デーデクのハジケヒーローアカデミア ただし作者、お前はダメだ   作:肘神さま

29 / 36
前回のあらすじ

〜緑や劇場〜

クリスマス戦争

鶏「こっけー!!クリスマスにはチキンだこけー!!」

『チキン!チキン!チキン!チキン!』

鮭「シャケー!!今時代はサケ!!サケのないクリスマスは叫ぶべきだと思います!さぁ叫ぼう!捧げよう!」

『シャケ!シャケ!シャケ!シャケ!』

鍋「よよい!あ、まーたーれーよー!クリスマスとは皆で楽しく祝う物ー!祝うことそれ即ち、鍋に通ずるー!」

『鍋!鍋!鍋!鍋!』

クリスマスに何を食べるのか、等々戦争になってしまった!

果たしてどちらが選ばれるのか!?

肘神「うちは生姜焼きにでもしようかな?」

『なむッ!!?』

どっちもクリスマスにしか食べてはいけないなんて決まりはない!!!

お前達がやっていることは…ただの押し付けだ!!

『ぐああああああああああああああッ!!!!!?』

こうして悪霊は退治された…

爆豪「あいつら悪霊だったのかよ!?」

始まるよ!


未来ある新たなる生活! カツ丼のお裾分けで〜す!

毛狩り隊とオールフォーワンを倒し、日本は一時的な平和を得た。

 

被害も酷かったが、皆の手助けで町は早い段階で復興していっている。

 

その中にはフラワーマンが種を蒔いたり、お茶漬け星人がお茶漬けを配ったり、見覚えのある者達が手伝っている。中でもサービスマンが何故か人気があった。

 

生徒達はその後合宿は無くなり、夏休みを満喫することに。そして雄英は夏休み中に全寮制を導入することを決定した。

 

今回の件で世間の信用を得るためと生徒達の安全確保を重視しながら、育成を行うと決定された。

 

そのことについてオールマイトがA組生徒の家に訪問しに伺う。皆了承してくれて、寮に住むこと許してくれた。しかし、どの家に伺う際、ある質問を投げられ、お応えできなかったことに落ち込んでいる。

 

 

『真拳ってなんです?』

 

『ハジケってなんですか?』

 

 

とてもお応えできる自信はなかった。そしてその真拳を広めた元凶である緑谷宅へと到着。

 

オー「お邪魔します!」

 

引子「ようこそオールマイト先生!どうぞ上がってください!」

 

お出迎えしてくれたのは緑谷引子。出久の母親だ。

 

その姿はスタイルの良い元気溌剌とした20代女性の姿、原作1話の姿だ。

 

オー「お邪魔します(お姉さんかな?)」

 

オールマイトは最初、女性が緑谷のお母さんとは気づかなかった。

 

緑谷「アンダラアンダラアンダラバッタ…!アンダラアンダラアンダラバッタ…!」

 

部屋に入ると緑谷が首領パッチを十字架に吊し、やっ君人形を周囲に囲んで謎の踊りを踊っていた。

 

緑谷「アルビーーーーーーーーッ!!!!!」

 

オー「怖っ!?何やってるの!!?」

 

引子「ああ、ごめんなさい!これ朝のラジオ体操なんです」

 

オー「ラジオ体操っ!!?」

 

緑谷「あ、先生!」

 

オールマイトに気づくと体操をやめた。

 

緑谷「ささ、こちらにどうぞ」

 

オー「うん、失礼します」

 

オールマイトは座るが、後ろにある儀式っぽい物に何故か見られているように感じて、

集中できない。

 

オー「(視線を感じる…)えー…全寮制度の件なのですが…」

 

引子「はいOKです!」

 

オー「えっ!?そんなあっさり!?」

 

緑谷「用意できてます!」

 

オー「君は早すぎ!!まだいいからね!?」

 

あまりの対応の早さにツッコミが絶えない。

 

とりあえず理由について聞くことに。

 

引子「いやね…この子はあれじゃないですか?だから私、気づいたんです。この子はもう私と一緒じゃなくても大丈夫何だって」

 

オー「ああ…」

 

〜緑や劇場〜

 

『子を想う親の思い』

 

オー「お母さんも!?」

 

 

あれは、あの子が学校から帰ってきた時だった…

 

緑谷「母さん!!一緒に筋トレしよう!!」

 

首領「1週間のダイエットコース!何と今なら無料!!」

 

天の「ところてん弁当もついてくる!!」

 

引子「え!?何急に!?というかその人達誰!?」

 

