ハリー・ポッターと騎士の帰還   作:味噌サバ

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8. 深夜の大冒険

 

 

試験週間に入り、生徒たちは皆気を張り詰めていた。

 

 

俺はというと、受けたテストの全てが予想以上に易しい問題ばかりで、ほとんどの授業で高得点を確信していた。

 

 

試験終了後、試験結果が出るまでの一週間、生徒たちは休息が与えられた。

 

 

校庭に出て試験の終了を謳歌するもの。

 

 

図書室で試験の答え合わせを行うもの。

 

 

談話室で友人とざっくばらんな話題で語り合うもの。

 

 

その様子は十人十色であったが、俺たちは湖付近の木陰でゆっくりすることにした。

 

 

しばらく皆で好き勝手に話し笑っていると、急にハリーが立ち上がって真っ青な顔で呟いた。

 

 

「今、気づいたことがあるんだ。ハグリットがドラゴンを欲しがっているところに、たまたまドラゴンの卵を持ち歩いている人が目の前に現れるなんて、話がうますぎると思わないか?」

 

 

え、ハグリットって、密売買でドラゴンの卵手に入れてたの?初耳なんだけど

 

 

密売買のことはいったん置いておくとして、確かにハリーの言う通りだ。

 

 

校庭を疾走し、ハグリットの小屋に向かう。

 

 

ハリーがハグリットにドラゴンの卵を貰った人物について尋ねると、ハグリットはマントを着たままで、姿は良く分からなかったと答えた。

 

 

さらに、ホグワーツのことに興味がありそうだったか、三頭犬に興味がありそうだったか、と尋ねていくと、ポロっと「音楽を聞かせればすぐに寝ると言ってやった」と答えた。

 

 

…この人、すぐに機密情報バラすなぁ。

 

 

ダンブルドアは、彼を賢者の石の保護に関わらせない方が良かったんじゃないか?

 

 

そう思ったものの、今回に関してはむしろ好都合だ。

 

 

情報を仕入れた俺たちは、駆け足で城へと戻って行く。

 

 

ダンブルドアに会うためだ。

 

 

「マクゴナガル先生!至急、ダンブルドア先生にお会いしたいんです!」

 

 

変身術の教室に早歩きで入っていき、テストの採点中のマクゴナガル先生にそう申し出る。

 

 

しかし、マクゴナガル先生は少し厳しい表情を浮かべ、「ダンブルドア先生は緊急のふくろう便が出て、十分前にお出かけになりました」と答えた。

 

 

このときの俺たちの表情は、絶望に打ちひしがれたものだったであろう。

 

 

その表情を見たマクゴナガル先生は、「何かあったのですか?」と心配そうに尋ねてきた。

 

 

「実は…賢者の石に関することで」

 

 

ハリーが声を落としてそう言うと、マクゴナガル先生は愕然とした表情を浮かべた。

 

 

「…どうしてそれを知っているのか分かりませんが、『石』は盤石の守りです。誰も盗むことはできません」

 

 

「でも先生」と食い下がろうとするが、「二度は言いませんよ」とくぎを刺されてしまう。

 

 

俺たちは部屋を出て、談話室へと向かった。

 

 

 

 

「スネイプが仕掛け扉を破るなら今夜だ。必要なことは既に聞き出していたわけだし、ダンブルドアもいない。これほどいい機会はない」

 

 

寮への道中、ハリーは俺たちだけに聞こえる声量で呟く。

 

 

スネイプが犯人かは分からないが、確かにハリーの言う通り、ダンブルドアがホグワーツから出払っている今、賢者の石を盗むのは何倍も容易になっただろう。

 

 

「今夜、スネイプが賢者の石を盗む前に、僕は賢者の石を手に入れに行くよ」

 

 

ハリーの言葉を受け、ロンが「僕らも透明マントに入れるかな?」と呟く。

 

 

どうやら、ロンも行く気だ。ハーマイオニーを横目でちらりと見ると、彼女もうなずいた。

 

 

「君たちも来る気なの?」

 

 

ハリーの驚いた表情を受け、「乗り掛かった舟だろ?」と答える。

 

 

「決行は今夜だ」

 

 

 

 

夜も更け、リー・ジョーダンが寝室に行くと、談話室には四人だけとなった。

 

 

「…そろそろ行くか」

 

 

ボソッと呟くと、三人はうなずいた。

 

 

透明マントを被り、外に出ようと立ち上がると、談話室の陰からネビルが「君たち、また外に出るんだろ?」と声を発する。

 

 

「もう外には出させないよ。…僕、戦うぞ」

 

 

オドオドとそう言うと、ネビルはファイティングポーズを取った。

 

 

「あー…ネビル、ごめん。ペトリフィカス トタルス!

