ハリー・ポッターと予言の少女   作:桜寝子

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ハリー視点から主人公視点へ切り替わります。


第13話 友の為に

 最悪な事態になった。どうしてこうなったんだ……透明マントを塔のてっぺんに忘れてきたからだ。僕はなんて馬鹿なんだ。

 

 ようやくノーバートを送り届けて、最高に晴れやかな気分だった。

 これでアリスとも仲直り出来る。ハーマイオニーとそう笑い合って、軽やかに塔を降り――その先でフィルチに見つかった。

 

 僕らを嗅ぎ回っていたマルフォイの奴が先生に捕まっていたのを喜んでる場合じゃなかった。

 僕らは何も言えず、大人しくマクゴナガル先生の所に連れて行かれた。

 ハーマイオニーは酷く震えていて、僕は絶体絶命だと諦め始めていた。

 

 今更になって、僕は自分のしてきた覚悟が全然甘かったんだと気付いた。

 アリスにあれだけ言われて、理解したつもりだった。

 でもそんなの、上辺だけでその気になってただけだったんだ。

 

 

 そんな遅過ぎる反省をしていると、先生が現れた。なんとネビルを引き連れて。

 

「ハリー!」

 

 ネビルは僕らを見ると弾かれた様に口を開いた。

 

「探してたんだ。マルフォイが君達を捕まえるって言ってて、教えてあげなきゃって!」

 

 なんてこった。ロンが医務室に籠る事になったのは不幸中の幸いだったかもしれない……なんて考えていたのに。

 彼の優しさが裏目に出て、結局3人が罰則だ。どれ程減点されてしまうか……

 

「まさかとは思いましたが……全く、呆れ果てた事です。深夜に寮を抜け出し、立ち入り禁止の場所へ入るなんて……」

 

 先生はいつも以上に厳格な声で話し始めた。

 そうだ……あの塔は授業以外は立ち入り禁止だった。ただ夜に抜け出してるのとは違うんだ。

 

「あなた達はもう少し賢いと思っていました。グリフィンドールはあなた達にとって、もっと価値のある物ではないのですか? 残念な事ですが……50点、減点です」

 

「50……?」

 

 僕は息を呑んだ。せっかくクィディッチで首位に立ったのに、これじゃ……

 

「1人、50点です。自分達がどれ程の事をしたのか、よく反省しなさい」

 

 呼吸が止まった。嘘だろう……そんな……

 絶望だ。僕ら3人で150点の減点……最下位とかそんな話じゃない。もう挽回なんて出来やしない。

 こんなに重い罰則だなんて予想もしてなかった。本当に軽く考えていたんだ、僕は。

 

 ネビルなんて魂が抜けてしまったかの様だし、ハーマイオニーは涙を流して震えている。

 全部僕の所為だ……最初からアリスの言う通りにしていれば解決していたかもしれないのに。

 彼女を止めて、違法行為を見逃して、結局手に負えなくなって、それでこれか。

 

 情けなくて、悔しくて、僕まで涙が出てきそうだった。

 

 

「ですが、何事にも例外は有るものです。後ほど厳しい罰則を受けて貰いますが……今回に限っては、減点だけは撤回しましょう」

 

 続いた先生の言葉は、誰も理解出来なかった。むしろ反応さえ出来なかった。

 なんて言った? 撤回……?

 

「だってあなた達は皆、友人の為に動いたのですから」

 

 さっきまでの物凄く厳しい声とは打って変わって、優しい声が静かに響いた。

 そうしてたっぷり時間を掛けて、僕らはようやく言葉の意味を理解した。

 

「アリスから全て聞いています。あの子は何日も前から、今夜起こるであろう事態を免責してほしい……と、私とダンブルドア校長に掛け合っていましたからね。あんなに必死なあの子を見たのは初めてです」

 

「ア、アリスが……?」

 

「そんな……どうして……それに先生も、知っていたならなんで……」

 

