「はふっ、やっぱこの時期は焼き芋だよな~」
「ほふっ、そういえば焼き芋売ってる車って最近見なくなったよね?」
「それな。昔からあるものが消えていくのは寂しいよな……」
――突発的に冬の気温になることが多くなった近頃。
――俺はおじさんとスーパーで売り始めていた焼き芋をハフハフ言いながら食べていた。
――おじさんは、子供の頃に比べると高いのに細身になったと焼き芋を見ながら悲しい表情になってた。俺も最近は丸々とした大きな焼き芋を見る機会が少ないと思う。どんどん庶民にとって暮らしにくくなってきたけど、5年後10年後はどうなってしまうんだろう?
「あー……そういえば、おじさん? 昨日、藤宮が久しぶりに沢江さんと会ってきたらしいんだけど」
「おー、沢江さんか。確か大学の勉強をがんばってたんだってなー。半年近く会えてなかったけどそれだけがんばってたってことだし、最近の子は努力家だよ本当」
「そこでちょっと話題になったらしいんだけど……おじさんって夜のお店とかって興味あったりする? こう、女性と仲良くしたりするやつ」
「お? お? たかふみもそういうの気になる年か!」
「いや、おじさんが……」
「俺はやったことないけど『龍〇如く』って大人向けのゲームがあるらしくてな。ゲームの中なのにゲームがあるらしいんだ! ゲーム内で夜にだけ行ける店もあるって雑誌で――」
「あ、もういいです」
――分かっていたけどおじさんは女っ気よりゲームっ気(SE〇A)の方だった。
――ちなみに前回の配信で視聴者から精神科に行くよう勧められていたけど、おじさん曰く「もう手遅れだし、素直に本当のこと話したら別の精神科を紹介されるだけだ」と遠くを見ながら呟いてた。
――ある意味ゲームを楽しくプレイさせてあげるのが何よりもストレス発散になるだろうし、現状維持でいいのかもしれない。
おじさん:――はい! 知ってる人も知らない人もこんにちは。チャンネル【異世界おじさん】へようこそ! 今回は7回目! ラッキーセブンですよ! 視聴者の皆様に良いことが起きたらいいですね!
同居人:どういう理屈なのかは置いといて前回からのおさらいと行きましょう。……前回、おじさん、エルフ、メイベルの3人が揃うイベントとなりましたが、パーティーは結成されず3人は別々に行動し出しました。
おじさん:そんな俺の目的は勇者。可能性は低いですが日本に帰還するための手がかりが得られるかもしれないと会いに行ったのです。
同居人:異世界の定番である勇者。どんな人物なのでしょうか?
おじさん:その答えは――これから始まる動画をどうぞ!
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・おじさんこんち~
・もう7回目なのか…… ¥500
・配信頻度が高いから余計早く感じる ¥500
・今日の視聴代 ¥500
・ゲリラ配信後は掲示板が紛糾でしたね
・前はいかに異世界で上手く生きるかが話題だったのに……
・今は絶対に異世界に行きたくないと祈祷するスレになってたの草
・本人たちは大真面目なんです
・イケメンじゃなきゃオークとして狩られまくる世界だもんな
・祠ぶっ壊れたから言語通じないもんな
・『翻訳』取ったら強くなる代わりに24時間幻聴地獄だもんね
・例の映像、スローで見たら祠っぽいのが崖に真っ逆さまで落ちてた
・最近整形手術の相談件数が地味に増えてるってどっかのネット記事に……
・おじさんの影響がジワジワと現実世界を侵食しちょる ¥700
・影響力って意味じゃ5本の指に入るYou〇uberに
・3人パーティー残念だった
・それもこれもメイベルが悪い
・Twit〇erで『ニートクイーン』が一時トレンドに
・早速現代日本でだらけきったメイベルちゃんのイラストがアップ
・絵師:がんばりました
・おじさんとゲームしてるメイベルさんのイラストにほっこり
・ダメダメな光景だけど顔や目線で幸せさを出してるのがグッド
・そういや勇者に会いに行くって言ってたね
・初代ドラ〇エの主人公みたいな勇者だったりして
・↑それはそれでおもしろい展開になりそう
【どっかで見た人たちに襲われるおじさんの映像】
おじさん:エルフたちと別れてしばらく、オレは予想だにしなかった魔物との交流を果たすことになるんだ。
同居人:どうみても人間ですよね? しかも、めちゃくちゃ見覚えがありますし。
おじさん:まさかこんなに早く再会するなんて思わなかったよ。何となく縁を感じたんで、また会った時のために偽名を名乗ることにしました。
同居人:前回とまた別の名前だけどいいの?
