ポケットモンスター〜シンオウのもう1人のチャンピオン〜(凍結) 作:ホークス馬鹿
シロナとガブリアスの必死の説得もボーマンダには届かず、ボーマンダはシロナとガブリアス目掛けてかえんほうしゃを繰り出した。
ミロカロス「ミロー!!」
ドカーン
しかし、咄嗟にミロカロスがハイドロポンプを繰り出し、何とかシロナ達に当たらずに済み、シロナとガブリアスは後方に回避した。
サトシ「シロナさん!!」
ピカチュウ「ピカピカチュー!!」
ヒカリ「大丈夫ですか!」
タケシ「怪我は!?」
サトシ達は、シロナ達に無事か確認すると
シロナ「私は大丈夫よ!」
シロナは無事だと言い
シロナ「大丈夫、ガブリアス?」
シロナは、ガブリアスに声をかけると
ガブリアス「ガーブ!」
ガブリアスも大丈夫だと言うように鳴いたのだが
ガブリアス「ガブ・・・」
ボーマンダを見る目は、どこか悲しそうで
シロナ「ボーマンダ・・・」
シロナも、悲しそうに眉を顰めつつも
シロナ「やっぱりあの子・・・私達の事が分からないくらい、怒りで我を忘れてる・・・」
シロナは、今のボーマンダの状態を見てやはりといった感じで言った。
その時
ボーマンダ「グルルルゥッ・・・!!!」
ボーマンダは、更に怒りを増した状態で再び空を飛ぶと
ボーマンダ「グルァァァァッ!!!」
かえんほうしゃを無差別に繰り出して、再び辺り一面を火の海にしていった。
ミロカロス「ミーロー!」
ガブリアス「ガーブ・・・!」
ミロカロスはハイドロポンプを繰り出しながら何とか灼熱の炎から逃れ、ガブリアスはシロナを庇うように抱き締めた。
サトシ「シロナさん!ボーマンダは一体どうしちゃったんですか?」
サトシは、ボーマンダの状態についてシロナに聞くと
シロナ「今のボーマンダは、ジュン君を傷つけられた怒りで我を忘れてしまってるわ!」
ヒカリ「怒りで?」
シロナ「あの子は、普段は無邪気なんだけど怒りっぽい一面があって、一度でも怒ると手がつけられない程暴れ回るの!」
シロナ「そうなってしまうと、敵味方問わず目の前の物全てを破壊し、焼き尽くすまで暴れ続けてしまうの!」
シロナ「その力は、げきりんを遥かに凌ぐ程よ!」
シンジ「そこまで・・・!」
これには、常に冷静沈着なシンジでさえも驚きを隠せなかった。
タケシ「止める方法は無いんですか!」
止める方法をタケシが尋ねると
シロナ「唯1つだけ!それは・・・ジュン君よ!!」
シロナは、ジュンだと言った。
サトシ「ジュンさんですか!?」
シロナ「ええ!あの状態では、いくら私やガブリアスでも止められない!」
シロナ「けど、ジュン君の・・・彼の声のみ唯一あの子に届くわ!」
ジュンのみ、ボーマンダを止める事が出来ると言ったのだが
ヒカリ「けど・・・ジュンさんは!」
シロナ「ええ!意識を失ってるわ!」
サトシ「ならジュンさんの意識が戻るまで、俺達で何とかボーマンダを止めましょう!」
ピカチュウ「ピカピカ!!」
そう言うとサトシは
サトシ「ピカチュウ!かみなりだ!」
ピカチュウ「ピカッ!」
ピカチュウにかみなりを指示し
ピカチュウ「ピカーッ!」
ピカチュウはかみなりを繰り出そうとしたが
ボーマンダ「グルァァァァッ!!!」
ザシュッ!!
ピカチュウ「ピカー!?」
ボーマンダはりゅうのまいで積んだ以上のスピードで一気に距離を詰め、ドラゴンクローでピカチュウを切り飛ばした。
サトシ「ピカチュウ!!」
サトシは、何とかピカチュウを空中キャッチしたのだが
ボーマンダ「ガァァァァッ!!!」
ボーマンダはそのままサトシに向かって襲おうとした。
しかし
ガブリアス「ガーブ!」
ドシンッ!