 思わずお説教に口を挟んでしまった。

 信じられない事に、アリスが庇ってくれたらしい。

 顔を上げて見えたのは、声と同じく優しそうに微笑む先生の顔だった。

 ハーマイオニーもようやく顔を上げ、鼻を啜りながら訊ねた。

 

「私達が手を出さなかったのは、あなた達が人知れず解決する手段を用意したからです。何故かダンブルドア校長まであの子に賛同してしまったというのもありますが……」

 

 全て聞いているという事はつまり、ハグリッドの事もだ。だけどアリスは言っていた通り、犯罪者として突き出す事はしなかった。

 庇って、頼み込んで、守ったんだ。その為に動いた僕らまで、全員を。

 

「全く、どうして事態を報告せずに解決しようとしたのですか。私達はそんなに信用がありませんか? というか、何故ハグリッドが自分で運ばなかったのですか……」

 

 先生にそう言われて、僕らは何も言えなかった。

 

 犯罪を犯しているハグリッドがどうなってしまうのか……そんな事は先生達は許しはしないだろう。バレたら彼は居なくなってしまうんじゃないか。

 そう考えてしまっていたのは事実だ。

 違うと言いたいのに、やった事はその通りなんだ。

 

 ハグリッドが運ばなかったのは、僕らじゃなきゃ出来なかったからだ。

 彼の大きさじゃ、木箱まで担いだら透明マントに収まらない。

 それで見つかったら終わり、だと思ってたんだ。

 

 それもやっぱり言う事が出来ない。先生だろうと、透明マントは出来る限り秘密にしなきゃ……

 

 

「ふぅ……言いたい事は山程ありますが……今はもう良いでしょう。罰則については追って連絡します。アリスも一緒ですよ……それがあの子の示した対価です。犯罪を見逃し、あなた達を減点しない事への」

 

 またしてもただただ申し訳無さそうに俯くしか出来ない僕らへ、先生はそれ以上説教を続けなかった。

 

 いや、待って、何だって? アリスまで罰則……?

 彼女は何も悪く無いのに……むしろ最初から止めようとしていて、それを僕らが止めたんだ。なのに罰則?

 示した対価って、つまり自分から……そこまでして僕らを庇って…… 

 

「さぁ、もう寝なさい。私達はこれからハグリッドもたっぷり叱らなければならないのですから」

 

 口を噤んで言われた通りに動くしか出来なかった。ハグリッドを心配する余裕も無かった。

 

 まただ。またしてもアリスのお陰で……いつもそうだ。

 何かあっても彼女のお陰でなんとかなる。僕が何をやらかしても、彼女がどうにかしてくれる。

 恥ずかしくて顔を合わせられない。情け無いにも程がある。

 

 

 誰も口を開く事も無く、トボトボと3人で寮に帰り……無言のまま別れてベッドに戻った。

 この数週間は一体何だったんだろう。そんな虚無感に包まれていた。

 

 失敗を糧に成長する……よく聞く言葉だけど、これだけの失敗を繰り返して僕は何が成長しているんだろう。

 

 追い付きたい。アリスに並びたい。

 ハーマイオニーさえ目標にする、そんな彼女の様になりたい。

 アリスだって言ってたじゃないか。人はいくらでも変われるんだって。

 

 だから、今度こそ成長しよう。今はまだ、モヤモヤしてちょっとしか奮い立てないけど……でも……

 

 

 

 

 

 

 翌日。起きて早々に私はハーマイオニーに抱き着かれ、そのままハリー達の所に連れて行かれた。

 昨夜は予定通り抜け出していたようだし……色々と話したい事聞きたい事があるだろう。

 

 けど、何を慌てているのやら。危うく下着同然の恰好で男子寮に放り出される所だった。

 流石に私も学んでるぞ。そんなの大変な事になってしまう。

 

 なので着替えてから男子寮に向かってみると、階段を降りた所で丁度ハリーとネビルと出くわし、どうせ話すならと医務室のロンの所まで行く事になった。

 

