デーデクのハジケヒーローアカデミア ただし作者、お前はダメだ 作:肘神さま
峰田と上鳴の策略でチア服を着せられた女性陣。
プレ「どーしたA組!?」
八百「くっ…!まさかこんな策略だとは…!」
耳郎「アホだろアイツら…!」
葉隠「いいんじゃない!?やったろ!!」
蛙吹「透ちゃん好きね」
プレ「おっと!次は男子組の登場…って」
男子組も登場したが…
プレ「ほんとにどーした!?」
何故か皆ふんどし一丁だった。
上鳴「なんでだよ…ほんと…」
峰田「なんで俺らもこんな格好しなきゃなんねーんだよ…」
切島「オメェらのせいだろうがっ!!」
遡るほど数分前…
首領「ふんどしま〜つり!ふんどしま〜つり!」
天の「ふんどしま〜つり!ふんどしま〜つり!」
緑谷「というわけで、僕達も女子達に負けず、褌になろう!!」
『わかるかー!!?』
緑谷にバレてふんどしさせられた男子陣。
爆豪「クソッタレコンビ…覚えてろよォ…!!」
轟「この借りは大きいぞ…」
プレ「さぁさぁ!楽しめよレクリエーション!その次は最終競技のトーナメント戦だ!!」
因みにこのふんどし男子の写真が密かに撮られ、かなりの数が売れた。
ここで残ったベスト4チームをご紹介。
緑谷チーム(緑谷・青山・上鳴・発目)
爆豪チーム(爆豪・切島・芦戸・瀬呂)
轟チーム(轟・飯田・八百万・常闇)
心操チーム(心操・麗日・尾白・江噴)
この16人が勝ち残り、トーナメント形式で1対1のガチバトルを行う。
ミッ「んじゃ1位から順に」
尾白「あの…すみません!俺…辞退します」
組み合わせが決まる前に尾白は辞退を宣言した。
理由は心操の個性に操られ、自分自身で戦えなかったことだ。
葉隠「気にしすぎだよ!本戦で結果を残せばいんだよ!」
芦戸「そんなん言ったら私だって全然だよ!?」
尾白「違うんだ!プライドの話さ…俺が嫌なんだ…」
緑谷「いいね…その漢気を讃えてこの人形を上げよう!」
上げたのはフサフサの綿毛に顔がある人形。
尾白(いらねぇ…)
緑谷「僕なりにあなたを綿毛で作ってみました」
尾白「ははは…ありがえ!?これ俺ッ!!?」
尾白は辞退し、代わりに塩崎が入ることに。
塩崎「神よ!この機会をいただき、感謝いたします…!」
ミッ「といわけで…組はこうなりました!!」
緑谷vs心操
轟vs瀬呂
塩崎vs上鳴
江噴vs発目
芦戸vs青山
常闇vs八百万
飯田vs切島
麗日vs爆豪
心操「あんたが相手か…」
緑谷「や」
尾白「待て緑谷!奴に答えるな!」
緑谷「え?」
緑谷が応える前に尾白に止められた。詳しく聞くと、心操の個性は『洗脳』。自分の言葉に受け答えをした相手を洗脳して操ることができる。
こうして組み合わせが決まり、レクリエーションが始まる。
精神を研ぎ澄ます者、緊張を解きほぐそうとする者…
緑谷「タワシと共にあれー!!!」
『タワシと共にあれー!!!』
首領「タワシと共にあれー!!!」
『タワシと共にあれー!!!』
天の「タワシと共にあれー!!!」
『タワシと共にあれー!!!』
緑谷「タワシは…」
『必要だアアアアアアアアアアアアッ…!!!』
タワシの格好し、『タワシ教』と書かれた大きな幟旗を振りながら客席の皆と共にタワシを掲げる。
爆豪「変な宗教作んなッ!!!」
ふざける者と、様々な思いを胸にあっという間に終わった。
待機室の廊下、緑谷はステージに向かおうとすると、出入り口に轟が立っていた。
緑谷「あの…モグモグ…話って…ゴクッ…何?」
轟はまっすぐに、パンを食べる緑谷を睨みつける。
轟「トーナメント…見たよな? お前が勝ち進めば俺と当たる。正直、お前なんか眼中になかった。『鼻毛真拳』というふざけた個性で、数々の技を出してきた。だがそんな力なんか俺の氷でどうにでもなる」
緑谷「うん…ムシャムシャ…そうだねー…ムシャムシャ」
気にせずパンを食べる緑谷。
轟「…だがお前はこの体育祭で、第1第2ともに1位を穫ってきた。でもな…お前には勝つ。それを伝えに来た」
緑谷「!?」
パンを食べ終えた緑谷は思わず、ポケットに入れていたチョコクランキーを取り出して食べた。轟焦凍がこうして宣戦布告に来ていることに驚いた。
緑谷「僕も…ムシャムシャムシャ…負け」
轟「これは俺の私怨でもあるんだけどな」
僕も負けないと応えようとした緑谷を、轟は遮った。
緑谷「遮るじゃねぇー!!!」
バゴッ!