急に筋トレ一緒に始めようって来て驚きました…しかも知らない2人まで来て何かの詐欺かと疑いましたが…

 

首領「今月分の家賃です」

 

緑谷「よーし、それじゃあこれは今月のキャンディだよ」

 

首領「わーい!キャンディ貰ったー!」

 

緑谷「君はもうすぐ納期だけど、どうする?」

 

天の「もう少しだけ待ってください…!!」

 

2人に家賃を払わせている息子を見て違うんだと気がついた。

 

緑谷「だからボラギノールって何だよっ!!」

 

首領「だって…後からスーって来るんだもん…!!」

 

天の「なら塗るのはどうかな?」

 

時々意味不明なことを言うが、以前の出久よりも元気で明るくなっているのはわかる。

 

1日でここまで変わるのかと信じられませんでした。しかし…

 

緑谷「コロッケ食ええええええええええええッ!!!!!」

 

首領「マヨマヨマヨマヨマヨ〜!!!」

 

天の「ソースも濃口があるぜー!!!」

 

あの時、体育祭を見て私、思ったんです。この子はもう私が守らなくてもいいくらい強くなったんだって…そしてこの子をもっと強くしてくれるのが雄英なんだって…

 

引子「この子が今じゃ友達と楽しく笑えるのも、先生達のおかげなんだって…」

 

オー(いえお母さん、むしろ私達がお世話になってます…!)

 

引子「ですからオールマイト先生…この子を、よろしくお願いします…!」

 

緑谷「お願いします!!」

 

オー「…はい、お任せください!!」

 

何も言えないまま、訪問は終わった。

 

 

 

そして夏休みが終わり、皆が学舎へと戻ってきた。

 

砂藤「デケェー…!!」

 

芦戸「恵まれし子らのー!!」

 

『ハイツアライアンス』…これから皆が住む寮。兎に角デカい。全クラス分あるのだ。そりゃあ驚く。

 

相澤「取り敢えずこの寮の事を色々と説明するが、その前に1つ…当面は、合宿で取る予定だった『仮免』の取得に向けて動いていく予定だ」

 

切島「おぉ、そういやあったな!そんな話!」

 

蛙吹「正直色々と起き過ぎて頭から抜けてたわ…」

 

1棟1クラス、右が女子棟で左が男子棟。1階は共同スペース、風呂、洗濯、食堂。部屋は2階から、1フロアに男女各4部屋の五階建て。1人一部屋、エアコン・トイレ・冷蔵庫にクローゼット付きの贅沢空間。

 

そして割り振られた部屋にそれぞれ荷物を搬入し、自分だけの部屋を作っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はずが…

 

 

 

 

カチッ…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドッカアアアアアアアアアアアアンッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑谷「なまっちゃろいぞおおおおおおおおおおおおおお…!!!!!」

 

『何やってんだお前ええええええええええ!!!?』

 

緑谷がスイッチを押して寮を爆破した。これには流石に皆が責める。

 

爆豪「クソデクテメェ!!やっていいことと悪いことがあるんだろうがァ!!!!」

 

切島「流石にこれは許せんぞッ!!!!」

 

芦戸「はっちゃけすぎでしょ!!?」

 

峰田「俺達のスイートライフどうしてくれんだッ!!?」

 

飯田「前回出番がないからってやりすぎだぞっ!?」

 

緑谷「皆、落ち着いて!僕の話を聞いてほしい!!」

 

常闇「話?」

 

緑谷「僕は何も考えなしに壊したりしないよ!!今回だってそうさ、皆はこの寮が安全だと思っているだろうけど甘く見ちゃいけない。毛狩り隊が本格的に動いた。ならば僕達の動きも奴らには筒抜けになる可能性がある…!」

 

『!!?』

 

ここにいる全員、毛狩り隊の恐ろしさは知っている。特に緑谷が話す毛狩り隊のことは信じられる。

 

ふざけるのが日課の緑谷が真面目に話すのは自分達を心配してのこと。月日が流れ彼のことがわかってきた皆。

 

緑谷は、正直者だ。

 

緑谷「というわけで、折角だから皆で寮を作るのはどうだろう?」

 

芦戸「え、もしかしてまたあれ作るの!?」

 

耳郎「あれはノリでやったっていうか…」

 

緑谷「大丈夫!今回は僕の奥義で簡単に済ませるから!!」

 

『え…?』

 

奥義と聞いて全員、嫌な予感がした。

 

緑谷「鼻毛真拳究極お遊び奥義『おもしろスゴロク2』!!」

 

奥義を発動させると周囲の風景が変わり、地面が双六になった。

 