・早速か
・またオーク扱いで襲われたな
・CGクリ:開幕おじさん視点なの多いよね ¥2500
・俺、古参。いい加減なれた
・自分、新参。慣れるほどいつものことというのに戦慄
・SW:強く生きてください ¥300
・24時間幻聴と戦える奴が弱いわけない
・あれ? こいつらアリシアパーティーじゃね?
・本当だ。思ったより早く出番来たな
・前回の記憶が無いからおじさん襲ってるのか
・自覚無くループしてるのが1番怖い
・そしておじさん圧勝
・ライガくん、地味に記憶の片隅に前回の出来事が残ってそう
・野生の勘だろ
・一体何度自己紹介するのか……
・下手したら次回も自己紹介してそうなのが……
・「黒木天魔」って誰だああああああああああああ!?
・また違う偽名かよ!?
・何でそんな中学生が考えた自作小説の主人公みたいな名前を……
・個人情報保護の気持ちが強すぎだぜおじさん
・逆に言うとそれだけ他人を信用してないというのが悲しい ¥600
【アリシアとの話し合いの映像】
おじさん:アリシアたちに事情を聞くと魔物討伐に来たが歯が立たないという話でな? でも、その特徴を聞いていくうちに「まさか……?」って思ってきて。
同居人:ハリネズミの魔物らしいですが……もうおじさんの頭には例の青いハリネズミしか浮かんでないんでしょうね。
おじさん:興奮しましたよ。もしかしてソニ〇クに会えるんじゃ!?って。
同居人:まぁここは理不尽な異世界ですからそう上手くはいかないって、良く教育された視聴者も薄々感づいてるようですが。
・また魔物退治か
・ある意味この子たちが1番俺らが思い浮ぶ冒険者してるよな
・お、おじさんもがんばってるから(震え声) ¥500
・うん知ってるよ。すごいがんばって生きてる(例の狩られシーン)
・刺殺獣とは、また物騒な名前だな
・この世界の魔物って大体3文字の別名があるよね
・ハリネズミ?
・S:え?
・おじさん、たぶん頭に思い浮んだのは違うから忘れぇ
・絶対SE〇Aのキャラがおじさんの頭を占めてる
・だけど異世界の生物はみんな凶暴だから……
・おじさん正気に戻れ
・あのハリネズミは血が流れ出るほどトゲトゲしてないぞ
・そも、魔物がシューズ履いてるわけないし
・どした? 後ろに何かいる?
【バカデカいハリネズミの映像】
おじさん:ソニ〇クがいると思ったのに……!
同居人:ただのデッカいハリネズミですね。全長2メートルちょいとサイズがバグってますけど。
おじさん:それでも俺はSE〇Aユーザー。同じハリネズミ目である以上無闇に傷付けたくないと対話を試みました。
同居人:本来なら魔物だし退治して欲しいところですが、SE〇Aで1番有名なあのキャラのモチーフになった生き物を退治したくないおじさんはチートである『
・…………いや、デカいな!!
・予想以上にまんまハリネズミじゃん!
・何でこの子だけ魔物要素ほぼ無いの???
・誰か異世界にハリネズミでも連れてったのか?
・俺の知ってるハリネズミの数百倍はデカいんだけど……
・誰だよハリネズミにビックライトの光当てたの
・ドラ〇もんの力欲した転生者でもいたのかもね
・地球のハリネズミと大きさ以外100%一致してるぞおじさん!
