デーデクのハジケヒーローアカデミア ただし作者、お前はダメだ 作:肘神さま
デー「今度はどこだ…?」
デーデク達が降りた場所は全員見覚えがあった。
ゴー「この街並み…神野区か」
雄霊「よもやここに現れるか」
神野区…誰もが忘れもしない敵の親玉『オールフォーワン』がオールマイトによって倒され、ヒーロー社会に大きく影響を与えた場。
ディ「…その口振りだと、全員オールフォーワンとやり合ったようだな」
『ああ…』
デー「僕はやってないよ?」
『え?』
デー「オールマイトと非常食と粗大ゴミが片付けてくれた」
ゴー「非常食?」
雄霊「粗大ゴミ?」
訳のわからん説明に全員戸惑っていると。
ドオオオオオオオオンッ…!!
何処からか爆発音が聞こえた。
ディ「どうやら敵のお出ましのようだな…」
『イー!イー!』
黒タイツの戦闘員と思われる存在と蜘蛛、蛇、蟷螂などの怪人が現れた。
蜘蛛「見つけたぞ仮面ライダー!!」
デー「今度は仮面ライダーになった僕の世界か…」
『仮面ライダー?』
蟷螂「待て!どういうことだ!?なぜライダーが4人もいる!!」
蛇「関係ねぇ!!俺のマシンガンでミンチだ!!」
ダダダダダダダダダ…!!!!
蛇の怪人が早速撃ってきた。
ディ「バリア展開」
ブウウンッ…
ディスターによってバリアが展開。マシンガンを防いだ。
蛇「バリアだと!?」
蜘蛛「小癪な…!行け!戦闘員!!」
『イー!!』
戦闘員が襲いかかってきたため戦闘に入ろうとした時だ。
ドゴオオオオオオオオ!!
戦闘員達の頭上から何かが降ってきた。
「毛狩り隊ヒーロー部隊隊長邪スティス・アーク、参上!!」
毛狩り隊ヒーロー部隊隊長
邪スティス・アーク
戦隊ヒーローような赤い姿の男が降ってきた。
蟷螂「戦闘員がっ!!?」
蜘蛛「新たなヒーローか!?」
邪ス「怪人発見!!ぶっ倒すよ!!」
邪スティス・アークが怪人に向かって飛び、拳をぶつけようとする。
邪ス「一撃必殺!『邪スティスブレイカー』!!」
緑谷「あぶなーい!!」
ドゴオオオオオオオオオオオオッ!!!!
強力なパンチが地面に巨大なクレーターを作った。
怪人達はデーデクによって助けられた。
蟷螂「た…助けてくれたのか…?」
蛇「バカな…俺達は怪人だ!!」
デー「うっさいわ!!!」
バシッ!!
蛇「ぶっ!?」
デー「危ないとわかるなら誰だって助けるよ!」
デーデクにとって救えるものなら大体は救いたいのだ。
ゴー(不思議なやつ…)
ディ(敵でも助けるとは、意外と甘いな…)
邪ス「誰だか知らないけど邪魔するなら君も倒しちゃうよ!!」
邪スティスがこちらに迫って来る。それに対してデーデクは…
デー「よし!行ってこーい!!!」
ブンッ!!
蛇「えええええええっ!!?」
蛇怪人をぶん投げた。
邪ス「んなっ!!?」
流石の邪スティスも驚いて咄嗟に止まるが蛇怪人が直撃し吹っ飛んだ。
ディ(た、助けた相手を…え?投げた?)
天才科学者のディスターでもこれは予想できなかったようでキョトンとしている。
デー「よし!この隙に皆逃げるぞッ!!」
デーデク達は逃げ出した。
邪ス「ぐっ!…今のは、まさか…!?」
デー「ふー!ここまでくれば大丈夫だろう…!」
皆何とか逃げることができ、現在ファミレスで食事をしていた。
蛇(何で俺達も…)
店員「お待たせしました!ハンバーグ定食とチキン南蛮定食です!」
蟷螂「あ、はーい(なりゆきでついてきたが何で食事…?)」
蜘蛛(怪人と戦闘員だぞ…?どうして普通に食えるの…?定員さーん、なんか言ってー!)
定員「あの…お客様…大変申し訳ございません!シーフードドリアの調理に時間がかかっておりまして、あと10分で出来上がります!」
蛇(そうじゃなーい!!?)
デー「いいですいいです。10分ぐらい気にしませんよ!」
蟷螂(こっちを気にしろー!!)
