霊夢side ~数分前~
私は魔理沙と共に神社で秋の景色を見ていた。けれど、おかしな点もあった。まず秋にもかかわらず桜が咲いてること、さっきから妖精達がここを通過している事だ。これは確実に異変を示しているに違いないわ。
「魔理沙、異変解決に行くわよ!」
「分かったぜ!」
私と魔理沙は異変解決に向かうことを決定した時、私たちのもとにトラベラーとモンスターがやってきて、トラベラーは私の、モンスターは魔理沙のホルダーに装填された。そして私たちは空を飛ぶと、異変解決を目指して出発する。
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私たちはしばらく飛行して、花畑になってるところまできた。そこには突然の開花に騒いでいる多くの妖精たちがいた。
「ところで霊夢、異変の手がかりは何かあるのか?」
「花がそこら中で開花してるのよ。花が一番密集してるいる場所の中央だと思うわ。」
「何で分かるんだぜ?」
「巫女の勘よ!」
私は魔理沙に対して述べると同時に、トラベラーから演歌が流れた。
「それに、アリスや進也たちに負けてられないからよ。」
「そうだな、異変解決といえば私たちだもんな!」
今まで私たちが異変を解決してきたけど、進也が来てから異変は進也がメインで解決していった。私たちも遅れを取ってられないわ。異変解決…それが博麗の巫女としての役目よ!
私は先に異変の元凶を見つけようと決心したその時、重加速が発生した。その瞬間、祭騒ぎしていた妖精たちの動きが極端に鈍くなった。私たちは既にシフトカーを所持していたために影響を逃れた。
「重加速!?」
「ロイミュードか?」
私たちは周りにロイミュードがいないか索敵する。すると
バンバンバンバンバンバンッ!!
「「!?」」
突然、どこからともなく放たれた銃弾が私たちのもとに飛んできた。私たちはこれを避けると、すぐに地面に着地する。私たちがある方向に振り返ると、そこには
「……。」
「啓斗?」
そこにはライドチェイサーに乗り、こちらにブレイクガンナーを構えている啓斗の姿があった。
「おい、何するんだぜ!?」
「……。」
魔理沙が質問するが、啓斗は黙ったままライドチェイサーから降りると、こちらに向かって歩いてきた。その際、目が禍々しく発光した。
「あんた、仮面ライダーと戦うことが目的じゃなかったの?何でこっちにきたのよ?」
「博麗の巫女、白黒の魔法使い。貴様らも抹殺対象に入った。」
抹殺対象に入った…?おかしいわ、進也から聞いたけど、あいつは仮面ライダー以外には危害を加えないはず。なのに何故…?
「霊夢、あいつ明らかにおかしいぜ…。」
「見れば分かるわ。」
啓斗side
俺は昨日メディックに改造を受けてもらった後、あの二人を見つけた。俺の狙いは仮面ライダーだけじゃない。あの二人もこの手で殺してやる。今ここで…!
