デーデクのハジケヒーローアカデミア ただし作者、お前はダメだ 作:肘神さま
心操は夢を見ていた…
心操「ここは…?」
『気がついたのですね?』
心操「っ!…誰だ?」
そこに現れたのは小太りでパンチ一丁の中年男性がいた。
洗脳『恐れることはありません。私はあなたの個性…『洗脳の精』です』
心操「嘘だああああああああああッ…!!!?!!!!?」
洗脳「あ、ちょっと待って!落ち着いて!」
自分の個性がおっさんだと知って叫ぶ。洗脳の精は落ち着かせるためにお茶を出す。
洗脳「落ち着きました?」
心操「ああ…」
洗脳「では、ここでは君の未来について知ることができます!さぁこの精霊様になんでも聞いてください!」
心操「え…んじゃ…俺はヒーローになれるのか?」
洗脳「なれます…けどその前にとてつもないことが起きるでしょう」
心操「それは…緑谷繋がりか?」
洗脳「イエス」
心操「ヤバいことか…?」
洗脳「それもデンジャー…」
心操「…どんなことが…?」
洗脳「……聞きたい…?」
医務室・ベッド
心操「そ、その…アンコウも…!?秋田で…ど、ど、ど…ドライブスルー…!!」
リカ「…さっきからなんの夢を見ているんだいこの子は…?」
始まるよ!
緑谷が心操に勝ち、次へと進む。
観客1「あの緑谷という生徒凄すぎだろ!?」
観客2「空間すら操り、個性のパワーアップ…!」
観客3「彼がどんなヒーローになるか気になってきた…!」
爆豪「んのクソが…(なんだよデク…お前のその力は…!!)」
轟「……(真の力…いや、関係ない…俺はこの力だけで勝利する…!)」
オー「緑谷少年…!(君はどこまで私の想像を超えるんだ!やはり彼に引き継いでほしい!!)」
麗日「早く緑谷君と結婚したい」
葉隠「ワオ!?本音がダダ漏れ!!」
パン「ほう…闇堕ちフラグをへし折ったか。それでこそだな!」
死柄「なんなんだあいつは…」
領域系を使ったことに死柄木は戸惑っていた。自分の個性で倒せず、更に相手の強さをどんどんと知り、絶望感が押し寄せる。
パン「まぁ今はよく見ておけ。いずれお前が倒す未来のヒーローの1人なんだからな」
さて、この後他の生徒達が戦うのだが…時間があれだし、知りたい人は漫画を読めばいいから省略する。
『おいっ!!!?』
代わりに緑谷以外、誰がどう勝ち残ったかお見せします。
轟。瀬呂を凍らせて戦闘不能に。
塩崎。上鳴がアホになって倒せた。
江噴。発目を吹き飛ばして勝利。
芦戸。酸により青山に普通に勝つ。
常闇。影を使い、八百万に何もさせず倒す。
飯田。スピードを活かして切島を場外にまで吹き飛ばした。
爆豪。爆発により麗日を倒した。
それじゃあ緑谷対轟戦まで飛ばすよー。
緑谷「いっけなーい!遅刻遅刻ー!」
セーラー服を着た出久は食パン(一斤)を咥えてステージへ急ぐ。
エン「おぉいたいた」
そこに轟の父、エンデヴァーが現れた。
エン「ん?なぜセーラー」
緑谷「邪魔じゃボケェ!!!!」
ボゴッ!!!
エン「ぐほぉ!!!?」
食パンを投げエンデヴァーの顔面にクリーンヒット。気絶した。
緑谷「早くしないと轟君が先に来ちゃう!!」
因みにあの食パンはタングステン製である。
プレ「さぁ!!第二回戦!!勝つのはどっちだァ!?」
天の「俺の紅茶でオーレを漬ける!!」
首領「僕の全粒粉のチョコパンに黄身を塗って焼く!!」
轟と緑谷の格好した生物2人がステージで戦おうとしている。
相澤「お遊びがすぎる…!!」
相澤に縛り上げられ、放り投げられた。
『あーれー…』
緑谷「もうそのネタいいよ」
ドガアアアアアアアンッ!!!
