東方加速戦士   作:レティス

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テスト近いから急いで雑に書いてしまった…。
*5/10 次回に登場する新キャラの名前を変更


その巫女は何故幻想郷に移住したのか?

今、俺たちはトライドロンで移動中だ…山道をな。え、なぜ移動してるのかって?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

それは昨日のこと、俺たちは神社でのんびりしていた。そして俺は霊夢にこんなことを質問した。

 

「なぁ霊夢、幻想郷って神社はここだけなのか?」

「いいえ、妖怪の山にもう一つあるわ。守矢神社ってとこだけど。」

 

もう一つあったのか。俺は霊夢の神社以外は今まで知らなかったからな…。

 

「あそこの巫女とは色々とあったけどね…まぁ、気になるなら明日行ってきたら?」

「分かった。」

 

俺が霊夢と会話しているとき、ミハエルはお茶を飲んでいた藍と会話していた。

 

「檀さん、私を呼び出した理由は何ですか?私はこのあと用事があるんですが…。」

「ああ、実はお前に例の新型銃の開発を頼もうと思ってな。」

「ええー!?また徹夜!?……分かりましたよ……もう~、今日の夜は合コンだったのに~!」

 

藍は不機嫌そうにミハエルの頼みを了承すると、神社を後にした。新型銃って何だろう?というより幻想郷に合コンなんてあるのか?

 

「なぁミハエル、何で藍に銃を造らせようと頼んだんだ?」

『ISの世界に介入した時にスペカが使えなかったのは知ってるよな?』

 

そうか、確かにあの時スペカを放てなかったな。

 

『外の世界に逃亡しているロイミュードのことも考えると、ドライブにもスペカ以外の遠距離攻撃用の武器が必要になる。』

「なるほどな。」

 

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という訳で俺たちは妖怪の山を移動しているのだ。にしても、新型銃って何なんだ?ハンドル銃か?

 

「進也、あなたは外の世界に行ったことがあるの?」

「ああ、それに元々俺は外の世界出身だし。」

 

アリスは外の世界について不思議めいてるようだ。無理もないか。

 

『進也、守矢神社が見えてきたぞ。』

 

ミハエルが目的地を目視できると伝えてくれた。あれが守矢神社か。

俺は神社の近くに停車してミハエルを装着してトライドロンから降りる。

 

「ここが霊夢の言っていた二つ目の神社か…。」

『でかいな。』

 

ミハエルの言う通り、この神社はとても大きかった。

 

「ここの住民は霊夢より裕福な生活してるだろうな。」

「進也、そんなこと言ってたら罰が当たるわよ。」

「そうだな、まぁ賽銭は払ってくから大丈夫だろう。」

『そういう問題なのか…?』

 

 

「…あら?人間の参拝者ですか?」

 

俺たちが会話していると、

 

「ああ、そうだけど…お前は?」

「私は東風谷早苗と申します。ここ、守矢神社の巫女を勤めています。」

「俺は炎斗群進也だ。」

「私はアリス・マーガトロイドよ。」

『俺はミハエル。進也のベルトだ。』

 

俺たちは互いに挨拶をする。ん?早苗が目を光らせてこっちを見てる…?

 

「おおーー!ベルトが喋った!」

「「『!?』」」

 

突然早苗がミハエルを見てはしゃぎ始めた。

 

「あれですよね!?これで変身するんですよね!?」

「まぁ……そうだけど…。」

 

厳密に言うと、ミハエルとシフトブレスとシフトカーがいるんだけどな。

 

「というより、早苗はこれを知ってるのか?」

「知ってるも何も、これって仮面ライダーのベルトじゃないですか?」

「え?仮面ライダーまで知ってるのか!?何で…?」

「それはですね………私は“前まで外の世界に住んでました”から。」

 

 

「ええええええええ!?」

 

お、俺以外にも幻想入りしてきたやつがいたのか!?俺は早苗のカミングアウトで驚きを隠せなかった。ミハエルとアリスは驚いてないけど。

 

「ちなみに進也も外の世界出身よ。」

「え?そうなんですか?」

「ああ。」

 

まさか俺と早苗が同じ現代人だったなんてな…。

 

「ん?……おおーー!!これってホンダNSXですか!?かっこいいデザインですね!」

「ミハエルが色々と改造施してるけどな。」

「仮面ライダーってバイクのイメージが強かったんですけど、車に乗るライダーってほとんどいませんよね。」

 

確かに車に乗る仮面ライダーなんてほとんどいないよな。バイクのイメージだったしな。

 

「ねぇ、貴女はいつから幻想入りしたの?」

 

