東方加速戦士   作:レティス

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やばい…また他のゲームにハマりつつある傾向です。もうすぐドライブも終わる…どうしよう……。


啓斗とは何者なのか?

アリスside

 

 

私は夜、森の中を散歩していた。私の横には上海と蓬莱が飛んでおり、前方にはトラベラーとソーラーが証明となって先導していた。

すると、上海と蓬莱が何者かの気配を察知したのか、向こうの草むらに視線を向けて警戒し始めた。

 

「誰!?」

 

私は向こうの草むらに隠れている誰かに声をかけた。すると、隠れていた人物が姿を現した。

 

「……。」

「啓斗!?」

 

草むらに隠れていたのは、啓斗だった。ずっとつけて来たの?

 

「何しにここへ来たの?」

「……。」

「答えて!」

 

私は啓斗に質問するが、彼は未だ口を開こうとしなかった。

 

 

啓斗side

 

 

俺は魔法の森で、あの仮面ライダーと一緒にいたアリスを見つけ、草むらに隠れて追跡していたが、見つかって質問されている。

 

 

『人間を守れ。そして、幻想郷を守れ。』

 

 

「うっ!?……ぐっ……く……!!」

 

俺に突然、激しい頭痛と共に何者かの言葉が思い出された。そして何故か、あの時よりも以前にアリスと会った記憶がフラッシュバックした。

 

「お前は!…誰なんだ…?」

「え?」

「何故俺の記憶の中に現れるんだ?…何故だ?……何故なんだ!?」

 

俺は激しい頭痛に苦しむ中、逆にアリスに質問を求める……と、その時

 

「おい!アリスから離れるんだぜ!」

 

上空から魔理沙が現れ、ミニ八卦炉をこちらに構えてきた。それを見た俺は、すぐにその場から立ち去る。

 

 

アリスside

 

 

私は啓斗が立ち去っていったを見届けると、魔理沙が私のもとに近づいてきた。

 

「アリス、怪我はないか?」

「ええ、大丈夫だけど…。」

「ふぅ、安心したぜ……にしても、あいつは何しにきたんだぜ?」

「私にも分からない。」

 

啓斗はあの時、頭を抱えながら私に問い詰めてきた。記憶の中ってどういうことなの?

 

 

進也side

 

 

『ナンバー0。それが魔進チェイサー…影宮啓斗の本当の姿。』

「今まであいつと戦ってた時に感じた妙な感覚…その理由がようやく分かった。」

 

俺はアリスが散歩している間、自宅でミハエルからプロトゼロのことを聞いていた。

 

『進也…。』

「どうしたミハエル?」

 

どうやらミハエルは啓斗の真実について何か知ってるようだ。俺は聞こうとすると……。

 

 

ガチャ!

 

 

入り口のドアが開き、アリスが帰ってきた。さらに魔理沙も何故かやってきた。

 

「あ、おかえりアリス……つて魔理沙も来てたのか?」

「アリスが啓斗に襲われそうになったから助けて、その後アリスを自宅まで送ってやったんだぜ。」

「厳密には質問されたんだけどね。」

「そうだったのか、ありがとう魔理沙。」

「どうってことないぜ。じゃあ、お休み。」

「ああ。」

 

魔理沙はそう言うと、帰っていった。それはそうと、アリスは散歩中に啓斗に会ったのか…。

 

 

ブレンside

 

 

「とても不自然で不愉快で不必要なロイミュードが生まれた。啓斗、即刻リセットを。」

 

僕はタブレットから一体のロイミュードの暴走を確認すると、啓斗にリセットを命令する。

 

「ブレン、ナンバー0について知ってるか?」

「そんなことはどうでもいい!……まさか、命令が聞けないのか?」

 

啓斗は不必要な質問を尋ねてきた。僕は当然それを断る。

 

「うっ………くっ…!」

 

すると、啓斗が頭痛で苦しみ始めた……そろそろ処分するべきか?