 しかしなんだこの気まずさ。なんで会話が無いんだ。

 なんで誰も私の顔を見ないんだ……解決したんだったら黙る事無いだろうに。

 

 

 医務室に着くと、彼らはまずロンに昨夜の事を説明し始めた。

 

「150点!? そんなとんでもない減点になる筈だったのに、撤回されたの?」

 

 話を聞いたロンは、顎が外れそうなくらいにぶったまげた。

 

「その……全部アリスのお陰なんだ」

 

「私達がやる事を、先んじてダンブルドアとマクゴナガル先生に伝えていたの。凄く必死に庇ってくれたって言ってたわ」

 

 その理由を、ハリーとハーマイオニーが伝えた。

 そう、私は色々と考えた結果、全て正直に告白して助けを乞うのが一番と判断したのだ。

 

「ちょ……なんで……私の様子まで言う必要無いじゃん、もーマクゴナガル先生は……」

 

 しかしどうやら、先生は余計な情報まで漏らしたらしい。

 どうにかならないかと頼み込んだ時の様子を言われてしまうとは。なんだか恥ずかしい。顔が赤くなってるのが分かる。

 あれか……母親が娘自慢してるのを聞いた感覚か。

 

「あんなに必死なあの子を見たのは初めて、なんて嬉しそうに微笑んでいたわ」

 

 ……そっか。それはまぁ、悪い気はしないかな。

 なんだかんだ、本当に母親の様に私を世話してくれてきたんだ。お互い、それに近しい感情がある……そう想うと私も嬉しくなる。

 

 

「本当に、ありがとう。いつもいつもアリスのお陰でどうにかなってる……反省したよ」

 

 顔を赤くしたまま目を逸らす私に、ハリーが畏まってお礼を言った。

 

「ありがとう……私、本当にもうおしまいだと思ったわ」

 

 ハーマイオニーはまたしても私に抱き着いた。

 

「僕……僕は皆を放っておけなくて……余計な事をしちゃったんだって、もう絶望してた。助かったよ、ありがとうアリス」

 

 俯いていたネビルは笑顔で顔を上げた。

 

 うん……まぁ、なんとかなって良かったかな。

 本来の流れを知っているからって、未だに上から目線で過保護にしているんじゃないか……と私も反省していた。

 あれらも全て、彼らの成長の糧になる失敗なのではないか? それを変えて良いのか? そんな風に何度も悩んだ。

 だけど、こうして収まってしまうと……やっぱり良かったなって思ってしまう。

 

 

「私は私で勝手にやっただけだよ。あんな事言ったのに、どうしたって見てないフリは出来なかったんだ」

 

 揃って礼を言われると、ちょっと恥ずかしい。さっきとは別でまた顔が赤くなってる気がする。

 

「あ、でも安心して。ハグリッドは大丈夫だよ。多分物凄く叱られたと思うけど……」

 

 そうそう、これも伝えなきゃ。彼らは結局、ハグリッドを庇いたくて動いたんだ。

 無事に森番を続けてもらわなきゃ、今回の騒動の意味が無いからね。彼もしっかり庇っておいた。

 

 それを聞いて、皆はホッと一安心出来たようだ。

 

「もうアリスには頭が上がらないね」

 

「本当にね」

 

 ハリーとハーマイオニーがしみじみと呟いた。

 うーん……全部が全部、私のお陰だなんて訳は無いんだけどな。

 

「勘違いしないで。皆が解決する手段を用意出来ていたから、先生はギリギリ許してくれたんだよ」

 

 彼らなりに考えて、誰にも知られずに解決する手段があった。

 だから私の懇願を聞いてくれたんだ。

 

「それだけじゃないでしょ……だってあなた、何も悪く無いのに罰則を……」

 

「それはまぁ……仕方ないかな。ハグリッドを叱るだけで終わらせて、皆の減点を無くすにはそれくらいの事は……ね」

 

