怪獣8号短編   作:TuT

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大好きすぎる彼女の心

亜白隊長は『外側だけ』クール美人であってほしい。

心のなかでは『カフカくんすぅーーきぃーー』とか思っててほしい。

 

────────────────────────

 

〚視点:亜白ミナ〛

 

「長官の娘、四ノ宮キコル、か······」

「ええ。しかし、親の七光りやない···確かな実力を持った優秀な隊員ですよ」

 

四ノ宮キコル···危険だな。

最高地位たる長官の娘ともなれば、カフカくんにとって逆玉の輿······。

 

いやいや何を考えているんだ。

彼女がカフカくんに、その、懸想するとまだ決まったわけじゃない。

年の差もかなりあるし、ライバルとはならないはずだうんそうだ。

 

それより今は、カフカくんが入隊してくれることを喜ぼう。“仮”とはいえ入隊は入隊だ。

きゃっほい。

 

 

◆◆

 

 

「───任命する」

 

カフカくんの入隊が正式に決まった。やったぜ。

相模原のときも頑張ってたもんねえ。ウレシイ···ウレシイ。

 

「待ってろよ、ミナ···!」

 

アッ名前呼ばれたぁ。 わぁ······。

 

「·········上官呼び捨て罪で腕立て50回」

「あ゙っ、しまったつい──!」

 

“しまったつい”、ってことは無意識の内に私を名前で呼びたいって思ってくれてたわけだよね、ありがとうございます録音しときゃ良かった。

 

カフカくんが部屋から出ていったあと、カフカくんの『待ってろよミナ』発言を思い出して思わずニヤけてしまったのは内緒だ。

······引かないでくれ保科。

 

 

◆◆

 

 

四ノ宮キコル。やっぱやべーよ彼女。

 

入隊試験のときはカフカくんにおぶられるし、相模原のときは親しげに話すしバイタルが惚れかけてる動きだったし。

「べ、別にあいつのことなんか···///」とか言っちゃうタイプだろう。ツンデレの権化じゃないか。

 

「他部隊への異動も考えるべきか···」

「ええ?──ああ、確かに。彼女は強い部隊で経験を積むべきかもしれませんね。第1部隊とかええんちゃいます?」

 

せやな。

 

 

◆◆

 

 

カフカくんが怪獣8号だったなんてショック。

幻滅というか、もう気持ちがグチャグチャになっちゃって······移送車内で押し倒してやろうかとも思ったけど、なんとか我慢した。私偉い。

 

あの後は四ノ宮長官とガチバトルして、それでも怪獣形態をなんとかコントロールできたらしい。

さすがはカフカくん。

怪獣パワーでもなんでもいいから、早く私の隣へカモンカモン。

いつでも大歓迎だよ。

第1部隊で頑張ってね。ずっと待ってるよ。

 

 

 

とか呑気に思ってた時期もありました。

そういや、きこるんも第1部隊に異動するんだった。

やべえよ···やべえよ···。

 

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〚視点:四ノ宮キコル〛

日比野カフカといい、アホ師匠(鳴海弦)といい、私の好みはダメンズだった···?

いやそんなはずはない!

私の好みは、パパみたいなダンディな人なんだっ!!

 

 

〚視点:市川レノ〛

相模原で9号に襲われたときはカッコいいと思いましたね。やっぱり先輩は俺の目標です。

······あと先輩って、人間形態のときも結構筋肉あるんですよね。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

怪獣8号は創作界隈におけるブルーオーシャン。透き通る大海。···人がいねえ!誰か書いてェ!(切実)

 

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