おじさん、異世界冒険を配信するってよ   作:影薄燕

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『ガンダムブレイカー4』の素材集めばっかしてた。
『ガンダムブレイカー モバイル』で作った機体再現したかったけど――ほとんどまだ実装されてない機体のパーツ使うの多くて絶望。

遅れた分長めです。


おじさんの異世界冒険⑧ 王都へ

 

「お? 炊飯器が新しいのに変わってる? もしかして、前に言ってた最新型の?」

 

「うん。おじさんが出掛けてる時に配達の人が来てね。前まで使ってたのも古いし、いい機会だから奮発したんだ。土鍋で炊いたのと似た効果が見込めて美味しく炊き上がるんだって」

 

「本当にすごいよな最近の家電。俺が異世界に行った頃は似たり寄ったりな機能だったのに、今じゃ差別化もして競合会社と争って……」

 

「おじさんが異世界に行ってからもう20年近く経ってるんだよね。去年の今頃ヤ〇ダ電気に一緒に行ったら、ドラ〇もんのいた未来に来たの〇太くんみたいな反応してておもしろかったな」

 

「笑いごとじゃないぞ。本当に目を白黒させて混乱したんだ。……あぁ、悔やまれるなぁ。SE〇Aがゲーム機開発から撤退してなければ、ニンテ〇ドーやS〇NYとハード戦争してたかもしれないって思うと悔しくて仕方ない……!」

 

「運が悪かったのもある――って言ってもおじさん納得しないよね」

 

「当たり前だ。今は別の人が社長になっているそうだが、俺の時代でSE〇Aを引っぱってきた前社長は十分過ぎるぐらいがんばったんだ。ただ、時代が色々早いSE〇Aに追いついてなかっただけなんだ。俺は当時見てた雑誌で前社長のコメントを読んだこともあったが、覚えてる範囲でも彼はエンターテイメントを大事にしてる人だった。当時の俺に今ぐらいの知名度があったらと思うと……!」

 

「たらればの話になるけど……おじさんがそう思ってくれてるってだけで、前の社長さんも嬉しいと思うよ」

 

 

――ライバル企業がいるから勝つために切磋琢磨しあい、より良いモノが作られていく。だけど、負けた企業に思い入れのある人ほど悔しい思いをするんだろう。今のおじさんのように。

――当時と今とじゃ情報発信の方法から何まで違うけど、仮に今現在のおじさんぐらいの知名度の人が味方に付いていたら3社でハード戦争を今も続けていたのだろうか。

 

 

 



 

 

 

おじさん:――はい! 知ってる人も知らない人もこんにちは。チャンネル【異世界おじさん】へようこそ! 8回目である今回はついに異世界の王都が舞台となります。

 

同居人:諸事情で王都の街並みはまた次の機会までお預けとさせていただきますが、予想外の人物も再登場しますので是非見てください。

 

おじさん:前回、アリシアたちとの冒険を終えた俺はある事情によって次の目的地を王都へと急遽変更しました。なぜ、王都に行く必要があったのかは――

 

同居人:今日の配信を見て確認してください。それでは――どうぞ。

 

   00:05
 
     

おじさんの異世界冒険⑧

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・おっつー ¥500

・視聴代だぜ受け取れぇ! ¥500

・異世界の王都か。王道だよなー

・尚、おじさんのこれまでの冒険

・王道展開は初日の冒険者3人組によって破壊されたのだ

・未だにあの3人がいなかったらーって思う

・その場合おじさんは突如聞こえてくる中国語(録音)に困惑するでしょう

・突然中国語で語りかけられたら思考停止するわ

・「何言ってるか分からねえよ!」と自分ならキレる

・神「よし。分かるようにしてやろう」→『翻訳』付与

・やめろおおおおおおおおおおっ!!

・24時間幻聴に悩まされるゥうううううううう!

・これどう転んでもおじさんの能力『翻訳』になってたんじゃ……

・遅かれ早かれオーク扱いする現地民と会うことになったよね

・しっ! 言ってはいけません!

・あ~王都行きってそれまでおじさんの予定になかったのか

・アリシアさんと会ったから王都へ? 何で?

・王都の街並み無しかよ

・余計王都へ行く理由が分からんな?

・予想外の人物――エルフさんとか?

・それだと予想通りやろ

・初日にボコった冒険者と再会はやだな

・俺なら半殺しにしても殺意が収まらない

・始まる始まるぞ~!

 

            【おじさんの長距離移動の映像】

おじさん:アリシアたちと別れた後、俺は徒歩や荷馬車などを使い一ヶ月掛けて王都に着いたんです。

 

同居人:おじさんは魔法で何でもできるイメージがあったけど、長距離移動用の魔法とかはなかったのですか?

 

おじさん:あるにはありましたけど……長距離飛行魔法は精霊の力を酷使する仕様だったようで、いつ・どこで・どんな危険が待ち受けてるか分からない異世界では極力使わないようにしていたんです。

 

同居人:へー、“虎の子”ってやつですね。

 

 

・一ヶ月も掛かるの!?

・王都遠すぎぃっっ!

・いや中世の時代ぐらいならそんぐらい掛かるだろ

・現代人である俺らは車や電車になれてるからなー

・馬という生き物を酷使する訳にはいかないから適度な休憩も必要になる

・しかも魔獣なんてのもいるから安全確認が必須

・映像には無いけど要所要所で必要になる時間考えると妥当

・ゲームで時間潰してたおじさんには苦行だろ…… ¥600

・な? 徒歩は言わずもがな。馬車移動だって携帯ゲーム機無いしな ¥300

・精霊の力で使う魔法に飛行関係はないの? 遮るものもなにも無いし

・あるんかい

・あー……MPを大量消費する技なのか

・そういや、メイベルに凍結封印された時も精霊酷使で防御出来なかったんだっけ

・某有名ゲームみたいに「そらをとぶ」でひとっ飛びできないのはキツい

・現実で考えたらアレだって鳥系ポケ〇ンを酷使しているけどな

・攻略本もないから突発的に襲い掛かる危険に対処するための温存戦略か

・おじさん、いつもオーク扱いで襲われてたもんね

 

            【ある意味いつも通りの映像】

おじさん:まぁ見ての通り、今回はこれといったトラブルもなく順調に移動できたんだ。

 

同居人:見た感じ早速トラブルを起こしているように見えるのですが???

