年末年始が地味に忙しかったので予定よりも若干遅いですが、本年の初投稿です。
【SE〇Aと】チャンネル『異世界おじさん』を語るスレpart.25【ついにコラボ!】
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224:名無しのおじさん
おもしろかったわ
今後もコラボ増えてほしい
225:名無しのおじさん
ソニ〇ク(着ぐるみ)に見とれてゲームのソニ〇クが敵に倒され絶望するの
腹痛くなるまで笑った
226:名無しのおじさん
何でおじさん、こんなにおもしろいの?
227:名無しのおじさん
おもしろいか? もっとゲーム上手い人のRTAとかの方がすごいぞ?
228:名無しのおじさん
ぶっちゃけあのオッサン、うるさい割にゲーム上手くないよな
229:名無しのおじさん
そこが逆にいいんだろ
230:名無しのおじさん
確かにゲーム上手い人の動画とかもおもしろいよ
おじさんはおもしろさの方向性が違う
231:名無しのおじさん
正直言うと、ゲーム上手い人の参考になる場合とならない場合があるから
232:名無しのおじさん
「これをこうする」って知識があるのと
実際に自分ができるかどうかは別問題
233:名無しのおじさん
全員が全員上手くゲームできるポテンシャルないのよ……
234:名無しのおじさん
おじさんの場合、やる気十分で何回かミスするぐらいだからちょうど良い
235:名無しのおじさん
おじさんのミスするところ=ゲーム不慣れな人もミスるところ、だし
236:名無しのおじさん
その後、がんばってミスを無くすために奮闘するから
その過程も不慣れ組には参考になる
237:名無しのおじさん
RTA動画投稿者 → 専門用語満載の辞書
異世界おじさん → 誰でも気軽に読める雑誌の1コーナー
238:名無しのおじさん
ようは棲み分けができてるんだよ
どっちも参考なるからお好きなのどうぞ、ってこと
239:名無しのおじさん
はえ~、勉強なります
240:名無しのおじさん
だけど、ちょいうるさかったでしょ?
241:名無しのおじさん
…………はい……
242:名無しのおじさん
>241
T先生から教育的指導受けたときの答え方w
243:名無しのおじさん
まぁ、そこは、ね?
広い心で見て上げるのが大人だよ
244:名無しのおじさん
今の世の中でも心に余裕が無かったり
他人を簡単に傷付ける人はいるからね
245:名無しのおじさん
そうそう。
オレはメイベルの母ちゃんみたいな大人にならないぞ
246:名無しのおじさん
クランベルさん……!
247:名無しのおじさん
若い男と出て行ったお母さん……!
248:名無しのおじさん
異世界にも毒親とかいんのな
しかも本出したせいでメイベルの戦法がほぼバレてる
249:名無しのおじさん
悲しかったな。
メイベルちゃん自身の問題置いといてもアレは酷い
250:名無しのおじさん
そのメイベルの問題もかなりデカめなのですが?
251:名無しのおじさん
トレンド:ニートクイーン
252:名無しのおじさん
あの子こそニート界の女王だよ
253:名無しのおじさん
そうか? テレビやネットで紹介されたの中には
マジで〇んだ方がいいドクズが男女関係なくいるぞ?
もはや親に寄生しまくる寄生虫レベル
254:名無しのおじさん
その親(寄生先)がいないのにニート魂が逞しいのよメイベルは
255:名無しのおじさん
>253
そいつらの場合、ニート以前に人として論外だろ
メイベルは人間であると同時に怠惰の化身の加護を持った善人なんだ
256:名無しのおじさん
何言ってるか逆に分からねえよ
257:名無しのおじさん
働きたくないって泣く残念美少女とか見てて面白いってこと
258:名無しのおじさん
ぶっちゃけた
259:名無しのおじさん
クッソw
確かにギャップで可愛いけどさ!
260:名無しのおじさん
怠惰なだけでクズではないからストレスなく見れる
261:名無しのおじさん
おじさんから指輪贈られて乙女の顔になる子だ
ああいう初々しい反応も可愛いから好き
262:名無しのおじさん
尚、その後……
263:名無しのおじさん
悲しい……事件だったね……
264:名無しのおじさん
おじさん、マジで今後異世界の女性に後ろから刺されるんじゃなかろうか?