 

 

先を急ぐ俺は、端からネビルを説得するのも諦め、全身金縛り呪文をかける。

 

 

「行くぞ」

 

 

説得を放棄したうえで友人に呪文をかける姿に、ハリー達から引き気味の視線を感じつつ、談話室から出る。

 

 

 

 

透明マントを被って歩きづらい中、なんとか四階の廊下へとたどり着く。

 

 

三面犬のいる部屋の扉は既に少し開いており、誰かが中に侵入したことを暗示させていた。

 

 

部屋のなかを覗くと、三面犬は既に眠っており、俺たちはこそこそと中に入った。

 

 

三面犬の目の前の仕掛け扉を、音を立てないようにゆっくりと開く。

 

 

中は暗闇になっており、「ルーモス!」と唱えても底は見えなかった。

 

 

「どうしよう、誰から入る?」

 

 

「こういうときは。頼んだよ、特攻隊長」

 

 

ハリーの問いに、ロンの肩をたたきながら答える。

 

 

「ええ!絶対イヤだよ」

 

 

「じゃあ、しょうがないな。レディ・ファーストってことで、行け!ハーマイオニー!」

 

 

今度はハーマイオニーの肩をたたくが、キッと睨まれ「イヤよ!」と拒否される。

 

 

「えー、じゃあ、俺行く?」

 

 

しぶしぶそう言うが、ハリーは何の反応も見せず、俺の後ろを見ていた。

 

 

そう言えば、さっきまで三面犬の鼻息が当たってたけど、急に当たらなくなったな。

 

 

まあ、ぬるい上に臭かったから別にいいけど。

 

 

「グルルルル」

 

 

後ろから声がして振り返る。

 

 

すると、そこには先ほどの会話で起きてしまった三面犬がこちらを睥睨していた。

 

 

…やば。

 

 

「うわあああぁぁぁぁ!!」

 

 

俺たちは叫び声をあげて、我先にと仕掛け扉に入っていく。

 

 

三面犬の体は巨大だったため、仕掛け扉で突っかかり、中に入ってこなかったが、入ったから安心というわけではなく、重力という物理法則に従って加速度的に下りていく。

 

 

咄嗟の出来事で頭が回ることもなく、眼を閉じて南無三という言葉が浮かんでいると、

 

 

ドシン

 

 

鈍い音を立てて、何か柔らかい物の上に着地した。

 

 

これは…

 

 

「悪魔の罠!」

 

 

俺とハーマイオニーがほぼ同時に叫ぶ。

 

 

ハリーとロンはきょとんとしていたが、既に下半身は植物に飲み込まれようとしていた。

 

 

ルーモス マキシマ!

 

 

杖先から強力な光が発し、思わず顔をしかめて目線を逸らす。

 

 

そして、それとほぼ同時に、悪魔の罠と呼ばれる植物は姿を消した。

 

 

「はぁ…はぁ…。今のは?」

 

 

「悪魔の罠っていう植物だよ。暗闇と湿気を好んで、近づいた生き物を巻き込んでから取り込むんだ」

 

 

そう答えると、ロンは「そんな!」と驚愕する。

 

 

そりゃそうだ、もう一分突っ立っていたら、彼は植物に巻き込まれて呼吸不全で死んでいたのだから。

 

 

「感謝せぇよ」

 

 

ロンに言うが、ハリーとハーマイオニーは既に先へと進んでおり、その後を追いかけ、奥へと続く一本道を進む。

 

 

水滴が落ちる音を聞きながら、しばらく進むと、羽のような音が聞こえてきた。

 

 

「ここは?」

 

 

通路を出て、まばゆく輝く部屋に出ると、羽の着いた無数の鍵が部屋いっぱいに飛び回り、部屋の向こう側には分厚い木の扉があった。

 

 

鍵が襲ってくるかもしれないと警戒しながら部屋を通り抜けるが、特に何事もなく向かい側へとたどり着いた。

 

 

そして扉を開けようとするが、鍵がかかっており、ハーマイオニーの「アロハモラ」でも開かない。

 

 

俺は鍵を呼び寄せようと呼び寄せ呪文を唱えるが、妨害されているのか、鍵は反応しなかった。

 

 

どうしたものかと悩んでいると、ロンが扉の取手から、銀製の鍵だと推測した。

 

 

そしてハーマイオニーが、部屋の隅に置かれていた一本の箒を発見し、ハリーがそれに乗って鍵をつかまえる。

 

 

良いチームワークだ。

 

 

そう思いつつ、次の部屋に入る。

 

 

次の部屋には、巨大なチェス盤が再現されていた。

 

 

こちら側には黒い駒が、向こう側には白い駒が置かれており、向こう側の扉に入ろうにも、白い駒が立ちふさがって邪魔をする。

 

 

「向こうに行くにはチェスをしなくちゃ」

 

 

