長くなりましたが本編の方をどうぞ!
追記:久々の更新なので上手く書けているか分かりません。
悠真side
昼食──それは学生にとって貴重な自由時間にして、文字通り食事を楽しむ時間帯である。 昼食を摂るのを忘れたりすると空腹のせいで午後の授業をするのがキツかったり、本来の力を発揮出来なかった学生も居ると思うが、俺の場合は昼食時になると幼馴染の有希から「一緒に食堂に行きませんか」と誘われる事が多く昼食を摂りそびれずに済んでいる。
そして今日も毎度の如く有希に誘われる形で食堂へと来ていた。
「悠真くんは今日のお昼はどうするんですか?」
「そうだな、久しぶりに激辛料理にでもするかな」
「そうですか、でしたら私も同じ物にしますね」
そう言うと俺達は券売機へと向い、目的の券売を購入すると2人一緒に列へと並ぶ。
「それにしても俺が生徒会に入ってから数日近く経つけど、どうにも人手不足感が否めないな」
生徒会に入ってから真っ先に感じ取った問題について口にすると有希が同意する様に答えた。
「そうですね。 私としても人手不足を解消する事が今の生徒会にとって最善だと考えています」
「まぁ、それに関して有希の方は宛があるんだろ?」
「はい。 近い内に綾乃を生徒会に推薦しようと考えています」
「綾乃か……確かに綾乃なら生徒会の役員を引き受けてくれるだろうし、仕事の手際も良いからな。 ただ、俺としては政近を推薦したいところなんだが……」
「そうですね……政近くんにも生徒会に入って欲しいですけど、肝心の政近くん自身がアレですしね」
「…まだ中等部の頃の生徒会選挙の件を変に引きずってるんだろうな」
思わず零れた言葉に有希は同意するように小さく頷き返した。
中等部の頃、有希と政近は共に生徒会選挙へと出場し、対立する会長及び副会長候補を圧倒した末に会長と副会長の座を勝ち取った。
しかし、副会長の座に着いた政近は選挙戦の際に何か思う事があったのか仕事はこなしつつも、自分に対して卑屈的になる事が増えていった。
周防家での出来事もあったのだろうが、それでも政近の卑屈度は年を追う毎に増している事に俺は内心では心配しているが、こればかりは政近自身の問題の為に下手な事は出来ないでいた。
それは有希も同じようで、なんとか政近の事をフォローを試みるも下手な事を言えずにどうしたものかと悩んでいた。
「まぁ、政近以外にも生徒会の役員として推薦したい奴等は居るが、人員を増やすとなると役職も考えないといけないから問題なんだよな〜」
「それに推薦するにしても、人柄や評判などの問題もありますからね」
「中等部の頃は有希と政近の2人で大体が片付いたから良かったけど、高等部に入ると色んな責任やら諸々が増えるから尚更だしな」
「ですね……そう言えば、悠真くんの仰る生徒会役員に推薦したい人物とは誰なんですか?」
有希の質問に俺は一瞬考えると、静かな声で答えた。
「…仕事の精度でいえば谷山で、人脈関係だと乃々亜の二人だな。 谷山の場合は与えられた仕事は確実にこなしてくれるし、情報収集や人の扱い方だと乃々愛が特に秀てる。 でも問題として谷山は融通が効かない所が有るのと、乃々亜の場合──いや、流石に人前で話す様な内容じゃないな」
「見事に二人とも女性ですね……最後のは気になりますが、それよりもコレはマズイですね。 後で綾乃と相談した方が良さそうですね」
「? 綾乃と何を相談するのかは知らないが、とりあえず今のところは様子見をするしかないな」
そう告げると話を切り上げた俺と有希は受け取り口で料理を受け取ると、そのまま近くの席に着き共に昼休みを過ごすのだった。
今回はここまで。 次回はようやく原作一巻の内容へと移行するかもしれませんのでお楽しみに!
ではまた、次回もよろしくお願いします。
それとコメントの方もお待ちしております。
何時になるかは分かりませんが執筆しようと考えているIFストーリー、どれを観てみたいですか?
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アリサがヒロインのIF
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マリヤがヒロインのIF
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悠真が女の子な世界線のIF
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綾乃オンリーのIF
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乃々愛が幼馴染兼ヒロインのIF
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沙也加がメインヒロインのIF