 

おじさん:ちょうど捕まえたのが隊長だったんで、魔法で記憶を読み取ってみたところ運良く役者が揃ってることが判明したので、虎の子の長距離飛行魔法で一気に目的地へと向かいました。

 

同居人:絵面が酷すぎるとこは置いておくとして、結局何のために王都に向かったのですか?

 

おじさん:アリシアたちのためですね。実力がないのに分不相応な称号を与えられたようなので、その辺の誤解を解くために直接その件の責任者と話をしようと思ったのです。どうせ正規の手段じゃ会うことできませんし。

 

同居人:悪役っぽいムーブはともかく、至極まっとうな考えで行動していたことは分かりました。映像ではおじさんがいなくなった後、慌てて騎士たちが上司を助けに戻るようですけど……あの方とは一体?

 

 

・あ、たくさんの騎士たちが……

・速攻で隊長っぽいの人質に取ってる……

・トラブルしか起こってませんが?

・「順調」の意味分かってらっしゃいます??

・おじさんの解説とドラマにだいぶ齟齬があるんだけど……?

・トラブルが多すぎて感覚バグってるだろ

・もうこの程度じゃトラブルの内にも入らないのか…… ¥800

・SW:(;_;) ¥500

・ナチュラルで邪悪なオーク扱い

・これでくっころ女戦士だったら良かったのに

・新しい魔法?

・記憶を読み取る!? そんな芸当もできんのかよ!

・これ一瞬でめっちゃ情報抜けるから映像に出すより効率的だ

・自分で知るだけなら超時間短縮できるのは強い ¥200

・隊長さんが恐怖で血の気引いてる

・そりゃオーク()に一方的に情報抜き取られたら青ざめる

・王道だと「オマエは用済みだ」って〇されるパターンだな

・王道だと王都でみなごろしが行われるジェノサイドエンドだな

・王道とは一体……?

・いやおじさん正義の味方サイドだから。正真正銘(一応)善人だから

・尚やってることは完全に悪の幹部

・アリシアちゃんたちのために誤解解こうとしてるんだよ!

・おじさんって責任感強いよね

・しかも前回の一件で絶対あの3人のこと気に入ってるから余計に……

・記憶から再現されたドラマなのにおじさん抜きでも映像続くんだ

・記憶の精霊ならもう何やっても驚かねえよ

・あの方?

・用心棒かな? 予想外の再会ってコイツのこと指してる?

 

              【軍事施設司令部の映像】

おじさん:こうして目的地に着いた俺は一先ず潜伏系の魔法で姿を消し、司令官と司教とやらがどんな会話をしているのか聞いてみることにしました。ちなみに、俺の姿は見えませんが映像の中にすでにいます。

 

同居人:本当何でもありですね精霊の魔法。しかし……アリシアさんたちのことを“アレ”呼ばわりしたり、初っ端から気にくわない人物ですね司教。

 

おじさん:ええ。俺も同じ事を思ったので極限まで気配を消して続きを聞けば――そこで語られていたのは勇者を取り巻くきな臭い話の数々でした。

 

同居人:政治的な意味合いを持たせた裏取引ってやつですか……。異世界のドラマでこういうタイプの悪役は初めてですね。単純に倒せば終わり――とはならなそうです。

 

おじさん:はい。今まで戦ってきた敵は1割が野生の魔獣で、9割が俺をオークだと勘違いした現地民からの襲撃でしたからね。それまでにいなかったタイプの出現で柄にもなく緊張したのは事実です。

 

同居人:サラッと悲しい事実ぶっ込むのやめましょうよ……

 

 

・一瞬だけ王都映ったけどさすがにデカいな ¥300

・王様が暮らす場所だし1番発展してるのは予想通り

・え? じゃあこの映像の中にもうおじさんいるの?

・おじさんを探せ!

・なんだァてめェ……?

・おいこのオッサン、初っ端から視聴者のほぼ全員を敵に回したぞ

・いきなりの「あれら」呼ばわりに俺らのヘイトアップ!

・このクソマジメで融通効かなそうなのが軍の司令?

・「役に立ってもらえる」だとっ!?

・警部! コイツら2人とも真っ黒くろ助であります!

・副官さんが中間管理職みたいでカワウソ

・直属の上司が胡散臭い教会のオッサンと黒い話するの見なきゃならんのか

・おい待て司教! オマエ建造費抽出するのにアリシアちゃん利用したのか!!

・お互いにメリットあるから利用しあってる

・内政関係の異世界小説とかでありそうな展開 ¥500

・じゃあアリシアさん完全に被害者じゃん

・許せねえなこの2人

・おう、そうだな(そもそもの原因はおじさんにあるんだけどな)

・配信始まって以来初めて見るタイプの悪役に視聴者ズの怒りが溜まる

・だって十中八九本当にあった話だし、すごいむかつくよ

・そしてサラッと暴露されるおじさんの闇 ¥1000

・この話題だけで延々と話できるだろ ¥800

・もう何というか……うん。言葉に出来ねえ……

・絵師:強く生きてください ¥400

 

             【過去の映像を見る映像】

おじさん:そして満を持して俺は姿を現した。

 

同居人:この3人からしたら完全にホラーですね。

 

おじさん:司令の記憶を映像化すれば、案の定あの日の夜にアリシアたちを騙して時間稼ぎしようとしていたのが分かった。前回のこともあって……俺としても珍しく純粋に怒りの感情が湧き出たよ。

 

同居人:コイツ、10体だなんてウソついたのに開き直って……!