 ハーマイオニーが、物凄く申し訳無さそうに言った。

 仕方なかったんだ。どんな罰則だろうと受ける、という覚悟を持って、どうしても防ぎたいんだと説得しなきゃ通らないと思ったんだもの。

 厳格なマクゴナガル先生相手じゃ、むしろそれでも通用しないと思ってたくらいだ。

 

「嘘だろ。僕なんてノーバートの世話までしてたのに、医務室で寝てるだけで叱られもしないの? アリスが罰則受けるなら、僕こそ受けなきゃ!」

 

 ロンは愕然とした。確かに、私が罰則なら彼は? となるのもおかしくない。

 まさか自分から言い出すとは思ってなかったけど。

 

「でもある意味被害者だし……」

 

「そんなの関係無いよ! 僕、後でマクゴナガルの所に直談判してくる!」

 

 そもそも彼が医務室に籠る事になったのは、ドラゴンに噛まれたからだ。

 つまり、ハグリッドの責任だ。大人の所為で生徒が怪我をしているのだから、被害者じゃなくてなんなのか。

 

 だけどそんな理由には納得出来ないらしい。おいおい、君誰だ?

 自分から罰則を受けにマクゴナガル先生に突撃って……

 

 

「そうだ、これも伝えなきゃ。実は許して貰えた理由は後1つあって……その、多分今回の原因はクィレルなんだ」

 

 一番大事な事を忘れてた。

 これは大きく流れを変えてしまうけれど、私が介入する上で避けられなかった。

 お爺様程の人なら、事情を聞いただけでここまで察してしまう。むしろ知ってたかもしれないけど。

 

「どういう事?」

 

 皆は困惑して、ハリーが真っ先に口を開いた。

 ネビルだけは一切を知らないから、本当に何も分からないだろう。

 ロンが彼に、後で教えてやるから黙って聞いてて……と言っている。教えて良いのかな……?

 ていうかここで話す事じゃなかったかも。もう遅いか。

 

「違法なドラゴンの卵を持ち歩く人がそこらに居ると思う? しかも、ずっとドラゴンを飼いたがっていたハグリッドの前に。もっと言えば、普通の人は要らない卵を賭けに使うなんてさ」

 

 いいや、話してしまおう。

 という訳で、推察という名の真実を伝えていく。

 

「それは……確かにおかしな話だ」

 

「でも、だからってどうしてクィレルが?」

 

 一斉に皆が考え始めた。どう見ても怪しい、と理解してくれたらしい。

 ただまぁ、それがクィレル自身だったかどうかは分からない。人を使った可能性もあるし。

 それでも背後に居るのは彼だろう。

 

「きっと卵と引き換えに情報を聞き出したんだよ。喉から手が出る程に欲しい卵を前に、酔っぱらったハグリッドが秘密を洩らさないでいられる?」

 

「無理だよ。僕らが聞いたってポロポロ溢すんだもの」

 

 何故クィレルなのか、は一旦置いといて、卵を使ってどうしたかったのかを推察していく。そうすれば自然と分かる事だ。

 私の言葉に、ハリーがすぐさま答えた。ハグリッドの印象って……

 

「じゃあ何を聞いたんだろう。何処に何があるかはとっくに分かってるだろうし……」

 

「他の守りは……先生達がやってるんだから、調べる事は出来るかもしれない」

 

 ヤバイ番犬の守る扉の先に、賢者の石がある。それ以外に聞き出したい情報とは?