轟「ごふっ!?」
緑谷「人の話は最後まで聞く!!お母さんに習わなかったのかー!!」
轟「ッ!!…俺の母さんは…」
緑谷「まぁそんなことは今はいい!人が食事している時に自分ばっかり話しやがって!!よーし!じゃあ次はこっちの番だ!!いっぱい話してやるー!!!」
轟「えっ!?」
〜緑や劇場〜
おし「おしゃべりは好きかーい?」
おしゃべり先生!!
おし「私はおしゃべりは嫌いだ」
嫌いだった!!
〜緑や劇場・閉幕〜
緑谷「ふ〜!スッキリした…!!」
轟「いや…意味がわからん…」
唐突にも語られた、というか劇が始まったかと思えば急に終わったことにクールな轟の脳が追いつかず、唖然とした。
緑谷「それじゃあ他に話がないのなら僕、行くね」
ステージに行くと言われ、正気に戻った轟は緑谷を止めたが露骨に嫌そうな顔をされた。
轟「…俺は俺の『氷』で勝ち、1番になる…当たった時は、全力で来い」
そう再び宣戦布告し、緑谷に怒り、執念、私怨、嫉妬、様々な思いが込められ覇気の言葉をぶつける。
緑谷「ぼう、ばひょひゃほほう…!」
口いっぱいにポテチを入れながら応え、部屋に戻った。
轟「……」
プレ「ヘイガイズ!アァアアユゥウレディ!?色々やってきましたが結局これだぜガチンコ対決!!」
1回戦の競技場にて、緑谷出久と心操人使は向かい合う。
心操「知ってるか緑谷出久。お前、1年じゃ有名人なんだ。1年でだけじゃない、学校中がお前の名前で溢れてる」
緑谷「ザク…ムシャ…ムシャ…」
心操が話始めた。だが緑谷はカレーパンを食べていた。
心操「聞いたぞ?入学した際に全生徒の下駄箱や机にカレーのレトルトパックをいれ、廊下にはオールマイトグッズを並べてあったり、牛が牛乳勧めてきたりで初日から大騒ぎだ。あれ、お前の仕業だったらしいな」
プレ「レディィィィィィ…スタアアアアアアアトォ!!」
『お前の仕業かッ!!!?』
スタートと共に全校生徒に知られる緑谷の行い。皆にツッコまれるが気にせず鼻をほじってる。
心操「USJの件もあって、1年はヒーロー科の1年A組を打倒とする奴にあふれてる。だが知ってるか?調子に乗っているやつほど足元掬われるって?」
緑谷「……」
煽っているが緑谷にはそんなことは通用しない。だがそんなことは心操は知っている。
心操(まぁこの程度で応えないのは想定内だ…本番はここからだ…)
何か秘策があるらしく、笑みを浮かべている。
心操「緑谷、質問だが…お前は俺の言うことを聞くか?」
緑谷「ううん!聞かないよ!」
それに答えると緑谷が動かなくなった。
尾白「緑谷のバカ!…あれほど言ったのにぐふっ!?」
麗日「デク君を馬鹿呼ばわりするなッ!!」
緑谷大好き麗日は、緑谷の悪口を許さない!
心操「(よし、あの『ですノート』…やはり緑谷にも効くようだな)…場外に行け」
心操はステージに立つ前に『ですノート』に緑谷の名前を書いた。
『ですノート』とは…書かれた名前の人物はノートを持つ人の言うことに必ず応えなければならない。心操の個性と相性抜群である。
心操の命令通り場外へ向かう緑谷。
ピタッ…
心操「あ?」
緑谷「……」
場外まであと少しというところで動きが止まる。
心操「おい何してる…とっとと場外へ行け!」
パカッ!
