絶対正義のアカデミア   作:チュパシャブリーノ四世

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絶対正義 5

俺が尾切さんから親父と話したとの連絡を貰った翌日

 

「盃、少し話がある。ついて来い」

 

「あぁ」

 

今日は家族が全員揃っていたためか親父に連れ出され近くのカフェに行く

 

 

「話は尾切とかいう男から聞いた。子どもの遊びかと思っていたが見事な個性も発現したようだし良くやった。遅咲きだったとは言え今まで見てやれなかった分これからは俺が個性やヒーロー活動についてアドバイスをしてやろう。

もちろん尾切の仕事も受けるといい、今から現場に出れば焦凍以外他の追随を許すまい。」

 

親父はギラギラした目で満面の笑みで見てくる

 

「はぁ、親父・・・・・まずは今まで放置しててすまなかったくらい言えよ、だから焦凍と夏兄に嫌われて冬姉を悲しませるんだよネグレクト親父」

 

「・・・・・・」

 

「まぁ、たく別に家でもいい話をよう」

 

「冬美や夏男には関係ない話だ」

 

「それ、それがだめなんだよ。もっと家族なんだから上手くやれよ、本当に不器用だよな親父、夏兄の誕生日とかいらないとか言われたからって冬姉にお金渡して毎年終わらせるし冬姉がたまには家族でっていっても仏頂面でいるから空気わるいし、知ってるか?冬姉は普通の家族みたいになりたいって泣いてんだぜたまに」

 

「・・・・・俺には越えねばならんものがある。冬美達には悪いが譲れん事だ。それに今まではお前がいただろ、あの二人もそろそろそれぞれの道を行く歳だ。」

 

「・・・・・まぁ、俺は親父のそんなギラついてるところがかっけぇと思ってるからあんまいわねぇけどよぉ」

 

まぁ、原作の記憶も今では殆どない

 

親父と家族の関係を何とか使用としたがまぁ無理よね。根が深いは、特に夏兄

 

親父は反抗期ということで夏兄を相手しないし

 

焦凍はめちゃくちゃ親父を嫌ってる

 

まぁ冬美と俺とは良好だが

 

兄弟感は仲良しだ親父のいぬまに何とやらでこっそりあっているから

 

「・・・・覚悟はできているのか?」

 

「誰に聞いてるんだよ、親父の可愛い息子が覚悟も決まらずこんな事を受けるわけないだろ?・・・・・・ありがとうな親父、冬姉や夏兄に聞かれないよう俺に配慮したんだろ?関係ねぇとかいいつつ」

 

「・・・・・・ふん!知らんな」

 

やれやれ、こんなおっさんのツンデレ何処にも需要ねぇよ

 

「そう言えば、冷とはどうだ?お前は見舞いに行ってるのか?」

 

「・・・・・俺は数ヶ月前会ったけど、俺の目を見たら母さん具合わるくなっちまった」

 

「・・・・・・・そうか」

 

「親父は?」

 

「特に話さんがお前との約束通り会いにいってる」

 

「弟か妹は?」

 

「くだらん事をきくなっ!」

 

燃え上りながら怒鳴る父を見て俺はケラケラと笑う

 

「ちっ!いくぞ!」

 

「おい、どこにいくんだよ!」

 

俺は親父を追いかけていくと

 

「花屋?親父が?え?」

 

「・・・・・・見舞いだろ、花の一つくらい買う」 

 

そう言いリンドウを2輪買う

 

「2輪だけかよ、俺も買ってこうかな?」 

 

「いらん、お前の分も買った。時間がもったいない行くぞ」

 

「は?2輪だけで?俺手ぶらでいくの?」

 

「リンドウは冷の好きな花だ」

 

「・・・・・・え、親父ってそう言うの覚えてる系なの?意外なんだけど」

 

「なんだと!覚えててて悪いか!」FIRE!!!