怪人達の思いとは裏腹に普通に対応されて困っている。そんなことは気にせず進行する。
デー「さーて、皆に質問!この世界のもう1人の僕はどこにいるでしょうか?」
ゴー「ん?…なるほど、逃げたのはこの世界の緑谷出久を探すためか」
デー「ピンポーン♪」
雄霊「これまで異世界へ飛んだのには、我ら緑谷出久が関係があるということか」
ディ「この世界の緑谷出久を探し出せば、原因がわかる…そのためにこいつらを連れてきたのか」
『え?』
デー「君達、緑谷出久について教えてくれる?」
蛇「俺達が知っているのはこれだけだ…」
この世界の緑谷出久は『秘密結社ショッカー』によって改造人間にされた。後は脳手術でショーカーの怪人となるはずが研究所がヒーローに襲われ手術前に逃亡した。それから仮面ライダーと名乗りてき達と戦っている。
デー「まんまライダーじゃん」
ゴー「その仮面ライダーっていうのがこの世界の緑谷出久というわけか…」
ディ「改造人間か…面白い!解剖して構造を調べたい…!!」
雄霊「ハーハッハッハッハッ!!悪に堕ちず逃げ出すその強運!!まさに王の資格を持つ存在だ!!!!」
蟷螂「あの…俺達そろそろ帰らないと幹部方に怒られるので良いですか?」
デー「あ、ごめんね?付き合わせちゃって。ここの会計は僕達がするからお疲れ!」
蛇「すみません、じゃあお先に」
『お疲れ様〜』
怪人達と別れた。
ディ「それでどうやって探す?」
ゴー「俺みたいに敵が暴れてれば気配でわかると思うが…」
問題はその緑谷出久がどこにいるかだ。
デー「…よし!こっちから呼ぼう!」
デー「毎度お騒がせしております。緑谷出久探し隊でございます…」
宣伝カーに乗って緑谷出久を探すことに…
ディ「いや何で?」
デー「仮面ライダーになる緑谷出久を探しております。皆さんの清き情報をお待ちしております…それではご家族の方から緑谷出久への呼びかけです」
ゴー「お兄ちゃーん、お菓子あげるから帰っておいでー」
雄霊「ハーハッハッハッハッハ!!息子よー!!今日はシチューだぞー!!」
ディ「うわーん、おにいちゃーん…(アホらしい…)」
家族の格好をする皆の姿に通行人達は泣いていた。
通行1「見つかるといいね…!!」
通行2「頑張って…!!」
ディ(どこに泣く要素がある…!?)
デー「なお、今回は全国生中継でお送りしております!さぁ皆さん!緑谷出久をお探してください!!」
ズダアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!
『わあああああああああああああああ…!!!?』
突如何かが宣伝カーに突撃し、破壊した。
デーデク達はすぐに脱出して無事だ。
仮面「誰だ…あんたらッ…!!?」
見るからに仮面ライダーである。しかも怒っているようだ。
デー「あ、来てくれた!!カメラカメラ!!」
ディ「そんな場合か!?」
ゴー「相手めっちゃ怒ってるよ」
仮面ライダーはデーデク達を見て驚く。何せ自分にそっくりな人が4人もいるからだ。
仮面「お前ら…まさかクローンかっ!!?」
『クローン?』
仮面「おのれショッカー…!」
仮面ライダーが襲い掛かろうとするが、身体が金縛りにあったかのように動けない。
仮面「なんだッ…これは…!?」
ディ「落ち着け、オレ達はそのショッカーとは関係ない。今証拠を見せる」
ディスターが操作すると前の世界で戦った映像が映し出された。
仮面「これは…」
ディ「こことは違う世界での戦いの映像。更にオレ達の身体情報とあんたの身体情報を組み合わせると…ほら100%一致。たとえクローンでも多少の誤差があるがここまでピッタリに作ることはまずできない。これが証拠だ」
見せられた物は正直信じられない物ばかりだ。しかしここまで正確な情報を提示するのには何かある。
仮面(この人達は…何故かショッカーのような『邪悪な正義』が感じられない…)
仮面ライダーが変身を解くと顔の右半分に十字傷のある緑谷が現れた。
仮面「ついてこい…」
仮面「ここが僕のアジトだ」
仮面ライダーに連れられた場所は路地裏の1つの扉の前。
