デーデクのハジケヒーローアカデミア ただし作者、お前はダメだ 作:肘神さま
デーデク達が次に訪れた世界は…
デー「なんだかみんな輝いているね」
街歩く人皆、銀のアクセサリーを身につけている。
仮面「ここが並行世界…」
雄霊「ハーハッハッハッハッ!!我の方が派手だぞ!!」
ディ「張り合わなくていい」
因みに彼等が身につけているのは『ARMS』と言って身につけているだけで個性が使えるという優れた物。誰でも使えるが持ち主によって力を発揮する物もある。
個性があろうが無個性だろうが使いこなす。
誰が作ったのか自然に生まれたのかすらわからない。しかし調べれば作ることもできる。これを『第二次個性発現』と呼ばれている。
デー「へぇ、誰でも個性が使えるってのは便利だね」
仮面「誰と話してるんだ?」
デー「あ、やべ…なんでもないよ!!」
ディ「気にするな…(それにしても)」
ゴー(…なんだ、この気配は…悪魔とも霊とも違う…)
ゴーストライダーはこの世界から感じられる気配に警戒をする。それは善でもなければ悪でもない、まるで熱い湯と冷たい水の中間にいるかのような奇妙な気配だ。
ディ(空間の磁場が妙に強い…この世界が特別なのか?もしや、また毛狩り隊が何かしているのか?)
雄霊(この感じ…神に近い者の霊力と似ている…)
他の2人も同じく感じ取っていた。
ゴー「……それで、緑谷出久はどう探す?」
仮面「宣伝カーは嫌だからな」
ドオオオオオオンッ…!!!!!
突如、街中で爆発音が聞こえた。
「ヒャッハー!!」
ゴー「どうやら探す手間が省けたようだ」
メガホンを持った毛狩り隊と一般市民が武器を持ち、1人の少年を襲う。身長は低いが緑谷なのは間違いない。手にはケン玉のような物が握られていた。
フィ「みんな…やめて…!」
バッ「コラ!しっかりしろイズク!」
彼のヒーローネームは『フィリオ』。年齢は12歳。そして彼のARMS『バッボ』は生きているARMSと珍しい存在で、いくつもの不思議な力が宿っている。
「逃げんじゃねヒーロー!!」
「この世界の害悪が!!」
毛狩り隊宣伝部隊隊長 ソウオン
ソウ「そうです!彼を捕まえるのです!彼はヒーローとなる存在!ヒーローはこの世界から敵を生み出す存在!この世から消せば愛する人は失わず、壊れることなく、もう一度見たあの光景が見られるのです!」
ソウオンの持つメガホンには人々を操る催眠能力がある。これを使い、一般市民を操っているのだ。
バッ「おのれ…操られおって…!!」
ソウ(フン!愚かな者共め!俺のメガホンで馬鹿なことを信じてやがる…!)
『捕まえたッ!!』
フィ「ぐあっ!?」
バッ「イズク!?」
等々捕まってしまったフィリオ。
ソウ「観念しなさい緑谷出久、そしてバッボよ!君を助けるヒーローは誰もいない!」
フィ「くっ…!」
「ここにいるが?」
ソウ「むっ!?」
パンッ!!
『ぐああっ…!!?』
1つの影が市民を吹き飛ばし、フィリオを助けた。
「相変わらず1人で突っ走りやがる…他の奴らが心配してたぞ?それにバッボ、テメェがついていながらなんて様だ」
フィ「ご、ごめん…!!でも助かった…!!」
バッ「ふん、偉そうに…この後の大脱出劇がお蔵入りになってしまったではないか!」
「そうか…そいつは悪かったな…」
現れた男は灰色でピエロのメイクをした青年。ARMSを身体中につけている。
フィ「でもありがとう!天狐兄ちゃん!!」
男の名は『緑谷転狐』。幼少期、個性の暴走で家族を失い、帰るべき場所も消え街を彷徨っていた。すると工事現場の鉄骨が落ちて来た。だが彼は逃げようとしなかった。これで家族の元へ行ける。そう思ったからだ。
しかしそこで手を差し伸べたのが1人の女性『緑谷引子』。彼女に抱きしめられ、身を挺して救ってくれた。
それから色々あり、彼は緑谷家の長男となった。
転孤「テメェらよ…うちの弟可愛がってくれたようだなぁ?」
転孤が両手を掲げる。そしてそのまま手を合わせる。
ソウ「むっ!!この世界の死柄木弔!!ヒーローネーム『クラッパー』!!奴の個性『崩壊』を利用した必殺技…!!」
転孤「『拍手壊』!!」
パンッ!!