 

「ああ!花が!親父花が!」

 

「なっ!?しまった!」 

 

俺と親父は二人で丸焦げになった花をみる

 

「・・・・・買い直しだな」

 

「お前が余計な事をいうからだ」

 

「黙れ、顔と私生活に似合わないことをするからだネグレクト親父」

 

「親になんだその口の利き方は!」FIRE!!

 

「「あっ・・・・・・」」

 

そして花は灰となり街へと飛んでいったので俺達は買い直し、病院へ向う

 

病院へつくと

 

コンコンと親父がノックし部屋から声がする

 

「入るぞ」

 

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

御袋は窓の外を眺めており、親父は2輪の花を花瓶に刺す

 

「今日は盃と来たんだ」

 

「っ!?」

 

恐る恐る俺の方をみる

 

「久しぶり!妹か弟できた?」

 

「お前はそれしか言う事はないのか」

 

「あ、あ・・・・・ごめんなさい、違う!その目で貴方もその目で」

 

御袋は顔を手で覆いぶつぶつといい始める

 

「帰るぞ盃・・・・また来る」

 

親父はナースコールを押すとオレノ手を引き廊下にでる

 

少しするとナースが走ってくる

 

「どうしました!」

 

「すいません、妻がまた調子が悪くなったようで」

 

「わかりました。お二人は今日はお引き取りください」

 

そう言いナースは中に入っていく

 

「行くぞ」

 

俺は親父とともに病院を出る

 

俺達は何も話せずに並んで歩く

 

「目か・・・・・俺達の目ってそんなにこわいかねぇ」

 

「知らん・・・・・少しまってろ」

 

親父はそう言い俺から離れるとすぐにもどってくる

 

「そんなに目が気になるなら次はこれでも被っていけ」

 

親父が俺の胸に押し付けるように渡して来たのは白に青いラインが入ったキャップ帽だ

 

「・・・・・・目ならサングラスじゃね?」

 

「やかましい!帽子しか置いてなかったんだ!」

 

親父は怒鳴るとズンズンと歩いていく

 

俺は帽子を被り親父の後をついて家に帰る

 

「俺は焦凍の訓練をする、今日からお前も参加しろ」

 

「俺個性の練習は隠れてしてるから大丈夫なんだが」

 

「それでもだ!」

 

俺達は家につくと

 

「おかえりなさい、今日は」

 

「焦凍と盃は訓練がある、お前らだけで食べろ」

 

「・・・・・」

 

「ざけんなネグレクト親父、二人と飯食ってから夜練だろ家族サービスしろ」 

 

「時間がもったいない」

 

「栄養補給も立派な訓練だ」

 

「一緒に食う必要ないだろう」

 

「俺がおかわりできねぇからだよ!」

 

「・・・・・ちっ、わかった!早く準備をして道場に来い!」

 

「あいよ」

 

俺は部屋に戻ろうとすると

 

「ありがとうね、さっ君」

 

冬姉は背伸びをしながら俺の頭を撫でる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道場

 

「よう、焦凍」 

 

「なんで盃がいるんだ?」

 

「まぁ、俺も訓練を受ける事になってな」

 

「・・・・・そうか」

 

「焦凍は出力訓練でアップだ盃はどのくらい使えるか見せてみろ」

 

「あぁ」

 

俺は個性を使って見せると親父は、今までにないほど凶悪な笑みを浮かべていた

 

「想像以上だ!盃!これならオールマイトすら超えるぞ!焦凍!お前もくだらん反抗期をやめねば盃に一気においてかれるぞ!お前達二人はNo.1になるべくして生まれたのだからなぁ!」

 

「・・・・・ちっ!」

 

それから俺がどこまでできるかと

 

焦凍への出力や使い方への指摘だった

 

意外と教え方はしっかりしていた理論に基づいた適切な訓練で正直意外すぎて普通だ

 

「ご飯できたよ!」

 

道場に冬姉が呼びにくる

 