切島「なんだこりゃっ!?双六!?」

 

瀬呂「サイコロもあるぞ!」

 

緑谷「この奥義は皆で楽しむための双六。特に何もないから安心して欲しい」

 

芦戸「あ、そうなの…良かった…」

 

葉隠「うん、また変なのがあるのかと思ったよ!」

 

緑谷「因みに先にゴールした人には、願いを1つ叶えることができます」

 

『マジで!!?』

 

飯田「そうか!その願いで寮を作るんだね!!」

 

緑谷「その通り!さぁ皆、スタート地点に並んで!」

 

緑谷の言う通りにスタート地点に並ぶ皆。

 

切島「いやー緑谷の奥義もいいのがあるんだな!!」

 

葉隠「しかもこれでもっとすごい寮が出来ちゃうんだもん!!」

 

峰田「どんな願いでも…あんなことや…こんなことも…!」

 

上鳴「こいつは男のドリームができるチャーンス!」

 

蛙吹「どんな願いでも…ね…」

 

爆豪(いや、そんなわけ…)

 

緑谷「それでは位置について…」

 

皆がワクワクしながらサイコロを持ち、スタートを待つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑谷「進め進めッ!!!!」

 

力士「どすこーい…!!!!」

 

どすこいどすこいどすこいどすこいどすこいどすこいどすこいどすこいどすこいどすこいどすこいどすこいどすこいどすこいどすこいどすこい!!!

 

『なんだこの進み方ー!!!?』

 

巨大な力士が現れツッパリしながら進んでいく。

 

爆豪「畜生が!!やっぱりかッ!?」

 

緑谷「ほらほら!!進め進め!!どすこいどすこい!!」

 

力士「どすこーいっ!!!!」

 

『グヘッ!!?』

 

力士に吹き飛ばされ、それぞれ色のマスに止まった。

 

爆豪・切島・耳郎・葉隠は赤。

 

飯田・芦戸・瀬呂・上鳴は緑。

 

轟・蛙吹・峰田・砂藤・尾白は青。

 

麗日・常闇・口田・八百万・青山は黄。

 

緑谷「おめでとう!赤マスに止まった君達には!」

 

ヒュウウウウウ…!

 

爆豪「ん!?」

 

緑谷「巨大ケーキプレゼント!!」

 

『ぎゃああああああああああ!!!?』

 

巨大なケーキが落ちてきた。

 

緑谷「そしてお次は青マスのお友達!」

 

峰田「な、何が来るんだ!?」

 

砂藤「できればお菓子系で頼むッ!」

 

パカッ!

 

『え?』

 

足下に大きな穴ができた。

 

『うわあああああああああっ!!?』

 

そのまま落下。

 

ザッブーン!!

 

緑谷「天然温泉に入浴ー!!」

 

下には温泉があった。

 

緑谷「次は黄色マスー!!」

 

麗日「うちデッカいケーキがいいな…」

 

青山「できればまばゆい物⭐︎」

 

緑谷「これだー!!」

 

緑谷がボタンを押すと大きなお布団が現れ、麗日達を包み込んだ。

 

緑谷「安らぎ布団でお昼寝!」

 

麗日「気持ちいい……」

 

青山「グッナイ……」

 

気持ち良さそうにぐっすりと寝た。

 

瀬呂「おいおい、今回は本当にラッキーな奴ばかりじゃねぇか!」

 

芦戸「これは本当に良いことありそう!!」

 

緑谷「そして緑マスに止まった君達は…」

 

上鳴「へへっ、マッサージでもしてくれるのか?」

 

緑谷「地獄を見てもらう」

 

『なんで!!!?』

 

カチッ!

 

緑谷「『どきどき地獄ボックス』!!」

 

上鳴達の上に『地獄中だよ』と書かれた大きな箱が覆い被さり、5秒経つと箱が開き、皆の顔に落書きされ、腹巻とハゲヅラのおっさんの格好をさせられていた。

 

爆豪「何があったッ!!!?」

 

緑谷「緑は『はっちゃけマス』。そこに止まれば何が起きるのか僕にもわからない!大丈夫、死にはしないから」

 

爆豪「そういう問題じゃねぇ!!!!」

 

麗日「ちょっと待って!見てよ…あれ…」

 

爆豪「あ?」

 

麗日の指差す方を見ると次のマスの殆どが緑だった。

 

『…………』

 

緑谷「がんば!」

 

『うっせぇ!!!!!』

 

こうして彼等の双六が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから5分経過…

 

『ぜぇ…ぜぇ…!』

 

全員顔に落書きされて、ご飯や納豆パックのコスプレなどよくわからない物になっている。峰田に至っては落書きされまくり顔が真っ黒、更に黒豆のコスプレのせいでもう誰だかわからなくなっている。

 

しかし厳しい難関の末、ゴールはすぐそこにある。

 

飯田(等々ここまで来た…!!この次で寮を清く正しい生活のできる場にしてみせる…!!)