・手元に動物図鑑あったけど、ペットショップでも買える種類やね
・始まる魔物とおじさんの対話
・ハリネズミの顔は凶暴になってきたな
・今更だけど魔物ってどこまで動物準拠なんだろ?
・普通の動物はナワバリ荒らされたとか、子供いて気が立っているとかあるけど
・攻撃性は高いんだろうな
・おぉ? おじさんの『翻訳』が発動しだした?
・誰も正式名称で書かない件
・だって『翻訳』の方が言いやすいもん
刺殺獣:「キューイキュキューイ(人間の肉はまずい)」
おじさん:「……。……え? じゃあ、何で?」
刺殺獣:「キューイキュキューイキュキュッキューイ(人間を刺していたぶるのが楽しいし、断末魔の悲鳴を聞くのが嬉しいから)」
おじさん:「あー……」
刺殺獣:「キューイキュキュ――(人間をなるべく苦しめて殺しt――)」
おじさん:「『
ドゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!
【対話失敗の映像】
おじさん:こんな感じで“対話”できたんだ。
同居人:できてないよね?
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・oh……
・害獣ですね
・カワイイ顔でなんつー残虐な思考してるんだ
・ハリネズミ版の真人じゃん
・ジャンプ主人公ですら真顔で殺しに行きそうだな
・最近のジャンプ主人公結構殺意高いぜ?
・因果応報で炎の中に消えてった
・今までのおじさんの魔法で1番スゲエエエエエエエエエ!! ¥800
・CGクリ:カッコイイぞおおおおおおおおおおおお!! ¥10000
・S:南無 ¥1000
・いや殲滅力高いなこの魔法。跡形もなく消し飛んだぞ?
・ついでで後ろの祠まで飲み込んで燃やし尽くした
・祠「ボクが何したっていうんですか」
・謎の爺「オマエ、あの祠壊したんか!?」
・魔物の巣になってたししゃーない
・おじさん、やると決めたら一切容赦ないな……
・俺たちにできないことを平然とやってのける
・そこにシビれる憧れる~! ¥1500
【勇者の正体判明の映像】
おじさん:魔物退治も終わったし、もしかしたら何か知ってるかもとアリシアたちに勇者について尋ねたんだ。
同居人:何か知ってそうですが……ん? 目の前?
おじさん:あぁ、驚いたことに今代の勇者は――アリシアだったんだ。
同居人:まさかの!?
・そういやまだ勇者の影も形もないな
・誤情報だったとか?
・目の前って……
・ウッソだろ
・勇者アリシア!?
・本名判明したけどそれどころじゃない!
・ハリネズミを倒せない勇者なのですが……
【土下座する勇者の映像】
おじさん:アリシアが勇者になってたのには驚いたが、3人の関係性が変わってないのは安心ですね。
同居人:代わりに開幕で勇者の土下座が披露されたのですが。
おじさん:詳しく聞いてみると勇者どころか冒険者としてもペーペーでな? 『
同居人:『
・ドヤ顔アリシアちゃん可愛い
・剣持って格好つけたかったのね
・ただし、エドガーの剣は犠牲になったのだ
・刃こぼれぇ……。地面の石に当たったなアレ
・エドガーくんの顔w ¥400
・名前付けるほど気に入ってたのね
・消耗品に名前つけるなよ名剣でもねえのに
・土下座勇者
・何て綺麗な土下座なのかしら(光のない目)
・土下座検定1級を与えよう
・勇ましくゲザる者――人はそれを勇者と呼んだ!
・呼んでません
・おっきなお尻……安産型だね♪
・↑通報
・OUT判定厳しい
・勇者になって1ヶ月ぅっ!?
・冒険者始めて半年以下って、素人に毛が生えたぐらいじゃん!
・勇者RTAでもしてるん?
・光の窓
・記憶を読み取ってるってこと?
・SW:あーーー! ¥400
・鮮明に記憶の再生が出来るってやばくね?
