デーデクのハジケヒーローアカデミア ただし作者、お前はダメだ 作:肘神さま
〜緑や劇場〜
『鼻毛保育園』
緑谷「みんな〜!今日は何を作ったかな〜?」
麗日「はーい!私ね私ね!緑谷先生と住むお家ー!!」
緑谷「本物だね〜」
切島「はいはいはいはーい!俺はかっちょいーロボット作ったー!」
緑谷「戦隊ロボだね〜」
耳郎「コンサートホール!!」
緑谷「大きいね〜」
八百「わ、私は…宇宙を作りました…!」
緑谷「スケールが大きすぎだね〜」
『ハハハハハハハ!!』
今日も鼻毛保育園は平和であった。
〜緑や劇場・閉幕〜
爆豪「クソがッ!!なんだこのシュールはッ!!?」
始まるよ!
毛狩り隊が出した特殊なフィールド。バリアに守られていて外から入れない。
目良「中の様子はッ!?」
公安1「現在無事なようですが、戦闘を強要されているもようです!」
なんとかして脱出させようとしているがバリアが強固なため手を焼いている。
ボゴンッ!!
爆豪「クソがッ!!!」
切島「頑丈だな…!!」
麗日(緑谷君…!)
緑谷(まずい!相手は隊長格…!隊員レベルならまだしも強すぎる…!!)
緑谷、常闇、峰田、蛙吹、夜嵐、真堂、この6人で戦うのは正直危険だ。特に夜嵐と真堂は毛狩り隊との戦いを知らない。
BO「それではルーレット回転!!」
ルーレットが回り出した。
BO「ストップ!!」
両方のルーレットは同時に止まり、矢印の刺す先は…
将王「拙者からか」
将王と…
常闇「俺か…」
常闇だ。
幸いにも最初は常闇だった。
将王「では先陣を切らせていただく」
BO「気をつけてな」
緑谷「戦士常闇よ!世界を救いにゆけ!其方の無事を祈る!」
常闇「必ずや…!」
峰田「どこの王様と勇者だよ」
仲間に健闘を讃えられ、ステージに立つ。
常闇「震えて眠るが良い、敵よ」
将王「小僧風情が調子に乗らないことだ」
お互いに睨み合い、出方を伺う。
将王「…ふん、こうしてでもしょうがないな」
すると将王の周りに5×5のマスが現れた。
将王「将棋真拳究極奥義『盤上遊戯』…これより将棋ゲームを行う」
ザシュッ!
常闇「ぐっ!?」
瞬間、常闇に攻撃を仕掛けるがダークシャドウでガードした。だが将王は笑みを浮かべた。
将王「まず1つ…!」
常闇「ダークシャドウ、いけるか?」
ダー「これぐらいどうってこと…ぐっ!」
常闇「ダークシャドウ?」
突如、ダークシャドウの身体が砂のように散り散りになり始めた。
ダー「な…んだ?…ぐううううっ!!」
そして塵のようになるとまるで将王の手に引き寄せられ、そして黒い将棋の駒となった。
常闇「ダークシャドウが駒に…!!?」
将王「早速使わせてもらうぞ」
将王が駒を身体に当てると、染み込むように消え、影が浮き出てきた。
常闇「まさか…!?」
将王「影の実体化…面白い個性だ。将棋真拳奥義『影駒』!ゆけ!」
将王の影が襲いかかる。しかし常闇に触れる瞬間、影は止まった。
常闇「影は全て俺のシモベだ。返してもらうぞ」
将王「おっと!」
将王は瞬時に身体から駒を取り出し能力を解除した。
常闇「そう簡単にはいかないか…」
将王「なるほど、少しは楽しめそうだっ!」
将王が襲いかかる。
常闇「影真拳奥義『シャドウブレード』!」
常闇の影から黒い剣が現れ、将王の攻撃をガードする。
常闇「爆ぜろ、シャドウブレード!!」
ボンッ!!