 

おじさん:だな。言いたいことはたくさんあったが、コイツらがアリシアたちを利用して危険にさらしたのは事実だ。許されていいことじゃない。

 

同居人:おお……格好いい。やっぱそうですよね。正義の味方ポジとしてここはガツンと正論で叩きのめして――

 

おじさん:いや……

 

 

・だからホラー展開すぎるって

・薄暗い中からおじさんが現れたらビビリ散らす自信がある

・副官さん仕事に忠実

・映像の中で始まる記憶映像!

・これ、例のゴブリン軍団が押し寄せて来た時の記憶か

・副官さん普通に良い人じゃん

・典型的な上司に恵まれなくて苦悩するタイプかな

・いやね? 司令の気持ちも分かるのよ。ある手札で大勢の命助けなきゃだし

・ゲームと違って移動距離や動かせる戦力がリアルタイムで進むのはキツい

・何が悪いかってオマエじゃ

・それっぽいこと言ってるけど、結局アリシアたちを騙した事実は変わらない

・絶対に死ぬ状況で偽の情報与えて死地に向かわせるのは違うだろ

・正義って難しいのよねー

・百歩譲ってこの時の出来事はともかく、その後も利用するのは完全OUT

・タイキックさーん! コイツらのお尻蹴ってー!

・その人、大晦日にしか現れないレアキャラなので……

・おう、おじさん。ガツンとかましたれ! ¥200

・現代論理感無双でマウント取るのだ!

・かつてないぐらいコメ欄が騒がしい

・合法的にイチャモン付けられる対象が現れたからでしょ?

・おじさんの「いや――」にも慣れてきたな

 

 

おじさん「ん…いや…だって…駄目…そ、そんなのは…だって…何かズルいっていうか…よくない…ですし…」

 

司令「………………」

 

        【バシッと……言えなかった映像】

 

同居人:ちょっとおじさん!? そこは自信持って相手を言い負かすところでしょ!!

 

おじさん:バイト経験もないような20の若造がさぁ……こんな貫禄ある正社員みたいな人にバシッと言えるわけないだろ……?

 

   05:31
 
     

おじさんの異世界冒険⑧

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・ま、現実はこんなもんだよな

・過去最高に格好悪いおじさんで草

・初めての就活で大失敗した時の俺みてえ ¥300

・ここでガツンと言えたら格好いいのに……

・じゃあオマエら(社会経験少なそうな奴)はガツンと言えるのかよ?

・貴様言ってはいけないことをー!

・言えねえよチクショウ!!

・マジメな話、異世界行ったからって急に強気に論破できる訳ない

・ああいうのって創作の中だけなのよね

・普通なら仲間との出会いやドラマを経験して変わっていくものだけど……

・おじさん、異世界人との対話は9割9分まともにできてない件

・対話出来た例→エルフ、メイベル、アリシアパーティー

・↑アリシア以外普通のコミュニケーション取れたか怪しい奴しかいない

・おじさんの異世界冒険は現実準拠な所も多いから

・ちょっとぐらい異世界に救い求めたっていいじゃない……!

 

              【最強生物降臨の映像】

同居人:ああ、もたついてる間に増援が来ちゃったじゃないですか。どうするんですかこのピンチ?

 

おじさん:策はありました。この状況を打破するために変身魔法を使い、俺の知る中で最強の生物となって切り抜けることにしました。

 

同居人:最強生物!? あ、光が収まっていく。一体、どんな……

 

同居人:――? ??? ????? え? 誰ですかこれ? 小太りのおじさんにしか見えないんですけど……?

 

おじさん:俺が中学生の時の担任ですね。個人情報保護の観点から仮名としてT先生とでも呼びましょう。

 

同居人:個人情報保護の観点から顔にモザイクが掛かっていますがご了承ください。

 

 

・さっき襲った騎士たちが追いついちゃった

・四面楚歌

・こっからどう挽回すんだよ?

・また牢獄1週間放置か?

・やめて。笑えないからそれ

・おじさんが光った!

・変幻魔法? 竜変化魔法?

・これ同居人を馬に変身させたっていう変身魔法か!

・じゃあおじさん何か別の姿に変身しようとしているってこと?

・話から察するにドラゴンにだって変身できる超高位魔法の扱いらしい

・おじさんの知る最強生物!? もしかして魔毒竜とかにもなれたり!?

・それ最強じゃん。知ってるドラゴンが多ければそれだけ相性差ひっくり返せる

・いやエルフだろ。最恐(・)生物ってことで

・いーや、俺のかあちゃんだね! ガチギレするとマウント取るんだ

・近所のハゲ親父。野球のボールで窓ガラス割ったら雷落とされた

・饅頭怖い

・途中から自分の怖い存在になってるし、最後は古来からのネタだし

・光が収まったその向こうには――!?

・?

・? ? ?

・誰ぇ?

・モザイクで顔が分かりづらいけど、オッサン?

・え? は? マジで誰?

・あれ? どっかで――? 気のせいかな?

・中学の担任T先生ぃいいいいいいいいいいい!?

・マジで個人的におじさんが恐ろしく感じてる生物(人)になったのかよ!?

・視聴者が置いてけぼりになる初変身とか……

・どこの誰か知らんけど現代人だよね? 戦闘力皆無じゃ

・これでボクシング選手に変身するならともかく担任の先生て……

・体育の教師で何かスポーツが得意とか?

・腹の出っ張り的にその線はなさそうだけど……

 

 

司令「狼狽えるな! しょせん珍種のオークにすぎ――」

                      パァン!!

おじさん(T先生)うるさいぞなにさまだしずかにせんかー!?」

 

司令「…………貴様はなに……っ」

             パァン!!