司祭:「5万の魔物の大軍勢を退けたのは誰か!? 王国全土に迫り来る脅威を討ったのは誰か!? 称えよ! 伝説の勇者の誕生である!!」
民衆:「「「「「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!」」」」」
民衆:「『山薙』のエドガー様~♡」
エドガー:「もう何でもいいんで帰らせて……」
民衆:「格好いいぜ『忘却の狂戦士』!」
ライガ:「だから何も覚えてねえっってんだろ!」
民衆:「アリシア様~! 何か一言を~~~!」
アリシア:「えっ、え、わ、神のお導きのままにー……?」
民衆:「「「「「わあああああああああああああああああああああああああああああ!!」」」」」
【勇者誕生の映像】
おじさん:大人気だなアリシアたち。
同居人:全部おじさんが功績を押しつけたせいだからね?
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・ドエライことになってる
・めっっっちゃ担ぎ上げられてるじゃん
・当の本人たち困惑しかねぇ
・そりゃいつの間にか依頼を終えてたら英雄扱いされてるんだから
・エドガー居たたまれない表情してる
・学芸会で木の役だったのに急遽主役をやることになった奴が同じ顔だった
・ライガくん微妙な風評被害受けてるの草
・違うんです。彼は本当に覚えていないんです
・アリシアちゃん「燃料追加でーす」
・おバカ
・止まるんじゃねーぞ……
・もう誰にも止められないの間違いだろ
・責任の半分はおじさんにあるからね?
【(アリシアが)間一髪の映像】
おじさん:アリシアが封印都市のことをまた聞いてきた時は俺も覚悟を決めましたが、今回は勘違いってことにしてくれてな。助かったよ。それから少しだけアリシアパーティーに付いていった。
同居人:アリシアさんたちが助かって良かったよ。
同居人:そういえばアリシアさんたちのパーティー名といい、ちょくちょく英語が出てきますね?
おじさん:アレって別大陸の言語なんですよ。俺たちが英語格好良いと思って何かの名称に使うのと一緒です。
・アリシアさんその話題は――!?
・その手は何のための構えですかねぇ……
・記憶を刈り取る形をしてるだろ?
・逃げてー! アリシア逃げてー!
・アリシア編【完】
・セーフ! 運良くセーフ!
・勇者扱いの苦労で難を逃れたか
・また魔物のお墓作ってる
・そこそこ祠に隠れていたのね
・シャイニングクルセイダーwww
・い、痛い。昔の記憶が痛い……!
・あー、別大陸か。それなら言語違ってもおかしくない
・意味もなくラテン語使ったりギリシャ数字使いたくなる気持ちね
・やめろ。その(精神)攻撃は俺に効く
・存在しない記憶に困惑するエドガー
・おいおじさん、破壊可能オブジェクトに山は入らないんだよ
・高得点の表示出たことないだろがい!
【深闇の迷宮の映像】
おじさん:そうして辿り着いたのが『深闇の迷宮』と呼ばれる高難易度ダンジョンでした。本来なら新人のアリシアたちは探索許可が下りないのですが、勇者になったことで夢だったダンジョンへ挑戦する権利を得たのです。
同居人:再び記憶が再生。子供の頃のエドガー&ライガは可愛いですね。アリシアさんとの認識に若干ズレがありますが。
同居人:でも……大丈夫ですか? アリシアさんたちは強くなってるわけでもないのに、そんな危険な迷宮に挑むなんて。ゲームで言ったら低レベルで物語の終盤の迷宮に挑戦するような無謀でしょ? 何か策があるとか?
おじさん:いや――
・ただの洞窟にしか見えないけど……
・もっと、こう、それっぽい装飾をですね
・現実(異世界)のダンジョンなんてそんなもんだろ
・おじさんのゲーム脳がちょっと感染してない?
・冒険者ギルドあるんだ
・そこが許可出さなかったってことはそれだけ危険でしょ? 大丈夫か?
・魔物の大群を倒した英雄なら……!
・それおじさんから押しつけられた功績で、本人たちほとんど成長してない件
・レベル10 → レベル12にアップ!
・『深闇の迷宮』レベル基準50
・いやタヒぬって
・また記憶映像
・アリシアさん、自分の記憶覗かれまくってるけどいいの?