「だったら、何なんだぜ?」
「だったら
ここで殺す…!」
俺は二人に殺意を向けると、ブレイクガンナーのマズルを押し込む。
『ブレイクアップ!』
俺は魔進チェイサーに変身すると、ハートから受け取った新たなバイラルコアをブレイクガンナーに装填する。
『チューン チェイサー・オルカ』
すると、背中のサーキュラーダイナミクスから鯱のヒレを模した大型の刃が出現し、腕に移ると、ブレイクガンナーにセットしたオルカバイラルコアに刃が接続され、大型の剣になった。これが新武装・ウェイブザンパーだ。
「ハアッ!」
俺はウェイブザンパーを構えて霊夢と魔理沙に斬りかかる。二人は空を飛んで回避した。
「霊符【夢想封印】!」
「弾幕はパワーだぜ! 魔符【スターダストレヴァリエ】!」
二人はスペカを放ってきた。だがそんなものは効かない。俺はウェイブザンパーを振るうと、弾幕を全て相殺する。
「なっ!?」
「弾幕が効かない!?」
俺は空を飛ぶと、再びウェイブザンパーを二人に叩きつける。
「っ!」
「霊夢!」
魔理沙には避けられたが、霊夢を地面に叩き落とすことには成功した。俺は地上に降りると同時にその勢いで霊夢を追撃する。
「隙だらけだぜ!」
後ろから魔理沙が突撃してきた。俺は霊夢を吹き飛ばすと、左手にイサカM37を装備すると、バレル部を持つ。
「ふんっ!」
「ぐっ!…ああっ!」
そしてストック部で魔理沙を殴った後、グリップ部を持って素早く魔理沙に照準を合わせてトリガーを引く。炸裂する光弾が全て命中し、魔理沙を吹き飛ばした。
「まだよ!」
霊夢は立ち上がると、2つの陰陽玉を展開して俺に突撃してきた。俺はそれを確認すると、ブレイクガンナーに新たなバイラルコアであるコングバイラルコアを装填する。
『チューン チェイサー・コング』
ウェイブザンパーが解除されると、俺の両腕にグローブ・ロックボクサーが装備された。
「はっ!」
「ふっ!ハアッ!」
俺はロックボクサーで霊夢に格闘戦を挑む。ジャブ、右ストレートを叩き込んでいく。
「吹き飛べ!」
「きゃあ!?」
そしてアッパーカットを繰り出して霊夢を魔理沙のもとまで吹き飛ばす。
「霊夢!……おい啓斗、何でこんなことをするんだぜ!?」
「あんたさっきからおかしいわ。いつからそんな残酷になったのよ!?」
「ここで死ぬ貴様らに教えるつもりはない。骨も残らず消えろ。 焦土【ノーマンズランド】!」
俺は二人にそう吐き捨てると、二人の頭上に大量のロケットランチャーを召喚し、全弾発射した。次の瞬間、二人のいた場所に多段の爆発が起きた。無慈悲のロケット弾が降り注ぐ。これであいつらは死んだか。
俺はライドチェイサーに乗ると、その場から走り去る。
霊夢side
「ごほっ……ごほっ………!」
「くっ……!」
私たちは啓斗の攻撃を受けて満身創痍になっていた。
「うっ…これは、アリス達が危ないぜ…!」
魔理沙の言う通りね。さっきの啓斗は明らかにロイミュードによって改造された可能性が高いわ。あいつは恐らく進也たちのところへ向かったに違いないわ。急いで行かないと…けど
「魔理沙…しばらく動けそうにないわ…。」
「私もだぜ…。」
私たちはダメージの大きさにそのまま気を失ってしまった。
走佑side
「なるほど、異変の原因はあれだったのか。」
俺たちは今、魔法の森の反対側にいる。そこにはそこら中に彼岸花が咲き乱れており、その花畑にある一筋の道はどこかへと続いていた。俺はその風景をカメラで撮影した。
「走佑君、二人でこのまま解決に行っちゃう?」
「いや、進也たちに知らせた方がいいだろうな。異変の元凶が俺たちに挑んでくる可能性が高いからな。」
「それもそうね。」
俺たちは進也たちに異変の元凶がいる場所を教えるためにライドマッハーで再び魔法の森に入っていく。
次回 東方加速戦士
進也たちはトライドロンで移動していると、ある向日葵畑に突入する。するとそこへ、最強の妖怪・風見幽香が襲いかかってきた。進也は3つの新フォームで戦闘し、幽香を追い詰めるが、肝心なところで再び頭痛が起きてしてしまい、逆に窮地に陥ってしまう。そしてアリスも幽香の能力に苦戦を強いられる。
そんなピンチの中、ミハエルは藍から渡された“切り札”を使うことにした。
次回[ミハエルの切り札とは何なのか?]
スタート・ユア・エンジン!