 

「私が代わりにやりましょうか?ハート様を失望させないためにも。」

「…余計な真似をするな!」

 

そこへメディックが代わりにやろうかと啓斗に尋ねてきた。すると啓斗は、頭痛を堪えてリセットしに向かった。

 

「確かに余計な真似だ。」

「だって気になるじゃない。彼が真実を知ったらどうなるのか…。」

「確かに、それもそうだな。」

 

メディックは、啓斗に真実を知らせたらどうなるのかと言った。僕はメディックの言葉で一ついい考えが思い付いた。

進也side ~翌日~

 

 

俺たちは買い物するためにトライドロンで里へ向かっている。ちなみに買うものは糸らしい。どうやらアリスが人形を作るための糸を切らしたかららしい。

俺は里の入り口前に停車すると、ミハエルを装着し、アリスと共にトライドロンから降りる…と、その時

 

「ハハハハ!金が大量に手に入ったぜ!」

 

中年ぐらいの男が金の入った袋を持って入り口から出てきた。そして男はロイミュードに変化した。ナンバーは【064】のようだ。

 

「おいおい、ロイミュードがこんなところで平凡な犯罪をしてるなんてな。」

「お前、もしや仮面ライダーか!?」

「そうじゃなきゃ逃げてたさ。行くぞミハエル!」

『OK! スタート・ユア・エンジン!』

「変身!」

『ドライブ!タイプスピード!』

 

064は金袋を捨てると俺に向かって突撃してきた。俺はドライブに変身すると、ドア銃を装備して064に向けて射撃する。

 

「グワッ!…まだまだ!」

「はっ!おりゃっ!」

「ウワアアッ!?」

 

064は射撃を受けてもそのまま突っ込んできたが、俺は攻撃を受け流して064を里の近くの広場まで投げ飛ばす。これも里への被害を無くすための配慮だ。

 

「燃噴【インジェクションスラッグ】!」

「戦符【リトルレギオン】!」

「ぐわあああ!」

 

俺とアリスはスペカを放って064を攻撃する。

 

「こいつを喰らえ!」

 

064は反撃とばかりに指から光弾を放ってきた。俺はアリスの前に立つと、ドア銃のエネルギーシールドを展開して防御する。

 

「「はっ!」」

「グワッ!?」

 

ここで、早苗と走佑が合流し、064に弾幕を撃ち込んだ。

 

「走佑、早苗。」

「ちょっと遅れました。」

「結構善戦してるな、じゃあさっさと終わらせるか。レッツ、変身!」

『シグナルバイク!ライダー!マッハ!』

 

走佑はマッハに変身すると、ゼンリンシューターで064を射撃する。

 

「グワアッ…!」

「このまま凍らせてやる。」

『ドライブ!タイプテクニック!』

 

俺はタイプテクニックにチェンジし、さらにウィンターをブレスに装填して前に倒す。

 

『タイヤコウカーン!ロードウィンター!』

 

俺はウィンタータイヤに交換すると、胸部に瞬間冷却装置・フロストリーマーが展開された。

俺はさらにレバーを三回倒す。

 

『ウィ、ウィ、ウィンター!』

 

すると、フロストリーマーから極低温の冷気が噴射され、これを受けた064は氷漬けにされて動かなくなった。

 

「よし、とどめだ。」

「OK。」

 

俺と走佑が氷漬けにされた064にとどめを刺そうとしたその時、向こうから啓斗がライドチェイサーに乗ってやってきた。ライドチェイサーから降りた啓斗は、俺たちの方に向かって歩いてきた。

 

「そのロイミュードは俺がリセットする。だがその前に、仮面ライダー……貴様を殺す!」

『ブレイクアップ!』

 

啓斗はそう言うと、ブレイクガンナーのマズルを押し込み、魔進チェイサーに変身した。

 

『ドライブ!タイプワイルド!』

 

俺はタイプワイルドにチェンジしてハンドル剣とクラウソラスの二刀流で、走佑はゼンリンシューターで突撃する。

 

「はあっ!」

「ふっ!はっ!」

「うわっ!?」

 

俺は連撃を叩き込もうとするが、防がれた挙げ句返り打ちにされた。

 

『ゼンリン!』

「おりゃあ!」

「無駄だ…はあっ!」

「うわあああ!?」

 

走佑はゼンリンシューターの前輪部を回してアッパーカットを放つが、やはり受け止められて吹き飛ばされてしまった。

 

「進也!」

「走佑君!」

 

すると、声に反応してアリスと早苗の方に視線を向けた。

 

「やめろ啓斗!」

 

俺は啓斗がアリス達に近づくのを見て、二刀流で攻撃する。啓斗はブレイクガンナーで防御する。

 

「お前は何故戦う!?何のためにだ!?」

「黙れ!」

 

俺はその状態で啓斗に問い詰めるが、啓斗は拒否して俺を吹き飛ばした。その時

 

「うっ……ぐっ………。」

 

突然、啓斗が頭を抱え始めた。一体どうしたんだ…?