・悪いことに使ったらいくらでもできる魔法だな
・な? 本人視点も第三者視点でも着替えや風呂覗き放題
・精霊「悪いことに使ったので幻聴増やす」
・ごめんなさい orz
・エドガーとライガ若っ!?
・若いってか子供――小学生ぐらいだろ
・そんな昔の記憶まで鮮明に見せられるのかよ……
・おじさん、YouT〇berやめてもこれだけで食っていける
・犯罪者候補さえ特定出来れば証拠記憶出し放題
・10年近く遡れるなら絶対におじさん欲しがる人はいる
・キラメキワンド>救世のワンド
・お目々キラキラのアリシアちゃんカワよ ¥1000
・アリシアの方が2人より年上なの!?
・おっちょこちょいというか、ドジな子だったのね
・良くも悪くも幼なじみ――って関係だな
・この関係は続いてほしい ¥300
・策……本当にあるか?
【やっぱり無理だった映像】
おじさん:普通に返り討ちにあって助力を乞われました。
同居人:何でこの3人迷宮踏破できると思ったのか?
おじさん:ノリというか、夢と希望と勢いじゃないですか?
同居人:ライガくんが割とマジで死にかけてますけど。
・素直におじさんに協力申し出ろー
・心配だな。作戦ぐらいあるよね?
・意気揚々と入っていったけど……
・あの、さっきから悲鳴しか聞こえません
・やっぱり罠の類いは当然のようにあるのか
・高難易度だから数も多いだろうしね
・数分経過
・あ、出てきた
・ボロッボロじゃねーか
・何も作戦なかったの!?
・アリシアさんの生足きたー! ――って言いたかったけど……
・かわいそうなくらい服が破けたりほつれたり汚れたり
・そりゃ新人に毛が生えた実力でクリア出来たら高難度とは言わねえよ
・即堕ち2コマかってぐらいのビフォーアフター ¥500
・誰かライガくんを心配してあげて
・予想以上にガッツリ矢が頭に突き刺さってるのですが……
・モザイクで分かりずらいけど鉄部分見えなくなるまで刺さってない?
・落ち武者もドン引く刺さり具合
・骨まで達してるぞ深さ的に
・生きてるのが奇跡の重症
【おじさんを加えて攻略する映像】
おじさん:見てられなかったのでアリシアたちと共に攻略することになった俺はこの世界の回復魔法の神秘を知りました。
同居人:生物由来なら服も直せるなんて便利ですね。
おじさん:早速迷宮の攻略です。俺はよく使ってる罠を感知するための魔法を使用したところ、罠よりも近い位置に隠し扉が設置されているのに気付きました。
同居人:隠し部屋だなんてすごいワクワクするやつじゃないですか! もしかして財宝とか? あ、攻略しやすくするためのキーアイテムなんて展開もありそうですよね!
おじさん:いや――
・何だかんだでおじさんベテランだから心強い
・迷宮薄暗いなー
・松明とかはさすがに設置されてないか
・あれ? アリシアちゃん服着替えた?
・回復魔法で服も治るの!?
・生物由来の素材使ってたら一緒に治るのか
・動物の皮とか、植物の繊維とかか?
・あー、じゃあ一部の地球産の服は治らんな
・クソっ、じゃあポロリの確率も減るってことじゃんか!
・!? 何て仕様にしてくれたんだ神様! ボロ服のままも乙だろ!
・おじさんが止まった。罠かな
・『大地走査』? 何してんの?
・たぶん魔法的なソナーで罠のあぶり出しをしている
・ダンジョン攻略で必須級の魔法じゃん
・壁に向かってブツブツ何か言ってるの怖い
・隠し扉!
・夢見るのキターーー! ¥600
・本当にゲームみたいなギミックもあるんだな
・ゲームして自力で隠し要素見つけたらアドレナリンがドバドバ出る
・何があるか子供心思い出して楽しみ
・おじさん! そこで「いや」って何があるの!?