265:名無しのおじさん
最有力候補がエルフさんな件
266:名無しのおじさん
ナイフでブスッ!じゃなくて、
剣でドグシャッッッ!!ってされそうなのが怖い
267:名無しのおじさん
自分、あのメイベルさんを〇す寸前に見えなくない場面で見た
画風の違うエルフさんが未だに悪夢に出るんだけど……
268:名無しのおじさん
ヤンデレの波動を感じた
269:名無しのおじさん
パソコン越しにチビりかけた
270:名無しのおじさん
本物の殺意の波動って奴を垣間見たぜ
やっぱドラマや映画とは比較にならない
271:名無しのおじさん
映画とかのトップ役者の演技も十分すごいよ?
でも、本物からしか得られないものもあるんだ
272:名無しのおじさん
おじさんの配信見るまでは「本物とかww」と
オマエら笑ってたけど……
273:名無しのおじさん
>272
おう。どこで笑うのやめた?
274:名無しのおじさん
初っ端の袋叩きにされてるシーンだよ
自分の顔からどんどん感情が無くなっていくの感じたわ
275:名無しのおじさん
半数近い人は第1回の配信で本物判定するからな
276:名無しのおじさん
さらに水の湧き出る壺編や美男美女大量登場で
9割の人が信じることになる
277:名無しのおじさん
残り1割は「信じない」ではなく「信じたくない」だしね
どんなに否定しても脳の奥底では信じちゃってるのよ
278:名無しのおじさん
今は比較的平和だけど、前のスレじゃSE〇Aコラボによって
大量の新規が押し寄せて……
279:名無しのおじさん
大変だったな
「異世界キタコレ!!」って興奮したり
「神様、死んでも異世界だけは嫌です!」ってなったり
280:名無しのおじさん
出没が落着いてきた否定派(過激)がまた沸いてきてた
281:名無しのおじさん
そして始まる論破合戦
282:名無しのおじさん
「やめて! オレ(おじさん)のために争わないで!」と
ネタ振った奴が逆に攻撃受けたり
283:名無しのおじさん
見ず知らずの掲示板住民が言ったところでウザいだけ
284:名無しのおじさん
俺ならむしろ苛立って攻撃的になるZE
285:名無しのおじさん
けどアリシアちゃんだったら争いやめるだろ?
286:名無しのおじさん
うん
287:名無しのおじさん
そりゃもちろん
288:名無しのおじさん
「言葉は何を言ったかではなく誰が言ったか」
とは誰のセリフだったか
289:名無しのおじさん
あんなゆるふわ癒やし系美少女に逆らえると?
290:名無しのおじさん
マジであの子聖女だぞ
おじさんの人間不信を間違いなく和らげた
291:名無しのおじさん
実際は勇者(間違いなく歴代最弱)だけどな
292:名無しのおじさん
上手いこと最初のダンジョンアタックの映像切り抜いた
即堕ち2コマ風の画像がネットで拡散
293:名無しのおじさん
「よ~っし、がんばるぞ~♪(キラキラ)」
↓
「ダメでした(泣き顔&服ボロボロ)」
294:名無しのおじさん
あれ普通に可愛い&面白いから関係ないサイトでも紹介されてる
これによって関係の薄い人もおじさんを知ることになった
295:名無しのおじさん
画像に対してボケるサイトとかでもお題になってたな
296:名無しのおじさん
地味におもしろいのがエドガーの愛剣が刃こぼれした際の顔
297:名無しのおじさん
ボケのし甲斐がある
3人の中で1番ボケてる人が多かった
298:名無しのおじさん
死にかけライガの
「 CONTINUE? →YES NO 」も人気だぞ
299:名無しのおじさん
なぜアレで生きてるのか?(真顔)
300:名無しのおじさん
んなこと言ったら第1回の監禁1週間から生きたまま食われ掛けてた
おじさんの生命力の方がすごいぞ
301:名無しのおじさん
伝説の始まり――とするにはショッキングすぎる
302:名無しのおじさん
たわし以下(推定3円)のおじさんに泣くしかない
何回見ても目が潤んでくる
303:名無しのおじさん
第1回目の配信の視聴回数が今までの中で1番多い理由
ヒロイン登場回よりも多い
304:名無しのおじさん
2番目は拮抗しているけど、最新の配信映像が
どんどん視聴数伸びてるんだよな
305:名無しのおじさん
そりゃSE〇Aからの公式コラボ案件打診のコメントがあるから
みんなソレも見たいって視聴しに行ってるんだよ
306:名無しのおじさん
マジでメール来てた時の同居人の驚きと、それを伝えられた際の
おじさんの反応とかめっちゃ見たかった
307:名無しのおじさん
おじさんの反応→心肺停止
308:名無しのおじさん
本当の話なんですかね???
