ヤンキー少女は迷子の歌姫に恋をする   作:アッシュクフォルダー

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第三話 あたしと立希と燈の水族館

今日は立希と燈ちゃんと一緒に、水族館に来ていた。

 

「燈!今日は楽しもうね!

それに、燈は私と暁美が守ってあげるから」

 

「そ、その…大丈夫だよ…」

 

「世の中は怖い事や、悪い事で溢れているから、

あたしと立希とで、燈ちゃんを守ってあげるから!」

 

「…」

 

と、燈は内心、不安を募らせていた。

 

燈は年間パスポートを提示し、三人で入場した。

 

なお、ここの水族館は年間パスポートを提示したら、

三人まで入場可能らしい。

 

「今日も私と暁美が、燈のボディーガードだから」

 

「…そんなことしなくてもいいから」

 

「だって、暁美が言っているし」

 

「…私は三人で楽しみたい」

 

「わかった。燈がそう言うなら」

 

「あたしも!」

 

こうして、三人で楽しむことになった。

 

「見て!クラゲ!それに、エイやマンタまで、

泳いでいる!」

 

と、燈が楽しそうにしていた。

 

「キレイ…自由に泳いでいる…

でも、燈ちゃんの方が、もっとキレイ!」

 

「そ、そんなことないし…」

 

「ううん、燈は世界で一番の美少女だから!」

 

「それは、言い過ぎ…」

 

と、立希と暁美が、燈をおだててはベタ褒めしていた。

 

次は燈にとって、お待ちかねの、ペンギン館だった。

 

「ペンギン…!今日もカワイイ…」

 

「燈ちゃんも今日も、カワイイよ~!」

 

「燈が尊い…!」

 

と、ペンギンなんて、そっちのけで、

立希と暁美は、燈の観察をしていた。

 

「ペンギンってどんな種類があるの!?」

 

「あたしも、ペンギンの種類が知りたい!」

 

「ペンギンの解説、聞いてくれるの!?」

 

「燈の話だったら、私、いくらでも聞くよ!」

 

「そ、それじゃあ…」

 

こうして、燈による、ペンギンの解説が始まった。

 

ミナミイワトビペンギン。マカロニペンギン。

キタイワトビペンギン。キマユペンギン。ハシブトペンギン。

マユダチペンギン。ロイヤルペンギン。

 

コビトペンギン。キンメペンギン。アデリーペンギン。

ヒゲペンギン。ジェンツーペンギン。

ケープペンギン。フンボルトペンギン。

マゼランペンギン。ガラパゴスペンギン。

 

と…ペンギンの絆創膏を観ながら、

立希と暁美は、目をキラキラさせながら、

燈の顔をジロジロ見ながら、聞いていた。

 

「いろんな、ペンギンがいるんだね!

燈ちゃんは、ペンギン博士だ!」

 

「博士?」

 

「うん!だって、全部、タメになる!

あたし、ここまで、ペンギンの事、知らなかった!」

 

「私も。燈ちゃんのペンギン講座。

また、聞きたいな」

 

「本当に!ありがとう!」

 

と、燈はご満悦の様だ。

 

こうして、三人で行く、水族館でのお出かけは終わった。

 

今度はプラネタリウムに行きたいと、

立希と暁美は思うのだった。

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