アリシアたち:「「「!?」」」
おじさん:「お、あったあった。なるほど終点からスタート地点に戻るための通路だったのか。ほら、このワンドが欲しかったんだろ?」
アリシアたち:「えっと……」「…はい…」「や、やったー」
【余りにも早すぎた攻略の映像】
おじさん:こうしてワンドを手に入れた。
同居人:RTA走者も真っ青の早さだよ……!
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・ええええええええええええ!? これで終わり!?
・ウッッッソだろおい!!
・攻略してねええええええええええええ!?
・ダンジョンのがんばったご褒美のオマケだったんだろうけど
・あるよねゲームで最終地点まで行ったら入り口まで戻るの
・それが現実になった弊害か……
・ゲームのバグ使っても無理な速度で探索終えてる
・問題なのはチートも使ってない元々あった通路を利用しただけって点だ
・ゲームで不正クリアしたあとの空しさを感じる
・結局チーターってチート使ってる時点で負けてるもんね
・大変だろうけどそこに至るまで道中にこそ価値があると分かった ¥800
・ワンドの奥にラスボスっぽいの……の背中が見えますね
・ラスボス「侵入者まだかな~♪(うきうき)」
・↑志村後ろ後ろ!
・アリシアちゃんたちが……
・幼い頃からの夢が叶って良かったじゃねえか()
・だから、過程が大事なんです先生
・あれ? おじさん何を――?
【Re:迷宮攻略映像】
おじさん:一先ず3人の記憶を消して……
同居人:そんな簡単に記憶消さないで。
おじさん:俺がやったのは実際にゲームをやらせずにエンディングを見せただけだって気付いたんだ。責任もって3人を運んで再度ダンジョン攻略をさせることにしました。
同居人:いや運び方。
おじさん:ここからはダイジェスト形式ですがしばらく攻略の動画が流れます。テンポは悪いですが同居人がどうしてもと言うので……
同居人:異世界のダンジョンとか絶対に見たい人はいますから。今回だけ視聴者の皆さんもお付き合いください。
・速効で記憶消した……
・躊躇いがなさ過ぎね?
・毎日銃の引き金引いてる人は撃つときの躊躇いほぼないぞ
・泣き笑いアリシアちゃんプライスレス! ¥700
・女優でも再現不可能なんじゃってぐらい複雑な感情がこれだけで見える
・おじさん気付くのが遅いよ
・と言っても、今回おじさんはわざとやったわけじゃないしねー
・だから引きずり方!?
・そりゃ大変なの分かるけどせめてアリシアさんはおんぶしてあげて
・巨乳の柔らかさ<移動効率 だから
・何もなかった(3人にとって)ので攻略再開
・お? マジのダンジョン攻略が見れるの! ¥500
・さすがにダイジェストか
・ここから数時間はキツいし仕方ない
・同居人、俺らの気持ち分かってるぅ! ¥300
・テンポも大事だけどそれ以上にロマンも大事 ¥300
・攻略開始
・わぁ……殺意の高い罠ばっか
【ようやく正規の攻略映像】
おじさん:数多の罠を掻い潜り、ついに俺たち4人は『救世のワンド』を手に入れたのです。
同居人:最初と全く違う表情のアリシアさん。疲れ果ててますが、それ以上の嬉しさが映像からも分かりますね。本当によか――って待って。
おじさん:どうしました?
同居人:おじさんまた記憶消そうとしてないあの手! せっかく良い感じに終われたのに、何でそうすぐ消そうとするの!?
おじさん:この3人にとっての真のエンディングは「3人の力だけでダンジョンを攻略すること」だったんじゃないかと改めて思ってさ。ゴブリンの時みたいに俺の存在だけ消そうかなーって。
・ダイジェストだけどおもしろかった ¥500
・な? 最低限楽しめるよう短くしすぎないのがいい ¥600
・CGクリ:リアルダンジョンの緊張感から得られるものがある ¥10000
・↑この人だけでおじさんの生活費まかなえそう
・自分はこういう普通の罠攻略は飛ばしたい感じですけど……
・そこは人それぞれだろ。万人受けする映像編集なんてないし
・少なくともダンジョン作品全般好きな俺は大満足 ¥2000
・ようやく念願の迷宮攻略おめ
・アリシアの心からの笑顔にほっこり ¥200
・異世界のモラル考えると貴重な癒やし枠だよな
・これまでのおじさんの味方女性が酷すぎたとも言える
・エルフ→罵詈雑言ツンデレ メイベル→ニートクイーン
・夕日をバックに嬉しそうな3人
・青春の1ページを見てるかのよう
・!? おじさん待て!
