ありふれた職業で世界最強 〜私は究極の1、星食らいの大蜘蛛〜 作:敦賀奈多
本作ではできるだけ原作通りに進めていこうと思います。
月曜日。それは一週間の内で最も憂鬱な1日だ。だがそんな事は
私には関係ない!なぜなら今日が原作開始の日だからだ私の胸は今も
ドキドキと高鳴っている。楽しみだ。
そんな事を思っていると目の前に怠そうに登校する見慣れた男子高校生が居た
私は走り出す。
「よっ!ハジメ、おっはよう!」
「おわっ!おはよう、奈多」
「ほら、歩いてると遅刻するよ。少し急ぐよ。」
私はハジメを引っ張って早歩きで学校に向かう。
この時の私は原作が始まる高揚でるんるん気分だったためいつもより
テンションがおかしくなっていたが私は気づかなかった。
そしてハジメと私はいつものようにチャイムが鳴るギリギリに登校し
教室のドアを開ける。
その瞬間教室に居る男子生徒の大半が主にハジメに向けて舌打ちをしたり
睨んだりしていた。女子生徒は女子生徒で何処か軽蔑したような眼差しを
ハジメに向けていた。
私とハジメはそれを無視して自分たちの席に向かおうとするが
それを邪魔する輩が現れた。
「よぉ、キモオタ!また徹夜でゲームか?どうせエロゲでもしてたんだろ?」
「うわぁ〜。キモ〜。エロゲで徹夜とかマジきもいじゃん」
一体何が面白いのかゲラゲラと笑い出す男子生徒たち
この時私は必死にイライラを抑えていた。こいつら私の友達のハジメに
なんてことを言いやがる、『ソーラー・ストーム』で蒸発させてやろうか。
声をかけて来た奴は確か檜山とかいうやつか覚えてろよ。
後の取り巻きの斉藤、近藤、中野も後々ボコボコにしてやる。
檜山のいう通りハジメは確かにオタクだ。だがキモオタと罵られるほどの
身なりや言動という訳ではない。髪も短めに切り揃えてるし寝癖もない
コミュ障という訳でもないためしっかりと受け答えはできる。積極性がないだけだ
もちろん私だってオタクだし。でもここまで風当たりが強いのは別の原因があった
その答えが彼女だ
「南雲くん、おはよう!今日もギリギリだね。もっと早く来ようよ。」
「あ、ああ、おはよう。白崎さん」
このやりとりを始めた瞬間クラス中の男子生徒からの殺気とも取れるような
眼光がハジメに向けられる。それと白崎さん…ナチュラルに私を無視していくなよ…
「鶴賀さんも、おはよう」
「おはよう、白崎さん…」
そんなやりとりをしている私たち三人の所に何人の男女が向かってくる
その三人とは、そう天之川光輝、坂上龍太郎、八重樫雫の三人だ。
「南雲君、鶴賀さん、おはよう。南雲君は朝から大変ね。」
「香織、また彼の世話を焼いているのか?全く、本当に香織は優しいな。」
「全くだぜ、そんなやるきないやつには何を言っても無駄だと思うけどな。」
八重樫さん以外私とハジメに挨拶してないな、こいつらもリストに入れとくか。
そんなことを考えながら私は八重樫さんに挨拶を返した。
「おはよう、八重樫さん。」
それに続いてハジメも挨拶をする。
「おはよう、八重樫さん、天之河くん、坂上くん。
はは、まぁ、自業自得とも言えるから仕方ないよ」
「それが分かっているなら治すべきじゃないか?
いつまでも香織の優しさに甘えるのはどうかと思うよ。香織だって君に構ってばかりでは
いられないんだから。奈多にも甘えてばかりで、奈多も香織と同じように君にばっかり
構ってはいられないんだから。」
は?何言ってんだこの自己中心的な人間は。私がいつそんなこと言った。
あと、勝手に名前で呼ばないでほしい許可してないから。
「いや〜、あはは」
「?光輝くん、何言ってるの?私は、私が南雲くんと話したいから話してるだけだよ。」
そこにすかさず私も言う。
「私はハジメの友達だからね。一緒に居るのは当然のことだよ。」
私のその言葉に何故かクラスの男子生徒たちが反応し、ハジメをさらに睨んだり
舌打ちをしたりした。どうして?