そこでドアノブを触るとガチャガチャと上下に動かすと、足下の地面が動き下へと降りていく。
降りて行った先には見たことのない機械やマシンの数々が真っ先にお出迎えしてくれた。
デー「かっちょいい〜!!」
ゴー「船まであるのか」
ディ「フン、オレの方がいっぱい持ってる…!!」
雄霊「ハーッハッハッハッハッ!!全部欲しいな!!」
皆秘密基地に来て目を輝かせている。やはり誰でも秘密基地は大好きなようだ。
「おかえり〜!」
すると奥の部屋から誰かがやって来た。3人の男女のようだがデーデク達はそれが誰だか知っていた。
トガ「あれ〜?イズクくん分身の術ですか?」
マグ「マジ!?ついに忍術覚えたのね!!」
荼毘「なわけねぇだろ…どう見ても女が混じってるだろ」
トガヒミコ、マグネ、荼毘。元の世界でも見覚えある3人だがなぜ仮面ライダーと一緒に…
仮面「紹介する。トガヒミコ、荼毘、マグネ。全員僕の仲間だ。ここにはいないがもう2人ほどいるんだが…まぁそいつらは後で話す」
デー「じゃあ次は僕達だね?僕達は…」
デーデクが前へ出る…
デー「孫の手製作委員会だ!!」
『…え?』
いつの間にかデーデク達は孫の手が描かれたTシャツを着ていた。
ディ「いつの間に?!」
ゴー「相変わらずの早技だな」
トガ「えーっと…?」
仮面「話を戻そう…君達が何者なのか聞かせてくれ」
ゴー「それじゃあ俺が話す」
ゴーストライダーが代表でこれまでのことを話す。
仮面「別の世界から…」
トガ「ということは皆さんイズクくんってこと!?」
マグ「いやいやいやちょっとちょっとちょっと…わけわかんな過ぎ!!?」
荼毘「落ち着け…」
仮面「…なるほど、それで確証がいった」
仮面ライダーが機械を操作すると街の地図が浮かび上がり、中央に大きな輪っかが現れた。
仮面「先日の昼に奇妙なエネルギー波が観測された。それがこれだ」
ディ「ほう、やはりこちらにも時空の穴によるエネルギー波が発生していたか…となるとやはり毛狩り隊がなんらかの目的で各世界を移動しているのは間違いないな…」
仮面「その発生源の下へ行ったが、一足遅く発生源の主は消えてしまった…」
デー(今回の毛狩り隊、狙いが掴めない…色んな世界に行って一体何をする気なんだ…?)
デーデクがこれまでのことを考えていたが、毛狩り隊が何をするのか分からなかった。
トガ「それにしてもホントそっくりですね…あ!じゃあ私達のそっくりさんもいるんですか?」
マグ「あ、それは気になるわね!」
ゴー「あ、マグネは悪魔の戦いで死んだよ」
マグ「え…悪魔?」
ディ「敵だったが、漢気があって仲間のために敵対宇宙人に対して捨て身の攻撃は見事な散り際だった…」
雄霊「お前の死は無駄ではなかったぞ!!!!」
マグ「ちょっと!!他の世界じゃ私そんなに死んでるの!!?」
デー「うちのとこは寿司屋の店員です」
マグ「あ、そこは普通なのね。それでもどういうことよッ!!?」
トガ「じゃあ私はっ?」
ゴー「敵連合のメンバー。僕のストーカーだよ」
ディ「いい実験体だ」
雄霊「我が嫁の1人だ!!」
デー「勝手に婚約されました」
マグ「そっちもそっちでどうなってるのよッ!?」
トガ「…よしっ!」
マグ「よしじゃないわよッ!!?」
仮面「…お前は聞かなくていいのか?」
荼毘「別に興味ねぇからな…俺は俺だ」
仮面「そう言うと思ったよ…」
ビー!ビー!ビー!ビー!
『!!?』
突如警報が鳴り出し、モニターにニュースが映し出された。
アナ「突如現れた謎のヒーローが街を破壊しています!更にヒーロー・敵を倒し雄英高校に向かっている模様です!!」
映し出されたのは邪スティス・アークだ。そして同時にデーデクは敵の目的もわかった。
仮面「あいつが毛狩り隊か…!向かうぞ!!」
デー「よっし!急ごう!!」
遊泳高校・校門前
邪ス「我が名は邪スティス・アーク!!正義の名の下に雄英高校を破壊する!!」
邪スティス・アークが後ろには大量のヒーロー・敵達の山があった。
オー(まずい…明らかに敵は強い!私1人で倒せるか…!)