司令おい……っ

       パァン!!

司令ふざけ……っ

       パァン!!

おじさん(T先生)さっきからうるさいぞしずかにしないかー!?」

 

司令「………………はい……」

 

          【90年代教師による論破映像】

 

おじさん:見ろ完全論破だ。90年代の頃ってなー、大体毎日誰かしら教師に叩かれたり怒鳴られていたんだ。

 

同居人:こんな論破見たことないよ。

 

   07:00
 
     

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・論破ってか暴力込みのゴリ押しじゃねぇかぁっっっ!!

・90年代教師怖い

・なるほど。これが“教育”か……

・教育(闇深)だな

・マジメそうな司令が従順()になった

・確かに最強生物

・おじさん、こんなんが担任だったの……? ¥400

・今ならSNSに投稿されてすぐ炎上だけど……

・こんな教師が実在したとかウソでしょ?

・残念なことに割と珍しくなかったんだよ(50代男性)

・野球部とかのスポーツ系の顧問とか竹刀でお尻叩いてましたね(40代女性)

・ここまで極端なのはいなかったけど……

・昔は学校教育も根性論が蔓延ったり、教育的指導の名目で過剰な体罰があった

・おい待てや。これウチが通ってた中学の教師じゃん!!!??

・これ自分のクラスで担任だったぞ!? え、おじさん同中!?

・思い出したー! これT教頭だーーー!?

・「昔は体罰とかしちゃってな~」って聞いてたけど……

・この滑舌の悪さと勢い――アンタTBT先生だな!!

・いや待て待て待て。アイツ今教頭なの? そこにビックリだわ

・おじさんの同中、思ったよりも多くて草生える ¥500

 

             【レスバ最強T先生の映像】

同居人:おっと、T先生に心当たりがある人が予想外にいた。視聴者の皆さん? あくまでこの映像はドラマで作りものですよ~? 例えどんなに似た人がいても関係ありませんし確定じゃない情報を広めるのは御法度ですよ~?

 

おじさん:あの人そんな有名だったのか? えー、仕切り直して――T先生となった俺はトドメの論破を放とうとしますが、割り込んできた副官によって中断を余儀なくされました。

 

同居人:ふむふむ。なるほど、昔も似たような事件があったけど事態を重く見なかった上の人間のせいで村の人々が大勢亡くなったのか……。それは、この副官さんも司令もトラウマになるでしょうね。そうなると話が――あ。

 

おじさん:いろいろと言ってましたが俺の最優先事項はアリシアたちの安全。T先生の心をもトレースした俺は2人に教育的指導を施しました。

 

同居人:せめて最後まで聞いてあげなよ。

 

 

・まだドラマと言い張って……いい加減認めたら?

・さっさと吐いて楽になっちまえよぉ……

・実際、確定してない個人情報言うのはマナー違反だし注意しようぜ

・!? 副官さんが司令庇った?

・女の人!?

・女優顔負けの顔立ちの良さ ¥350

・短髪の美人もいいよねー ¥600

・過去回想

・悲劇の少女枠だったか

・何てことだゴブリン共許せねえ!

・これはルート次第でゴブリンの殺戮者になったかも

・ゴブリンス〇イヤー(女)「ゴブリンは皆〇しです……!」

・うわー、これ聞くと見方変わってくるぞ?

・過去映像で報告してた副官が震えてたのトラウマ掘り起こされたからか

・司令さんもトラウマになってたら非情な判断するのかも

・一先ず話を――ぁ

・T先生ーーーーーーーーーーー!!!??

・2人仲良くビンタされたーーー!?

・美人女騎士にビンタするとは何事だ!!

・おじさん、T先生トレースしすぎて乗っ取られてない?

・T教頭ぇ……

・数年前の時点じゃ話は聞いてくれる教頭だったんだけど……

・教頭になるまでの過程で心変わりしたかT先生?

・これが90年代教師の力……

・レスバ最強すぎる

・完封じゃねえか

・恐ろしいな90年代。これが許されたのか

 

                【新事実の映像】

おじさん:そして語られたのはマジメな司令が何故、こういうのもアレですが小悪党臭のする司教と共謀したのかだったんですけど……

 

同居人:ねぇおじさん、これどれもこれも聞き覚えのあるものばっかなんだけど……!

 

おじさん:うん。どれも俺が発端になったことばかりだな。いやー、これにはさすがにT先生の思考パターンをトレースした俺でもビンタは無理だったよ。

 

同居人:T先生にもなけなしの人間性がありましたか。

 

 

・脅威? それのために軍の増強が必要だったの?

・ファンタジーの定番みたいに占い師が魔王の復活でも予言したか?

・あれ、魔毒竜って……

・魔炎竜に封印都市の件

・ゴブリンのスタンピートって勢力バランスの崩壊が原因だったのかー

・へー、どっかで聞いたことある話ばっかですねー

・うんうん。具体的にはここ1ヶ月ちょっとの間に

・俺なんてもう何度もそのシーン見たよ。アッハッハッハ!

・……

・………………

・全部おじさんが事の発端じゃねえかあああああああああああああ!!

・全てにアンタが関わってるじゃんかあああああああああああ!!?

・黒幕発見

・おじさんが魔王枠だった?

・いや巡り巡って災厄引き起すとか

・予想できないから責められないけどさあっ!

・T先生……!

・ビンタする格好で停止してる

・そりゃ自分に原因の一端があるってなったら自責の念に押しつぶされる

・T教頭、悪人ではないから良心が痛んだんだろうなー

 

              【予想外の再会の映像】

おじさん:――と、ここで突然攻撃を受けました。咄嗟のことで変身魔法も解除しちゃいましたね。

 

同居人:仕掛けてきたのは……メイベルさん!? 何で騎士たちに味方を――まさか!?