更にバズーカによって吹き飛んだ。
プレ「派手な花火だぜ!さぁ!イレギュラーが出たが改めてェ…勝つのはどっちだァ!!?」
こうして始まった第二回戦。緑谷対轟の戦いが始まる!!
プレ「レディィィィィィ…スタアアアアアアアトォ!!」
轟「凍れッ!!」
轟が早速凍らせに来た。巨大な氷海が押し寄せ、緑谷を飲み込んだ。
プレ「緑谷が瀬呂と同じく氷海に飲み込まれたァ!!これはもう早速アウトかァ!!?」
誰もがどう見ても轟の勝利だと思ったが…
ピュウン…!!!
バキッ!!
轟「……は?」
音のした後ろを見ると、そこには真四角でできた穴が空いていた。前を向き直ると氷にも同じ穴が空いており、そこから徐々にひび割れが広がり、氷が崩れ落ちた。
そして中から…
緑谷「ほげー…」
ほげった緑谷が出てきた。
『何その顔ッ!!?』
轟「ふざけるなッ!!!」
轟がまた氷を出すが、人差し指と親指で四角の形を作ると前へ押し出すと白いエネルギー体が現れ轟の氷が粉砕した。
轟「っ!?」
緑谷「ほげー…」
プレ「またしても氷を砕いたァ!!しかしなんだあの顔は!?」
轟(なんだあれは!?…俺の氷を簡単に砕いた…あれも鼻毛真拳なのか?)
緑谷「ほげー…」
いつの間にか寝転がりながら轟を見つめている。だがその目は虚で死んだ魚のような目をしていた。
轟「なんだその目は……俺を馬鹿にしてるのかッ…!!?」
緑谷「ほげー…」
轟「こっちは真面目だ!!いい加減その顔はやめろッ!!」
緑谷「ほげー…」
轟「…良いだろう……なら俺の本気を…見せてやるッ!!!!」
そう言うと轟は今までで1番デカい氷塊を生み出した。
プレ「こいつはヤベェエエエエエイ…!!轟の奴、こんなスゲーの持っていたなんてなァ…!!」
轟「あいつ用に考えていた技だ…!!まさかお前で試すことになるとはな…!!」
緑谷「ほげー…」
轟「もういい…その顔はもう飽き飽きだッ!!!」
巨大な氷塊が緑谷に襲いかかる。
緑谷「ほげー…はんぺんしょー…」
ドガアアアアアアアアアアアアン…!!!!!
しかしその氷塊も白いエネルギー波『ハンペン承』により砕かれ、氷の粒となって降り注ぐ。
轟「…なんだよ…それ」
あまりに呆気なく今の自分の大技が砕け散ったことに大きなショックを受けた轟。
緑谷「……気は済んだ?」
轟「何?」
緑谷「わかったでしょ。轟君の氷じゃ今の僕は倒せない…炎を使おうよ。そうすれば…」
轟「お前に何がわかるッ!!!!」
緑谷「!?」
轟の怒号に緑谷は一瞬驚いた。彼の本当の怒りが緑谷に響いたのだ。
轟「俺が…どんな思いで生きてきたのか…どんなに憎んだか…あいつを…エンデヴァーをこの手で」
ドゴンッ!!!
首領「急患でーす!!!」
轟「え!?」
突如救急車が登場し、轟を吹き飛ばした。
プレ「おっと!突如救急車が登場したー!?」
轟「ぐふっ…!?」
エン「焦凍!!?」
あまりの急展開にエンデヴァーも驚きを隠せない。
緑谷「患者の状態は!?」
首領「体温が急低下!呼吸も低く心拍数が依然低下中!」
天の「兎に角見てくれ!!」
救急車から出てきたのは白髪の女性で、その姿に轟とエンデヴァーは開いた口が塞がらず、顔が真っ青になっていった。
首領「轟冷、エンデヴァーの妻。精神的な病により個性が悪化。とても危険な状態です!」
轟「か、かっかかっかっかかあさんッ…!!!?」
エン「冷…!!?」
轟冷…轟の母であり、エンデヴァーの妻。
緑谷「体温が低い…このままじゃ死んでしまう…熱だ!!熱がいる!!火でもマグマでも太陽でもいい!!熱いのを持ってきてくれ!!」
『そう言うと思って、持ってきました!!』
いつの間にか轟とエンデヴァーが手錠に繋がれて目の前に立っていた。
エン「なんだこれは…!?」
轟「おい緑谷!!どういうことだ!?」
緑谷「シャラップ!!口を動かす前に個性を動かせ!!彼女を助けるには君達の個性で温め続ける必要がある!!そうしなければ彼女は助からないんだ!!だから協力しろこのクソDV夫野郎!!」
エン「なっ!?…貴様、言わせておけば」
首領「いいからとっとと個性使えッ!!!」
バキャンッ!!!
