そろそろ寿司を食べないと◯ぬ先生   作:カンキツ蜜柑

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 何日遅れたんだろう……。

 けど、帰ってきたぞ!みんな!あけましておめでとう!引き続き寿司を食べる男が行くキヴォトスを見ていってくれ!

 ホシノ、君の案が採用されて良かったな(この世界線では言ってない)……少し違うけど。

 感想、評価、お気に入り登録してくれると嬉しくて死ぬぜ!


奥空アヤネと大鷲ツバサ

「戻ったぜ!」

 

「あ、おかえりなさい先生」

 

「ん、たくさん採れた」「寿司がたくさんあって嬉しいぜ!」

 

「ざっと生徒180人分はあるわ!」

 

「でも、ここに帰る前は200人分近くはあった」「こんなに美味い寿司があるか!?」

 

「先生が食べたから……」「うぉぉ寿司ッ!美味すぎるだろ!」

 

「寿司を食べないと死ぬぜ!」

 

「アヤネちゃ〜んおじさんもうもうヘロヘロぉ〜……肩揉んでぇ」

 

「はいはい、肩に触りますよ、ホシノ先輩」

 

「ありがと〜……あ〜そこそこ効くぅ〜」

 

 アヤネはホシノの肩を揉む。揉まれながらホシノはアリウス生徒たちを連れてきたイーグルスクワッドのリーダーツバサに話しかける。

 

「で隊長ちゃん、神父先生の方はどうなったの?」

 

「今回はざっと20人だけど食料は……大丈夫そうだね」

 

「ツバサさん。一つ聞きたいことがあるのですがよろしいですか?」

 

 アヤネとツバサは教室を出て別の教室に入っていく。ホシノが「まだ物足りないよぉ〜」と言ってたのを背に。

 

「アヤネ……だったっけ?ツバサでいいよ。それで、2人きりになってまで聞きたいことって?」

 

「その、みんながいるところでは話しづらい内容なので……アリウスの生徒の皆さんについてなのですがその……皆さん来た当初には虚ろな目をしていたと言うか、痩せていると言うか何と言えばいいのでしょうか……」

 

 アヤネはアビドスに連れて帰ってきたアビドスの生徒の治療や身寄りのない彼女たちが生活できる環境をひとまず学校内で作っていた。そのため、過酷な環境にいたアリウス生徒たちの衰弱した身体や人によっては弱り果てて衰弱死寸前の者もいた。寿司を愛する先生たちが寿司を食べさせて回っていたことや主にアヤネによる献身的な治療により、一人も命を落とすことはなかったものの、栄養失調の傾向がほとんどの生徒から見えた。

 

「……言いたいことは分かる。あそこにいた頃は満足にご飯も食べられなかったから……」

 

「そんな……」

 

 過去に自分たちが借金に悩まされていた時期が生易しかったのではないか?とアヤネに思わせるほど、『今日死ぬか死なないか』という状況を痛感した。

 

「……でも、私たちは先生や君たちに助けられた。死ぬしかなかった仲間も救えた。感謝してもしきれない」

 

 アヤネはツバサからの感謝の言葉を聞いても浮かない表情のままだった。

 

「……助からなかった子たちの事とか考えてる?」

 

 その言葉にアヤネは図星を突かれた様子でうろたえる。うろたえた後に少しして小さく「……はい」と答えた。

 

「そんなことあなたたちみたいな普通の人が気にする必要はない。アリウスでは過去に死んだ人はたくさんいる。死にそうになってたって何もできずただ虚しいだけ……衰弱死、事故死……気分でアイツに殺されたやつだって…………はぁ、暗い話をしてもしょうがない」

 

 ツバサは顔を上げて下を向いていたアヤネの顔をまっすぐに自分に向ける。

 

「私はもう過去は見ない。死んだやつらには悪いけど、私はもう虚しいなんて思いたくない。虚しいなんて言ってる過去の自分なんか見たくないんだ」

 

「そのツバサさんそれはどういう……?」

 

「へ?あ、私伝え方下手だった?ごめん。私がいいたいのは、私が気にしないんだし、アヤネも気にしなくていいんだよ、って事。あと、さん付けやめて、同い年だし」

 

「お、同い年だったんですか!?」

 

 思わぬカミングアウトに目を白黒させるアヤネ。

 

「ん?何かおかしい?」

 

 きょとんとするツバサ。

 

「い、いえ、何でも……1年生で隊長ですか……凄いですね……ツバサちゃん」

 