 

おじさん:そのまさかです。彼女は――就職に成功しました。正社員として俺の前に立ちはだかったのです。

 

同居人:一瞬で凍神剣の氷――もとい心の氷が溶けましたね。表情見るに恥ずかしかったのかな?

 

 

・え、何!? 敵襲?

・沸き立つ騎士たち

・これでもかと負けフラグを立てまくる騎士たち(笑)

・“あの方”の正体とは……!?

・凍神の眠り姫――メイベル!!

・勝ったな

・オチが見えてきた風呂入ってくる

・こらこらこらこら

・せっかくの美少女再登場なんだからもっと喜べよオマエら

・美少女(ニートクイーン)

・騎士団に就職したの!?

・え? ニートでも公務員になって勝ち組に……!?

・おじさん発見

・そして一瞬で滝のように溶ける氷

・来ないって言ったのに授業参観に親が来た時の恥ずかしさかな?

・コンビニで働き始めた時に父ちゃんが客として来た時の俺かな?

 

            【やたらと詳しい騎士の映像】

おじさん:何で封印開放状態になったのか知らんが、凍神剣についてやけに詳しい騎士がいてな? 凍神剣の一族に関する本が売ってるの初めて知ったよ。

 

同居人:自分の一族の秘密売って一儲けしたのかメイベルママ。

 

おじさん:メイベルも母親の残したモノが知れたからか嬉し泣きしてたな。

 

同居人:どう見ても悲しみの涙だよね? 凍神剣また凍ってるし。

 

 

・何オマエ、凍神剣の一族の関係者?

・詳しすぎない?

・秘密を知りすぎてる騎士にメイベルちゃんも愕然としてるやん

・同僚からも引かれてる

・クランベル=レイベール著……!?

・若い男と出て行ったお母さんんんんん!

・人生謳歌してんなメイベルママ……

・謳歌しすぎで娘の人生に大きな影響を与えているのですが

・凍神剣の情報載りすぎだろその本

・今後の対人戦闘に絶対悪影響あるだろ

・金儲けで一族食い潰す勢いじゃんかよ

・SW:ひどい ¥1000

・CGクリ:泣け。今だけは思う存分泣いていいよメイベル ¥2000

 

               【氷の幻影の映像】

おじさん:メイベルが使おうとした魔法に気付いた俺は咄嗟に同じ魔法を使い、死闘が始まりました。

 

同居人:すごい。これが異世界のリア――

 

おじさん:実際は後ろで見学してましたけどね。

 

同居人:え!? じゃあこれ、もしかして幻の類いですか?

 

おじさん:万能話手(ワイルドトーカー)』の力で真剣ならすぐに言葉を覚えて他人の魔法でも使えますからね。当時は自分の勘が冴え渡ってるぐらいの認識でしたが。

 

同居人:改めて『翻訳』スキル強いなぁ…

 

 

・両方とも魔法使った!

・これ全く同じ魔法使ってない?

・CGクリ:ふぉおおおおおおおおおおおお ¥8000

・おじさんとメイベルが死闘を繰り広げてる!?

・カッケェエエエエエエエエ! ¥900

・2人の関係決して悪くないのに

・立場が違うからね。敵同士なら戦う。それがリアルさ

・んー? でも、何か違和感が……?

・あ、後ろで応援してる

・ウソ映像かよっっっ!

・まんまと騙された

・おじさんとメイベルはあそこまで格好良くないと気付けた俺、勝者

・居間で映画見てるんじゃねえぞ

・『翻訳』の力で魔法名分かればすぐ使えるってこと?

・デメリットがデカすぎるけど、文字通り“万能”だな

 

            【メイベルとの近況報告映像】

おじさん:そこからしばらくお互いの近況を話し合いました。

 

同居人:偽名のせいでワンテンポ遅れてますね。

 

おじさん:先程も言った通り騎士団へ就職したメイベルは自信に満ちあふれてましたね。

 

同居人:自信がありすぎてウザいぐらいイキってるのですが。おじさんも何で敬語?

 

おじさん:いや、俺って社会経験ないからさぁ。ある意味目上の存在になってたからそこは丁寧にいかないと…

 

同居人:おじさん社会的ステータスに弱いよね。

 

おじさん:にしても…本当に嬉しそうだな。

 

同居人:本当、心からドン引くぐらいウザいですね。

 

 

・もう偽名やめろよ

・これ見ると創作でたまに出る偽名キャラってよく咄嗟に反応できるな

・1つに絞って周りから何度も呼ばれて慣れるからだろ

・王国の正規騎士ってエリートだよな

・キャリアのある公務員みたいなもんか。裏山

・その結果がコレである

・イキってやがる

・ニートが運良く正社員になれてイキってるの図

・初めて女の子の顔ビンタしたいと思ったわ

・おじさん、もっとイラついてもいいのよ?

・SW:大学にこんなの確かにいた

・おじさんは“冒険者”って職業に就いてるベテランだから

・どれだけ熱心に帰還の手がかり探しているかも俺らは知ってるぞ ¥400

・ペラペラとよく回る口だなぁ(怒)

・初登場からこんなになるなんて思ってもみなかったよ

・うわぁ……

・殴りてぇこの笑顔

・ワカラセたい。急転直下で絶望させたい

・配信見てる一部の人からドン引きされ、一部からはキレられてる

・メイベルちゃん、今日だけで何割かファン離れたぞ?

 

          【勝負事には真剣だったおじさんの映像】

おじさん:途中までは和やかに進んだのですが、よりにもよって勝負で手を抜くことを提案されましてね……。所詮遊戯だの何だの……ゲームだって俺はいつでも真剣に取り組んできたんだ。遊戯だから真剣になれることだってあるのだと視聴者の皆さんには知っていただきたい……!

 

同居人:それよりメイベルさんに迫る絵面が大分ヤバイのですが。

 

同居人:てか、ゲーム感覚が抜け切れてないじゃないですか。メイベルさんへの攻略方法、相当前から考えていたでしょ?

