怪獣8号短編   作:TuT

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怪獣15号と“同居”人の休日

スピンオフのパロネタ、もといパクリです。

怪獣8号、本編もスピンオフも面白いから好き。

 

*この作品は、拙作「よし、経験値サンドバッグになろう。」で投稿していた作品を移植したものです。

 

 

────────────────────────

 

私──朝倉ヨルが入隊してから、今日で3ヶ月。

今日は非番なので、久しぶりに街ブラしている。

あてもなくただぶらつくの、楽しい。

 

「あ、ゲーセン寄ってく?」

『いいね。寄ろうか──って、虎!?』

 

「いやあれ伐虎ちゃんだよ!ミナさんの虎!」

『ホントだ、ビックリした~。てことは、ミナさんも中にいるのか······面白そうだねえ』

 

私もビックリした。

というか、ゲーセンの前に虎(厳密に言えば、怪獣の亜種だけど)がいて、驚かない人がいるだろうか?

いやいない。(反語)

 

 

 

それでは、いざ入店。

お、いたいた。

 

『クレーンゲームか······三毛猫ちゃんのぬいぐるみが欲しいんだね』

「ミナさん、ネコ好きだもんね······見てよあのトロ顔。未来の師団長最有力候補とは思えない···w」

 

討伐現場では見せない、亜白隊長──いや、ミナさんの一面!!

キャラも絵柄も崩壊してるその姿、めちゃカワ!

ギャップ萌えですねヒルデ(15号)さん!

『分かる』

よだれまで少し垂らして······これ男子には見せられないやつだわ。

 

とか思ってたら、お金を入れた直後にミナさんの雰囲気が急変!

 

『いつものミナさんに戻った!?』

「ヒェ、なんならいつもよりも気迫あるよこわい」

 

できる女は、オンオフの切り替えも早いらしい。

 

「···お、アームの位置はバッチリじゃない!?」

『これは、やったか······!?』

 

凄まじい集中力で、アームをベスポジへ移動させたミナさんは、目を閉じて深呼吸した。

そして───「Fire」の掛け声と共に、アーム降下ボタンを押した。

 

「wwwwwwwww」

『“ふぁいあ”wwwミナさんwwwwww』

 

いや待ってほしい。

本人はいたって真剣なんだろうけどさ、「ふぁいあ」が面白すぎるやめてミナさんwwwwww

めっちゃ発音良いしwwwwww

腹痛いwwwwww筋肉痛が刺激されるよイタタタタwwwwww

 

「あ、落ちた······」

 

っと、残念。アームはしっかりとぬいぐるみを掴んでたんだけど、落とし口の手前で惜しくも落下した。

 

『難しいよね、クレーンゲーム』

「うん。さすがのミナさんでも無理だったか······」

 

「はああぁぁあああううんん······(泣)」

 

「ブッフォ!?wwwwwwwwwwwwwww」

『泣いてる!?半泣きしてるwwwwwwwww』

 

ちょっ、ダメだwww

声を抑えられなかったwww

無理、無理だった私にはwww

耐えられなかったwwwwww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あっやべ見つかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴ·········

 

ミナさんの気迫が、人間に対するソレじゃないんですが。すごくこわい。

 

「すすすすすみませんお客様!他のお客様のご迷惑になりますので、少し気迫の方抑えていただけますか!?」

 

ありがとう店員さん!

『可哀想に、すごい震えてるよ······』

 

「えっ、あっ!?すみません!」

 

ひとまず、気迫は収まった···よかった···。

 

 

◆◆

 

 

「······ヨルちゃん、どこから見てたの?」

「ミナさんがクレーンゲームを見て“ふあああぁぁぁあああ♡”ってなってたところから」

『ちょっバカ、正直に言い過ぎ───』

 

「············腕立て100回」

「ゲェッ!?」

『ほらいわんこっちゃない』

 

「仕方ないな······フッ! 1!2!3!」

「お客様ぁ!店内での腕立て伏せはご遠慮願います!」

「えっ、あっ!?すみません!」

『デジャヴだ······』

 

 

◆◆

 

 

「······ねえミナさん、もうここ出よっか?」

「そうだね、もう出ようか。店員さんの視線が···気まずい···」

 

なんだかいたたまれなくなったので、ゲーセンを出ることにした。

くっ、ダン◯ボとかマ◯カーとかしたかった···!

 

『せっかくミナさんと会えたんだし、喫茶店でも寄ろうよ』

「そうだね。ミナさーん!喫茶店寄ってダベりましょー!」

 

 

◆◆

 

 

ふふふ、計画通り···!

 

『計画なんて何も立ててなかったよね?』

「言ってみたかっただけだよヒルデちゃん」

 

喫茶店でお喋り···しかも男子不在···これは、ミナさんがカフカさんのことをどう思っているのかを聞く、絶好のチャンスだ!

 

『確かに結構気になるねえ······』

「でしょ!さあ、どんな反応が返ってくるかな?ワクワク」

 

 

 

というわけでハイ着席。

私はアイスミルクティー、ミナさんはアイスコーヒーを注文した。

 

『んーおいし。ブラックは苦いだけ』

「私もブラックの美味しさは分からないなあ」

「ヨルちゃんはお子ちゃま舌だからね」

 

強く否定できないのが悔しい。

実際、子どもが好きそうな食べ物は全部好きなんだよね。お子様ランチにも惹かれる。

 

······閑話休題(話が逸れちゃった)

それでは早速、本題に入ろうか(唐突なゲンドウポーズ)

 

「ミナさん。カフカさんのこと、どう思ってる?

「!? げぇっほげほげほぉ!?」

『汚いよミナさん』

 

「いや······日比野隊員のことは、その···解放戦力僅か10%で小隊長に上り詰めた強さを、高く評価しているぞ。うん」

「ディスりではないよね?······いやそうじゃないでしょミナさんェ。恋愛的な意味で···どう思ってるのかって聞いてるんですよ」

『酒呑みすぎたウザい上司みたいになってるよヨルちゃん抑えて』

 

「カフカくんの事は······言わないとダメ?」

「ダメ」

『無慈悲』

 

「カフカくんの、ことは······」

「『うん』」

 

「カフカくんのことは······!」

「『うん···!』」

 

「す、しゅきぃ·········」

「『お、おう······』」

 

 

 

「やっぱりそっかあ······ふふ······人の恋愛話で飲む酒は旨いねヒルデちゃん······」

『アイスミルクティーだよ?』

「恥ずかしい······恥ずか死ぬ······」

 

「大丈夫だよミナさんなら!3()0()()()()()()()()()()()()綺麗だし美人だしかっこいいしかわいいし!」

『あっバカ、余計なことを───』

「ヨルちゃん、年齢に触れる必要は無かったと思うんだけど······?(#^ω^)」

 

 

 

\(^o^)/オワタ

 

 

◆◆

 

 

この後めちゃくちゃ(しご)かれた。。

 

 

 

────────────────────────

 

◯亜白ミナ

対大型戦だけでなく、近接格闘術や近接兵器の鍛錬にも比重を置くようになった。

弱点どこ···?ここ···?

「頑張れカフカくん。ずっと待ってるよ」

 

 

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