 ロンとハリーがうんうん唸って首を捻る。ハーマイオニーだけはハッとして私を見た。

 

「あのケルベロスは誰のペット?」

 

 彼女に頷きを返し、私は改めて質問を投げ掛けた。

 それだけでハリーとロンも理解し、ハッと顔を上げた。

 

「あ! そうか、大人しくさせる方法! それくらいなら、ドラゴンの事を話しながら酔わせて聞いてみれば……」

 

「言うね」

 

「言っちゃうわね」

 

 ハリーが辿り着いた推察を語ると、ロンとハーマイオニーは賛同した。

 うーん……ハグリッド、信用無いな。ある意味信用されてるけど……

 実際、流れる様に私達に漏らしてるから仕方ないか。

 

「てな事を考えて、それも含めてお爺様に伝えたんだよ。で、優しいお爺様を味方に付けて、厳しいマクゴナガル先生に頼み込んだの」

 

 こういう事なんじゃないのか、とお爺様に伝えた所、まず間違いないと言われ味方に付いてくれた。

 お爺様が一緒になってマクゴナガル先生に頼んだからこそ、どうにか許して貰えたのだろう。

 

 

「なんにせよどうにか収まって良かったね。石の事もお爺様が動いてるし、私達はいつも通りに過ごすだけだよ……そのうち厳しい罰則があるけど」

 

 罰則はまぁ、原作通り森に行くだろう。

 うーん……私が加わり、更にロンまで来るかもしれないとなると……どうなるかなぁ……?

 

「あ……そうだ。これは不服だろうけど、捕まったマルフォイも減点は無しだよ。罰則は受けるけど」

 

 またしても忘れてた。もう存在を忘れてた。

 マルフォイも捕まったけど、今回は彼も皆と同じ対応になる。

 

「え、なんで?」

 

 ハリーが残念そうに驚いた。ロンもだ。

 いやー……別に彼を助けたいとは思ってなかったんだけど、これも仕方ないんだ。

 

「マルフォイも含めて、関わった全員の減点を無しにしてくれって頼んだからだよ。アイツは別に良いけど、なんて言えないもん」

 

 多分そんな事を言っていたら、私の懇願は聞き入れて貰えなかっただろう。

 

「でもまぁ、仲の悪いマルフォイさえ庇う……っていう所がまた、先生に効いたみたいだね」

 

 彼も来てしまうだろうから、とついでに庇った時のマクゴナガル先生の驚き様は凄かった。

 私は積極的に彼と喧嘩はしてないけど、グループとして仲は悪いと周知の事実だ。毎日の様にやり合ってるし。

 だからこそ、先生の天秤を傾けるには良い要素になってくれた事だろう。

 

「あぁ……うん」

 

「君って本当はスリザリンなんじゃないの?」

 

「アリス……マクゴナガル先生は本当に嬉しそうだったのに……」

 

「え、あれ?」

 

 途端、今までの私への感謝は何処へやら。

 ハリーとロンとハーマイオニーは揃って呆れた目を向けた。

 おかしいな……

 

「ぼ、僕は……その……うん、なんでもないよ……」

 

「あれ?」

 

 更にネビルまで、私を庇おうとして何も言えなくなって俯いた。

 

 何故だ。私は悪者になってしまった。

 うーん……?




どんどん本来の物語から乖離していきます。
特大の減点と学校中の掌返しは無くなりました。

この減点があったからこそ、最後の理不尽な逆転が起こります。
何故4日も経ったあの場で加点したのか……恐らく彼らの失敗を帳消しにして、生徒達からの評価を変える、立ち直らせ自信を持たせる意味合いが強かったのかもしれません。

とは言えあれは流石にスリザリンが可哀想なので、根本から変わりました。
いくらスネイプの贔屓があったって、彼らも彼らなりに勝利を目指していた筈ですからね。



厳格なマクゴナガルが減点をしないというのは無理があるのでは?
そう思ってどうにか説得力のありそうな流れにした……つもりです。

敵の策略に嵌められたハグリッドの尻拭いという理由があり、ハリー達が解決策を用意してみせた。
ならば厳格だからこそ、大人の失態が原因で生徒を罰する事はあまりしたくないと考えるのではないでしょうか。

その上で、可愛がっている主人公に罰則も覚悟で懇願されて折れた……そんな感じです。
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