 

耳郎(音響室…カラオケルーム…!)

 

峰田(覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き覗き)

 

常闇(魔王城…!)

 

麗日(緑谷君との新婚部屋…!)

 

皆それぞれの願望が叶うと思うと、やる気が上がっている。これは誰もが1位になっても可笑しくない。そんな雰囲気だ。

 

1着は誰だ!?

 

切島「さぁ力士こい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロコロコロコロ…

 

緑谷「1です」

 

『え?』

 

サイコロで1が出た。

 

緑谷「はいじゃあ1マスずつ前へ出て」

 

『ちょっと待てぇ!!!!?』

 

爆豪「あの力士はどうした!!?」

 

緑谷「定時だから帰った」

 

切島「定時!?あの力士雇ってるのかよッ!!?」

 

麗日「ちょっと待って!ゴールに1番近いのって…」

 

蛙吹「わたし」

 

梅雨ちゃんだった。

 

『梅雨ちゃんだぁ…!!』

 

峰田や上鳴より全然良い。

 

『おい!!』

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

 

突然地響きがすると、地面から巨大な王冠を被った力士が迫り上がってきた。

 

切島「また力士かよッ!!?」

 

キング「私はキング横綱…よくぞゴールまで辿り着けた。さぁ願いを言え。どんな望みも叶えてやろう」

 

葉隠「お願い梅雨ちゃん!!せめて歌ってしゃべるぬいぐるみだけでも!!」

 

切島「スポーツジムを!!」

 

峰田「覗きま」

 

爆豪「うるせぇ!!!」

 

峰田「ぐぼっ!!?」

 

自分の願いを少しでもと思い蛙吹に頼む面々。すると何か考えるように人差し指をほっぺに当てて考えると、キング横綱に耳打ちをした。

 

キング「良いだろう…その望み、叶えよう…!!」

 

パアアアアアア…!!

 

光が辺りに広がり、双六が消えた。そしてそこには緑谷によって壊された寮『ハイツアライアンス』が元に戻っていた。

 

相澤「戻ってきたか…というか寮も戻ってるんだが何かやったようだな…」

 

相澤は緑谷の真拳のせいだとわかっているため特に驚くことはないが皆は蛙吹が願った内容に驚いていた。

 

蛙吹「折角わたし達の為に作ってくれたのに、壊されたままじゃ可哀想でしょ?」

 

麗日「梅雨ちゃん…」

 

蛙吹はこのゲームをする最初から寮を元に戻すと決めていた。更にもう皆の願いも少し混ぜてある。

 

本当に優しい彼女に皆心打たれた。

 

キング「それでは2着の者の願いを聞こう」

 

『え?』

 

瀬呂「ちょ、ちょっと待ってください!願いが叶うのは1着だけじゃ…?」

 

キング「1着のどんな願いでも叶える…2着の者は軽い願いだけを叶える権利がある…」

 

芦戸「軽い願い?それってどんな?」

 

キング「例えばポテトチップスのり塩味をピザ味に変える、水虫を直す、永遠に無くならない10円玉とか」

 

『しょうもな!?』

 

キング「そんな願いだけを叶える権利が2着にある。さぁ2着の者よ…願いを言え…」

 

上鳴「ていうか2着って誰?」

 

砂藤「俺じゃねぇぞ」

 

切島「というかそんな願い欲しいか?」

 

みんなと話し合った結果、2着の願いはいらないと言うことになった。

 

緑谷「じゃあ代わりに僕が!」

 

代わりに緑谷が願いを叶えることに。

 

切島「しかし緑谷の奴、あんな願いしか叶えられないのに…」

 

瀬呂「そんなにかなえて欲しいのがあるのか?」

 

上鳴「ま、願いの条件がしょうもなきゃ別に大したことじゃねぇんだろ」

 

芦戸「確かに!」

 

『あはははははははははは!』

 

爆豪「…お前ら呑気で良いな…」

 

芦戸「え?」

 

轟「考えてみろ、緑谷だぞ?」

 

麗日「緑谷君ならしょうもない願いもすごい願いに変えちゃうかもね!」

 

『あ…』

 