エン「ゴブっ…!!」
エンデヴァーの後頭部を掴み、地面に叩きつけた首領パッチ。
切島「エンデヴァーを叩きつけたっ!!?」
上鳴「恐れ知らずにも程があるぞ!?」
ガシッ!
緑谷「轟君!!」
轟「っ!」
轟の肩を掴み、真剣な顔つきで睨む緑谷。
緑谷「頼む!君の力が必要なんだ!!」
轟「…俺は…俺は…!」
緑谷「君のお母さんは助かる!!必ず僕が救ってみせる!!」
轟「…母さんを助けるのは賛成だ…でもなんでこいつとやらねぇといけないんだッ!」
緑谷「いいからとっとしろクソガキーッ!!!」
轟「ゴボッ…!!?」
エンデヴァーと同じく叩きつけられた轟。
耳郎「轟もやられたっ!!?」
八百万「もう無茶苦茶です!!」
緑谷「人の命がかかってるんだ!!そんな下らないプライドで…君の大事なお母さんが死ぬんだぞ!!」
轟「ッ!?…く、下ら」
天の「早くしろやッ!!」
天の助も頭を掴んで叩きつけ様としたが…
ガシッ!
天の「あれ?」
轟「凍ってろ!」
天の「カチーン…」
首領「天の助〜!!?」
2度も同じのは喰らわないため、天の助は凍った。
緑谷「さっさとしてぇー!!」
ゴチンッ!!
轟「ごふっ…!!?」
そのまま凍った天の助を投げて直撃させた。
そして渋々手伝うことになった轟とエンデヴァー。そしてひょっとこ仮面さん。
轟「いや誰だこいつは…!?」
ひょ「ひょっとこ仮面だよー。火が出せるよー」
緑谷「ほらそこ!喋ってないで炎出す!!」
熱が下がらないよう冷の周りを轟、エンデヴァー、ひょっとこ仮面が炎を出す。
轟(母さん…)
あれほど毛嫌いしていた炎をお母さんのために使っている。轟は複雑な気持ちだ。そしてそれはエンデヴァーも同じ。
エン(こんな形で、お前を助けることになるとはな…これも罪滅ぼしか…)
エンデヴァーが行ったことは許せるものではない。許さなくてもいい。だがもしその人が、良い行いをしているのであれば、邪魔をしないであげたい。その行いで助かっている人はいるのだから。
ひょ「暑いな〜」
ひょっとこ仮面も青い炎を出して頑張っている。
冷「焦凍…」
轟「…!?」
冷「ありがとう…嬉しいわ…」
轟「母さん…!」
緑谷「はい麻酔のシュールストレミング」
冷「ぐほっ…!?」
轟「かああさああああああああんっ…!!!?」
シュールストレミングにより意識を失った。
緑谷「よし、それでは手術を始めます!」
首領「はい!ドクターM!」
プレ「また出たぞドクターM!?」
こうしてドクターMの手術は始まった。
天の「手術は秘密義務〜♪」
大きなカーテンで隠された。
緑谷「それではまず…カブトムシ!」
首領「カブトムシ!」
轟「え…?」
緑谷「なすび!」
天の「なすび!」
エン「なすび…?」
緑谷「ライスカレー!」
首領「ライスカレー!」
緑谷「ズッキーニ!」
天の「ズッキーニ!」
緑谷「たぬきの置物!」
首領「たぬきの置物!」
緑谷「炭!」
天の「炭!」
緑谷「消しゴム!」
首領「消しゴム!」
緑谷「ルッコラ!」
首領「ルッコラ!」
(とても手術してるとは思えん…!!)