将王「!!?」
突如剣が破裂し破片が将王に飛び散った。
将王「ぐっ!!」
破片が刺さり、後ろに大きく下がる。
常闇「影は千変万化…どんな形も俺の意のままだ」
すると影が変化し、大量の銃火器が現れた。
常闇「影真拳奥義『百器夜銃』!!」
大量の弾とミサイルが襲いかかる。その時に将王は銀将と金将の駒を投げた。
将王「将棋真拳超奥義『双神金将銀将』!!」
2つの駒は金と銀の鎧を身に纏った巨人へと変わり、将王を守った。
常闇「ほう、王を守る巨神兵か」
将王「更におまけだ」
更に2つの駒が金将銀将に入り込むと身体が変化していく。
金将はウサギのような耳が生え、銀将はトカゲのように鱗が生えた。
緑谷「あれはっ!?」
緑谷はそれが何かすぐに気づいた。ミルコ、スピナーだ。
将王「拙者のコレクションだ。存分に楽しみたまえ」
『ウオオオオオオオオオオオオオッ!!』
金将銀将が襲いかかる。常闇は自分の影を操り避ける。
しかし相手は更にプロヒーローと敵の個性が加わった。そう簡単には倒せないだろう。
真堂「無理だ。個性も取られてはどうしようもない…」
夜嵐「何言ってるっスか!!!ここから逆転するはずですよ!!!」
緑谷「お前うるせぇ!!!!」
ドンッ!!
夜嵐「ぐばっ!!?」
緑谷「夜嵐君の言う通り!!常闇君はここから逆転する!!よく見ておけ!!」
真堂「じゃあなんであいつ吹き飛ばしたの…?」
ドゴンッ!!!
『グオオオオオオオオオオッ!!!』
雄叫びを上げながら常闇を追い詰める。
将王「短いが、そろそろ終わらせろ」
将王が片手を上げると金将銀将が剣を取り出した。
フー「もう終わりか」
ソー「短ぇ最後だな…よし次俺だ!!」
カツ「だからルーレットで決まると言っているだろ!!」
ショ「カツ男様、語尾が抜けておられますよ?」
カツ「…あ、だろうがギョ!!」
BO(いや、順調すぎる…)
常闇に向けて振り下ろされ、常闇は真っ二つになった。
真堂「ッ!!?」
夜嵐「影の人オオオオオオオオッ!!?」
将王「これにて終了でござる…」
BO「油断するな将王ッ!それは罠だ!!」
将王「何!?」
ドロッ…
将王「むっ!?」
真っ二つになった瞬間、常闇が黒い液体となって溶けた。すると辺りが暗くなり、そこからポツポツと灯りがつき、夜の街が現れた。そこはまるで劇場で見る影絵のような世界だ。
将王(なんだここは…金将銀将がいない!?何が起きたんだ…!)
常闇「漆黒の世界、シャドウワールドへようこそ」
振り向くとそこにさっき真っ二つにした常闇がいた。
将王「貴様ッ!?」
常闇「奥義『影人形』…言っただろ。影は千変万化だと」
将王(しまった!奴は影を自由に操れるのだった!!)
常闇「これより常闇踏陰の影絵ショーをお楽しみいただこう!」
将王「影絵だと…!?」
常闇「今回は…『赤ずきん』の物語だ」
将王「赤ずきん…?」
すると周りの影が変化し、森へと変わった。
『むかしむかし、あるところに赤ずきんという女の子がいました』
そして赤ずきんの格好をした将王が現れた。
将王「なんだこの姿は!?」
『するとお母さんがやってきて言いました』
金将「赤ずきんや、おばあちゃんが病気だからこの葡萄酒とパンを持っていきなさい」
将王「金将!?」
なぜか金将がお母さん役で、将王に葡萄酒とパンを渡した。しかしその葡萄酒はドラゴンがデザインされた禍々しいボトルだった。
将王(なんだこのボトルは…!?)