309:名無しのおじさん
おじさんだとありえないとは言えない怖さ
310:名無しのおじさん
もうおじさん自体がすごすぎて怖いよ
今回のコラボで間違いなく世間が知るスピードが加速した
その内テレビで紹介される日も遠くないはず
異世界フィーバーによるおじさんの飛躍は近い!
311:名無しのおじさん
そんなおじさんも恐れる最強生物T先生よ
312:名無しのおじさん
…………はい……
313:名無しのおじさん
アレ結局確定したの?
314:名無しのおじさん
知らん。
何度も言うようにネットで確定事項じゃないことを本当のように
言うのはマナー違反だから
315:名無しのおじさん
90年代ってヤベぇ先生がいたんだな……
316:名無しのおじさん
クソじゃん。さっさと首にすればいいのに
317:名無しのおじさん
黙認してた他の先生ズも同罪
318:名無しのおじさん
発言過激すぎ
319:名無しのおじさん
T先生が実際どう考えていたのかは謎だけど、名誉のために言うなら
当時の学生って今と比べものにならないぐらい碌でもなかったよ
チンパン脳――って言えば分かるか?
320:名無しのおじさん
たばこ吸って物を壊す不良なんて当たり前にいたからな
しかも、普通に注意したら逆ギレして暴行加えてくるんだ
321:名無しのおじさん
今でもそういう頭のヤベぇ奴がいないことないけど
当時はその人数とレベルが段違いだった
322:名無しのおじさん
え、えー……
323:名無しのおじさん
今の不良もすごいのいるけど……
324:名無しのおじさん
ぶっちゃけ日本人のモラルが未発達だった面がある
加えて時代の移り変わりであらゆることが初めてづくしで
親や先生による教育も試行錯誤してる段階だから
昭和~平成初期まではヤベぇ子供が育ってしまう可能性が高かった
325:名無しのおじさん
>324
正直それだけが理由じゃなく、もっと複雑に絡み合ってる場合が多いけど
ようは生徒に教育的指導(物理)しないと近くヤバい奴になるから
先生側も厳しくする必要があった
326:名無しのおじさん
相手が鉄パイプを振り回す可能性もあったし、ケガと隣り合わせ。
教える側も過激にならざるを得ない
327:名無しのおじさん
教師は教師で大変だったのな……
328:名無しのおじさん
そうなると例のT先生、今何してんだろうな
329:名無しのおじさん
身に覚えのある人によれば丸くなって教頭になったらしいけど
330:名無しのおじさん
だから、確定じゃないことはマナー違反だと――
331:名無しのおじさん
実際、どういう人なんだろうな
332:名無しのおじさん
少なくとも記憶に残る存在であることには違いない
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【side.田淵教頭】
――ピピピピ! ――ピピピピ!
「ふわ……朝か。よっこらしょ――あ~腰いてぇ……」
とある平日の朝。
1人の初老の男性がいつものように目を覚ました。
ある学校で10年ほど前から教頭の職に就いている男。
「ううぅさっぶ。今日は一段と冷え込むな……」
仕事のある平日は他の同僚よりも早く起きなければならない。
白髪も目立つような年齢になり、一昔前まで若干不摂生だったからか硬い体をほぐすとミシミシと嫌な音が鳴る。
「は~~~、年は取りたくないものだな」
そして、いつものように1人で簡単な朝食を取り、いつものように仕事に行く準備をし、いつものようにゴミ出しをしながら同じアパートの住人に挨拶をし、いつものように車で仕事場――何十年も勤めている中学校に向かう。
教頭という立場になってから朝が若干早くなったこと以外、ずっと続いていた変わりのなく面白みもない日常の風景。
――それが予想外の方向で変わってくなど思ってもみなかった。
「た、田淵教頭!?」
「お~、朝井か。寒いのに早くから部活がんばってんな」
「え、ええ! がんばってます! めっちゃがんばってます!! じゃあ、俺はこれで!」
「おう。……何焦ってたんだアイツ?」
特に問題もなく中学校に到着し、たまたま見かけた名前を覚えてる運動部のキャプテンに挨拶をすれば、妙に焦ってるというか……ドキドキしているというか……言ってしまえば挙動不審であった。
さらに少なくない人数が自分を意識している。
同じく朝練のある運動部所属の学生が数人。自分を確認した瞬間にギョ!と驚く者や、首を捻りながら訝しむ様子の者など僅かながらいる。
(数日前まではこんな感じじゃなかったよな?)