皆がそう思った。
それから1時間後…
緑谷「手術は成功です」
冷「治った!!」
『うそおおおおおおおおッ…!!!!?』
冷は完全に元に戻った。
轟「か…母さん…!」
冷「焦凍…」
ぎゅっ!
冷は轟を優しく抱きついた。
冷「大きくなったわね…また会えて嬉しいわ…!」
轟「っ!?…母さん…」
冷「あ、それとあなた…」
ギュッ…
エン「!?……冷…俺は……お前に…」
冷はエンデヴァーに近づくと轟と同じく抱きしめた。そのことに動揺するが冷は続ける。
冷「いいのよ…私は気にしてないから…」
エン「冷…!?…だが…!!」
冷「でもね…」
ガシッ!
エン「え?」
冷「このキン肉バスターは許さないッ!!」
グシャアアアアアアアッ…!!!
エン「ぐぼああああああああああっ…!!!!?」
『キン肉バスター出したあああああああッ!!?』
急なキン肉バスターを打たれて流石のエンデヴァーも激痛により倒れた。
冷「今から家族会議と退院パーティーの準備よ!そこのひょっとこさんもおいで!」
ひょ「あはい」
冷「それと焦凍!」
轟「は、はいっ!?」
冷「応援してるわ!頑張りなさい!」
そう言ってエンデヴァーを引きずりながら冷は家に帰って行ったのであった。
プレ「えー…あー…色々とハプニングはあったが再開ッ!!!」
緑谷「それじゃあ、本気でやろうか?」
轟「…後悔するなよ?」
2人を見送った轟の表情はさっきまでの暗く、怒りに満ちていた顔ではなく、心のつかえが取れて優しい表情に変わった。
轟「喰らえッ!!」
炎と氷、2つの波が同時に緑谷に襲いかかる。
緑谷「W…」
それも対して緑谷は両腕を後ろにやり、人差し指と親指で四角の形を作る。
緑谷「ハンペン承ッ!!!」
放たれた巨大な正方形のエネルギーは炎と氷の波を打ち消し、轟を場外まで吹き飛ばした。
轟(強いな緑谷…フッ…こいつは敵わないな…)
ミッ「轟選手場外!勝者!緑谷出久!!」
死柄「黒霧…俺は何を見せられているんだ…」
黒霧「死柄木、私も同じ気持ちです…」
パン「ってなわけだ。話つけて貰ってこい…ああ構わん…好きにしな」
2人の思考が停止しそうになっている時にパンプが何処かに連絡をしている。
パン「頭がショートしかけているこいつらに見せてやりな」
続いて塩崎対江噴。
塩崎「よろしくお願いします」
江噴「よろしく」
緑谷「勝ったよー!」
切島「スッゲェな緑谷!何だよあれ!?」
緑谷「『ハンペン承』って言って、僕の師匠が得意とする技さ」
切島「あれも個性か!?」
緑谷「ううん、鍛えたら出せる技さ。切島君や砂藤君、みんなも出せると思うよ」
切島「マジで!?頑張ろっ!」
砂藤「あんなの出せる気がしないんだが…」
上鳴「お前の師匠…本当に何モンだ?」
緑谷「あ、一応言っておくけど僕の師匠は」
『塩崎選手!戦闘不能!』
耳郎「え?もう終わり!?」
障子「まだ始まったばかりのはずだが…」
あまりの早さに皆がステージを見ると…
『!!!?』
緑谷「これは…!?」
塩崎「か…髪が…」
丸坊主にされた塩崎が膝をつき、青ざめた表情をしていた。
芦戸「ちょっと!!あれはやりすぎでしょ!?」
八百万「酷いですが、ルール上はありだそうです…!」
ミッ「勝者!江噴一!」
江噴「いい髪だったけど、脆いな」
毛狩り隊高速部隊隊長 F1(江噴一)
緑谷「……」
まさか毛狩り隊がいるとは…次回どうなる?!
今回の毛狩り隊は前のアンケートから着想を得て作りました。
選ばれなかった物はハジケで登場しました。
ご協力いただきありがとうございます!
※ネタバレ!スネ毛使います!