 

おじさん:通算2回も負けた相手に勝ちたいと思うのは当然だろ。

 

同居人:メイベルさん、一応ヒロイン枠なんですよ?

 

 

・実際どう収拾つけるんだこれ?

・メイベル、おじさんを部下にして侍らせる気だこれ……!

・“メイベルにとっては”良い案なのかもね

・あ、おじさん空気変わった

・地雷踏んだか

・そうだよね、ゲームだからこそ真剣になれるもんね

・エイリ〇ンソルジャーがんばってたおじさんへの冒涜

・これちまたで噂の壁ドンか?

・こんなラブコメ感ゼロの壁ドン見たことねぇよ

・どっちかっていうとヤクザが金を強請る時に逃げ道塞ぐそれ

・「やろうぜ」って、これ何も知らなかったら事案の現場にしか見えねえ

・さりげなくメイベルちゃんの太ももに手を添えてるぅうううううう!!

・羨ましいぜ! どんな感触だった! 教えてください! ¥700

・やらないか?(キラキラ)

・それホモぉの人や

・おじさん、メイベルさんの倒し方超研究してんじゃん

・問.目の前の男が自分をどうブチのめすか言い始めた時の心境を答えよ

・A.「なんで私をそんなに倒したいの……?(ガクブル)」

・唐突に襲い掛かる身の危険

 

              【いろいろバレた映像】

おじさん:話に夢中になりすぎて司令に気付かれたのは失態でした。

 

同居人:幻覚の適当さに磨きが掛かったのが原因ですね。

 

おじさん:司令もメイベルに詰め寄って……

 

同居人:極当たり前の疑問をド正論で言い放っただけですね。

 

 

・司令と騎士たちにバレた!?

・そりゃ後ろであれだけ騒げば気付かれるよ

・――って幻覚っ! バレるに決まってんだろ。

・明らかにデカすぎだし、張り切りすぎだし

・何のゲームかっての

・動きは2000年代のゲーム風だな

・騎士たちが名所に集まる観光客みたいな雰囲気出してる

・CGクリ:これだけ急にチャチぃ感じになってる ¥1000

・【悲報】メイベルに間者の疑い【違うんです】

・さらりと闇のオーク扱いされるおじさん……

・司令によるド正論

・A.無職だから

・A.家がなくなったから

・A.村人に仕返しして故郷に帰れなくなったから

・ぐうの音も出ないとはまさにこのこと ¥500

・絵師:正確にはぐうの音しか出せてない

・こんな理想的な状況で言葉の意味知れるとは思わんかった ¥800

 

 

            【突如襲い掛かるメイベルの映像】

同居人:あれ? メイベルさん、ちょっと様子が――って危なっ!? 急にどうしたんですか!? 攻撃も心なしか殺意が高いし! 明らかに異常事態ですよ。

 

おじさん:原因に心当たりはありました。なので回復の呪符で負傷した騎士に応急手当をした後、闇の剣でメイベルを攻撃しました。

 

同居人:斬れ――てない?

 

おじさん:闇の剣は形無いモノを斬りさく能力があります。俺が斬ったのはメイベルを操っていた神聖魔法だけ。そう、司教が発動していた魂や肉体に干渉できる魔法の方だ。

 

同居人:司教! てっきり逃げていたと思ってましたが、裏でこっそりメイベルさんを操ろうとするなんて……!

 

 

・あれ? メイベルちゃん気絶した?

・ド正論に心の方が耐えられなかったか

・ねぇ、天使の輪みたいなの出てない?

・え!? 急に何!? 大分危ない軌道だったぞ!

・メイベル覚悟を決めておじさんを〇すこと決意か!

・状況的に保身に走ったように見えちゃうのですが……

・こうやって見ると恐さと美しさを合わせ持つ氷だな ¥300

・前に誰か言ったけど、固体なのに液体みたいに動かせるって強いよ

・いや待て待て待て。様子おかしいぞ。巻き込まれた騎士ヤバい

・赤いモザイク……これ笑えないレベルの重症では?

・メイベルは性格アレだけど、こんなことする子じゃない

・騎士に呪符貼ってるのか?

・アリシアちゃんに貰ったやつか!

・闇の剣出たー! ¥500

・速っ! 一瞬で勝負ついた

・えと、つまり……どういうことだ?

・メイベルちゃんはゲスによって操られていたってことさ!!

・司教テメぇ、途中から見なくなったと思ったら……!

・操れるけど強制解除されるとダメージがフィードバックするのかな

・洗脳能力とか全然『神聖』じゃないだろ

・穢れ無き人々を導いてあげてると考えれば神聖に――

・ならねえよ

・それヤバい宗教の信徒獲得方法だから

 

 

おじさん「メイベルを使って何をするつもりだったんだ!?」

 

司教「ふん、知れたこと。我々のことを知った貴様を――」

 

おじさんエッチなことするつもりだったんだろ!

 

司教違う

 

おじさんインナー姿のメイベルを拘束したりするんだろ!

 

司教「いや……あの、ね? 違うかr――」

 

おじさん抵抗できないメイベルの顔をレロレロ見せびらかすように舐めるつもりだったんだろ!!?

 

司教違うってば!!

 

         【自業自得な風評被害の映像】

 

おじさん:許されることじゃない。女性に対して、そんな、考えられる限り最上級にエッチなことをしようと目論んでいただなんて……!

 

同居人:おじさんピュア過ぎません???