ここでアリスが早苗に質問した。

 

「4か月前ですね。それと厳密に言うと、幻想郷に引っ越して来たんですよ。」

「引っ越してきた?まさかあの神社ごと?」

「そうです。」

 

俺は幻想入りなら知ってるが、幻想郷に引っ越しなんて聞いたことがない。

 

『何故幻想郷に?』

「それは、私が祀っている神が外の世界での信仰が減少しているのを察知しまして、それを危惧していた神様と共に幻想郷に神社を移して、妖怪達の信仰を得ようと考えたんです。最初こそは危険視されてましたけど。」

 

なるほど、妖怪達から信仰してもらうために移住したのか。信仰不足を何とかできないかと考えた末の決断ってことだな。

 

『そういえば、霊夢と色々あったそうだが。』

「ああ、博麗の巫女のことですか。確かに神社の譲渡を頼みましたね。」

 

それで霊夢と一時衝突したって訳か…まぁいいか、過ぎたことだし。とりあえず賽銭払っていくか。

俺たちが神社に向かって歩き出したその時…

 

 

「「ウオオオ!!」」

「な、何ですかこの妖怪は!?」

「妖怪じゃないわ!」

「ロイミュードだ。」

 

突然、二体のロイミュードが俺たちの前に立ち塞がった。番号はそれぞれ【042】、【098】だ。

 

「下がってろ、俺がやる。」

『神社への損害を無くすためにワイルドで行こう。スタート・ユア・エンジン!』

「分かった。変身!」

 

俺はミハエルの指示通り、シフトワイルドをブレスに装填して前に倒す。

 

『ドライブ!タイプワイルド!』

 

俺はドライブに変身し、右手にハンドル剣が装備された。すると、何故かトライドロンが自動運転で何処かへ行ってしまった。

 

「ちょっ!?…おーい!どこ行くんだよ!?」

『進也、今は戦いに集中しろ!』

 

トライドロンが行ってしまったのは置いといて、俺はハンドル剣で応戦する。

 

「はあっ!てやっ!」

「ヴッ!」

 

042はその馬力に耐えきれず怯んだ。やっぱり重加速が起こせない状態だとこれだけですぐ怯むな。けど、それでいい。俺は手を緩めず042に追い討ちをかける。

 

「すごいです。」

「進也は何事にも真っ直ぐ突き進む。それが彼の強さよ。」

 

アリスと早苗が俺の勇姿を見ている中、俺はダンプタイヤに交換し、攻撃を仕掛けてくる098を返り討ちにする。

 

「まず一体目を片付ける!」

『ヒッサーツ!フルスロットル!ダンプ!』

「はああああああ!」

「グワッ!?」

 

042はドリルに貫かれてボディが爆発四散、コアも消滅した。

 

「よし、これであと一体…。」

 

 

バンバンバンバンバンバン!!

 

 

「うわっ!?」

 

突然、俺に銃弾がばらまかれた。これはまさか……。

俺たちがある方向に振り向くと

 

「……。」

「お前、あの時の!?」

「え?アリスさん、あの人誰ですか?」

「前に私たちを襲ったやつよ。」

 

そこには、春冬異変の時に襲いかかってきた死神の姿があった。死神はバイクから降りると、ブレイクガンナーのマズルを押し込んでから離した。

 

『ブレイクアップ』

 

死神は魔進チェイサーとなった。

 

「死神…!?」

「安心しろ。お前はまだ処刑しない。」

「わ、分かった。」

 

098は何故か死神に対して怯えていたが、死神の言葉ですぐに落ち着きを戻した。そして死神は俺に向かって攻撃してきた。

 

「ふっ!」

「ぐっ!?」

 

俺は死神の攻撃をガードするが、馬力の高いはずのタイプワイルドでも少し後ろに退いてしまった。

 

「お前、ロイミュードから死神と言われて恐れられてるそうだけど、一体何者なんだ?」

「改めて名乗っておくか。俺の名前は影宮啓斗。ロイミュードの番人だ。」

 

啓斗は自身の本当の名前を名乗り、再び攻撃してきた。

 

「くっ、何故お前は死神に…!?」

「俺は死神だがコアは壊さない。ロイミュードにやり直す猶予を与えるのだ。だがお前はコアを破壊して仲間を減らす!」

「何だと!?」

「本当の死神は仮面ライダー、お前の方だ!」

『ガン!』

「ぐあああっ!?」

 

あいつ、ロイミュードに対して仲間意識があるだと!?これはやばいな。098が残ってるのに…!

