東方加速戦士   作:レティス

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くそ、なんで今週テストなんだよぉーーー!!?(泣)


タイヤを背負って弾幕ごっこ 前編

とりあえず俺は霊夢からこの幻想郷で知っておくべき3つのことを教えてもらった。

まず能力についてだが、幻想郷では個人によって違う特殊能力を使用することができるらしい。例えば、霊夢が持つ飛行能力のことを【空を飛ぶ程度の能力】と呼称するなど、能力名には必ず“程度の能力”がつく。ちなみに俺の能力はトライドロンを含め、幻想郷に殆ど存在しない“車”を運転することができる能力…すなわち、【車を扱う程度の能力】と霊夢に名付けられた。それと飛行能力についてだが、霊夢曰く「空中に浮いているとイメージすれば大体飛べる。」とのこと。ぶっちゃけ説明になっていない…。

次に弾幕について、弾幕には一人ひとりの能力に応じて弾幕の形状が異なるらしい。弾幕は主に霊力や魔力などによって形成される。また、それ以外にも霊夢の持っているお札など、弾幕になりそうなものならOKらしい。

最後にスペルカードだが、これは幻想郷では必殺技の契約書みたいなものらしい。技名と名前の意味を体現した技を考え、ベースとなる札にイメージを送り込めばそれがスペカとなるらしい。

これで幻想郷での知識は大体分かった。すると霊夢はポケットから何にも書かれていない白い札を5枚取り出してちゃぶ台の上に置いた。

 

「はい、これにイメージを流し込めばできるわ。」

「分かった、やってみる。」

 

俺はさっそく札に自分の考えたイメージを流し込む。すると札に技のシルエットと共に技名が書き込まれた。その後、残りの4枚も無事に作成できた。意外と作成が早いんだな。

 

「できたぞ。」

「よし、それじゃあ一旦外に出るわよ。貴方の“車”も見てみたいし。」

 

俺と霊夢は一旦外に出た。すると霊夢が

 

「……。」

「どうした?」

「…そういえば貴方、弾幕出せる?」

「た、試したことすらない。」

 

そういえば弾幕のことすっかり忘れてたな。この世界だと弾幕が出ないと話にもならないからな…。

 

「とりあえず、スペカを作ったときのようにイメージしてみて。」

「分かった。」

 

俺はイメージを振り絞って弾幕を出そうと空に向けて右手を前に突き出す。すると

 

バシュゥン!

 

「うおっ!?」

俺の右手から小さな車輪状の弾幕が発射された。イメージの力って凄いな…だから“幻想”郷なのか。

 

「だ…出せた。」

「うん、弾幕は問題なく出せるようね。それじゃa「おーい霊夢~!」…来たわね。」

 

俺は声のする方を向くと、白黒の服装に白黒のとんがり帽子を被った金髪ロングヘアのの少女が箒に乗って空を飛んでやってきた。その姿はまさに魔法使いである。

 

「今日もやってきたぜ…ってお前誰だ?」

「俺は炎斗群進也、外来人だ。そしてこのベルトは…」

『俺はミハエル、進也の相棒だ。』

「あたしは霧雨魔理沙、普通の魔法使いだぜ。」

 

俺とミハエル、そして魔理沙はお互いの名前を言った。

 

「ところで霊夢、進也と何をしてたんだ?」

「ああ、さっき進也に幻想郷についてやスペルカードとかについて説明したわ。」

「俺はそのスペカを作った後、弾幕を出せるか検証してみて、見事に出せた。」

 

霊夢に続いて、俺はスペカを作成したことと弾幕を放てることを魔理沙に話した。

 

「そうか、なら早速あたしと勝負だぜ!」

「い、いきなり!?」

 

突然、魔理沙に勝負しろと言われた…。あいつは好戦的なんだな。

 

「ルールは簡単、あたしは弾幕で進也を攻撃する。進也も弾幕であたしを攻撃してこい。ただし避けれる隙間は作るんだぜ。一発でも命中したら負け。それが弾幕ごっこだぜ。分かったか?」

「ああ。」

 

俺と魔理沙は戦闘態勢をとり、いよいよ弾幕ごっこスターt…

 

『ちょっとまった!!』

「「!?」」

 

突然のミハエルの発言に俺と魔理沙は戦闘態勢を解いた。

 

「何だよいきなり…?」

『進也、変身するんだ。』

「ど、どうやって?」

『まずバックル部のキーのところを回してくれ。』

 

俺は言われるがまま、ミハエルのキーの挿してある部分を回す。

 

すると、エンジンが起動したような音と共に待機音声が流れる。

 

『よし、次はシフトカーの後方部を180°回転させるんだ。』

俺はポケットから赤いシフトカーを取り出して後方部分を回転させる。するとSと書かれたマークが現れ、シフトカーはレバーのような形になる。

 

『それをシフトブレスにセットしろ!』

 

そしてレバー状になったシフトカーをシフトブレスに合体させる。

 

『シフトカーを前に倒して、変身だ!』

「よし…変身!」

 

俺はそう叫んでからシフトカーを前に倒した。

 

『ドライブ! タイプスピード!』

 

するとミハエルの声と変身音声と共に、俺の身体に赤いスポーツカーをモチーフとしたスーツとマスクが装着された。そしてどこからともなく出現したタイヤがスーツの左肩から右脇腹の間にある黒い溝に装着され、変身が完了した。その姿に霊夢と魔理沙は呆然としていた。

「こ、この姿は…?」

『その姿こそ、仮面ライダードライブだ。』

「仮面…ライダー?」

「と、とりあえず再開だぜ。」

 

俺と魔理沙は再び戦闘態勢をとり、弾幕ごっこが再スタートした。

 




次回の後編で弾幕ごっこの描写を出します。では、次回もお楽しみに!
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