今後重要なまともに話せる人材のうちの一人の投下。
お気に入り登録、評価、感想してくれたら嬉しくて死ぬぜ!
追記、一時期、ルーキーか日間のどっちか6位とかになってたのあれすごく嬉しかったです。
「そろそろ寿司のファンクションを実行する」「何ィ!?」
教室にいる全員が「誰だお前はッ!?」と思っているところ、すっと教室に入り、チョークを手にとる。
「まず。何故、イワシ、サバ、サンマ等の青魚は頭が良くなるのか、その理由は青魚にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの脂肪酸が豊富に含まれている。そして、脂肪酸は体内では生成できない。そして、青魚に多く含まれるDHAは、脳の発達に関わり、記憶力や集中力を高めることが知られている」「マグロやサーモン、鰻なんかも食べるといいぜ!」
「記憶力と頭の回転をアップさせる効果が期待できるこれら青魚を効率よく、そして美味しく摂取できる手段として考えられるのは一つしかない……これは寿司が『テクノロジー』ではなく、『食べ物』という認識だからこそ、出来ることだ」「そういうことだぜ!」
「解ったか?学生諸君、これから君たちがすべきことは」
寿司を理解する先生(以下、理解先生)の話を聞き終えた補習授業部の反応はそれぞれ。
全く理解できてないコハル。
取り敢えず、聞いたことをメモした(覚えたとは言ってない)アズサ。
理解が追いつかないながらも、表情だけは取り繕っているハナコ。
もうどうなってんのかわからない状況に「あはは……」と乾いた愛想笑いしかできないヒフミ。
「そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!」
「そろそろ寿司のファンクションを実行する」
ヒフミたちは一問問題を解く毎に一貫寿司を食べる。なかなか鬼畜なペース。最初に音を上げたのはやはりと言うべきか、コハルだった。
「もうこれ以上食べられない!死んじゃう!!」
しばらく寿司を食べながら勉強していたコハルだが、遂に腹と精神の限界を迎える。
もうもはや、寿司を食べることがメインになってきた勉強時間。1問解いてサバ、1問解いてマグロ、1問解いてサーモン、etc……
「もう、寿司なんてこりごりよ!」「うるせぇ黙れッ!」
怯むコハル。
「……1次試験の結果……見させてもらったが、32点アズサ、11点コハル……2点ハナコ……合格点はヒフミ1人だけ、これじゃあまともに勉強しても合格は不可能。そこで、寿司を理解する過程であらゆる事を理解した俺が来たというのに……全く、合格する気はないのか?」
ぐうの音も出ないコハル。
「寿司を理解しようとする気のない者に今回の試験を理解できるやつなどいない」「そういうことだぜ!」
このあとは、理解先生による、講習が行われた(寿司を愛する先生は特に何もしなかった)。寿司を理解しているとは言うが、どのくらい寿司を理解してるのかは定かではないが、知識は豊富で、ヒフミの話によると「とてもわかりやすかった」らしい。
トリニティ、ティーパーティーのナギサと話をする先生2人。
「貴方がもう一人の新しい先生……どれも容姿が似ていますね……双子ですか?」「俺だぜ!」
「???」
理解できてないナギサ。
「俺たちはそれぞれ別の世界線から来た俺だ」「そういうことだぜ!」
「……………まぁ、いいでしょう。それで話とはどういった事を聞きたいのですか?」
「聞きたいことは一つだぜ!試験に落ちちまったら一体どうなるんだ!」
「……簡単な話、『皆揃って退学』です」「何ィ!?」
「なん、だと!?そうすると、合格点を既に出しているヒフミもこのままだと退学になる……ということか……!」
「……えぇ、大変心苦しいことではありますが、助け合うことのできない人たちには落第して貰うしかありませんもの……ね」「何ィ!?」
「……そんな横暴なことが許されるのか……!?」
「もちろん本来であれば、長い手続きなどを済ませたうえで、確認と議論を行ってから決定される……そこをシャーレの権限を使わせていただいて「なにィ!?」、我が校の校則を無視できるように調整させて頂きました。「なるほどッ!」ですので、許されるかどうかはおいておいて、可能ではあるのです」「なにィ!?」
「……そもそも、補習授業部は……生徒を退学させるために、作ったものですから」「なにィ!?」
「何故だ……寿司を理解する俺でも、こんなことが必要だとは思えない……」
「その理由は、シンプル……あの中に、トリニティの裏切り者がいるからです」「なにィ!?」
「その裏切り者の狙いは、エデン条約締結の阻止……この言葉の持つ重さを理解していただくには「エデン条約」とはなにか、という説明が必要そうですね」
〜ナギサ説明中〜
「なるほどッ!」
「なるほど……完全に理解した。トリニティとゲヘナの不可侵条約。この2校の間で起こった紛争に介入し解決……その裏切り者の目的はおそらくナギサの言った通り、トリニティ、ゲヘナ両校の共倒れだろう……それを阻止するために、トリニティにいる裏切り者の容疑者を一箇所に集め、排除しようとしたわけか……無垢なトリニティ生とともに」「なるほどッ!」
「はい」
「だが、排除だけが目的なら、俺やコイツに話をする必要がない……本当の目的は……その中にいる、本物の裏切り者の特定……そうじゃないか?」
「……御名答。キヴォトスの平和のために、連邦捜査部シャーレとして協力していただけませんか?」
「……わかった。だが、俺達は俺達のやり方でやらせてもらう」「やぁってやるぜ!」
「……そうですか。わかりました」
「では最後に、試験については私たちの手のひらの上にあります……その意味がわかりますか?」「なにィ!?」
1次試験、なにか細工があったわけではなかった……これからがナギサの手が加わる……と、言うわけか……この言葉の意味……
「……試験で合格させる気がないと?」「なにィ!?」
「そこは……先生方の活躍を期待しています。先生の行動がトリニティに利するものであると願っていますね」「やぁってやるぜ!」
「フン、ありとあらゆる寿司を理解した俺に不可能は無い」
こうして、先生二人とナギサの話し合いが終わる。明日からは補習授業部の合宿がある。少なくとも寿司を理解する者は4人をどうやって合格させるか、頭を悩ませるのだった。
さて、慎重に書いていこう。シナリオぶっ壊さないでね。頼む……寿司を理解する者を緩和剤に敷いたんや……カイザーの二の舞いだけ早めてくれ……