ロンはそう言うと、空いていたナイトの位置に立った。

 

 

「早く!ハリーたちも位置に!」

 

 

結局、ハリーはピジョップの位置、ハーマイオニーはクイーンの位置、俺はキングの位置に立ち、それぞれ駒として、ロンの指示に従って行動した。

 

 

一進一退の攻防は続き、チェックメイトまであと数手となった。

 

 

しかし…

 

 

「これしかない…僕がとられる」

 

 

「ダメ!」

 

 

ロンがそう呟くと、俺たちは同時に叫んだ。

 

 

「これがチェスなんだ!犠牲はつきものだ!」

 

 

ロンはきっぱりそう言うと、一歩前に出た。

 

 

すると、白のクイーンが飛び掛かり、ロンは頭を石の腕で殴られ気絶してしまった。

 

 

「…ハリー、三つ左に」

 

 

いたたまれない気持ちになりながらも、ハリーにそう伝える。

 

 

ハリーも何とも言えない表情のまま動く。

 

 

すると、白のキングは王冠を脱いで降伏した。

 

 

それと同時に、もう一方の扉があいた。

 

 

「ロンは大丈夫…だよね?」

 

 

「ああ、大丈夫だよ」

 

 

ハリーの問いに答えつつ、心配する自分自身にもそう言い聞かせる。

 

 

扉を開けると、そこには二体の巨大なトロールが待ち構えていた。

 

 

丸太くらい太い棍棒を片手で持ち、今か今かと臨戦体制だった。

 

 

前方の扉は既に少し開いており、鍵はかかっていないようだ。

 

 

「…ここは、俺が請け負う。俺が部屋に入ったら、トロールの注意を引き付けるから、二人は走って扉まで行くんだ」

 

 

「そんな!」

 

 

「一人で二体も相手にするなんて、危険すぎるわ!」

 

 

ハリーとハーマイオニーは三人で二体を相手するよう主張したが、ハリーとハーマイオニーの二人がいても、あのトロール一体を倒せるとは思えなかった。

 

 

であれば、むしろ周りを気にせず、最初から本気で二体の相手をした方が楽だろう。

 

 

その旨を伝え、さらに俺はハリーに「スネイプが賢者の石を手に入れても良いのか?」と追い詰める。

 

 

そしてハーマイオニーには「これがあるから、大丈夫だよ」と、クリスマスに貰ったバッジをポケットから取り出して見せる。

 

 

二人とも決意は決まったようで、後は俺が行動に起こすだけだ。

 

 

本当はこんなことやりたくないけど、俺がやるしかないんだ。

 

 

仕方のないことなんだ。

 

 

そう言い聞かせ、俺は部屋の中に入り込む。

 

 

二体のトロールは俺を見るとこっちに向かって走ってくる。

 

 

ペトリフィカス トタルス!

 

 

先ほど、ネビルにかけた呪文を二体のトロールにかける。

 

 

すると、二体のトロールの片足は石になり、移動が困難になった。

 

 

「今だ!行け!」

 

 

後ろの二人に声をかける。

 

 

すると、ハリーとハーマイオニーは、向かい側の扉に向かって走り出した。

 

 

一方のトロールの攻撃をよけながら、二人に照準を合わせたもう一方のトロールに攻撃を仕掛ける。

 

 

「こっち見ろ!ドブ臭ヤロウ!」

 

 

攻撃にはそれほど反応を見せなかったが、言葉は理解できるようで、激高してこちらに走ってきた。

 

 

コンフリンゴ!

 

 

片方のトロールの顔面に向けて爆発呪文を唱えるが、トロールはピンピンしており、特に効いている様子は見られない。

 

 

本当はもっと大規模な呪文を唱えたいところだが、ハリーとハーマイオニーがまだ部屋の中にいる以上、二人を妨害するわけにはいかず、「ラカーナム インフラマリ」や「ステューピファイ」など、比較的軽めの呪文でお茶を濁し続けた。

 

 

しばらく攻防を続けるうちに、扉が重々しく開く音が聞こえてきた。

 

 

どうやら、ハリーたちはすでに次の部屋に入ったようだ。

 

 

これなら多少暴力的な手段を用いてもいいだろう、と考えて切り裂き呪文を一方のトロールの目に向け唱える。

 

 

ディフィンド!

 

 

するとトロールの片方の眼球は引き裂かれ、緑色の血液がどくどくと流れ出し、トロールは激しく慟哭した。

 

 

その様子を受け、恐怖で身をすくめるもう一方のトロールの足元に向け、石化呪文を唱える。

 

 

ペトリフィカス トタルス!