田淵という男は学生から特別好かれてるわけではない。
しかし、
何か学生たちに悪印象を抱かせるようなことを土日にしたかと考えるが――全く身に覚えがない。
そも
「仕方ない。一旦忘れて朝に済ます仕事を片づけるか」
教頭は暇ではないのだ。
特に週明けは校長とも学校の予定について話すことが多い。考えても分からないことは一先ず忘れて自分の仕事をするべきだ。
後ろから学生の視線を感じながら、最初に簡単な書類整理をするため微妙に重くなった足取りで職員室へと向かった。
そんなこんなで1時間後。
校長との予定の擦り合わせも終わり、徐々に出勤して来た教員たちのいる職員室へと入ったところで異変に気付く。
(何やってんだアイツら?)
見れば、職員室にいるほぼ全員が一カ所に集まっているではないか。
本来ならこの時間はそれぞれのデスクで、担当の教科やクラスの準備をしながら軽い雑談を席の近い者同士でしているのに。それがどうだ? 何かを食い入るように見てるではないか。
埒が明かないと砂糖に群がるアリのようになっていた教員の中から、比較的話が合う者に事情を聞いてみる。
「掘田先生、朝っぱらからどうしたんです。他の先生方も、砂糖に群がるアリかと思いましたよ」
「うーん、でも……え? 田淵さん!」
「「「「「た、田淵教頭先生!?」」」」」
声を掛けた教員が気付くのを皮切りに、一斉に振り返った同僚たち。その自分を見る表情は朝に見た学生たちを思い出させるものであり、ますます理由が分からなくなる。
「あー……一先ず、簡潔に事情を説明できるのはいないか? 何となく俺が関わってるのは察したから」
「……そうですね。これを、見てくれませんか?」
そう言って堀田と呼ばれた教員が少しだけ操作して見せてきたのは、職員室で良く使うノートパソコンだった。
そこに映し出されていたのは――
司令:狼狽えるな! しょせん珍種のオークにすぎ――
パァン!!
おじさん(T先生):うるさいぞなにさまだしずかにせんかー!?
司令:…………貴様はなに……っ
パァン!!
司令:おい……っ
パァン!!
司令:ふざけ……っ
パァン!!
おじさん(T先生):さっきからうるさいぞしずかにしないかー!?
司令:………………はい……
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
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「は?」
目を擦る。画面を見る。
ちょっと痛いくらい自分の頬にビンタしてみる。映像を見る。
堀田先生の方を向く。目を逸らされた。
「 ? ? ? 」
ちょっとどういうことか分からない。
YouT〇beの動画なのは分かる。何らかのシリーズものなのもナンバリングで分かる。モザイクこそ掛かっているが自分を知っている人なら半数以上が「田淵教頭だ」と答えるぐらいには似ている一昔前の自分が映ってた。全然分からない。
「どゆこと?」
「あの、田淵さんは最近何かのドラマ撮影に出たり……?」
「んなわけあるか」
「ですよねー……」
田淵と何やかんやで話す機会の多い堀田先生は困ったと言いたげに息を吐く。気になるのは一部の教員が「じゃあ本物?」「逆にすごいぞこれ!」と興奮していることだ。まるで“宇宙人の正体が明らかになった”という証拠付きの映像でも見たかのようなテンションだった。
「何でもいいから説明してくれないか?」
「そう、ですね。私たちも知ったのはさっきなのですが――」
もうさっさと結論から聞いてしまおうと、痛くなってきたこめかみに手を当てながら堀田先生に疑問を投げかける。
何とか要点をまとめようとして伝えられたのは次の通り。
――曰く、昨日の夜にこの中学に通っている教員の子供が夕飯の席でとあるYouT〇beチャンネルについて話したことで事態が明らかになったこと。
――曰く、そのチャンネルは『異世界おじさん』と呼ばれるYouT〇berのもので、かつてこの中学校に通っていた卒業生らしいこと。
――曰く、高校の時に交通事故で昏睡状態となり、その意識が異世界転生・転移していたようで先日になって魔法で読み取った記憶を配信するようになって大人気に。
――曰く、先日の配信で登場したおじさんが知る最強生物への変身先がどう見ても田淵教頭だよな? モザイク貫通してちょい若めの田淵教頭だよ。この滑舌の悪さ間違いないって。徐々に生徒の間にも話が広がってるけどどうすんのこれ?
