・・・・。」ウーン・・・

 

 

Marshal「クリィム?」

 

 

クリィム「えっと、Marshalちゃんの兵種はスカウトだね。

     これで書類はよし。」トントン

 

 

Marshal「おう! なら、??・・・Sergeantの所に行っても?」

 

 

クリィム「うん。大丈夫だよ。Sergeant司令は、司令室に居るんじゃないかな?」

 

 

Marshal「わかった!!」ガチャッ

Marshal「あ、そうだ。クリィム。」

 

 

クリィム「うん?」

 

 

Marshal「今日はありがとうな! それだけ!! じゃあな!!」バタン

 

 

クリィム「・・・うん♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[Sergeant司令室]

 

Sergeant「と言うことで、私の古い友人のMarshalよ。」

 

 

Marshal「Marshalだ! 兵種はスカウト! みんな、これからよろしくな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[Sergeant司令室前]

 

シグルス「・・・。」チラッ

シグルス「・・・・・。」フッ・・・

 

 

クリィム「シグルス・・・。」

 

 

シグルス「・・・クリィムか。どうかしたのか?」

 

 

クリィム「あの・・・あの・・・ね?

     ちょっと見て欲しい適合兵種審査結果があるんだけれど・・・。」

 

 

シグルス「あぁ。構わないぞ。」

 

 

クリィム「Marshalちゃんの兵種ね・・・?」スッ

 

 

シグルス「・・・。」ピラッ

 

 

 

氏名.Marshal

・適合兵種結果

ウォリアー

スカウト

・クラス

不明

・クリスタル

反応なし

 

 

 

シグルス「・・・!?」

 

 

クリィム「最初は魔法具の誤検知かと思って2回通ってもらったんだけど

     2回とも同じ結果だったの。」

 

 

シグルス「・・・この審査結果を他の人間に見せたりしたか?」

 

 

クリィム「うぅん。対象が対象だったから、シグルスが初めてだよ・・・。」

 

 

シグルス「いいか、このことは誰にも口外するな。上官はもちろんのこと。

     騎士団長や王女様にもだ。」

 

 

クリィム「・・・。」コクン

 

 

シグルス「・・・適合兵種が2つ・・・? クラス:不明、クリスタル反応なしだと・・・?

     ありえない・・・。・・・・まさか・・・?」

 

 

 

 

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