音を鳴らすとそこから衝撃波が発生。周りを吹き飛ばした。
転孤「俺のこと知ってるようだな。なら知ってるだろ?俺の個性はガードできないことを」
ソウ「はい!知っています!ですからこれを使わせてもらいます!」
カチッ!!
シュンッ!!
ソウオンが何かのスイッチを押すと転孤は消えた。
フィ「兄さんッ!!?」
バッ「貴様…!!転孤に何をしよったッ!?」
ソウ「ご安心を!これは転送装置!元いた場所まで帰す装置なのです!」
バッ(装置だと?あれはARMSではないのか?妙な力を感じたが、こやつ一体…)
ソウ「さぁ!これで邪魔者はいません!今度こそ助けは来ないでしょう!」
ここにいるよ
『!?』
ソウ「何だこの声は?」
ここにいるよ
フィ「どこから…?」
ここにいるよ
ソウ「何者だ!!姿を見せなさい!!」
ドゴオオオオオオオオ大オンッ!!!!!
デー「碌なもんじゃねぇえええええええええええ!!!!!」
ソウ「ぐべええええ!!!?」
地中からドリルに乗って現れた。
『なんだあああああああああああああッ!!!?』
ソウオンはドリルに吹き飛ばされると同時に持っていてメガホンが破壊された。
ディ「どうしてドリルが何もないところから現れオレ達はいつの間にか乗ってるんだ…?」
ゴー「気にしたら負けだよ」
フィ「誰!?っていうかボク!?」
バッ「イズク!?(いや似ているが違う!)」
自分そっくりな人達が登場して驚くフィリオとバッボ。
「あれ?なんで自分こんなとこに…?」
「うわっ!なんで武器持ってんの!?」
メガホンが壊れたことで催眠が解けたようだ。
フィ「ここは危険です!早く避難してください!」
「あ!最強アーム使い少年のMAR!」
「わかった!頑張ってくれ!」
市民達はすぐに避難してくれた。これが本来の彼らなのだ。
ソウ「おのれ…!(本当に来やがった…) ウェポンアーム!『メガドラホン』!」
ソウオンの指輪が変化して恐竜の口のデザインのメガホンに変わった。
ソウ「潰れろ!!」
フィ「避けてッ!!」
ギャオオオオオオオオオオオオオオッ!!
メガホンから恐竜の叫び声が放たれ、周囲の物体にヒビが入り、壊されていく。
雄霊「ハーハッハッハッハッ!!面白い物を持っているようだな!!」
ディ「ぜひ解体してみたい!」
フィ「これ以上壊させるか!!」
ガシッ!
仮面「待て」
『グエ!?』
雄霊王、ディスター、フィリオが攻撃を仕掛けようとしたが、仮面ライダーに止められた。
フィ「何するんだいきなり!!」
仮面「落ち着け、いきなり突撃しては危険だ。俺達は強いが相手は未知の力を持つ敵…ここは連携であいつを叩く」
仮面ライダーの的確な判断にMARは納得し怒りを治めた。
フィ「…あなた達が何者かわからないけど、あの敵を知ってるんですね?」
デー「うん!」
仮面「大方の攻撃法は見てわかった…俺の指揮の下動いてくれ」
デー「OK!」
ゴー「その方が手取り早いね」
ディ「このメンバーで連携か…不安しかないがな」
雄霊「ハーハッハッハッハッ!!王達が手を組めばどんな存在にも勝てる!!」
全員、やる気満々。
ソウ「喰らえ!!」
ギャオオオオオオオオオオオオオオッ!!