ということらしい。
最後の方は堀田先生のぶっちゃけが入っていたが、ようやく自分を見た人物がザワザワしている理由を知れた。
念のためもう1度配信動画を確認するが……
「間違いなく10年以上前の俺だな。この滑舌の悪さ、間違いない」
田淵は自分の滑舌の悪さを理解していた。
昔からそうなのだ。落ち着いてるときは普通なのだが、興奮すると上手く舌が回らなくなって最後ぐらいしか聞き取れないほど滑舌が悪くなる。実の両親でさえ3回に1回ぐらいしか聞き取れないのだから、他人にどう聞こえるかなど考えるまでもない。
(しかし……この顔は……)
さらに動画を操作して『異世界おじさん』を名乗るYouT〇berをじっと見つめて――
「あぁ、思い出した。
「「「「「覚えてるんですか!?」」」」」
田淵は中学生時代のおじさんを薄らとだが覚えていた。
自分が教育的指導を行っているのを、いつも少し離れた場所から何を考えているのか分からない顔で見ていた。
やけに他人事のように見るなーと、思っていたはずだ。
「くくく……でも、そうか。オマエにとっては、あの頃の俺が最強の生物なのか」
かつての田淵教頭――田淵先生だった頃に行っていた教育的指導は当たり前だったのだ。学生時代の自分も程度の差こそあれやられたし、教員になってからは問題のある生徒への対処としてビンタぐらいは十分許容範囲だと教わっていたのである。
実際、当時は問題を起こす生徒は多く、中学という新しい環境になったことで調子に乗る輩が後を絶たなかった。
だから自分がされたように、教師としての指導として教わったように、ビンタして叱り、ビンタして叱り、ビンタして叱り――
おじさんが中学を卒業した数年後、学生から報告を受けた親によるPTA会議で突き上げを喰らった。
当時は「何故?」と思ったものだ。
様々な理由はあるのだろうが、一言で言えば時代の移り変わりであり、それによる考えの変化に気付くことができなかったのが原因だった。
結局、当時の教頭――今の校長が庇ったおかげでクビは免れたが、教育についてどうすれば良かったのか、何が正解だったのか悩む自分の相談に乗ってくれたのもまた当時の教頭であった。
そこから少しずつやり方を変えていき、元々苦手だった同僚との話し合いも増やして教師の在り方を模索していった。
まさか最終的に教頭の立場になるとは予想外だったが。
「どうします田淵教頭? 一応モザイクも掛かってて名前も伏せていますが分かる人は分かりますし、サイトかチャンネルに動画消去も含めた報告をすることも――」
「いいよ別に」
「え? でも、生徒たちにも広がって――」
「それも含めていいんだよ。別に悪ふざけしてる訳じゃないし、
ある意味、話の種ができたと言っていい。
試しにノリの良い連中を相手に動画と同じ滑舌の悪いセリフを言ってみるのも面白いかもしれない。どうせ話題になるのならネタとして笑い話になった方がいい。
校長にも動画の紹介をしたいと考えながら、田淵は自分のデスクに向かった。
後半は完全に妄想100%.
原作で田淵先生の登場とかないし良いでしょう。
登場したら……時空が違うとでも思ってください。
原作の最新話でたかふみが記憶の魔法使えるようになってましたね。
基本この二次作は原作よりも少し先の未来という設定なので、後出し情報が開示されても修正できるものは修正したりします。
『異世界おじさんの冒険⑧ 王都へ』の最後の方をちょっとだけ修正しました。
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