ヤンキー少女は迷子の歌姫に恋をする 作:アッシュクフォルダー
後藤暁美と八幡海鈴は一緒にお買い物に行く事になった。
お互いに言いたいことが多すぎるからか、
いっそのこと、買い物に一緒に行く事になった。
「何で、オメェと買い物に行く事になったんだよ…」
「呼び出して、ごめんなさい。
暁美さんに聞きたいことが多すぎる故にです」
と、海鈴の態度に、暁美が呆れていた。
やって来たのは、ショッピングモール。
結構、キレイな方だが、暁美はあまりそこには来ない。
「なれねぇな…こういう雰囲気…」
「そうですか。一緒にいる故に、私もなれません」
「あっそ。で、話って何?
わざわざ、アタシを連れ回して、
いい度胸しているな?あぁ?」
と、暁美が海鈴を少しだけ睨んだ。
「随分と警戒していますね。そうですね。
暁美さんは燈さんの何が好きなんですか?」
「全てだ」
「単純ですね」
「ワリィな」
「暁美さんは、燈さんとどうやって出会ったんですか?」
「中坊の頃、立希に紹介されて、知り合った。
んで、クライシックに惚れた」
「そうでしたか」
「アタシにとって、クライシックは癒しで居場所だった。
でも、祥子や睦が突然、止めて…何だったんだよ…
って、今でも、思っている」
「そうでしたか。暁美さんの燈さんの思う気持ちは本物ですね」
「認めてくれたら、それでいいけど?」
と、他愛のない会話が続くが…
「おい、話を聞き出して、荷物持ちって、ふざけんじゃねぇぞ!」
「荷物持ちが不足しているので」
「バンバン買いまくっているじゃねぇかよ…」
「やけ買いです」
「アタシを巻き込むなよ…」
「じゃあ、奢りますので」
あるジュース屋さんへ…
「ジンジャエール、キツイので」
「じゃあ、アタシも」
そして、二人でキツイジンジャエールを飲んで、
自爆した。
二人が倒れ込んだ。
数分後、何故か、にゃむちがいた。
「おーい。お二人さーん。
ジンジャエールでキツイの頼んで、
自滅した、お二人さーん。
聞こえていますかー?」
「祐天寺さん」
「コイツが?」
「はい。左様ながら」
「って、二人共、倒れ込んで、観られていますけど?」
二人は何気に食わない顔をして、料金を支払い、
その場を後にした。
「祐天寺さんのコラボブランドを買いました」
「毎度あり。暁美ちゃんをコキ使っているの?」
「こっちはこっちで、酷い目に遭っているけど?」
「だって、そろそろ、この辺にしたら?」
「わかりました。暁美さん。今日はありがとうございました」
「もう二度と、アンタの買い物には付き合わねぇよ!」
しかし、暁美は思っていた。
(本物)
に、付いて考え込むのだった。