怪獣8号短編 作:TuT
スピンオフのパロネタ、もといパクリです。
怪獣8号、本編もスピンオフも面白いから好き。
*この作品は、拙作「よし、経験値サンドバッグになろう。」で投稿していた作品を移植したものです。
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私──朝倉ヨルが入隊してから、今日で3ヶ月。
今日は非番なので、久しぶりに街ブラしている。
あてもなくただぶらつくの、楽しい。
「あ、ゲーセン寄ってく?」
『いいね。寄ろうか──って、虎!?』
「いやあれ伐虎ちゃんだよ!ミナさんの虎!」
『ホントだ、ビックリした~。てことは、ミナさんも中にいるのか······面白そうだねえ』
私もビックリした。
というか、ゲーセンの前に虎(厳密に言えば、怪獣の亜種だけど)がいて、驚かない人がいるだろうか?
いやいない。(反語)
それでは、いざ入店。
お、いたいた。
『クレーンゲームか······三毛猫ちゃんのぬいぐるみが欲しいんだね』
「ミナさん、ネコ好きだもんね······見てよあのトロ顔。未来の師団長最有力候補とは思えない···w」
討伐現場では見せない、亜白隊長──いや、ミナさんの一面!!
キャラも絵柄も崩壊してるその姿、めちゃカワ!
ギャップ萌えですね
『分かる』
よだれまで少し垂らして······これ男子には見せられないやつだわ。
とか思ってたら、お金を入れた直後にミナさんの雰囲気が急変!
『いつものミナさんに戻った!?』
「ヒェ、なんならいつもよりも気迫あるよこわい」
できる女は、オンオフの切り替えも早いらしい。
「···お、アームの位置はバッチリじゃない!?」
『これは、やったか······!?』
凄まじい集中力で、アームをベスポジへ移動させたミナさんは、目を閉じて深呼吸した。
そして───「Fire」の掛け声と共に、アーム降下ボタンを押した。
「wwwwwwwww」
『“ふぁいあ”wwwミナさんwwwwww』
いや待ってほしい。
本人はいたって真剣なんだろうけどさ、「ふぁいあ」が面白すぎるやめてミナさんwwwwww
めっちゃ発音良いしwwwwww
腹痛いwwwwww筋肉痛が刺激されるよイタタタタwwwwww
「あ、落ちた······」
っと、残念。アームはしっかりとぬいぐるみを掴んでたんだけど、落とし口の手前で惜しくも落下した。
『難しいよね、クレーンゲーム』
「うん。さすがのミナさんでも無理だったか······」
「はああぁぁあああううんん······(泣)」
「ブッフォ!?wwwwwwwwwwwwwww」
『泣いてる!?半泣きしてるwwwwwwwww』
ちょっ、ダメだwww
声を抑えられなかったwww
無理、無理だった私にはwww
耐えられなかったwwwwww
あっやべ見つかった。
◆◆
ゴゴゴゴゴゴゴ·········
ミナさんの気迫が、人間に対するソレじゃないんですが。すごくこわい。
「すすすすすみませんお客様!他のお客様のご迷惑になりますので、少し気迫の方抑えていただけますか!?」
ありがとう店員さん!
『可哀想に、すごい震えてるよ······』
「えっ、あっ!?すみません!」
ひとまず、気迫は収まった···よかった···。
◆◆
「······ヨルちゃん、どこから見てたの?」
「ミナさんがクレーンゲームを見て“ふあああぁぁぁあああ♡”ってなってたところから」
『ちょっバカ、正直に言い過ぎ───』
「············腕立て100回」
「ゲェッ!?」
『ほらいわんこっちゃない』
「仕方ないな······フッ! 1!2!3!」
「お客様ぁ!店内での腕立て伏せはご遠慮願います!」
「えっ、あっ!?すみません!」
『デジャヴだ······』
◆◆
「······ねえミナさん、もうここ出よっか?」
「そうだね、もう出ようか。店員さんの視線が···気まずい···」
なんだかいたたまれなくなったので、ゲーセンを出ることにした。
くっ、ダン◯ボとかマ◯カーとかしたかった···!
『せっかくミナさんと会えたんだし、喫茶店でも寄ろうよ』
「そうだね。ミナさーん!喫茶店寄ってダベりましょー!」
◆◆
ふふふ、計画通り···!
『計画なんて何も立ててなかったよね?』
「言ってみたかっただけだよヒルデちゃん」
喫茶店でお喋り···しかも男子不在···これは、ミナさんがカフカさんのことをどう思っているのかを聞く、絶好のチャンスだ!
『確かに結構気になるねえ······』
「でしょ!さあ、どんな反応が返ってくるかな?ワクワク」
というわけでハイ着席。
私はアイスミルクティー、ミナさんはアイスコーヒーを注文した。
『んーおいし。ブラックは苦いだけ』
「私もブラックの美味しさは分からないなあ」
「ヨルちゃんはお子ちゃま舌だからね」
強く否定できないのが悔しい。
実際、子どもが好きそうな食べ物は全部好きなんだよね。お子様ランチにも惹かれる。
······
それでは早速、本題に入ろうか(唐突なゲンドウポーズ)
「ミナさん。カフカさんのこと、どう思ってる?」
「!? げぇっほげほげほぉ!?」
『汚いよミナさん』
「いや······日比野隊員のことは、その···解放戦力僅か10%で小隊長に上り詰めた強さを、高く評価しているぞ。うん」
「ディスりではないよね?······いやそうじゃないでしょミナさんェ。恋愛的な意味で···どう思ってるのかって聞いてるんですよ」
『酒呑みすぎたウザい上司みたいになってるよヨルちゃん抑えて』
「カフカくんの事は······言わないとダメ?」
「ダメ」
『無慈悲』
「カフカくんの、ことは······」
「『うん』」
「カフカくんのことは······!」
「『うん···!』」
「す、しゅきぃ·········」
「『お、おう······』」
「やっぱりそっかあ······ふふ······人の恋愛話で飲む酒は旨いねヒルデちゃん······」
『アイスミルクティーだよ?』
「恥ずかしい······恥ずか死ぬ······」
「大丈夫だよミナさんなら!
『あっバカ、余計なことを───』
「ヨルちゃん、年齢に触れる必要は無かったと思うんだけど······?(#^ω^)」
\(^o^)/オワタ
◆◆
この後めちゃくちゃ
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◯亜白ミナ
対大型戦だけでなく、近接格闘術や近接兵器の鍛錬にも比重を置くようになった。
弱点どこ···?ここ···?
「頑張れカフカくん。ずっと待ってるよ」