峰田「ちょっと待て緑谷ッ!!!」

 

皆が止めようとしたが、もう手遅れ。

 

緑谷「それじゃあお願い!」

 

キング「うむ!聞き届けた…!」

 

キング力士は願いを叶え、消えた。

 

葉隠「消えちゃった…」

 

上鳴「…はっ!おい何か変わってるか!?」

 

上鳴の一言に皆が自分の身体、周囲の物を確認したが特に変わったところはなかった。

 

耳郎「大丈夫みたい…」

 

葉隠「よかった〜…!」

 

皆がホッとした。

 

爆豪「おい出久、一体何を願ったんだ?」

 

緑谷「これ以上邪魔しないでって…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕はオールフォーワン…友人達からは『闇の帝王』『黒幕』『魔王』なんて呼ばれてるよ。

 

『個性を奪い与える個性』で皆が恐れ、崇拝した。誰もが認める恐怖の存在。それが僕だ。

 

更に毛狩り隊からMAX死滅丸と闇の力を貰い、本当の闇の帝王になった。

 

だが最近オールマイトとナマモノ2匹よって倒れ、監獄タルタロスに収監された。

 

え?捕まって残念だねって?とんでもない!捕まることも計画のうちさ。僕という存在は世界に影響を与えている。それが取り除かれれば世界は新たに動く。

 

そう、僕の後継者である死柄木弔が世界を動かす。そして僕はまた世界に影響を与えてるのさ。『復活した魔王』として。

 

この監獄も僕に掛かれば簡単に脱出できるからね。しかし最近妙なんだよね。監獄の中で何故かカツ丼の匂いがしたり…

 

看守1「面白い香水だろ?」

 

看守2「カツ丼の匂いって誰得だよ!」

 

カツ丼がよく見えたり…

 

看守1「差し入れだ。ほらカツ丼のぬいぐるみ」

 

囚人「かあちゃんが作ってくれた奴だぁ!」

 

挙句には食事がカツ丼ばかり…

 

看守1「あれ?今日もカツ丼か」

 

看守2「食材の発注ミスらしいぞ?」

 

なぜかカツ丼が多いんだよ。まぁそういうこともあるさ。

 

 

 

 

 

 

1週間後…

 

カツ丼がまだ続く…1週間も経ったと言うのに…

 

 

 

 

 

 

2週間後…

 

日に日にカツ丼を見聞きする量が多くなった気がする…いや多い…

 

まぁ良いさ…

 

 

 

 

 

3週間後…

 

流石に限界だね…しょうがない。個性を使うか…

 

個性を使って出ようとしたが、カツ丼が出てきた。

 

は?なんでカツ丼?おかしいな…何故カツ丼が出る…

 

 

 

 

 

 

4週間後…

 

個性を調べてわかった…僕の個性が『カツ丼を生み出す個性』に変わっていた…

 

あのナマモノのせいか…

 

 

 

 

 

 

1ヶ月後…

 

カツ丼が…カツ丼が来る…!何故カツ丼が来るんだ…!!?

 

やめろ!僕はカツ丼じゃない!!

 

 

 

 

 

 

2ヶ月後…

 

カツ丼が…毎日夢にも現れる!何が起きてると言うんだ!?

 

はぁ…まぁいい…僕の個性は既にドクターが持っている…僕の個性がある限り…僕はまた復活できるんだ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドクターのアジト

 

ドク「ど、どういうことだこれは!??何故個性が変わっているんだ!!?」

 

ドクターに預けていたオールフォーワンも『カツ丼を生み出す個性』に変わっていた。

 

あの時緑谷が願ったこと、それは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『オールフォーワンをいつでもカツ丼に関わらせて欲しい』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうしてこの世界からにオールフォーワンが消えたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毛狩り隊 帝国

 

テレ「作戦通り、パンプ、ケンダ魔王、ゲーム3兄弟は捕まりました…皇帝」

 

テレビ・ボックスが逆座に座る男に話しかける。

 

「そうか、ならば次の計画に移ろう…『ナイト部隊』を動かす」

 

テレ「はっ!それともう1つ…かきんのことですが姿を消しました」

 

「スパイめ、隠れて様子を見ているか…今は放っておけ」

 

テレ「わかりました…では皇帝、失礼致します」

 

テレビ・ボックスはそう言うと消えた。

 

「フフフッ…もうすぐだ…」

 




ふぅ…なんとかクリスマス前にできました!

皆さんクリスマス何食べます?

募集の方も近づいてきました。まだ募集しているのでお待ちしております!
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=331703&uid=90134&flag=1
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。