ボーマンダ「グルゥゥッ!!!」
ガブリアスが体当たりをくらわして、サトシを守った。
シロナ「大丈夫、サトシ君!」
サトシ「はい、ありがとうございます!」
ガブリアスは、体当たりをくらわした後
ガブリアス「ガーブ!ガーブ!」
ボーマンダを鎮めようと必死に説得を続けていた。
それを聞き
シロナ「ボーマンダ!落ち着いてガブリアスの声を聞いて!」
サトシ「おいボーマンダ!お前には、ガブリアスの声が聞こえないのか!?」
サトシ「ガブリアスは、お前にとって大好きなポケモンでもあり、認め合うライバルでもあるんだろ?」
シロナとサトシも、必死に声をかけていたが
ボーマンダ「グルルルゥッ・・・!!!」
ボーマンダには全く届いてなかった。
タケシ「あそこまで怒るなんて・・・!」
ヒカリ「余程、ボーマンダにとってジュンさんの事が好きなのね・・・!」
その様子を、タケシとヒカリはそう呟いた。
そして
サトシ「ピカチュウ!10まんボルトだ!!」
ピカチュウ「ピカ!チュー!!」
サトシは、ピカチュウに10まんボルトを指示した。
しかし
ボーマンダ「グルァァァァッ!!!」
ボーマンダのかえんほうしゃが、それをいとも容易く呑み込んでしまい
サトシ「うわぁぁぁっ!!」
ピカチュウ「ピカー!!」
サトシとピカチュウに向かって来た。
そして、直撃する寸前に
シンジ「リングマ!はかいこうせん!」
リングマ「グマー!」
シンジはリングマを出し、はかいこうせんで何とかサトシを守った。
シンジ「俺も加勢する・・・」
サトシ「シンジ・・・!」
シンジ「お前1人じゃ、ジュンさんのボーマンダには勝てない。」
シンジ「ここは、お互いに協力するのが賢明だろう。」
シンジは、ここは共闘するのが1番だと言った。
サトシ「サンキュー、シンジ!」
すると
シロナ「私も加わるわ!」
ガブリアス「ガーブ!!」
サトシ「シロナさん!」
シンジ「っ!」
シロナも、ガブリアスと一緒に現れ、共闘すると言った。
サトシ「お願いします!」
シロナ「ええ!」
そして
サトシ「ピカチュウ!10まんボルト!!」
ピカチュウ「ピーカチュー!!」
シンジ「リングマ!はかいこうせん!!」
リングマ「グマー!!」
シロナ「ガブリアス!りゅうせいぐん!!」
ガブリアス「ガーブー!!」
3者のポケモンの攻撃が、同時にボーマンダに向かっていき
ドカーン!!
ボーマンダ「ボー!!!」
ボーマンダに直撃した。
しかし
ボーマンダ「グルルルゥ・・・!!!」
サトシ「えっ・・・!?」
シロナ「そ、そんな・・・!?」
シンジ「なっ・・・!?」
ボーマンダは全く効いておらず
ボーマンダ「グルァァァァァッ!!!」
寧ろ、また更に怒りが増していた。
シロナ「諦めないで!りゅうせいぐん!!」
ガブリアス「ガーブー!!」
シロナは、もう一度ガブリアスにりゅうせいぐんを指示し、繰り出したのだが
ボーマンダ「グルァァァァッ!!!」
ボーマンダは大量の流星を全て躱すと、一瞬にしてガブリアスの目の前に現れ
ズバッ!!
ガブリアス「ガーッ!?」
ドラゴンクローでガブリアスを切り裂くと
ボーマンダ「ガァァァァッ!!!」
ザシュ!!
ピカチュウ「ピカー!?」
ズバッ!!
リングマ「グマー!?」
その勢いでピカチュウとリングマにも攻撃し
ガブリアス「ガ・・・ブ・・・!」
ピカチュウ「ピ・・・ピカ・・・!」
リングマ「グ・・・マ・・・!」
皆をノックアウトさせた。
サトシ「ピカチュウ!!」
シンジ「・・・っ!!」
シロナ「ガブリアス!!」
サトシ達は、それぞれのポケモンに駆け寄ったが、誰が見ても最早戦闘は不可能だと分かる程の状態だった。
サトシ「クッ・・・もうダメなのか・・・!」
シンジ「チィッ・・・!」
サトシとシンジは、悔しさで顔を歪ませ
シロナ(もう・・・打つ手は無い・・・!)
シロナ(何も・・・出来ない!)
シロナは、諦めて心が折れかけて目に涙が滲んでいた。
その時
???「バーカ。んな顔してんじゃねーよ・・・」
シロナの頭に何かが触れる感触と声が聞こえた。
顔を上げると
ジュン「後は俺に任せろ!」
ジュンが、端整な顔に笑みを浮かべながらシロナの頭に手を置いていたのであった。
投稿出来ました。
我ながらやり過ぎたかな・・・?
ここまで強いボーマンダがいたら最早怖いですね・・・!
一体誰が書いたんでしょうね・・・(視線を逸らす)
そ、それでは、また。