衝撃波が緑谷達に襲いかかる。しかし全員飛んで躱した。
仮面「まずはターゲットを逃すな!!」
デー「任せろ!」
ゴー「フッ!」
デーデクとゴーストライダーが鎖と鼻毛でソウオンの身動きを封じた。
仮面「攻撃の隙を与えるな!」
雄霊「霊弾!!」
霊力によって生み出した弾丸でソウオンの攻撃を妨害する。
ソウ「ぐあ!?クソッ!!」
仮面「怯んだ!武器を壊せ!」
ディ「任せな!」
ディスターが腕の機械を操作するとソウオンのメガドラホンが機能停止し、指輪に戻った。
ソウ「まだ解除してないぞ…!?」
仮面「これで最後だ。決めろ!」
フィ「OK!」
フィリオが前へ出るとバッボが光り、形を変えていく。
MA「バージョン3『レインボードラグーン』!!」
『ギュアアアアアアアアアアアア…!!!』
現れたのは七色の翼を生やした白銀のドラゴン。
フィ「レインボーブレス!!」
ビカアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!
翼に七色のエネルギーを溜め、口内が光り、七色の光線を放つ。
ソウ「ぐああああああああああああッ!!!?(馬鹿なッ!!?これほど連携が…恐ろしいチームワーク…!!)」
ソウオン
撃破
デー「なんだ、てぇんで歯ごたえがないな」
雄霊「ハーハッハッハッハッ!!それは我らが強いからだ!!!」
ディ「それには同感だ」
フィ「皆さんありがとうございます!!しかし、貴方達は一体…?」
ゴー「…俺が話そう」
ゴーストライダーがこれまでのことを話した。
フィ「異世界…ってことは皆僕ってこと!?へぇ〜!漫画でそっくりな自分が出会うってのは読んだことあるけど、実際に会うとなんか不気味…」
バッ「これだけイズクがいると確かに不気味だな…」
ディ「まぁ、慣れれば面白い物だ」
デー「……」
ゴー「どうした?」
デー「変だ…いつもなら敵を倒せば空間に穴が空くはずだ…」
雄霊「む、そう言えばそうだな」
いつも敵を倒すと決まって空いた穴が現れず、不思議に思う一同。
デー「あいつもそうだが、そもそもなんで毛狩り隊って他の世界のアイテム使えたんだろ?」
雄霊「いや待てよ…なぜあいつは、クリスタルを持っていた?話によればそれはゴーストライダーの世界にしかないもののはずだ…」
ゴー「…そもそもだ。なぜ毛狩り隊はクリスタルのことを知っていた?あれは俺とかっちゃん、ごく少数しか知らないこと…」
ディ「しかしそれはさっき話を…おい……お前ら、これを見てみろ…」
ディスターが時計を見せた。
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ…
『!!?』
緑谷達が驚いた。時計の針がものすごいスピードで反対に回り始めている。しかもこれはただの故障ではない。全員のスマホ、時計も同じく回っているのだ。
雄霊「これは…!!?」
ピタッ!
すると急に止まった。
ゴー「今のは…!?」
ディ「オレ達が気づかない力で、時間が遡りやがった…!!見ろ!!」
辺りを見渡すとソウオンによって破壊された建物が綺麗に直っていた。いや直ったのじゃない、元に戻ったのだ。
ディ「前の世界の同じ会話もそうだ!!あの時から世界に異変が起きていた!!クソッ…!!オレのマシンが何も反応しなかった…!!次元干渉やコズミックパワーによるエネルギー波とは違うのか!!?」
雄霊「霊的反応も感じなかった…明らかに別次元の力だ…!!」
ゴー「…聞くけど、君の世界には時間系の能力を持つアイテムとかある?」
フィ「え?いやそんな……あるけど、あれは壊されて…」
仮面「壊されて?」
フィ「1ヶ月前、僕が倒した敵の持つARMS『ツインタイム』という時間を操る力を持った危険な存在がいました。でもそいつは僕がARMSごと壊したのでもうこの世にありません…」
ディ「しかしこの状況…明らかにそのARMSが関係している…!」
「その通り」
『!!?』
声がし振り返るとそこには赤、白、青、黄、紫、黒のフードを被った6人がいた。
紅「漸くここまできたか」
デー「先手必勝ッ!!」
ドオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!