 

   28:59
 
     

おじさんの異世界冒険⑧

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・予想の斜め上の口撃(誤字にあらず)に司教たじたじ

・司教の風評に大ダメージだろ

・何て面白すぎる光景だ ¥1000

・慌てる司教の顔を見ながら飲むコーラ美味え ¥400

・自業自得で飯が美味い ¥250

・オマエらパソコン&スマホの前で食事しすぎだろ……

・にしても、おじさんの考えるHなことが古い

・今時の小学生でももっとエグい想像できそうだけど

・おじさんは2000年時点で17歳だったからなー

・インターネットもそこまで万能じゃなくサイトも少なかったはず

・必然的にエロい情報は本とかから得るしかないけど……

・おじさん絶対SE〇Aの雑誌ばっか買ってただろ

・けどおかげでその際の妄想?が映像化されて大満足 ¥2000

・仕方ないとはいえ、メイベル側にモザイク掛かってるのは不満

・何だ、この胸の痛みは? おじさんの妄想ってだけなのに……!

・や、やめろ! モザイク越しとはいえメイベルに舌を這わそうとすんな!!

・微妙に脳が破壊されてる人が出てるの草

・記憶の精霊って実際に見たことじゃなくても再現できるのか……

・金払ってでも契約したい精霊ナンバー1だな

 

              【司令を説得する映像】

おじさん:結果として騎士側からの信頼が揺らいでる様子なので畳み掛けることにしました。

 

同居人:その畳み掛けで司教の人生が終わろうとしてるのですが。

 

おじさん:元は決して悪い人物じゃない、むしろ部下から慕われていることが窺えましたからね。その辺りから切り込んだのです。

 

同居人:普段は理想の上司だったんですかね? 聞く限りアリシアさんたちの一件は本当に断腸の思いで決断したのか。マジメな性格が災いしてどんどん自分を追い込んでいった――と。

 

おじさん:ええ。ですので、俺も最後の後押しをしました。T先生に再び変身して司令をじっと見つめたのです。

 

同居人:何てことを。結果的に良かったものの、T先生の教育効果高すぎでしょ。記憶に染みついてるじゃないですか。

 

おじさん:何でかあの人って記憶の片隅に居続けるんだよなー。

 

 

・どんどん広まる風評被害

・勝手にみだらな人って断言されてる

・普通ならかわいそうって思うけど、全く胸が痛まんなぁ! ¥700

・この司教、たまに話し方が今風の若者になるの何なんだ?

・翻訳する都合もあんじゃね?

・司令、慕われてんな~

・最初こそ視聴者のヘイト集めたけど、現実で苦悩してる大人だったからね

・司教という良いヘイト先がいたのもあるな

・マジメでめっちゃいい人じゃん

・アリシアたちに顔向けできないって表情してる

・これは善人

・許される状況でも簡単に自分を許さない人は信用できるって婆が言ってた

・あれ、騎士たちの後ろに……

・ T 先 生 再 降 臨 !

・このタイミングで!?

・不意打ちでT教頭を登場させんのズルい

・ジッと見つめてるだけなのにプレッシャーがすごい

・昔思い出して腹痛くなってきた

・↑アイコンで察したけど、このクソ寒い日にコーラ飲むからだろ

・T先生の「ジッと見つめ続ける」こうげき!

・効果はべらぼうだっ!

・司令、従順になった

・教育のたまものか

・90年代の教育すごい

・いやこれ現代ならOUTだぞ? 精神的な病気に掛かってるだろ

 

               【魔炎竜変身の映像】

おじさん:司令もどうするか決めたようなので、俺も緊急時には手伝うことにしました。虚空に叫べば精霊経由で俺に助けを求められるようにしたのです。今回は偽名使わずに済みましたね。

 

同居人:メイベルさんのインターセプトのおかげでしょ。危うく司令が虚空にとんでもないこと叫ぶことになったかも知れないじゃないですか……

 

おじさん:それでも尚、司教がいろいろ言ってきて面倒になったので再び変身魔法を使い――魔炎竜へと姿を変えました。

 

同居人:とんでもない迫力だ。T先生よりよっぽど最強の生物の登場に司教も騎士団も言葉が出ない様子。

 

おじさん:用事も済んだのでそのまま飛び去りました。まぁ、この時のこの行動が原因で俺は危うく大変なことになってしまうのですが……そこは次回の配信で。

 

同居人:大ケガした隊長さんも起きたようですし、一件落着でs――あ。

 

 

・司教ウザ

・え? 叫べばおじさんが助けに来てくれるサービス?

・警備会社をも越える警備システム

・精霊同士で電波みたく繋がるってイメージかな?

・ガチでピンチなったら賭けで叫ぶのも手か……

・お~、司令おじさんのこと認めたっぽい

・そりゃ紆余曲折あったけど結果的に良い方向になったしね

・男同士が認め合って見つめ合うシーン……いい! ¥900

・ウホっ♪

・帰れクソゴリラ。せっかくのシーン台無しにすんじゃねえ

・尚、おじさん自身によってほぼ台無しになる様子

・何て偽名使おうとしてんだよっっっ!!

・アンタのその偽名の選択何!?

・YouT〇beの規約に引っ掛かりそうな名前使うな危ない

・危ねえ。マジであっっっぶなかった!

・危うく司令が虚空にとんでもない名前叫ぶところだっただろうが!!

・想像したら大草原

・悪乗りでそのシーン書く絵師出そう

・絵師:今回は見送りかなぁ?

・騎士団「「「約束? そんなのあったっけ?」」」

・口約束は裏切られるフラグ

・こういうのあるから悪人はお互いへの牽制も含めて書類に残すからな

・その書類のおかげで悪事の証拠が確定するまでがお約束

・また変身魔法?

・T先生になって今度は司教に教育的指導か?

・T教頭大人気

・天井吹っ飛んだ!?

・いや、これ大火力で一瞬で燃えたんだ!

・魔炎竜だあああああああああ! ¥400

・リアル『ドラゴ〇ド』きたあああああああああ!! ¥1000

・変身魔法ってこんな体長が違う生物にもなれるの!?