緑谷の頭が開くと中から脳みそが出てきた。
脳「よいっしょと」
心操「は?」
脳「ああすまんねっ!ちょっと待てって!」
脳みそは緑谷の背中まで降りるとボタンを押す。扉が開き、中には機械があった。
脳「ああ〜!やっぱりショートしてるよ!やれやれ…」
脳みそがドライバーでいじり、扉を閉めボタンを押すと緑谷が動き出した。
脳「はぁ〜直った直った!」
緑谷「ありがとう!」
脳みそは修理が終わり、戻っていった。
緑谷「さぁ行くぞ!!」
心操「マジかよお前ッ!!!?」
あまりの衝撃映像に心操や会場の皆が驚く。
緑谷「僕を操れると思ったかい?そんなんじゃ僕は操れないよ!!」
心操「チッ…!」
緑谷「しかし…君はやはり惜しいな…轟君に使う予定だったが…心操君、君に教えてあげよう」
心操「何がだ…?」
そう言い構える緑谷。
緑谷「鼻毛真拳㊙︎奥義…!!」
地面が揺れ出し始め、周りがざわつき始めた。
観客「おいこれってあの時の!?」
耳郎「まさかまた!?」
上鳴「勘弁してくれ!!あれはもうこりごりだ!!」
緑谷「『
周囲の景色が変わり、そこは木々と花畑が広がる美しい世界となった。
心操「こいつは!?(第1の時と違う!?)」
緑谷「ここは『鼻毛英雄空間』。ここでは魂と精神を解放することでき、その奥に眠る真の力を解放することができる。だが、もし解放できなければ精神が崩壊する…」
心操「な…なんだよそのふざけた技は…!!」
「それがこの世界のルール…」
心操「!?」
後ろを振り向くとサングラスと髭を生やしたさつまいものような生物が自転車に乗っていた。
心操「な、なんだこいつ…!?」
KI「俺の名前はKING鼻毛!この空間の守護神のような者さ。さぁお客人だ、歓迎してやろうぜー!!」
シーン…
KI「ペナント!ペナント!ペナント!」
心操「いたっ…ちょっ…やめろっ!」
KI「ヤメーヌッ!!」
ペナントを振り回し始めたKING鼻毛。たまらなくなり、後ろへ下がる心操だが…
首領「心操オオオオオオオオオオッ…!!!」
後ろから何故かチーズのコスプレをした首領パッチが走ってくる。
首領「チーズを舐めるんじゃねぇ!食べるんだああああああああああッ…!!!」
KI「イエエエエエエエエエエエエスッ!!ヨーグルトでーーーーーす!!!」
KING鼻毛も負けじとヨーグルトの格好して応戦する。
ガシッ!
緑谷「君達は…私に食われるのだ…!!」
『ぎゃああああああああああッ…!!!?』
巨大化した緑谷が2人を掴むとチーズをバクバク食べ、ヨーグルトも飲み干した。
緑谷「次は…?」
天の「ひいいっ!?」
牛乳の格好をした天の助を見つけると、即座に捕まえようと動き出す。
天の「お助けを!!お助けを!!」
緑谷「飲〜ま〜せ〜ろ…!!」
追いかける巨人緑谷。捕まえようと手を伸ばした瞬間、何かが凄いスピードで腕を切ってきた。
緑谷「ッ!!?」
天の「あ、あれは!?」
首領「巨人は殲滅する…!!」
それは立体機動装置を装備した首領パッチだった。
緑谷「ヌゥウウウウウウウ…!!!」
襲いにいく巨人緑谷。迎え打つ首領パッチ。ぬるりと躱しながら巨人の下へ段々と近づいていき、等々顔まで来た。
首領「貰ったッ…!!」
背後に素早く回り込み、うなじを切ろうとした時、盛り上がると中からKING鼻毛が現れた。
KI「掛かったなアホーが!!」
首領「何っ!?」
KI「喰らえ!『クロスペナントアターック』!!」
天の「危なーい!!」
天の助が止めようと間に入り込む。その時、3人が合わさるとそれは一つの光となり、そしてティラミスとなった。
『ティラミスになっちゃった〜!』
緑谷「パクッと」
食べられた。
『食べるなアアアアアアアアアアアアッ!!!!』
緑谷「ぐぼろぉ…!!!?」
すぐに口から抜け出した。そして光となって輝きが増していき、そして大きくなると…
『ジュワッ!』
3人の光の巨人になった。
緑谷「おのれぇええええええ…!!!!」
首領「ジュワッ!」
天の「ジュワワワワー!」
KI「ジュッジュワン!!」
4人の巨人がぶつかり合う。1人は光線、1人は八つ裂き光輪、1人はキン肉バスター、1人はライダーキックと技を繰り出す。
心操「何やってるんだよ…」
心操はただ見つめるしかなかった。いや何もするものか。絶対にしたら後悔することになる。そう確信していた。
心操「……ん?」
ふと横を見ると女装をした首領パッチと天の助がいた。
首領「巨人達よ!どうかお願いです!怒りをお鎮めください!」
天の「このままでは世界が滅んでしまいます!」
『うるせぇ!!!』
ガンッ!!!!