「わかった、二人共飯を食べたら基礎体力向上の為の筋トレだ」

 

「は?一緒に食うのか?」

 

「ふん、盃が飯を食うのも訓練だとかごねたからな」

 

「・・・・・・」

 

焦凍は俺の方を見てくるので親父に見えないようにサムズアップする

 

しかし食卓はもの凄くギスギスしていた

 

メニューはもり蕎麦に天ぷらや他のおかずも多多あり、いつもより豪勢だ

 

「・・・・なんでこいつが一緒なんだよ」

 

「もう、夏君。家族なんだからそんな事言わないの」

 

「「・・・・・・・・」」ズルズル

 

夏兄は手を付けず不満そうにし親父を睨み、焦凍と親父は無言で飯を食う

 

「・・・・・・・おかわり」モグモグ

 

そして俺はひたすらおかわりをしまくる

 

「そんなに食ってトレーニングできるのか?盃」

 

「あんたは知らねぇかもしれねぇけどいつも盃はこの倍くってるよ」

 

「トレーニングがあるのを忘れるなよ」

 

「問題ねぇよ。モグモグ、いつもガッツリ食ってガッツリ鍛えてるからよう!」

 

「・・・・・・よく食うな」ズルズル

 

「焦凍はもっと食わねぇと俺みたく大きくなれねぇぞ」

 

「そんなに食えるか」

 

「さっ君は本当に大きくなったよねぇ、もうお父さんより大きいし」

 

ギスギスする食卓のなか冬姉が一生懸命話題を振り和ませる

 

それでも冬姉は気まずそうだけど何処か嬉しそうだし何回か飯食ったら慣れるだろう

 

「食ったらトレー「おかわり!」グ・・・・・・・」

 

親父が立ち上がるが

 

「・・・・・・」ズルズル

 

「何かいったか?親父」モグモグ

 

「いつまで食ってる!」

 

「成長期の食欲なめんな!」モグモグ

 

食卓に微妙な空気が流れる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

俺は公安施設の一室に訪れる

 

そこには俺のコスチュームがおいてある

 

俺は服を脱ぐ

 

俺の左腕から背中へかけての火傷の位置には火傷跡はなく桜吹雪の刺青が掘られている。背中はわからなかってので炎を纏う黒い狂犬ほられている

 

俺は黒地の柄シャツを着てその上に真紅のスーツを切る、そして最後に真っ白な布に金の肩章がついた背中に正義と書かれたコートを肩に掛け、親父からもらった帽子を被る

 

コンコンと音がする

 

「どうぞ」

 

「やぁ準備はできたかい?」 

 

「はい」

 

「しかし、迫力あるなぁ・・・・・・300センチ超えの身長に鍛え抜かれた肉体に趣味の悪いスーツの隙間から見える刺青かぁ」

 

趣味の悪いだと?サカズキのスーツをイメージしたんだぞ?カッコ良さとロマンしかつまってねぇだろ

 

「それと君のサポートにつく人達は君の希望通り後始末専門の個性の人達を集めたけど良かったのかい?」

 

「問題ありませんよ・・・・・・・資料ありますか?」

 

「今抱えてる案件はこれかな」

 

「わかりました」

 

俺は資料に目を通す

 

そして夜になり動きだす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

静寂な夜に悲鳴が木霊する

 

周りには焦げるニオイ

 

木と

 

鉄と

 

肉と

 

血が焦げるニオイ

 

コツコツコツコツと足音がする

 

「ひ、ひぃ!!な、なんだお前は!」

 

「生憎、こちとら悪党に語る名なんぞ持っとらん。冥狗」

 

「ぎゃあああぁぁぁぁ!!!!腕があぁぁ!!!俺の腕があぁぁぁ!!!」 

 

「こちら赤犬・・・・・制圧完了です」

 

世間に知られぬまま新しいヒーローがここに産声を上げる

 

 

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