・CGクリ:これがファンタジードラゴン……! ¥20000

・何気に魔炎竜をじっくり見る機会初めてだな

・おじさんが倒した瞬間しか見てないもんね

・ドラゴンの口からおじさんの声が聞こえるの違和感すごい

・いや、おじさんって地味にいい声してるから個人的にアリだと思う ¥300

・飛び去っていった……

・素直に格好いい ¥400

・同居人どうしたん?

 

            【一件落着のその裏で――な映像】

おじさん:これでアリシアたちも大丈夫でしょうし、無事に終わって良かったです。

 

同居人:メイベルさんは無事で済みませんでしたね……

 

おじさん:ん? どこもケガしてないはずだが……

 

同居人:体じゃなくて心に深いダメージが入ってるんですよ。

 

 

・メイベル……!

・ 解 雇 通 知 書 !

・記憶の精霊、文字まで翻訳してくれるのか

・騎士団クビになった

・無断遅刻、欠席、早退は普通に駄目でしょ

・ちゃんと時間厳守できてるか心配だったけど……

・無理でしたね

・反社会オークっていうパワーワード何さ?

・SW:強く生きて

・がんばれメイベルちゃん

・目からハイライトが消えてる……

・S:重要な質問よろしいでしょうか? ¥3000

・数分前まであれだけ目をキラキラさせてイキってたのがウソのよう

・S:もしも、おじさんの大好きなSE〇Aから正式にコラボ案件が来たらどうします? ¥3000

 

 

同居人:お? 今日もSさんからスパチャ付き質問が来てますね。「もしも、おじさんの大好きなSE〇Aから正式にコラボ案件が来たらどうします?」ですって。

 

おじさん:はっはっはっは! もしも本当にそんなの来たら――嬉しすぎて心臓止まっちゃいますよ! 例えその瞬間に人生を終えても後悔はありません。SE〇Aとのコラボできるなら、全身全霊を掛けて期待に応えてみせますとも。

 

同居人:“もしも”の話ですけど、おじさんに取っては夢のある話ですよね。妄想でちょっとトリップ気味ですが、嬉しそうなおじさんに癒やされます。

 

 

・SE〇Aとコラボが実現したらかー

・ソニ〇クのゲームプレイさせようぜ

・当時の開発陣との面会だけでおじさんの涙腺崩壊しそう

・S:とても貴重な意見ありがとうございます

・SE〇A本社:それでは詳しい内容はメールで贈りますのでご連絡ください ¥10000

・――!?

・………………!!!??

・え、マジのやつ?

・公式……だと……!?

 

 

同居人:!!!??!?!!!!??

 

おじさん:夢としてはソニ〇クくんの着ぐるみに思いっきり抱きつきt――どうしました同居人? そんな地球最後の日を知ってしまったみたいな顔して?

 

同居人:そ、それでは今回の配信は以上となります!! ご視聴ありがとうございました!!

 

おじさん:あ、おい――

             【この配信は終了しました】

 

・とんでもないことになってまいりました

・いつか来そうとか妄想してたけど……

・同居人の本当に目玉飛び出そうな顔w

・おじさんコメ欄読んでないんだよね?

・反応が怖いから基本的に同居人が見るようにしている

・この後、マジでSE〇A公式からのメール来てたら確定か

・おじさん――てか同居人はメールの類いオール無視してたけど……

・こぉれは無視できない

・これ本当と書いてマジでコラボしたらどうなるんだ?

・雑誌におじさんが載る

・何なら新聞の4面辺りのスミに掲載される

・より多くの人がおじさん知ってチャンネル登録者倍増

・今はまだだけど、これ近い将来100万超えるかも

 

 



 

 

 

――マジだった。

 

「――っ!?」

 

「なぁ、どうしたんだよたかふみ? さっきの配信から様子がおかしいぞ?」

 

「…………おじさん、落ち着いて、よく聞いて」

 

「え? え? 何、その神妙な感じ……? あ!? もしかして親戚の誰かに何かが!? 小学生の頃、親戚の爺ちゃんが亡くなったときの家族の切り出し方によく似てるぞ!」

 

「さっき配信の中で質問あったでしょ? 『SE〇Aとコラボ案件来たらどうする』みたいな……」

 

「ん? あれかー、夢のある話だよなー。ま、SE〇Aのような大企業がいちYouT〇berの俺に気付くことなんて――」

 

「高額スパチャくれたSさん――SE〇Aの人だったよ」

 

「…………………………え?」

 

「ついでに言うと正体は会長――おじさんの世代で社長だった人」

 

「え? ん? いや、何言ってるか分からn――」

 

「SE〇A本社から正式に……おじさんへコラボの誘いのメールが来たんだ。それに伴って、是非ともSE〇A本社に来てほしいって。会長と社長がおじさんと直接話がしたいって……」

 

「……」

 

「…………」

 

「――――――」

 

 

――バタンッ!

 

 

「……おじさん?」

 

 

――急に倒れたおじさんに近づくと、その顔は晴れやかだった。

――この世の不幸なんて何も無いといわんばかりの笑顔を浮かべている。

――脈はなくなり、心臓はその鼓動を止めていた。

――享年37歳。おじさんはその短い生涯に幕を下ろしたのだった。

 

 

                             『異世界おじさん』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――じゃないよ!!!!! おじさん起きて!! それシャレにならないから起きて! ちょ、誰か! 誰か助けてください!! 貌の精霊さん! 記憶の精霊さん! 聞こえますか!? 精霊ネットワークでも何でもいいから雷の精霊に連絡して! 電気ショックでも何でもいいからおじさん生き返らせて!!」

 

 

――数分後、貌と記憶の精霊経由で雷の精霊と話がつき、特大の電気ショックでおじさんは目を覚ました。

――心臓に悪すぎる。

――念のため病院には行かせなきゃ。

 

 




特殊タグの分も含めてだけど、文字数が2万超えただと……!?

そんなわけで次回はSE〇A本社へ。
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