 

 

すると、もう一方のトロールの下半身は石化され、逃げ出そうとするが全く動けないでいる。

 

 

再び石化呪文をかけ、トロールは完全に石化した。

 

 

これで安心か。

 

 

そう思ったのもつかの間、隻眼となったトロールが怒号を上げ、こちらに向かって走り出してきた。

 

 

棍棒を思いっきり振りかぶり、俺に向かって振り下ろそうとするが、その腕に向かい肥大呪文を唱える。

 

 

すると、トロールはバランスを崩しかける。

 

 

そしてそれによって生じた隙に、麻痺呪文を繰り返し唱え続ける。

 

 

追加で三回ほどかけると、トロールは完全に麻痺して背中から倒れ、頭を打って気絶してしまった。

 

 

勝負には何とか勝てたが、俺は安堵とともに、どこか空虚な感覚を覚えていた。

 

 

制服で額の汗をぬぐったそのとき、ハーマイオニーが向かい側の扉から部屋に入ってきた。

 

 

そして、部屋のなかの惨状を見ると、「…これ、フィンがやったの?」と尋ねる。

 

 

「このトロール、目が…」と苦々しい表情で呟く。

 

 

俺は黙ってうなずくと、隻眼のトロールの元に近づいた。

 

 

そして、トロールの目元に向け治療呪文を、腕に向け縮小呪文を唱える。

 

 

すると、トロールの引き裂かれた眼球は元に戻り、バオバブの幹のように膨らんだ腕は元の太さに戻った。

 

 

「どうして、治したの?」

 

 

ハーマイオニーの問いに言葉が詰まる。

 

 

「……ただ、自分のためだよ。このトロールをこのままにしておくと、なんだか居心地が悪いから」

 

 

このトロールは誰か、ホグワーツの先生が、賢者の石を守るために連れてきたものであって、トロール自身に罪はない。

 

 

トロールはただ、自分の職務を全うしただけだ。

 

 

…? トロールを連れてくる?

 

 

このとき、俺のなかに何か引っかかる点があった。

 

 

「次の部屋はどういう仕掛けだったんだ?」

 

 

ハーマイオニーによると、魔法薬に関する論理パズルであったという。

 

 

「魔法薬に関するということは、スネイプか?」

 

 

「ええ、多分そうだと思うけど、それがどうしたの?」

 

 

俺はその問いに答えることなく、ずっと心のどこかで抱き続けていた違和感について考え続けていた。

 

 

先ほどのチェスはマクゴナガルの仕掛けだろう。

 

 

そして、その前の空飛ぶ鍵はフリットウィック、「悪魔の罠」はスプラウトのものだろう。

 

 

ということは、このトロールの仕掛けをしたのはダンブルドアかクィレルかの二択となる。

 

 

ダンブルドアかクィレルか……そう言えば、ハロウィーンのあの日、トロールを最初に発見したのは彼であった。

 

 

自ら招き入れることも、この仕掛けを作った人物なら出来るはずだろう。

 

 

彼が大広間で意識を失った後、どのような行動を取っていたのか、全く分かっていない。

 

 

スネイプはハロウィーンの日、四階の廊下へと向かっているとハリーが言っていたが、賢者の石を取りに行ったのではなく、あれはむしろ、逆なのでは。

 

 

そして、クィディッチの試合のあの日、彼もまた競技場に姿を見せていた。

 

 

スネイプが次の試合で審判を申し出たのは、ハリーに呪いをかけるためではなく、あれもまたむしろ、逆なのでは。

 

 

ずっと抱いていた違和感のかけらが、パズルのピースが埋まっていくように、ある一つの答えを作り上げる。

 

 

「…分かった!!」

 

 

しばらくボソボソと呟いた後、急に大きな声を出したため、ハーマイオニーはビクッとしてこちらを見る。

 

 

しかしそれを無視して、声を上げる。

 

 

「そうだ、そうだったんだ!!やっと分かった!!ずっと変だと思ってたんだ!!」

 

 

「どうしたの?何が分かったっていうの?」

 

 

ハーマイオニーがそう聞いた瞬間、チェスの部屋の側の扉がバタンと開く。

 

 

振り返ると、そこにはダンブルドアが凄みを感じさせる形相で立っていた。

 

 

そしてすぐにこちらに近づいてくると、「ハリーは!?」と尋ねる。

 

 

「ハリーならもう、先の部屋に進んでいます!」

 

 

ハーマイオニーがそう答えると、ダンブルドアは「そうか」とだけ答え、次の部屋への扉へと向き直った。

 

 

「ダンブルドア先生!」

 

 

ダンブルドアが振り返る。

 

 

「…クィレルですか?」

 

 

ダンブルドアは深刻な表情のまま一度頷くと、次の部屋へと進んでいった。

 

 

 

 

「やっぱり、そうだったんだ」

 

 

 

 

「さっきから何!?何が分かったっていうの!?」

 

 

 

 

「スネイプじゃない。クィレルだよ、犯人は」

 

 

 

 

 

 

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