対峙するは我らがオールマイト。雄英に入れないよう門番として立ち塞がるが、相手の力量が自分より上だと実感している。
邪ス「オールマイト!貴方を倒すことなど造作もないですが、ここで倒せば世界は『貴方の正義』に包まれてしまう!!正義は1つ!この私だけなのだ!!」
オー「何が正義だ!!お前のやっていることは自分の考えを相手に無理矢理押し付けているのと一緒だ!!人や周りを無意味に傷つけて、そこに何の正義があるッ!!?」
邪ス「正義は破壊と再生によって生まれる…この世を一度破壊し、私という正義が新たな世界を生むのだ!!!!」
オー(話が通じないか…当然か!!)
オールマイトが攻撃を仕掛けようとぢた時、邪スティス・アークの拳がオールマイトを貫く。
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!
デー「話が長いッ!!!!」
邪ス「グアッ…!!?」
軽トラが突っ込んでオールマイトを助けた。
仮面「オールマイト!!」
オー「緑谷少年…!?」
ディ「おお!こっちのオールメイトはやはり男か!!」
雄霊「ハーハッハッハッハッ!!だが傷だらけのようだぞ!!」
ゴー「もしや弱くなっている…?」
オー「…達ッ!??」
5人の緑谷が現れて驚くオールマイト。
邪ス「ぐぅ!…やはり来たか…!!」
デー「これ以上、貴様等毛狩り隊の好きにさせるか!!」
邪ス「ならば私の正義を喰らえ!!『邪スティス・ビーム』!!」
邪スティスが腕を交差させるとそこからビームが放たれ、デーデクに命中した。
デー「ぎゃあああああああああああああああッ!!!?」
仮面「しまった…!!」
デー「ああ…あ…ああああ…!!」
するとデーデクの身体が肥大していき、変化していく。
邪ス「『邪スティス・ビーム』を受けた者は善なる心が邪な心になって醜い化け物へと変わるのだ!!」
雄霊「なんだと!?」
オー「や、やめろ…!!?」
邪ス「もう遅い!!見るがいい!!ヒーローとなった者の哀れな姿をッ!!」
デー「エーンジェ〜…」
天使になった。
邪ス「なんだとッ!!?バカな…醜い化け物になるはずが、何故天使に!!?」
デー「次はこちらの番でございますね」
ディ「性格も変わってやがる…!?」
デー「裁きの風『ジャッジメント・ウィング』!!」
邪ス「ぐあああああああああッ!!??」
デーデクの翼から風を巻き起こし、邪スティスにダメージを与える。
オー「なんて天使的な技だッ!!?」
邪ス「くっ!それなら…君達だ!!」
『邪スティス・ビーム』がゴーストライダーとディスターに直撃。
『ぐあああああああああああ…!!!!!』
『エーンジェ〜…』
天使になった。
邪ス「何いいいいいッ!!!?」
デー「今だ!!鼻毛真拳奥義『天空殺法・光の舞』!!」
邪ス「ぐあああああああああああああッ!!!?」
よくわからない舞による攻撃で邪スティスに大ダメージを与える。
オー「神々しいのか不気味なのかわからない技が出たッ…!!?」
邪ス「グハッ!!?」
邪スティスは吹き飛ばされるとデーデク達は元の姿に戻った。
デー「元に戻った!!」
ゴー「まさか天使になるとはな…」
ディ(精神系の攻撃に対して一種の防御装置が働いたということか…)
邪ス「お…おのれ…!ヒーローであるこの私の正義を破るとは…!!」
デー「ヒーロー?正義?ハッ!その程度で僕達に勝てると思ったのか?」
邪ス「何?」
デー「正義だけで人が救えるのか?街を守れるのか?違うな、俺達が勝てるのは『悪の心』があるからだ」
邪ス「悪だと!!?」
デー「悪とは力。それは必ず誰にでも宿っている物…それを知り自分の力として受け入れる。さすれば正義はより強くなる。正義の心と悪の心、その両方を持って自分を制する。正義しか見えない奴に…自分の悪の心もわからない奴に…本当の正義が負けるかッ!!!!」
仮面「!?(悪と…正義…)」
邪ス「ふざけるなッ!!ヒーローが悪の心を持ってどうする!!」
デー「悪を知り、自分と相手を救う!!」
『!!?』
デー「それが、ヒーローだ…!」
その言葉を聞いた皆が驚愕した。デーデクの言葉だけでなく、その姿がヒーローに見えたからだ。
オー(彼は…私以上にヒーローらしい…!)