「え?………ああ、ホント、香織も奈多も優しいよな…」
どうやら天之川くんの中では私と香織の発言はハジメに気を使ったと
受け取られたようだ、ありふれの小説を読んだ時にこいつの頭はお花畑かと
思ったけど今目の前で直面してみて改めて思った天之川光輝…この人間は
想像以上の頭お花畑みたいだ。そんなんことを考えながら席に着くと
「ごめんなさいね?2人とも悪気はないのだけど…」
八重樫さんがこっそりと謝ってきた。
その言葉に私とハジメは仕方ないと言った感じで苦笑いしていた。
そうこうしているうちに授業開始のチャイムが鳴る。そして
ハジメはいつものように夢の世界へと旅立ち。当然のように授業は開始された。
そんなハジメを見て香織が微笑み、雫はある意味大物ねと苦笑し
男子生徒達からは舌打ちされ、女子生徒達からは軽蔑の視線を向けられるのだった
その中私はいつものように真面目に授業を受ける。
ちょうどいいから。今のうちに私について話解こうと思う!
みなさん知っての通り私は神様からORTの全てを貰った。
中学1年生の時に色々と試してみたんですよ。まず、ORTの能力について
これはそのままORTの能力を受け継いでいるから基本的になんでもできる。
姿も問題なく変えられた。そしてもちろんグランドフォーリナーの
オルト・シバルバーの姿にもなれたし。宝具も撃てるみたいだ。
これからが楽しみだな〜
〜昼休み〜
昼休みになり私はハジメを揺すって起こす。
「は〜じ〜め〜、昼だぞ〜起きろー」
「ん、奈多…もうそんな時間?」
ハジメは机に突っ伏していた体を起こす。
そしてハジメは10秒でチャージできるゼリーを食べる。
「もう〜そんなんじゃエネルギーが足りないよ?」
「あはは、奈多は食べ過ぎだけどね?」
そう言ってハジメは再び寝ようとするがそこに白崎さんが
ニコニコしながら来る。この時ハジメは「しまった」と思った
「南雲くん。教室にいるなんて珍しいね。よかったら一緒に食べない?お弁当
もちろん、鶴賀さんも。」
「あ〜誘ってくてありがとう。白崎さん。でも、もう食べ終わったから
天之河くん達と食べたらどうかな」
そんな事を言いながら真っ平なお昼のパッケージをヒラヒラと見せる。
「えっ!お昼それだけなの?ダメだよちゃんと食べないと!私のお弁当分けてあげるからね!」
あはは、白崎さん積極的だね〜。恋は盲目とはよく言ったものだよ
しかし、周りからの冷ややかな視線……なんかイライラしてきたな…
「香織。こっちで一緒に食べよう。南雲はまだ寝足りないみたいだしさ。
せっかくの香織の美味しい手料理を寝ぼけたまま食べるなんて俺が許さないよ?」
光輝がそんな事を言うと白崎さんが爆弾を落とした
「え?なんで光輝くんの許しがいるの?」
素で聞き返す白崎さんに私と雫は「ブフッ」と吹き出した。
光輝は困った様にあれこれ話しているが結局
ハジメへの視線は変わらない。
「ご馳走様〜」
私が昼を食べ終わるのと同時にハジメが立ちあがろうとするが凍りついた
ハジメの視線の先に目をやると光輝の足元から魔法陣が出て来てるではないか
その魔法陣は徐々に広がっていき教室を満たすほど大きく広がった。
次お瞬間眩く光り始める。愛子先生が咄嗟に「皆!教室から出て!」と
言うも間に合わなく教室全体が真っ白に輝いた。
輝きが収まった教室ではペットボトルや弁当箱などが散乱していた
この事件は白昼の教室で起こった集団神隠しとして世間を大いに
騒がせたのだった。
はい、1話目でしたどうでしたか?
主人公の大暴れが見たい人はもう少しお待ちください。
ちなみに主人公である鶴賀奈多は香織や雫とも遜色劣らない
クラスのマドンナである。しかしそれは本人は知らない。