デーデクがバズーカを放つ。だが6人は無傷だ。
ディ「無駄だ。あれはホログラムだ」
紅「流石はデデデーデ・デーデク。どんな状況でもその即断力…どの世界でも変わらないようだ」
デー「お前ら、何者だ?」
紅「自己紹介させてもらおう。俺は紅。そして彼らは…」
バサッ…!!
『!!?』
フードを取るとその姿に驚愕する一同。
雄霊「き、貴様は…闇乃アクマロ!!?」
白影「ほっほっほっ…久しいな雄霊王。だが今の俺は新たな体を手に入れた存在、白影だ」
雄霊王の世界の敵
白影(闇乃アクマロ)
ディ「これはこれは、オレのお茶郎を奪おうとしたクソったれドブカス女じゃあねぇか…!!」
紫音「ふん、相変わらず下品な女ね…」
ディスターの世界の敵
紫音(ジュリアナ)
ゴー「君が生き返るとはね…」
蒼炎「ゴーストライダー、ワタシは今度こそ完全なカグツチとなろう…!」
ゴーストライダーの世界の敵
蒼炎(カグツチ)
仮面「キル将軍…!貴女もか…!」
黄姫「会えて嬉しいぞ仮面ライダー…お前と決着がつけられるとは…!!」
仮面ライダーの世界の敵
黄姫(キル将軍)
フィ「十月さん…!」
バッ「馬鹿な…!」
黒渦「よぉ緑谷にバッボ…今は黒渦ってんだ。カッケェだろ?ヒヒヒ!」
フィリオの世界の敵
黒渦(十月)
この5人はそれぞれ緑谷出久と関わりのある人物だった。
デー「お前は見せないのか?」
紅「生憎、このヘルメットが気に入っていてね…このまま話を始めさせていただくよ」
紅が腕を掲げると空中に映像が浮かび上がった。
紅「これまで戦いは全て見させてもらった。私の思惑通り、世界のバランスが崩れた」
ディ「バランスだと?やはり、エネルギーの乱れはお前達が原因か!!」
紫音「勘違いしないで、私達はきっかけを作っただけ」
雄霊「きっかけだと?」
白影「違う世界に来た者にはそれ相応の力がある。その力を使えば世界に影響が起きる…」
仮面「そのきっかけを作るために敵を送り込んだのか…!!」
黄姫「その通り、おかげで世界は不安定になった。そして世界に簡単に干渉できるようにもなったということだ」
フィ「じゃあさっきの時計も、あなた達が生き返ったのも…!!」
黒腕「そ、俺達、というよりこの紅の仕業…面白ぇだろ?まぁ俺達も蘇られて半信半疑だったがまさかこうも上手くいくとはなぁ…」
ゴー「…それで、俺達に勝てないからこうやって世界に飛ばしたと?みみっちいやり方だね」
蒼炎「ふっ、勘違いするな。これはほんの計画の一部に過ぎない…お前達を別世界に呼んだ本当の理由は…」
ブオン…!!
『!!?』
紅「お前達を閉じ込めるためだ」
突如、緑谷達の地面に魔法陣のような物が浮かび上がった。
そして緑谷達は何処かへと消えてしまった。
天導 優さんのフィリオを採用させていただきました!ありがとうございます!
他の皆さんもありがとうございました!
とりあえずピンと来た奴に入れて
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タクシー
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救急車
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路線バス
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F1カー