 

「そこをどけ! 輪符【ストライクホイール】!」

 

俺は啓斗に向けてスペカを放つ。

 

『チューン チェイサー・コブラ』

 

啓斗がブレイクガンナーにバイラルコアを装填すると、蝙蝠の羽が右腕に移って具現化。そのまま半分に折り畳まれると、ヘビのようなムチ・テイルウィッパーが現れた。

 

「ふっ!」

 

啓斗がテイルウィッパーを振るうと、俺が放ったスペカが全て打ち消された。

 

「何!?」

「はぁっ!」

「うわあああ!?」

 

そして二つ目の一撃で俺は湖の近くまで吹き飛ばされた。

 

「進也!」

「うっ……ぐ……。」

 

なんて強さだ…。情熱【パッション】が高くてもあいつに勝てないのかよ…!?

 

「アリスさん!」

「!?」

 

098がアリスと早苗に矛先を向け、攻撃を始めた。二人もスペカで応戦していた。

 

『チューン チェイサー・スパイダー』

 

啓斗はファングスパイディーを装備して俺を攻撃しようとしたその時

 

「グワッ!?」

「っ!?」

 

どこかへ行ったはずのトライドロンが再び到着。機銃で098と啓斗を攻撃して俺の元へやってきた。

 

「何だ?」

『どうやら間に合ったようだな。』

「え?」

 

間に合った?一体何が…?俺がミハエルの言葉に疑問していると、トライドロンの助手席側のドアが開いた。

 

「お待たせです進也さん。やっと完成しました。」

「藍!?」

 

藍が降りてきた。その手にはミハエルの言っていた新型銃が握られていた。見た目からしてトライドロンのドア部分を模していた。

 

「あ、ついに出来たのか新型銃!…で、名前は決まったのか?」

「ご、ごめんなさい。大慌てで作ったから名前を決めてませんでした。」

 

決まってないんかい……ってか、トライドロンで移動してる間で考える時間が充分あっただろ。いや、徹夜で作ったからさすがに無理か。えーと、開閉銃……なんか渋いな。じゃあ……えっと、ゲーt

 

「はあっ!」

「うおっ!?」

 

俺が考えてる間に啓斗が執拗に追撃を仕掛けてきた。考える時間くらいくれよ!……ってあいつに言っても融通聞く訳ないよな…。

 

「ああっ、もういい!ドア銃で決定!」

 

俺はドア銃を連射し、啓斗から距離をとる。しかし

 

カチッ、カチッ、

 

「なっ!?もう弾切れ!?……ぐあっ!」

 

すぐに弾切れになってしまい、啓斗に反撃されてしまう。この銃、どうやってリロードするんだよ!?………ん?開閉?…もしかして…。

俺はドア銃のドア部分を開閉する。

 

『チャージ!』

 

やっぱり!ドアを模しているから藍ならこの機能を付けると思ったよ。

 

「はあっ!」

「ぬっ!?」

 

俺は啓斗に数発連射してから残りの弾を098に向けて撃つ。

 

「グワッ!?」

 

098が怯んでいる間、俺はドア銃にダンプを装填する。

 

『ヒッサーツ!ランブルダンプ!フルスロットル!』

「はああああああああ!」

 

俺はドア銃から螺旋状になったレーザーを放ち、098を貫いた。

 

「グワアアアアア!?」

 

098は爆発四散してコアも消滅した。

 

「やった…!」

「おおー!さすがです進也さん!」

「ふぅ……さて啓斗、まだやるのか?」

「くっ……ここは一旦引く。」

 

啓斗はロイミュードがやられたのを知り、ライドチェイサーに乗って逃げていった。

 

「…終わったか。」

 

俺は変身を解除する。

 

『ナイスドライブ。』

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

夕日が落ちかけてる中、俺とアリスはトライドロンに乗って帰ろうと準備していた。ちなみに藍は先に帰った。

 

「今日は助けていただいてありがとうございました。」

「いや、いいよ。人助けは欠かせないからな。じゃあ俺たちは帰るから。」

「またお会いしましょう!」

「じゃあな。」

 

早苗に挨拶してから俺はトライドロンのアクセルを踏んだ。

 




次回 東方加速戦士

進也が散歩していると、どこからともなくシャッター音が。文がスクープしているかと思って振り向くと、そこにはデジカメを持った青年・鳴神寺走佑の姿があった。走亮は進也にデジカメを渡すと、どちらが一番綺麗な写真を撮れるかと勝負を仕掛けてくる。

次回[白きカメラマンは何処から来たのか?]

スタート・ユア・エンジン!
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