ヤンキー少女は迷子の歌姫に恋をする 作:アッシュクフォルダー
後藤暁美が街を歩いていると、
高松燈ちゃんと出会った。
「あっ!燈ちゃん!」
「暁美ちゃん…」
「隣にいる子は?カワイイね?」
「らーな、要楽奈」
「楽奈ちゃん!よろしく、アタシは後藤暁美。
燈のファンで、ボディーガードで!友達!」
「スゲー奴だな」
「う、うん…ボディーガード?」
「あぁ、アタシは立希ちゃんと一緒に、
燈を守る、ボディーガードをやることになっているんだ!
燈に危害を加える奴等は、全力でぶっ飛ばす!」
「そ、それはダメ!ダメだから…」
と、燈が、うるうると涙を流す。
「でも、こういう可愛い女の子、
そこにいる、楽奈ちゃんもだけど、
夜の道は怖いから、一人で夜の道は出歩かせないよ!」
「あけみ、お前は、守れるのか?」
「あぁ?守れるに決まっているだろう?
アタシは、助けたい奴を守って見せる!」
「カッコいいな。あけみ」
「へっ、そうかい!
にしても、二人とも、コインランドリーを見て、
何をしているんだ?」
「洗濯機の回る光景が好き」
「私も」
「ふーん、まぁ、いいじゃねーか。
そんじゃ、そんなカワイイ、燈ちゃんと楽奈ちゃんに、
お茶を奢ってやる!」
「えっ?」
「抹茶で」
「わかったぜ!」
その後、楽奈の提案で、抹茶屋さんへ
楽奈は抹茶パフェを、
暁美はほうじ茶ラテ、燈は抹茶ラテを頼んだ。
「まっちゃーな」
「カワイイ…」
「それじゃあ、手と手を合わせて」
「あ、はい!」
「いただきます」
「いただきます!」
「いただきまーす」
みんなで、抹茶とほうじ茶を堪能した。
お会計は、アタシが全部支払ったが、
お小遣いは、全てカワイイ女の子のために、消えてしまった。
「街探検したい」
「うん。私も」
「アンタ達じゃ、襲われそうだからな…
仕方ねぇ、ボディーガードの務めだ!」
「だ、大丈夫だから…」
「そんなことねぇよ!
いつ、襲われるかも、わかんねーし!」
「…」
「…じゃあ、ボディーガードよろしく」
と、楽奈が言いだす。
「へっ!そうこなくっちゃ!」
と、三人で街中を商店街を、探索した。
「街には、色々な施設があるんだね」
「あったりめーだろ?街には、人々が住んでいたり、
働いていたりしているんだぜ?」
「暁美ちゃん。先生みたいだね」
「そ、そうか…?」
「これは?」
「これは、コンビニだ」
と、辿り着いたのは、シロクマートという、コンビニ。
「カワイイ…」
と、燈と楽奈は、シロクマートのマスコットキャラクターの、
シロクマの、ぬいぐるみを見て、目をキラキラしていたので…
(赤字は当然か…お小遣い…もう親父から貰えねぇな…)
ということで、それも黙って、買ってしまった。
「大丈夫なの?」
「まぁまぁ、燈と楽奈ちゃんの幸せが、
アタシの幸せだからな!」
と、思わず、カッコ付けるのだった。