『赤ずきんは葡萄酒とパンを持っておばあちゃんの家へ向かいました』
将王「か、身体が勝手に…!!?」
将王の意思とは反対に身体が勝手に動く。
『そして森に入るとケルベロスが現れた』
将王「ケルベロス!?狼じゃないのかッ!!?」
ケル「こんにちは赤ずきん。どこへ行くのかな?」
将王「おばあちゃんに葡萄酒とパンを持っていくの!(口が勝手に!?)」
ケル「それは偉いね!なら近くにお花畑があるからお花も一緒に持って行ったらいいよ」
将王「わかったわ!ありがとうケルベロスさん!」
『赤ずきんは花畑へ行き綺麗なお花を摘んでいくことにしました』
花畑のついたが、何故か人喰い植物しかいなかった。
将王「どこが綺麗なお花だ!!?」
人喰い『ギアアアアアアアアア!!!』
将王「ぎゃああああああああああああッ!!!!」
人喰い植物に喰われながらもお花を摘んで先へ進む将王。
『お花を摘んだ赤ずきんはおばあちゃんのお家に行きました』
将王「ぜぇ…ぜぇ…!なんなんだこれは…!?」
ボロボロになりながらも前へと進む将王。というより勝手に動いてしまう。
『そしておばあちゃんの家に着きました』
魔王「動くなッ!!我が暗黒の城になんのようだ!!」
魔王のおばあちゃんの家に着いた。
将王「おばあちゃん!お見舞いにきたよっ!(魔王の城が赤ずきんの家!!?なんだこのとんでも改変ストーリーは!!!)」
魔王「おおっ!赤ずきんか!!門は開いてるから入ってこい!!」
『おばあちゃんの家に入るとそこで魔王のおばあちゃんがベッドに寝ていました』
将王「おばあちゃん、葡萄酒とパンを持ってきたよ!(こんな婆さんが倒れるか!!)」
魔王「それはありがとう赤ずきん。丁度ケルベロスが獲れたところだ。こいつの肝を喰わせてやろう」
魔王のおばあちゃんがケルベロスを取り出した。
将王「(さっきのケルベロス!!?)すごい!ねぇ、おばあちゃんの身体はなんで大きいの?(え?この状況でその質問!?)」
魔王「それはな…お前を倒すためだああああああああああああああッ!!!!!!」
将王「なんでだああああああああああああああッ!!!?」
魔王のおばあちゃんがケルベロスを振り回して襲いにくる。
ドシュッ!!
魔王「ぐふっ!!?」
将王「え…?」
突如、矢が現れ魔王の胸を貫いた。
バル「間に合ったか」
『狩人のソロモン72柱の1人、バルバトスが助けに来ました』
将王「今度はソロモン72柱かよ…っていうか誰が知ってるッ!!?」
バル「大丈夫だったか?」
将王「うん!ありがとう狩人さん!」
『こうして赤ずきんは無事に葡萄酒とパンを渡してお家に帰ったのでした』
将王「漸く終わりか…そういえば銀将が出てこなかったな…ん?」
ふと木の方を見ると1本だけデカい木があった。よく見ると銀将が木の格好をしていた。
将王(銀将…!!!?)