「だって生きるためには強くならなきゃだったし、強くなってるうちになっただけだよ」

 

 2人が戻ったあと、アヤネは自分の先輩であり、ツバサと同じ前線で戦うタンクであるホシノに目を向ける。

 

「おっ、アヤネちゃんおかえりぃ〜おじさん肩の次はふくらはぎをマッサージしてほしいなぁ〜なんて」

 

 チラッチラッと可愛くおねだりをする小柄な先輩を見てアヤネは思った。

 

 この人とツバサさんが同じ隊長で身長も私と同じくらいだったから3年生と1年生だとは思えない、逆なら百歩譲って分かるんだけどなぁ……

 

「おじさんのふくらはぎパンパンだよぉ〜お願いアヤネちゃん、早くぅ」

 

 ホシノはふくらはぎをアヤネに見せるようにしてぺちぺちと叩いてみせる。

 

「はぁ、しょうがないですね」

 

 アヤネは渋々と言った感じで言って、ホシノは嬉しそうにアヤネの手を取ってアヤネの持ち場である保健室へと向かった。そこのベットの一つにうつ伏せで寝転ぶホシノ。

 

「足は2つあるんだし、もう一つは私がやるよ」

 

「おっ、隊長ちゃん?いいの?いやぁ、おじさん至れり尽くせりだなあ゙!?」

 

 ツバサは右ふくらはぎ?をマッサージし始め、ホシノは悶絶する。

 

「いだっ、いだだだだっ!!痛い、本当に痛い!!そ、そこはふくらはぎじゃなくて足裏っ!!ツボっ痛いところ押してるからっ!」

 

「ん?ごめんなさい、ここじゃなかった?」

 

「ふ、ふくらはぎはここですよ、ここ」

 

「ん〜………そっか了解、こっちね」

 

「お、おじさんを労ってよぉ」

 

 その後、アヤネとツバサはホシノのふくらはぎをマッサージするのだった……。

 

「ところで教室に先生とシロコ先輩、セリカちゃんが見当たらなかったですが、どちらへ?」

 

 先ほど教室に戻ってきた時、先生やシロコ、セリカがいなかったことをアヤネは思い出す。

 

「食堂じゃない?さっきアヤネちゃんと隊長ちゃんが出ていったあとに柴大将が来たからさ」

 

「柴大将?」

 

「あ、そっか、隊長ちゃんは知らないよね。私たちの知り合いだよ。柴関ラーメン屋さんの大将さん」

 

「らーめん?」

 

「世界一おいしい食べ物だよ!……あっ、これ先生の前で言うと「世界で一番美味い食べ物は寿司だろうがッ!!」って言うと思うから先生には内緒ね」

 

「……寿司よりも美味しい食べ物……興味ある」

 

 ツバサの腹の虫が鳴る。

 

「そう?じゃあ作ってもらおう!行こう隊長ちゃん!」

 

「え?う、うん、わかった」

 

「ほ、ホシノ先輩……」

 

 そうしてホシノたちは先生たちのいるであろう食堂へと向かった。

 

『出張柴関ラーメン』

 

「端のほうに小さく『寿司あります』と書かれていますね」

 

「食堂……」

 

 ツバサの腹の虫がまた鳴る。

 

「隊長ちゃんもお腹空いてるだろうし早く入ろうか」

 

 ホシノは扉を開けて中に入る。二人も続いて中には行った。

 

「す、凄いですね……こんなにアビドスに人が……!」

 

 かつてのアビドスは私たちだけだったけど、昔のアビドスはこんなふうに賑わっていたのかもしれない、とアヤネは妄想する。

 

 アリウスの生徒たちがラーメンを食べる様子は『必死』という言葉が一番合っている。涙を流しながら食べている人も中にはいた。

 

「ラーメン一杯食べてこんなに感動する人は初めて見るね、それもこんなにたくさん……アリウス自治区の話は聞いていたけれど実際あの子たちを見ているとどれだけ過酷な場所だったのか……」

 

「……」

 

「……でも、今は違う。反逆の意志と未来がある。ベアトリーチェに立ち向かう勇気も、あなた達から貰ってる。本当はリーシャが言うべきことだけど……今は作戦中で居ないし、私が変わって礼を言わせてもらうわ。本当にありがとう」

 

「……そっか。いやぁ、素直でいい子だねぇ隊長ちゃん。君何歳?おじさんと美味しいもの食べなぁい?奢るからさぁ〜♪」

 