 

「理由など、必要ない!仮面ライダーを殺すこと…それが俺の使命だ…!」

 

啓斗は頭痛に耐えながら立ち上がると、俺に向かって一歩一歩迫ってきた。

 

「はあっ!」

「ふっ!」

 

ここで走佑が割り込み、再び啓斗に格闘を叩き込んでいく……

 

 

 

「!?」

「うわっ!?」

「何だ!?うわっ!」

「きゃっ!?」

「きゃああ!?」

 

しかし突然、俺たちの頭上から大量の弾幕が降り注ぎ、その内数発が064を解凍した。そして064のもとに、ブレンが現れた。さっきの弾幕はあいつが放ったものなのか。

 

「064、リセットする前にチャンスをやろう。その醜く、おぞましく、歪みまくったその欲望で、仮面ライダーを倒してみせろ。」

 

ブレンは3つのバイラルコアを取り出すと、そう言いながら064にバイラルコアを1つずつ放り込んでいった。

 

「う、うわああああああ!」

 

すると064は、巨大な蝙蝠状の形態に変貌した。

 

「キシャアアアア!」

「うわあっ!」

「うおっ!?」

「っ!」

「!?…キャアアアアア!?」

 

064は俺や走佑を弾き飛ばすと、アリスを後ろ足で掴み、そのまま上空へ飛んでいった。

 

「アリス!」

『タイヤコウカーン!フッキングレッカー!』

 

俺はレッカータイヤに交換すると、フックを投げて064の後ろ足に引っ掻ける。くそ、スピードが速すぎるせいでリールの巻き上げが追いつかない…!

 

 

走佑side

 

 

「アリス、進也!」

 

俺は二人が064にさらわれたのを確認すると、すぐにライドマッハーに乗って064を追いかける。

 

「走佑君、私は空から追いかけるよ。」

「頼む!」

 

早苗は飛行して064に接近する。しかし、064は早苗に向けて光弾を放ってきた。

 

「きゃあ!?」

「早苗!」

 

早苗は光弾に当たってそのまま落下してしまった。俺は飛行する064を追いかける。その横には何故かライドチェイサーに乗って同じく064を追いかけている啓斗がいた。すると、064は旋回して俺たちに向けて弾幕を放ってきた。

 

「くそ、これじゃどうしようもねぇ!」

 

俺は何とか弾幕を避けるが、このままだとどうすることもできない……と、その時だった。

 

「ん?…何だ?」

 

突然、ライドマッハーのナビに何かが映し出された。それは、二つのバイクが合体するような図が描かれており、上には[ACTIVATE]という文字まで書かれていた。横に啓斗がいるということは、これは明らかにライドマッハーとライドチェイサーが合体するという合図だ。俺がナビを見ていたその時

 

「ぐっ!?…う、うわあああっ!?」

 

突然、クラクションと共に啓斗が何故かライドチェイサーから振り落とされた。

 

「え!?何これ、うおっ!?」

 

俺のライドマッハーの方も、何故か自動運転に切り替わった。すると、ライドマッハーとライドチェイサーが並走を始めた。それぞれのバイクが変形し、ライドマッハーのジョイントが展開された後、連結した。

 

「え!?ちょっ、ちょっと……うおっ!?」

 

そしてライドマッハー後部のクロッシングアーマーが巨大化してキャノビーになり、俺が中央部に乗り込むと、キャノビーが覆いかぶされた。

 

 

進也side

 

 

「えー!?何だあれ!?」

 

俺は上空から走佑のバイクと啓斗のバイクが合体するのを見ていた。あれは何なんだ!?

 

『ライドクロッサー!既にシステムが完成していたのか!』

 

あれは、ライドクロッサーって言うのか?