ゴー(自分と相手を救う…ふっ…やっぱり面白いな…)
雄霊「ハーハッハッハッハッハッ!!!!!流石だ!!それでこそ王…!!王とは我が儘で!!大体で!!人を誰よりも考える存在!!まさしく王そのもの!!」
ディ「王だかどうとか知らないけど、確かにこの中じゃ1番ヒーローらしいね…」
仮面「…ハハハハハ…凄いな。君は、僕よりも強いんだね…なんか、憧れちゃったよ…!」
邪ス「ふざけるなあアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!何が悪を知るだ!!!?そんなのは正義ではなああああああああいッ!!!!」
デー「哀れな正義の亡霊だ。自分の正義しか見えなくなったようだな…その目、覚ましてやるッ!!」
デーデクの頭のサングラスが光ると、構える。
デー「鼻毛真拳奥義…!!」
ドドドドドドドドドドドドドド…!!
邪ス「な、なんだ…!!?」
デー「『おっかさん大行進』!!」
『朝だよ起きなっ!!!!』
邪ス「ぐはあっ!!!?」
おっかさんが大量に現れ邪スティスを吹き飛ばした。
オー「意味がわからんッ!!!?」
ジャラララ…!
ゴー「お前がヒーローを名乗るなよ…」
ドガッ!!
ゴーストライダーの鎖が巻きつき、地面に叩きつける。
邪ス「ガハッ…!!?」
雄霊「ヒーローのなんたるかもわからず語りおって…!!」
ドンッ!!
雄霊王の霊力の籠った拳が邪スティスの頭部に直撃し、吹き飛ばすとその先にディスターがいた。
ディ「装備が整ってないが、これぐらいはできる」
腕についた機械を操作すると、巨大な機械の拳を作り上げた。
ゴッ!!
ディ「吹っ飛べ偽善者ッ!!!!」
邪ス「ぐえっ…!!」
今度は頭上へと吹き飛び、既に飛び蹴りの姿勢でいた仮面ライダーが待ち受けていた。
仮面「ライダーキック!!」
ドゴオオオオオオオオッ!!!!
邪「つ…つよすぎ…る…!!」
邪スティス・アーク 撃破
オー「倒したか…!!」
仮面「ええ、あとは…」
プルルルルルル…!!
電話が鳴り、出るとその相手は荼毘だった。
荼毘『こちら荼毘、案の定侵入していた敵は片付けた』
雄英内にいた毛狩り隊も荼毘達が成敗。いや荼毘達だけでなく生徒達も協力してくれた。
仮面「了解…これで大丈夫そうだ」
デー「いや、これで終わりじゃない」
デーデクが発した言葉に全員こちらを向く。
デー「毛狩り隊の狙いの1つがわかった」
『!!?』
デー「狙いは…僕達『緑谷出久』だ」
ゴー「何…?」
『狙いは緑谷出久』…その言葉に皆反応した。
仮面「どういうことだ?」
デー「これまで僕達が世界を渡り歩いて気づいたのが、毛狩り隊は異世界の僕を確実に始末しようとしていた…」
ゴー「…なるほど、確かあいつはあのクリスタルを持っていたな…」
ゴーストライダーは自分の世界に現れた毛狩り隊が封印のクリスタルを持っていたことを思い出した。
雄霊「我の持ち霊達も封じられていた!」
ディ「そういえば、あのピーマンは生徒を操ろうとしていたな…大方オレが手ェ出せないことを知って利用しようとしたな…!!」
仮面「…そうなると、彼は?」
全員邪スティスを見る。恐らく仮面ライダーに有効な力を持っていたのだろう。だがデーデク達の介入で計画は失敗した。
デー(あれ?なんかデジャヴ…)
ゴー「ねぇ、さっきのって…」
すると空間に穴が空いた。
デー「またあの穴か…!?」
ディ「やっぱりおかしい…!!なぜこんなにも時空の穴が…!!?」
仮面「なんだこれは…吸い込まれ…!!?」
デーデク、ゴーストライダー、雄霊王、ディスター、仮面ライダーが吸い込まれ、穴は消えた。
オー「み、緑谷少年…!?」
荼毘『おい!今のはなんだ!?応答しろ仮面ライダー!!』
一方、その頃…
紅「ついに…揃った。これで計画が始められる」
青「漸くか…」
白「へっ!こいつらの力を使えば確かに緑谷を倒せそうだな…!」
黄姫「私達の力がまさかこのようなことに使われるとは…」
黒「…ヒヒヒ、笑けてくる」
紫「それで、これからどこへ行くの?」
紅「今から行くのは我々の世界に基づく世界…『我々の存在しない緑谷出久の世界』だ」
次回は応募した緑谷出久が登場します。さて誰かな〜?
お楽しみに!