「え、え?えぇ……」

 

 ホシノはおちゃらけた口調でツバサを食堂へと促す。ツバサはホシノの様子に困惑しているが素直にホシノといっしょに食堂の中へと向かった。

 

「ホシノ先輩、なんだか嬉しそうですね☆何かあったんですか?」

 

「の、ノノミ先輩!?急に後ろからびっくりしました……」

 

 不意に背後から話しかけられたことに心臓が跳ねる思いをする。一度深呼吸をした後に答える。

 

「ツバサちゃん……アリウスの人に感謝されて」

 

「なるほどッ!ですね〜」

 

 ノノミは寿司を愛する先生のマネをするような口調で言った。

 

「そう言えば、先生はどちらに?」

 

「先生?先生ならあそこに───」

 

 ノノミについていったアヤネはすさまじい光景を目の当たりにする。

 

「寿司ッ!美味すぎる!これほどまでに美味い寿司があったのか!?寿司ィーーー!!!」

 

「ん、寿司が吸い込まれてく……」

 

「たっ、食べ過ぎよ先生!アリウスのっ、人たちの分も食べ尽くしちゃいそうな勢いじゃない!!」

 

「へぃ!炙りサーモン追加!柴関ラーメン3杯いっちょ上がりー!」

 

 凄まじい速度でラーメン、寿司を作る柴大将とセリカ、奥には10人を超える人数で食器を洗うアリウスの生徒の姿。まるでダイ◯ンの掃除機のような吸引力で寿司を食らい尽くす先生。それをラーメンを啜りながら傍観するシロコ……はっきり言ってカオス。

 

「せ、先生の食べるスピードを超える柴大将……ゲヘナには1日に二千食作る人がいると聞いたことがありますが、柴大将はその人に匹敵するかもしれません……!」

 

「……割と本当に食料が尽きないか不安になってきましたね☆」

 

「……ん、ノノミ、アヤネ、そろそろ私たちも手伝いに行こう。柴大将はあの様子だけどセリカが」

 

「あっ」

 

「も、もう無理ぃ」

 

「セリカが倒れた!」

 

「セリカちゃん大丈夫か!?あとは俺に任せて休んでくれ、外から帰ってきて手伝ってくれるのはうれしいがセリカちゃんの体調が第一だからさ」

 

「ごめんなさい、柴大将……」

 

 ガクッとセリカは力尽きた。

 

 その後、アヤネが保健室にセリカを連れていき、2年生2人が手伝いに向かった。

 

 後にノノミはこう言った。

 

「お寿司を作るのが上手になりました☆」

 

 と。

 

──────────────────────

 

 イーグルスクワッド紹介

 

 リーダー 大鷲ツバサ

 

 年齢15歳

 

 金髪の鷲のような翼のある生徒

 

 武器種 ベネリ・ノヴァ

 

 武器名 多力

 

 ストライカー 遮蔽物✕ タンク FRONT 振動 重装甲

 

 1年生にしてイーグルスクワッドのリーダーになった。過酷なアリウス環境下でも生きるためだけに強くなった結果リーダーと言う位置についた。アビドスで目覚めた時もそうだが、本性は不安を捨てきれず、泣きそうになることがあるが、そこはリーダーっぽく強気に振る舞うことで感じさせないようにしている。割と天然で阿呆。ショットガンの名前は「大きな(当時ツバサは大と多を間違えてた)の力が欲しい」という意味から「多力(タカ)」と名付けた。

 




 後書きタイム!

 皆さん!フェスが迫ってきましたね!石はありますか?

 私はこのまま行けばフェス3天井、無料100連+100連出来るくらいには貯まる予定です!

 ですが、持っていないフェスの生徒は水着ホシノとドヒナ……水着ホシノ見て始めたブルアカだけど物欲に邪魔され続けた3回目……今度こそは当てる!

 それはともかく、今回のフェスと無料100連の私の予想は、無料100連→フェスの順番で

 無料100連『リオ』『トキ(新衣装)』
 フェス『アリス(新衣装)』『アキラ』

 と予想。七囚人は全員フェスキャラであって欲しいと言う私の願望が前に出過ぎてるかもしれませんが、これで予想します!皆さんはどのような予想をしてますか?

 次回からはもっと投稿頻度を上げていきたい……。では!

寿司を楽しむ男先生の名前アンケート

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  • 運動先生
  • 楽しむ(楽)先生
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