『めでたしめでたし』
話が終わると夜の街に戻った。
将王「はぁ…!はぁ…!なんだ…このダメージは…!!終わった途端に一気に疲労感が…!!?」
常闇「どうだ?結構面白かっただろう」
将王「ふざけんなッ!!なんだあのクソみたいなストーリーはッ!!?」
常闇「それは心外だな。俺の書いたストーリーがお気に召さないようだ」
将王「当たり前だ!!!!」
常闇「ならしょうがない…この世界ごと、お前を消す!!」
将王「…この将王を舐めおって……!!来い!!金将銀将!!」
『ウオオオオッ!!』
金将銀将が将王に向かっていくと身体が変形し始め、1つの鎧となって将王の身体と1つとなった。
将王「将棋真拳究極奥義『棋合神鎧将王』!!この姿になった以上、貴様は終わりだッ!!!!」
常闇「言ったはずだ。この世界ごと消すとな…!!」
将王「消えるのは貴様だ!!奥義『王一番刺し』!!!!」
『王将』の駒が常闇に向けて放たれた。見ただけでわかる。これは危険だと。しかし常闇は逃げも避けもしない。
常闇「影真拳…奥義…!」
両手を空に掲げ、そして目を瞑ると一気に見開き、合唱した。
バチイイインッ!!!!
常闇「『終焉の一撃』!!」
下から見開いた巨大な本が大きな破裂音と共に将王を挟んだ。
常闇「これにて閉幕だ…」
将王 撃破
BO「将王…!」
フー「馬鹿な!?」
ソー「なんだよガキなんかにやられやがって…!」
真堂(なんだよ今の…!本当に生徒か…!?プロヒーロー以上の実力だぞ!!?)
夜嵐「ウオオオオオオオオオオオオオッ!!!!凄すぎっス!!!!」
緑谷「うっせぇ!!!」
夜嵐「ふぼっ!!?」
真堂「なんでこの人だけ厳しいの!!?」
パアアアアアア…!
すると将王から無数の駒が光となって何処かへと飛んでいった。その1つが常闇の影の中に入り、ダークシャドウとなった。
ダー「…ありがとよ、陰踏」
常闇「ふん…寂しかったぞ、相棒」
ダー「ヘッ!お前は俺がいないとダメだからな…!」
そう言いながら2人はグータッチをして再会を喜んだ。
BO「おのれ…よくも弟を…!!ルーレット!!」
するとまたルーレットが回り出した。
BO「ストップ!!」
ルーレットが止まった先は…
蛙吹「ケロ…わたしね」
蛙吹と…
カツ「ギョギョギョギョ!!この俺様ギョか!!」
カツ男。
蛙吹「行ってくるわ」
緑谷「ファイトだ!!」
常闇「頼んだ…!」
カツ「BOY。お前の弟の仇、取ってくるギョ!」
BO「それはありがたい…なら手助けしてやろう」
BOYが身体のボタンを押すと、ステージが変化して水に囲まれたフィールドに変わった。
緑谷「フィールドが水に変わった…!?」
カツ「これは良いギョ!感謝するギョよ!」
ザブンッ!!
水の中へと入ると相手を煽るかのようにシンクロをするカツ男。
真堂「あいつ!舐めてる!!」
夜嵐「蛙の人!!!」
緑谷「黙ってろ!!」
夜嵐「はい…」
蛙吹「……」
蛙吹は水に入らず中央のステージに立つ。
カツ「ギョギョギョッ!どうしたギョ!怖気づいて入らないギョか?所詮は蛙ギョね!!ギョ〜ギョギョギョギョッ!!」
潜りながら挑発するカツ男。しかし蛙吹はそれに対して笑みを浮かべた。
蛙吹「あら、魚なのに知らないの?」
カツ「ギョ?」
シュパッ!
カツ「ギョ!?」
蛙吹の舌がカツ男の脚を掴み、そのまま釣り上げた。
ザバアアアアンッ!!!!
カツ「ギョギョギョ!!?」
ドガアアアアアアンッ!!!
カツ「ギョべェ…!!!?」
釣り上げられ、そのまま地面に叩きつけた。
蛙吹「蛙は陸から水の中の獲物を獲るのよ」
カツ「蛙風情が…このカツ男様に…!!」
蛙と魚…異色の対決が始まった…!!
勝者常闇!今回は彼の闇が見えたと思います。
次は蛙吹とカツ男の対決!果たしてどうなるのか、次回をお楽しみに!