・その手は何だ貴様!?
・やめてええええええええええ! 脳に支障が出るから記憶消去らめぇ!!
・4人で攻略ハッピーエンドでいいやろ!
・アリシア後ろ後ろ!!(ガチ)
・少女に忍び寄る魔の手
【認められたおじさん。そして別れの映像】
おじさん:まさか、こんな素直に認められるとは思わなかった。忘れないと言ってるアリシアを見て、今回は記憶消去・改竄を見送ることにしました。
同居人:セーフ! ギリギリセーフ!
おじさん:王都に用事も出来たことですし、ここでアリシアたちとはお別れです。
同居人:距離感が、こう……いいですよね。これまでのおじさんの異世界での理不尽を思い出すとすごく感慨深いものがあります。
おじさん:ええ。俺も言葉に表わせない感情が渦巻いてましたが、決して悪い物ではありませんでした。だからこそ、王都に向けて出発したのです。
・……いい
・アリシアさんたちが異世界人とは思えないぐらい善人
・フリとかでなく、本当におじさんが認められたのに感動 ¥3000
・これまでの経験から記憶消すのに躊躇いがなかったおじさんだけど……
・この記憶は消したくないよな
・私なら一生の思い出として意地でも忘れません
・3人とのやりとりも仲間っぽさがあって胸が熱くなる ¥500
・俺らはただただ普通におじさんが交流するのを見たかったんだ
・どこぞのツンデレとニートとは大違い
・それを言ったらお終いよ
・クセが強いだけでそのお二方はヒロインですから
・アリシアちゃんとのヒロイン力は差が広がる一方
・オマエら忘れるなよ。アリシアちゃんたちも初っ端でおじさん襲ってるからな
・そういえばそうだった(3連敗)
・そういやこの子たちも普通にオーク扱いしてたわ
・さ、最初さえ乗り越えれば絆が深まるってことだから!
・その最初が一般ピーポーには難しいんだよ
・誰か夕日バックに去る格好いいおじさんに感想よこせよ
おじさん:――はい。本日の更新は以上になります。
同居人:地味に長くなりましたが、最後まで視聴して頂いた方はありがとうございます。
おじさん:次回は俺が王都に向かった理由となります。そこでどんなことが起こるか……是非楽しみにしてください。
【この配信は終了しました】
・中々に良い回だった
・前回は説明とかが多かったからどうしてもね
・どんどん状況が変化していくのが1番おもしろい
・気付いた男:なぁ? また気付いたんだけど……
・アリシアとの再会が待ち遠しい
・ドルド山の件に気付いた奴か? どうした?
・気付いた男:例の神様の言葉(中国語)ってまだ続きがあったんだけど
・初日のアレか。
・本当に酷すぎて神様信じられなくなったぞ自分
・気付いた男:他にも力や知識を授けてくれる祠が2つほどあるらしいけど……
・中国語の翻訳でまだ話してないことあったのか
・気付いた男:おじさんが消し炭にした祠――ドルド山のもんと似てね?
・また1つ異世界人の力になってくれる祠無くなったか
・残りの1つも壊される流れだなこれ
・おじさんんんんんんんんんんんっっ!!
マンガで読んでるときは短く感じるけど、いざ要所要所を文章に起こすとめっちゃ長い現象。説明とか端折れる所がないと1.5話分書いた気分。
この辺から徐々に1つのエピソードが長くなっていくことがあるので、その分執筆に影響もありますががんばっていきますので応援よろ。
【次回:おじさん、死す】デュエルスタンバイ!