『ギャアアアアアアアアアアアッ…!!!?』
心操は思った。なんでお前らいるの?戦っているあの2人は誰?だがツッコマない。
『うおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!』
拳がぶつかり合おうとした瞬間…
ポッポー!ポッポー!
鳩時計が鳴った。
それと同時に攻撃をやめて辺りを片付けてテーブルと椅子を出して、食べ物を並べた。
『いただきます!』
楽しく食事の時間だ。皆が美味しそうに食べていると首領パッチが急に立ち上がり、両手で狐の形を作った。
首領「アバンチュール!!」
『ニャー!!』
それを見た皆が猫のポーズを取り叫ぶ。
『アッペルサン!アッペルサン!アッペアッペ!アッペルサンドリコ!!』
『ウーーーーーーーーン…!!!』
『ワンタン!!』
心操「誰か…助けて…」
心操は限界に達していた。
心操(なんで…どうすればいい?…ここからどうやって脱出すればいいんだ?…もしかしてずっとこのままなのか?…俺の個性で…いや、こいつらには効かない…どうすればいい…!!)
『ル〜ダン♪ル〜ダン♪ルダルダル〜ダン♪』
心操の周り囲み、よくわからない歌を歌い始める皆。
首領「さぁ、一緒にちくわパーティをしよう…」
心操「やめろ…」
天の「こんにゃくもあるぞ…」
心操「やめてくれ…」
KI「ザウルスライダー…ザウルスライダー…」
心操「やめろ…!」
何もできず、次第に恐怖が芽生え始める。
心操(誰か…助けてくれ…)
緑谷「自分を見失うな」
『パーティだあああああああああ!!!』
心操「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおッ…!!!!!!」
心操が叫ぶと、首領パッチ達が動かなくなった。
心操「……え…?」
緑谷「漸く、素直になったか」
空間が歪みだし、元のステージに戻った。
プレ「おっと戻ってきたぞ!!」
麗日「戻ったけど、急にどうして…?」
心操「今のは…」
心操は驚いていた。自分の個性が緑谷達に効いたのだ。出鱈目で訳がわからない理由で封じられたというのに、何故効いたのか理由がわからない。
緑谷「君に個性が答えてくれたんだ」
心操「俺の…個性が…?」
緑谷「『鼻毛英雄領域』は魂を解放すれば真の力が目覚める空間。その中で君は個性に頼んだ…『助けて』と」
心操「!?」
緑谷「君自身、個性を嫌っていたから本当の力が出せないでいた。だが今回、心の奥底から個性を求めた…君の頼みに答えるために…」
心操「は、なんだよ…まるで個性に感情があるような言い方じゃねぇか?くだらねぇ…俺の個性が何だってんだ…!」
緑谷「心操君、君は自分の個性を悪く言われてとても悔しい気持ちだったんだね?」
心操「っ!!?」
緑谷「個性は君自身でもあり、かけがえのない友であり家族だ。馬鹿にされれば嫌な気持ちになるよ…だからこそ、その力を皆に見せてやろう!自分の力をわかってないクソ豚共に!!」
観客(口悪…)
緑谷の口の悪さはさておき、心操はその言葉に何処か胸の支えが取れたような気分だった。
心操「おい緑谷…俺の個性で、ヒーローになれると思うか?」
緑谷「それは君次第だ。でも僕はなれると思うよ!」
そう言われ、心操は笑みを浮かべた。
緑谷「君の英雄魂…見せてみろ!!」
心操「…本当に、わからないやつだなっ!!」
緑谷に向かって走り出す。今の彼は真っ直ぐに見ている。もう迷いわない。
心操「うおおおおおおおおおおおおおおおッ…!!!!」
緑谷「『餅大根』!!」
心操「ぐああああああああああああああッ…!!!?」
心操は負けた。だが彼は何処か嬉しそうな顔をしていた。
プレ「勝者!!緑谷出久!!!」
ふぅ…疲れた…ギャグも疲れるよほんと…
さぁ、今回も色々ボケたぞ。ツッコミたい人はどしどしコメントするように!