 

 

走佑side

 

 

俺は二台のバイクが合体したビークルに乗った。すると、モニターや照準などが展開された。

 

「何だか分かんないけど、行くぜ!」

 

俺はビークルを運転すると、064に向けてビーム砲を撃つ。それは064の足に命中した。

 

「きゃっ!?きゃああああああ!」

「アリス!!」

 

すると、064がアリスを放した。進也はフックを外すと、空中でアリスをキャッチした。

 

「頼むぞ、サーカス!」

『タイヤコウカーン!アメイジングサーカス!』

 

進也はピエロの顔が描かれたサーカスタイヤに交換すると、レバーを三回倒した。

 

『サ、サ、サーカス!』

 

すると、サーカスタイヤからバルーンがパラシュートのように展開され、進也たちはゆっくりと地上に降りていった。

 

「よし、終わらせるぜ!」

 

俺はビークルから064に向けてアンカーを撃ち込むと、リールを巻き上げて車体を上昇させる。

 

「いっけぇええええ!」

 

そして車体に付いている武装から機銃やビーム砲を発射させる。

 

「キシャアアアアア!?」

 

064はその火力に耐えきれず爆散した。コアもビークルに踏み潰された。ビークルは地上に着地すると、リンクが解除したのか、それぞれライドマッハーとライドチェイサーに分離した。それにしてもすげぇなコレ。博士いつの間にこんなシステムを組み込んだんだ?

 

 

進也side

 

 

「走佑。」

 

俺たちは着地した走佑のもとにやってきた。

 

「あ、既に終わってるぜ。」

「私たちが来るまでもなかったわね。」

 

そこへ霊夢と魔理沙が遅れてやってきた。二人はそんなことを言っていた。

 

「……何故俺のマシンが勝手に…?」

「それは俺も知らない。」

 

さらに、先程振り落とされた啓斗もやってきた。確かに何で合体したんだ

 

 

「それに関しては僕が説明するよ。」

 

すると、ブレンがやってきた。一体何を言うんだ?

 

「二台のバイクが引き合い、合体したのは、啓斗が【プロトゼロ】だから。」

「【プロトゼロ】?」

「な………何?」

 

ブレンは啓斗がプロトゼロであることを説明した。

 

「そう、彼は幻想停止異変[ファンタジアフリーズ]の夜、幻想郷の手先として我ら多くの同胞を倒した。その時、僕がこいつに名付けたのさ。仮面ライダーと。」

「…うっ……なんだと…?」

 

すると、啓斗の変身が解除され、再び頭痛によって頭を抱えた。

 

「啓斗が…?じゃあ、啓斗があの夜…。」

「この…俺が…仮面ライダー?」

 

そうだったのか…あいつが、二代目のドライブだったのか。

 

「…あ……うわああああああああああああああああ!!!うあああ!!」

 

すると、啓斗が激しい頭痛の中、プロトゼロとしての姿を現した。

 

『ライドクロッサーはシフトデッドヒートと同じく、ドライブシステムとネクストシステムを融合するためのテクノロジーだ。啓斗が二代目プロトドライブだったのは間違いない!』

 

すると啓斗は、再び魔進チェイサーになると、ライドチェイサーに乗ってその場から去っていった。

 

「処刑は次の機会だ。」

 

ブレンもそう言うと、俺たちの間に光弾を放って砂煙を起こすと、どこかへ消えていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あいつがアリスの恩人だったのか。」

 

走佑は変身を解除した後、そう呟いた。俺やミハエルは知っているが、他の皆は知らなかったようだ。

 

「二代目ドライブが啓斗だったのか…。」

『そのようだな。』

「彼が元に戻る方法は?」

『うーむ…。』

 

どうやら啓斗はハートにやられた後、洗脳されたようだな。ミハエルにも啓斗の洗脳を解く方法は分からないようだ。

 

「大丈夫だ。洗脳したやつを倒して、何度でも啓斗を説得すれば、あいつも元に戻る。それまで何度も説得しよう。な?」

「…うん。」

 

俺はアリスにそう言うと、アリスは首を縦に振った。

 

「皆も協力してくれるよな?」

「しょうがないわ…。」

「…分かったぜ。」

「分かりました、協力しましょう。」

「説得聞くか分からないけど、やれるところまでやろうぜ。」

「皆…ありがとう!」

 

皆も協力してくれるようだ。アリスは笑顔で皆に感謝した。啓斗、俺たちが必ずお前の洗脳を解いてやるからな。

 




次回 東方加速戦士


花映塚に突入!
ある日、藍は新たな三台のシフトカーと、ミハエルのために作ったプログラムキーを持って進也たちの自宅にやってきた。そして、四季の花が全て咲くという異変が起こったと言い、進也たちに解決してほしいことを伝えた。
だが進也はこの頃、謎の悪夢と幻覚に悩まされていた。
次回[何故四季の花が全て咲いたのか?]

スタート・ユア・エンジン!
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